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2018年4月30日 (月曜日)

「空気を読む」あなたが英語が苦手になる究極の理由

現代ビジネスに次のような記事があります。

日本人が英語を苦手な理由
「日本人が日本にいながらにして効率よく英語を身に付けるには『単語が9割』、これは間違いありません。では残りの1割は何でしょうか?

それはズバリ、母語――日本語でのロジカルな思考力です。そこをクリアすることで、一気に英語は上達し、世界に通用する英語に近づくのです」

そう語るのは、大分県在住の廣津留真理さん。200冊の本を読んで独自に開発した家庭学習法で長女・すみれさんの能力が開花。すみれさんは公立校で塾にもいかずに現役でハーバード大学に進学。その手法を「ひろつるメソッド」として昇華し、家庭学習の助けとなるための英語塾を経営している。

6月上旬には、2019年度第一回の英語検定試験が控えている。英検を受験に採用する学校も増えてきており、受験者は増える一方だ。現代ビジネスでは「ひろつるメソッド」の要点を数回にわたりお伝えしてきたが、やはり「単語が9割」「単語の暗記をすべき」という廣津留さんの仰天の英語学習法にも、大きな反響があった。実際、廣津留さんの英語塾では小学生の英検3級、中学生の英検準2級、高校生の英検1級合格も珍しくない。

4月14日に著書『成功する家庭教育 最強の教科書』刊行記念に東京にて開催された廣津留さんの特別授業にも定員を大幅に上回る応募があり、急遽追加するもその300席が瞬時に満席となった。
その特別授業内で、「英語力を伸ばすのに単語の暗記以外では何をすればいいのか」という質問が多く寄せられたという。そこで、「単語の暗記」以外に大切なことをここにまとめてもらおう。

空気を読む必要はあるのか
日本人の大半が感じる「英語苦手意識」の理由の一つは、普段使っている日本語の曖昧さにあります。そもそも、英語と日本語の使われるシチュエーションは対照的なのです。

日本語が使われる環境は、あえて言葉にしない行間を、阿吽の呼吸で相手に読んでもらい、察してもらうことが前提になっています。それができない人は、「空気が読めない(KY)」として、批判、糾弾されます。

一方、英語が使われるのは、異文化と多様性だらけのシチュエーション。国籍や人種による文化や習慣の違いの中で、いちいち空気を読むのは不可能です。

たとえば、お店に入って、「じゃあみんなとりあえずビールでいい?」と言うと、たいていの日本人は「OK!」と言い、あえて一杯目から自分の好みのドリンクを主張する人はなかなかいません。

ところが、英語が使われる場面では、「とりあえずビール」はありません。みんな、1杯目のドリンクを決めるのに20~30分かかっても気にしません。それぞれ、スタウトビール、ピルスナービール、ジンの種類はタンカレーでジントニック、梅酒のロック、イタリアのスパークリングワイン、などそれぞれが今飲みたいものを主張します。

主張しないとその場に存在しないと見なされる。そうなると自分のやりたいことは一切できない。その怖さが身にしみてわかっているのが英語を使う人々です。目立つと嫌われていじめられる。右を見て左を見て、数の多いほうに同調しておこう。発言すると目立つのでとりあえず当たり障りのない書類を作成して渡しておけばよい。これが日本人です。

日本語と英語の構造は別物
つまり、文化的・社会的背景が比較的似通ったムラ社会でのコミュニケーションツールとしての日本語と、主張しなければ何も始まらない英語は別物なのです。「空気を読む」「阿吽の呼吸」が通用しないグローバル社会を生き抜くには、“違っていることが大前提”の相手を納得させるだけの論理性が、コミュニケーションの基礎となります。

ところが、曖昧さにどっぷり浸って育つ日本人は、この論理的思考、つまりロジカルな思考法が非常に苦手。これが英語の構造にどうしても馴染めない理由です。

では、英語的な論理=ロジックとは何でしょうか。簡単に言うと、英語の論理は、introduction(イントロダクション=序論)→body(ボディ=本論)→conclusion(コンクルージョン=結論)、これだけです。「なあんだ、日本語でも習ったよ、起承転結と同じじゃないか」そう思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが別物なのです。

