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2018年4月 3日 (火曜日)

音声学習のススメ(上)

安河内哲也氏が東洋経済で次のように言っています。

学習時間の半分以上は、音を使った訓練に

今日ここに集まった高校生の皆さんの多くは、上智大学を志望していると思いますが、英文法を本で学ぶ場合には、極力音声の模範がついているもの、ネイティブスピーカーの校正を経ているものを使いましょう。マニアックなルールを追求することよりも、基礎的な例文を暗唱して、スピーディーに口から出せるようになることを重視してください。

また、英文読解の教材も、極力、音声の模範がついているものを使ってください。そして、理屈を理解したとか、単語がわかったとか、そんなレベルで満足するのではなく、耳で聞きながら日本語を介在させずに全てがわかるようになるまで、学んだ英文の復習をしてください。

文法においても、読解やリスニングにおいても、これを実現するためには、学習時間の半分以上は、音を使った訓練に充てる必要があります。ネイティブスピーカーの音をまねて何度も練習します。止めながら、リピーティング、見ながら一緒に読んでみるオーバーラッピング、そして、レベルは高いですが、耳で聞いて輪唱のように追いかけるシャドウイング。一文読んだら、上を向いて、暗唱して文を唱える、1文毎のリプロダクション。もちろん、意味をしっかりと考えながら行ってくださいね。

こうした音声学習をしたほうが、だらだらと問題集を解くよりも、はるかにこの上智大学への合格に近づくことになるはずです。

残念ながら、日本の大学入試には、スピーキングテストはありませんが、音声学習を取り入れることによって、大学に入ってから英語を話すための素地を作ることができます。

英語(言語)はネイティブを真似、フィードバックで矯正するディープラーニングが必要です。その意味は何かと言えば、音声の流れの特徴を捉える事です。自然な音を捉える事で、発音も楽になり、覚えるのも楽になります。覚える事により発音や表現だけでなく、文法とか使い方も同時に学びます。

すると、オーバーラッピングとかシャドウイングではディープラーニングのような効果を上げる事ができません。繰り替え事ができ覚えますが、自分の発音をフィードバックで矯正しておりません。覚える事はできても、最適化が計れてないので、効果的な学習が期待できません。

脳が得意なのが最適化のプロセスであり、報酬系が満たされる楽しいプロセスです。その結果として多くの表現事例を覚えてしまいます。覚えるとか、繰り返しを目的にすると気が重くなります。

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