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2018年7月25日 (水曜日)

CLIL(内容言語統合型学習)

(1) CLILとは何のことでしょうか
CLILはContent and Language Integrated Learning(内容言語統合型学習)の略語で「クリル」と読みます。内容(社会や理科などの教科ないしは時事問題や異文化理解などのトピック)と言語(実質的には英語)の両方を学ぶ教育方法です。

(2) CLILの一番の特徴はどこにありますか
「4つのC」で授業が組み立てられていることです。「4つのC」とは、Content(科目やトピック)、Communication(単語・文法・発音などの言語知識や読む、書く、聞く、話すといった言語スキル)、Cognition(様々な思考力)、CommunityないしCulture(共同学習、異文化理解、地球市民意識) です。このうち、Cognitionが最も重視されます。

(3) CLILはどのように教えるのですか
次の10項目を満たすように教材を準備し、指導します。

1 内容学習と語学学習の比重を等しくする。
2 オーセンティック素材(新聞、雑誌、ウエブサイトなど)の使用を奨励する。
3 文字だけでなく、音声、数字、視覚(図版や映像)による情報を与える。
4 様々なレベルの思考力(暗記、理解、応用、分析、評価、創造)を活用する。
5 タスクを多く与える。
6 協同学習(ペアワークやグループ活動)を重視する。
7 異文化理解や国際問題の要素を入れる。
8 内容と言語の両面での足場(学習の手助け)を用意する。
9 4技能をバランスよく統合して使う。
10 学習スキルの指導を行う。

(4) CLILを行う利点はどこにあるのでしょうか
密度が濃く質の高い授業が可能になります。第二言語習得から見ると、中身のある内容により動機づけが高まる、意味のある豊かなインプットが与えられる、インターラクションを行う必然性が生まれる、深い思考を伴うので記憶に定着しやすい、4技能を有機的に統合できる、といった利点があります。また、CLILはグローバル教育そのものでもあります。つまり、英語と知識と思考を駆使して他者と協働して新たな価値を創造する力を養うことができます。

大きな間違い
英語は言語であり、コミュニケーションの道具です。その道具を使い他の科目を勉強しながら、英語も一緒に学ぶと言うのは大きな無理があります。

つまりサッカー選手が走る練習をせずに試合をするようなものです。試合では走る必要があるから、試合をすればそれで充分だと考えるようなものです。

しかし、サッカーでは走る練習は別にします。試合で走る必要があるから事前に走る練習をするのです。走る必要があるからというより、走る能力があるから試合が可能です。

サッカーのプレイと走る練習を同時にするのは無理があります。それはサッカーで速くはしる、そして長い事を走る事を前提に良いプレイができるようになっているからです。

英語でも英語が上手であれば他の科目も学習できますが、英語を学びながら他の学科を学ぶのは効果的でありません。

人間の脳はマルチタスクではありますが、目的は一つにした方が効果的です。脳はある目的達成のためにマルチタスクをしているのであって、目的を複数で持つためにマルチタスクになっているのではありません。

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