ロジカル英語の構造とは
英語の「序論」のポイントは2つ。「今日のテーマは○○です」(topic)、「テーマについての私の主張は●●です」(thesis statement)と、先にテーマと結論を言ってしまいます。当たり障りのない天気の話などでスピーチを始めて、最後にならないと結論が分からない日本の序論とは違うのです。

次の「本論」は、thesis statement(一番言いたいこと)をこれでもかとサポートする具体例を、優先順位に従って複数入れます。

最後の「結論」は、thesis statement(一番言いたいこと)をもう一度繰り返してまとめます。どうですか。日本で習った起承転結とずいぶん違いますね。

【ロジカル英語の基本構造】

ステップ1 序論 自分の言いたいことを先に言う。

ステップ2 本論 自分の言いたいことが正しいと証明する具体例を優先順位羅列する。

ステップ3 結論 自分の言いたいことを繰り返してまとめる。

このように、自分の言いたいことから先に伝えると、相手の貴重な時間を無駄にしません。次に、なぜそういう結論に達したかを具体的に説明すれば、こちらの主張に納得してもらえます。これは討論(ディベート)、交渉(ネゴシエーション)、発表(プレゼンテーション)といった、グローバル社会に必須のスキルの土台、「グローバル地頭」の基本となるものです。

「相手目線」がロジカル英語のポイント
イントロ・ボディ・結論の3段論法など、誰でも知っている、いまさら何を言うか、と思われる方もいらっしゃるでしょうが、このプロセスで忘れてはならない重要なことが3つあります。

1) 話し手は常に相手目線であること。相手にとって本当に分かりやすくて面白いことを発言できていること。

2) 内容が首尾一貫していること。話がテーマから逸脱せずに、リズミカルに流れていること。

3)自分にしか言えないすごいことがあること。誰でも知っている一般論をくどくど述べたり、「政府はもっと〇〇すべきだ」といったやる気をまったく感じない結論になったりせずに、自分のオリジナルのアイディアを主張できていること。

なぜこのようなことをわざわざ提示するかというと、日本人はとかく形から入ってしまい、見栄えのよい形がそれなりに完成すると落ち着いてしまうからです。

私が主催する、ハーバード生が講師陣のサマースクール「Summer in JAPAN」は、日本にある外部の団体様とコラボさせていただくこともあります。交流イベントでまず、日本側団体は、数ヵ月かけて英語で作成した力作の「資料」をハーバード生たちに「これを読んでください」と配布します。そこで日本側は「やれやれ、我々の任務は無事に成功した」と落ち着くわけですが、当のハーバード生たちはその「力作英文資料」に2秒ほど目線を落として、捨ててしまいます。

それをされた日本側の団体は、日本人だけの反省会の場で、「アメリカの学生は無礼だ」と私に怒りをぶつけます。これが起きるたびに、私は、「なぜ、資料が捨てられたその場で、アメリカ人学生に『無礼だ』と言わないのか、私にいまさら言っても彼らは帰国している」「なぜ、資料を配布するその場で『これを読んでおいてください』ではなく、『この資料がいかにこのイベントの要でありものすごいものであるのか』を口頭で説明しないのか」と言うことになるわけです。

ハーバードの学生は「重要性を感じないもの」を丁寧に読んではくれなかった・・・ある意味では当たり前のことである Photo by iStock

グローバル社会では、重要性と希少性を説明しない限り、たとえいわゆる目上の者が作成したプレゼンでも資料でも見向きもされません。ここを取り違えずに、ロジックを出していく必要があるのが、これからの子どもたちです。

家庭でできるロジカル思考練習法
日本人の英語力を引き上げるには、日本語を変えるしかない。どうやらそう気がついた文部科学省の新学習指導要領では、2020年度より英語と日本語を連携して教える取り組みが行われることになっています。その一環として高校の国語教育に登場するのが「論理国語(仮称)」です。

その名の通り、論理国語が目指しているのは、グローバル社会でも通用する英語のような論理的エッセンスを日本語で養うこと。英語上達にも好影響を与えることと思われますが、高校生まで待つ必要はありません。

日本語で上手にできないことが、英語でうまくできるわけがありませんから、小さいお子さんにも、家庭の会話でロジカル思考に親しませておきましょう。簡単です。

ご家庭の食卓やリビングテーブルでの家族団欒のひとときに、「結論から先に言い、すぐに理由を2つ述べる」練習をします。楽しいテーマを選ぶのがコツです。

【例1:幼児~小学校低学年】

親御さん「夏休みにしたいことは何?」
お子さん「家族でおばあちゃんの家に行きたい。1つ目、長い休みにしかおばあちゃんに会えないから。2つ目、おばあちゃんが、とても喜んでくれるから」

