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2018年5月10日 (木曜日)

七田式教育法の間違い

1日わずか20分だけ60日で英語が話せると言うサイトには七田式とは次のように説明しています。

学生時代の七田眞が30日間で2100語もの英単語を覚えてしまった、常識外れな学習法。

その学習法をヒントに完成した方法が、小学生が九九の掛け算を覚えてしまうかのごとく、日常会話でよく使うフレーズを丸ごと覚えてしまうことでした。

実は、ネイティブの英会話を分析してみると、 特定の決まったフレーズと単語がかなりの割合で出現するのです。

ネイティブの英会話は、「59万語あると言われる中から単語を選択し、文法を正しく構成して英文を作っている」という訳ではなく、ほとんどの場合は、「出来合いの決まったフレーズをポンポン口に出しているだけ」ということなのです。

これは私達が日本語で話す時のことを考えればわかります。私達が日本語で会話をする時、頭の中で正しい日本語の組み合わせや文法を意識して話していません。

そもそも「日本語の文法」なんて知らない人が多いのではないでしょうか。それにも関わらず、私達は正しい文法で日本語を話しています。それはどうしてかと言うと、私達は会話する際、いつも使う言い回しや口癖、過去に何度も言ったことがある言葉の組み合わせをそのまま使っているからなのです。

日本語の正しい組み合わせを知っていて、考えずに口から出すことで会話をしているのです。

英会話も全く同じで、ネイティブは文法なんて全く知りませんが、正しい英語を次から次へと口に出します。
 
それは、いつも使う「お決まりのフレーズ」をそのまま使っているからなのです。

もし、あなたがネイティブのようにペラペラと英語が話せるようになりたいのなら、「よく使われる英会話フレーズ」をそのまま身に付けて、それを口から出すだけで良いのです。

文法を考えて毎回英作文をしながらネイティブと話すのは難しくても、「短いフレーズを覚えて、必要な時にそのまま言うだけ」でしたら簡単に出来そうな気がしませんか」

実際、これだけで日常英会話は成り立ってしまうのです。これが「短期間で英会話をマスターする秘訣」です。

「短いフレーズを覚えれば良いのなら、英語の教科書の内容をそのまま覚えれば良いのですね!」もしかすると、あなたはこのように、思われたかもしれません。教科書は日常会話では使わないフレーズが非常に多く、役立ちません。

そこで今回、多くの英語教材の制作に携わっている専門家と、英語教育のプロフェッショナルであるアメリカ人ネイティブスピーカーに、日常英会話でよく使う英会話例文がどれぐらいあるのか洗い出してもらいました。

その結果、「これだけ覚えておけば日常英会話は問題なくこなせる!」というお決まりのフレーズが、60例文あることがわかりました。

実際にネイティブの日常会話を分析してみると、この60の例文を使った英会話フレーズが頻繁に使われていることがわかったのです。

ネイティブはこのような決まった例文のフレーズを、頭で考えることなく、そのまま口からポンポンと発しているのです。

逆に言えば、この60パターンと、その例文(フレーズ)を記憶して、自然に口から出せるようになってしまえば、日常英会話は簡単に出来るようになるはずです。

七田式教育法の正しい説明

使われる表現が決まっていると言うのは正しい説明です。そして文法が基本ではないと言う説明も正しい説明です。

大きな間違い

最大の間違いは“実際にネイティブの日常会話を分析してみると、この60の例文を使った英会話フレーズが頻繁に使われている”と言う説明です。

多分挨拶とか自己紹介だけで60例文になると思います。

すると60例文を覚えてもあまり話せる状態ではありません。そして言語の聞き取りは記憶にある音との照合ですから、60例文を覚えてもほとんどが聞き取れません。すると答える事ができません。

全ての60例文を覚えてもほとんどが聞き取れないと言う事になると、1日わずか20分で60例文だけで英語が話せるのは事実ではありません。

英語を話すと言う事はまず聞く事ができ、それに対応して話す事ができる意味です。この60例文を全部覚えていても、脈絡のある話しさえなりません。

英語は例文が基本ではなく、多くの表現が存在する事例基盤です。多くの表現事例を覚えると類似の例文が見えるだけの事です。すると多くの表現事例を覚える必用があります。

また日常会話でも最低でも数千以上の表現を覚えないと会話は非常に限定されたコミュニケーションになってしまいます。

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