【例2:小学校中学年・高学年】

親御さん「サッカーはまだ続けたい?」
お子さん「続けたい。理由は2つ。1つ目は、もうすぐ強いチームとの試合で、絶対に勝ちたいから。2つ目は、今のチームの仲間との友情を大切にしたいから」

「ケチをつけない」のが家庭教育のポイント
楽しいテーマを選ぶと、お子さんも目を輝かせて考えてくれるでしょう。ポイントは、時間を決めてポンポンポンと、リズムよく発言させること。考える時間15秒、発表45秒です。

終わったら「それはいい考えだね!」「よく分かるよ!」と、たくさん褒めてあげましょう。どんな答えでも、決してケチをつけないことが大事です。ケチをつけられた瞬間、お子さんはイヤになってしまいます。

ロジカルな思考に慣れない最初のうちは「う~ん、水族館も行きたいし、遊園地も行きたいし……」「そんなこと聞かれても、はっきり決められないよ」などという答えが返ってくるかもしれませんが、気にせずこの練習を続ければ、自然とロジカル思考が身についていきます。

もちろん日本語の曖昧さにもよいところはたくさんあり、実際、論理や主張にうんざりした英語圏の人間が日本に住みつく例を私もかなり見てきました。日本の伝統である曖昧さは、お子さんに小説や随筆などを多読させて、どんどん楽しんでもらいましょう。日本語独特の表現力も身につきます。

机で問題を解き、偏差値アップを目指すものだった勉強2.0は終わりました。「何か楽しいことないかな」、「誰もまだ考えてないアイディアは何だろう」、「当たり前のことをひっくり返したいな」と考えるのが、勉強3.0です。それが結果的に社会や人類に貢献できると、こんな素晴らしいことはありません。

その種は家庭で蒔かれ、育まれるものなのです。

子どもの学ぶ力を最大限に高めることができるのは家庭教育のみ! 廣津留さんの経験を踏まえた最強の教科書。英語単語の暗記法やロジカル思考法の鍛え方もさらに具体的にまとめてある一冊だ。刊行記念の特別授業はまた6月にも開催が予定されている。

言語はロジカルな思考法するためだけではなく、感情を伝えたり、友達を交流するために使うものです。少なくとも母語の場合は脳の本能の真似をするのが楽しいからやっている事です。すると臨界期を過ぎた大人も同じようにネイティブを真似る楽しみを知るべきだと思っています。

2018年4月29日 (日曜日)

僕が3ヶ月で英語を話せるようになった方法:須藤元気氏

須藤元気氏の新刊『面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法』が本日発売となりました。

須藤さんは格闘家を引退後、作家、タレント、俳優、ミュージシャン等幅広く活躍。常に何かに挑戦し、しかも結果を出し続けています。2009年にはダンスパフォーマンスユニット「WORLD ORDER」を立ち上げ、それも話題となりました。

そんな須藤さんが、いつの間にか英語ペラペラになっていました。一体どうやって勉強したのでしょう? 面倒くさがり屋だからこそたどり着けたという独特にして効率的な英語学習法を一冊にまとめた本書、ぜひお読みください。

まえがき

Chapter 1 準備篇――英語を学ぶ前に意識しておくべきこと
英語を極めるよりも大切なこととは?
「学校で一番」「クラスで一番」と言えるものを複数揃えて、オンリーワンを目指す。
三ヶ月で喋れるようになるか?短期集中 is the best.
どうすれば、「一日三時間」の勉強時間を確保できるか。
逆輸入ファイターが明かす留学のメリットとデメリット。
英会話学校に行っても英語が喋れない理由とは?

Chapter2 学習篇――どうすれば三ヶ月で英語を習得できるか
最も効率的な英語学習法。「自己紹介イングリッシュ」。
相手の興味をひくにはどうすればいいか?
会話は総合格闘技。だからこそ文法が何より大事。
音読で英語を体に馴染ませたら、英語カフェなどで実践練習する。
書くべきか書かざるべきか。僕の単語習得法。
発音記号を覚えるのは面倒くさい。でも、長い目で見ると一番効率的。
先生は手の平にいる。スマホティーチャーに学べ。
フライト時間に英語のウォーミングアップをしよう。
コミュニケーションでは、「間」が大事。
ネイティブっぽく見せる秘訣。「場をつなぐ言葉」の威力。

Chapter3 実践篇――身につけた英語をどう活用するか

英語は多くの表現を忘れないように覚える必用があります。英国や米国に3ヶ月住んでも英語を話せるようになりません。3年住んでいても上部に話せる人は僅かです。
3時間で3ヶ月で英語が話せると言うのは自己紹介するくらいのものです。

そして英語の場合に自己紹介すれば済むものではありません。相手の英語の聞き取りが最も難しいのです。平均的なネイティブなら10万語くらいは知っておりますから、こちらも数万くらいは知らないと会話が難しくなります。

単語が表現を構成しますから、単語だけでなく、それぞれの表現を覚えていないと聞き取れません。すると最低もで数千くらいの表現を知らないと簡単な会話のやりとりもできません。

もちろん文法が基盤ではありませんから文法を学ぶ意味はありません。文法を学ぶだけで3ヶ月以上は必要になります。

英語は真似るのが基本ですから、発音記号を学ぶのは非効率的かつ正しい学習方法ではありません。

2018年4月27日 (金曜日)

英語学習が続いている人に共通

宣伝会議に次のような記事があります。

社内外で様々なビジネスパーソンにビジネス英語を教えていて、一番多く聞かれる質問は、「どのようにしたら英語が上達しますか?」という質問です。

英語の上達というのは、多くの人が望んでいることで、かつ、多くの人が悩んでいることでもあります。それはもちろん簡単なことではありませんが、私のこれまでの経験から、効果的なビジネス英語の学習方法というものは確かにあります。書籍の中でも、多くの「具体的な手法」(HOW)をご紹介しましたが、わたしはそれと同じくらい、あるいはそれよりも、学習の原動力となる「学習に対する考え方」(WHAT)が大事だと考えています。学習に対する正しい考え方があれば、自然と正しい手法で学習できると思います。今回のコラムでは、ビジネス英語上達のための3つの考え方をご紹介したいと思います。

1.無理しない習慣(クセ)をつくる
一つ目の考え方は、無理しない、ということです。著書にも書きましたが、私は「6割で進む」ということを語学学習の時のモットーにしています。単語やフレーズを学んでいても、私を含めた多くの人々は天才ではないので一回では覚えられません。一度学んだことがすぐに覚えられなくても仕方がないと割り切って、自分に優しく進むことが大事だと思っています。

先日対談した元同僚のPRディレクターは、ダイエット、筋トレ、家計簿などの継続を成功させた経験から、やる気のエネルギーは有限であることに注意すべき、と提唱していました。高い目標を設定し、アクセル全開で勢いよく急坂を登ろうとすると、数日でガソリンが切れてしまって、やろうとしたことが続かずに逆にマイナス(リバウンド)になってしまう危険性が高いということです。自分のやる気は有限ということを認め、マラソンのように、いかに無理をしないか、という意識を持つことが大切です。

もう一つ、私が意識していたことに、「先生には3回まで同じ質問をしてもいい」ということがあります。語学学習をしていると、「あ、これ前にも学んだけれど、覚えてない……」と感じることがあると思います。その単語やフレーズ自体は忘れているのに、不思議なことにそれを学んだ記憶だけは残っているんですよね。こういうときも、忘れちゃっても仕方がないと思っています。いちいち気にしていたら、前に進めないと思うんです。

ただし、これだけは気を付けています。それは、「3回聞いたら、絶対に忘れない」ということです。なぜなら、3回も聞くような単語やフレーズは、それだけ頻出するということだし、それだけ覚えておいた方がいいと言えるからです。そのように意識することで、大事なところはしっかりと覚える、という体質になれるのではないでしょうか。

いずれにしても、英語とは長い付き合いになりますので、まずは無理をしない取り組み方が何よりも大事になります。

<ポイント>
自分に厳しくして続かないよりも、自分に優しくして6割で進むほうが良い。英語という長旅に無理は禁物。

2.できるようになりたい強いキモチをつくる
次に大事なのは、英語を勉強する原動力です。もしかすると、そもそものモチベーションという意味では、こちらのほうが大事なポイントかも知れません。

英語はあくまでもツール。何かを伝えるための手段なわけです。その手段を身に付けるためには、元々の何かを伝えたい思いとか、目的が必要になります。もちろん、「ビジネスで英語が必要だから」でもいいですし、「海外に転勤したいから」でもいいでしょう。「外国人の彼氏・彼女にモテたい」という気持ちだっていいとおもいますが、何はともあれ、まずはこのような、強い目的を持つことが大事です。最後の例のように、何かしらの強い欲求と絡めることも英語を学習する強いキモチになります。

先日とある尊敬する先輩とも話していましたが、さらに強いキモチをつくるためには、悔しい思いをすることもいいと思います。「あぁ、英語ができなくて悔しかった」という思いをすることで、できるようになりたいという気持ちを強める。その「できるようになりたい」という気持ちさえあればしめたもので、時間はかかってもいずれきっと達成できるはずです。

したがって、失敗を恐れず思い切って色々なことにチャレンジし、たまには失敗してみる、そんなことも時には重要でしょう。順風満帆で英語が上達する、というのはなかなか難しいことだと思います。

<ポイント>
もっとできるようになりたい!という悔しい思いが作れれば、しめたもの。

3.やり続ける機会をつくる
最後、3つ目の考え方です。昔受けた研修に、7つの習慣研修というものがありました。その研修の中でやったのは、自分のやっている仕事のすべてを「緊急度」と「重要度」の軸にプロットするという作業です。当然のことながら、「緊急度」と「重要度」がともに高いものは、真っ先に取り組むべき仕事です。しかし、「重要度」は高いのに、「緊急度」が低いものは後回しにされてしまいがちで、結局手付かずになることも多いのです。その重要度は高いのに緊急度が低い領域の代表格、それが英語の勉強なのです。このように、後回しされがちな英語学習にいては、どのように前向きに取り組んでいくのか、というのがポイントになるわけです。

私がやっていることの一つは、まず、Gmailや Outlookなどのカレンダー機能で、年間を通して先に時間に入れてしまうことです。例えば、毎週火曜日と木曜日の朝8時半~9時半に英語の勉強をする、などのように年間を通じて先に入れてしまうのです。そのようにすることで、リマインダーがその時間になると飛んできて、あたかも第三者からやる時間ですよ、と言われているような気持ちになります。

もちろん他の予定が入ってきてしまうやむを得ないときもありますが、その時はその代わりにどこかの時間を当てようとか、できなかった分を取り戻そう、という気持ちにもなります。

語学の勉強は地道で飽きやすい勉強だと思います。誰だって、勉強すればするほどできるようになると思いますが、それでもなかなか続かないのが語学学習の真実でしょう。まさに、ダイエットと一緒です。その飽きやすいプロセスをいかに継続させるかというところに工夫が問われています。今回の書籍の執筆にあたり、多くの語学学習者にインタビューをしたところ、成功している方は、無数にある英語の勉強法を、いろいろと試していることが分かりました。それは「飽きやすい自分の脳みそをだましている」ような印象さえ受けました。

多くの英語学習者が聞いているポッドキャストや、スマホアプリなど、レベルや状況に応じた適切な学習方法や素材がたくさんあふれているのが、現代のメリットだと思います。数ある英語学習機会を活かして、飽きたらすぐやり方を変えつつ、着実に前へ進み続ける。英語を頑張っている友達と会って、英語学習方法を聞いたり、刺激を受けたりすることも一つの機会でしょう。そのような機会をいかに作っていけるか、それも大事なポイントではないでしょうか。

<ポイント>
自分の脳をだまし続けて、英語学習を前へ進み続けられる機会をつくっていこう。

英語は続ける事が目的ではありません。もちろん惰性でやるのは時間の無駄となります。意欲的なアクティブラーニングが必要になります。自分の脳をだまし続けるのは最悪な方法です。脳は新しい事に興味がありますから、その脳の欲求をどう満足させるかが最も大事な学習方法になります。

英語を学ぶのが楽しいから学ぶと言う考えが正しい勉強の姿勢です。

日本語を覚えた時はまわりの大人を真似る事で話せるようになりました。それは真似る事、そして上達するのが楽しい行為だったからです。学習への興味が増すとどんどん集中して学習が加速します。そして手続き記憶として自動化され忘れないで覚える事ができます。その記憶が累積効果で効果的な学習の基盤となります。

英語の学習もネイティブを真似て、フィードバックで矯正してどんどんスキルを向上させることです。脳を最大に満足させるのが最も効果的な英語学習です。

2018年4月26日 (木曜日)

英作文はするな、英借文をしなさい

ネイティブ英語の勧めで宮本太平氏が次のように言っています。

英語をそれなりに話せる多くの日本人は、「自分の英語がネイティブらしくない」という悩みを抱えている人が多いです。英語学習においては、文法知識の習得や例文・単語の暗記は欠かせません。これらの作業をこなしていけば、スピーキング力を少しずつ伸ばしていくことが可能です。

しかし、例え文法知識を完全に習得し、それをスピーキングで自由自在に使いこなせるようになったとしても、ネイティブらしいを身につけることは困難です。これが理由で、いわゆる英語の表現が日本語らしい「日本人英語」となってしまいます。

このようなことを避けるためには、英借文をすることが大切です。つまり、「ネイティブが話したり書いたりした英文を借りて、自分の言葉として話すこと」です。ここでは、この英借文の仕方について解説をしていきます。

英借文をすることで、ネイティブらしい英語に近づける
自分で何かを英語で表現するとき、文法知識だけを頼りに思いついた日本語を独創すると、日本人らしい英語になる確率が高いです。

例えば、「私の理想の上司像について話したいと思います」を英語で言いたいとします。その場合、多くの日本人は直訳して以下のように訳します。

I’m going to talk about my ideal boss’s image.

もちろん上の英文はネイティブに通じますし、文法的な誤りは一切ありません。ただ、彼らはこのようには言わないでしょう。代わりに、以下のように表現することが多いです。

I’m going to talk about what I would imagine as an ideal boss.

このように、日本語からは想像ができない文法を使うことが多いです。そのため、上記のような日本人英語から脱出するためには、ネイティブが使った表現を盗むことです。あとは正しい文法を使ってそれらを自分の言葉として話すと、より自然な英語になります。

ネイティブが英語を作るときは、1つ1つ言いたい単語を考えながら文章を作るのではなく、フレーズ単位で話します。そのため、私たちが英借文をするときはフレーズ単位で行いましょう。

例えば上記の例文であれば、I’m going to talk aboutとwhat I would imagine asがそれぞれ1フレーズです。こういったフレーズはノートやPCに保存し、自分なりの日本語訳をつけておくと良いでしょう。私はエクセルで、以下のようにまとめてあります。

~について話します I’m going to talk about
理想の~像 what I would imagine as

このような英借文集を作成し、自分のオリジナル辞典を作っていきましょう。そして、日本語を見て瞬間的に英語を口から出せるように訓練していきます。こういった方法を1年間続ければ、あなたの英語は徐々にネイティブのような英語に近づいていきます。

まずは文法を学習して英文を自在に操れるようにする
上記のような学習法を推薦している学校は多くありますが、基礎力のない初心者はまず文法を学習するようにしてください。これを勉強しないと、自分で英借文のフレーズを使いたいときに、正しい順序で英文を作ることができないからです。

ある程度文法を学習し、それなりに文章を作れるようになったら、英借文をどんどんしていきましょう。例えば、「こんな素晴らしいショーは今までに見たことがない」と言いたいとします。直訳すれば、I’ve never watched this fantastic show.と否定文を使います。

これでも意味は十分通じますが、一方でネイティブの場合はThis is the most fantastic shows I’ve ever watched.と最上級の構文を使う傾向があります。

他にも「この薬を飲めばよくなりますよ」という表現に関しては、日本語の発想であればIf you take this medicine, you will feel better.となるでしょう。一方、ネイティブの場合はThis medicine will make you feel better.と言う人が多いです(無生物主語と言われる構文です)。こういったネイティブらしい表現を、どんどんストックして暗記をしていってください。

このように、日本人英語から脱出したい場合は、ネイティブの英文からフレーズを借りる英借文を行うことがとても重要です。

もしあなたが上級者(ネイティブらしい英語を使うことができる)レベルを目指すのであれば、英文を作るときの発想の違いを理解しなければなりません。

そのためにも英文を大量に読み、ネイティブが使う英語をフレーズ単位で盗み、1つ1つ覚えていくしかありません。そのような英文をたくさん覚えていくにつれて、少しずつ英語のセンスが磨かれていきます。そして、徐々にネイティブらしい英語へと近づいていくのです。

英作文はするな、英借文をしなさいには賛成です。しかし、なぜ英作文がよくないかと言えば、文法を基本に分を組み立てるからです。文法的に正しくても不自然な英語になります。

英借文をするなら、文法を学ばないで、多くのネイティブを使う表現を覚える必要があります。多く表現を覚えるためにはネイティブの音声を真似て覚える方法が最も効果的です。

2018年4月25日 (水曜日)

もう英語を勉強だけで終わらせない

asahi.comに次のようなニュースがあります。

株式会社WorldHikersは2018年4月16日より、日本人と外国人がいつでも食事を通して交流できるサービス「Locomee」をオープンいたしました。

[Locomeeとは?]
外国語(主に英語)を使って直接会話したい、外国人と友達になりたい日本人が、自分のスケジュールを公開してマッチング。1対1だけでなく最大6人の少人数グループで、食事や飲みに行く交流の機会を作るサービスです。
[Locomeeで解決できること]

1. 英語でいつでも会話できる

普段の昼食や夕食で英語を使って交流しましょう。
毎週水曜日は新宿で外国の方たちと一緒にご飯を食べませんか?

2. 外国人の友達を作れる

一緒に食事をしながら話すことで、初対面の人でも仲良くなれます。
お互いの国のことや趣味の話など、会話を楽しみましょう!

3. 少人数で会うことができる

1対1で会うことが不安でも、最大6人で会うことが可能です。
ぜひ友達を誘って外国の方たちと一緒に居酒屋に行きましょう!

[Locomeeの使い方]
1. スケジュールを作成 or リクエストを送信
ご飯を食べたい・飲みに行きたい日時からスケジュールを作成し、他のユーザーからのリクエストを待ちます。もしくは、自分の予定と合う他のユーザーのスケジュールにリクエストを送信します。「空いてる時間が金曜日の夜しかない」「自宅や勤務先の近くで食事をしたい」「同性の人だけと会いたい」といった場合でも対応できます。

2. メッセージをして行き先を決める
リクエストを承認した、または送ったリクエストが承認されたら、行き先と待ち合わせ場所を決めます。

3. ご飯を食べる・飲みに行く
あとは決めた場所で食事しながら会話を楽しむだけ!

こんな方法で英語が本当に上達するのでしょうか。英語は外人と接触するから上達するのではありません。

2018年4月24日 (火曜日)

独自の英語学習法

徳島新聞に次の記事があります。

徳島市で英語教室を経営する十川泰子さん(53)=同市南佐古三番町=が、英語教育をテーマにした本「Literacy seeds(リテラシー・シーズ) 英語読み書きの種」(B6判、106ページ)を自費出版した。読み書きが苦手な子ども向けの学習法を中心に紹介しており「多くの英語教師や保護者に読んでほしい」と話している。

 十川さんは英語教育の在り方を模索するうち、知的に問題がないにもかかわらず、日本語の読み書き学習が困難な子どもが少なくないことを知った。こうした事例への対処法が、英語の読み書き学習がスムーズに進まない児童らにも応用できるのではないかと考えた。

 著書では、学習法として▽聞きながらまねて発音し、リズムや文の固まりで覚える▽文字カードを使って単語をつくり、単語の構成パターンを学ぶ▽単語を書く際に、その意味を表現するような字体にする―ことなどを紹介。これらを児童らの特性に合わせて選んでいくことが、効果的な習得や読み書きの「格差」解消につながるとしている。

 十川さんはカナダに語学留学した後、2005年に教室をオープン。13年ごろから3年間はマレーシアの大学院に定期的に通い、読み書きが困難な事例について研究した。

 十川さんは「20年に小学校で英語が教科化されると、対応できない児童が出てくるはず」と懸念しており「教育現場や家庭に、自分が考えた学習方法を参考にしてほしい」と出版を決めた。

”聞きながらまねて発音し、リズムや文の固まりで覚える”は私が提唱するディープラーニングそのものです。忘れないように覚える方法が提案されており、正しい英語学習だと思っています。

2018年4月23日 (月曜日)

英語正式教科へ「きちんと教えたい」

小学校で平成32(2020)年度から英語が正式教科となるのを前に、小学校教員の間で英会話教室に通う動きが広がっている。単語、文法、表現力、発音…。「自信がない」と不安の声が漏れる。きちんと教えたいという熱意に応えようと、後押しする自治体も徐々に増えている。

 大分市内の英会話学校。「It is a heart」。小学校教諭、重松優子さん(34)がペンダントの形を説明すると、すかさず「heart-shaped(ハート形)」と、英国出身の女性講師のチェックが入った。

 重松さんは2年前から、文法や発音の指導を受け、会話の練習を続けている。当時、小学校で「外国語活動」として英語が必修化されて数年がたち、文部科学省は小学校の英語教員の養成に力を入れていた。

 重松さんも英語への取り組みの必要性を感じていたが、専門は数学教育。「英単語は知っていても、口から英文が出てこない状態だった」と苦笑いする。

 「児童に間違ったことを教えたくない」という思いで、英語の勉強を続けてきた重松さん。徐々に児童に「発音がかっこいい」とまねされるまでになり、「自信が付きました」と笑顔を見せた。

 全国で250の英会話学校を運営する「イーオン」(東京)によると、重松さんのような小学校教員の生徒は、最近5年間で約8%増えた。「英語の教え方が分からない」などの声が多く寄せられているという。

 国は23年度から、国際競争力を高めるために、小学5、6年で外国語活動を全面実施。週1こま程度で、児童はゲームや歌を通して、簡単な表現を学んでいる。32年度から外国語活動は3、4年に移る。5、6年では成績評価対象の「教科」となり、学習時間は2倍に増える。

 文科省は、各都道府県単位で小学校の英語教育の中心となる「リーダー」の育成を5年計画で進めているが、教える側のプレッシャーは大きい。

 福岡市教委は、外国人らが通う市内の「福岡インターナショナルスクール」と連携し、教員向けの英会話教室を始めた。週1回1時間、ネイティブが教え、受講料には補助制度がある。

 市教委によると延べ約400人が受講し、最近は小学校教員が8割を占める。「微妙なニュアンスの違いが分かりやすい」と好評だという。

言語の習得はネイティブを真似る事が基本です。文法や発音の指導を受けると言うのは正しい学び方ではありません。

2018年4月22日 (日曜日)

今度こそマスターしたい「ビジネス英語」学習法

はてなブックマークに次のような記事があります。

転職やキャリアアップのために、ビジネスで使える英語スキルを身につけたいという人は多いだろう。しかし忙しいビジネスパーソンは、なかなか英語学習の時間が取れない。時間制約の壁を克服し、限られた時間の中でできる効果的な学習方法を知らなければ、いつまで経っても英語をマスターすることはできないだろう。独学でビジネス英語を習得するために必要な方法や、おすすめの学習コンテンツについて知っておこう。

まず1000時間の勉強をめざせ
英語学習,ビジネス英語

身も蓋もない指摘ともいえるが、すべての基本は量をこなすことだ。まず十分にインプットしなければいけない。

どの程度学習すれば良いかというと、学習時間は「1000時間以上」が目安といわれている。元ソフトバンク社長室長の三木雄信氏 が創設した英会話スクールTORAIZ(トライズ)では「1年1000時間の英語学習」を目標に掲げており 、その理由を以下のように述べている。

「日本人が英語を習得するためには、約2,200時間が必要とされています。多くの日本人は学校教育で約1,200時間の英語授業を受けているため、あと1,000時間は学習しなければなりません」(トライズ公式Webサイトより)

1日1時間ずつなら約3年、1日3時間ずつなら約1年で1000時間の学習時間を確保できる計算だ。忙しい社会人にとって短期間で1000時間もの学習時間を確保するのは至難の業だと感じられるが、スキマ時間をうまく活用した「ながら学習」を取り入れることで案外簡単にクリアすることが可能だ。

ステップ(1) たくさん「音」を入れる

英語の「音」を多く耳に入れる。頭の中に英語を受け入れられる器を築く必要があるためだ。小学生から高校生までの子供に独自のシステムを駆使した英語教育を行っている英語教室などでは、言語を覚える上での音の大切さを指摘している。

大学生までにたっぷり英語を学んだはずの日本人の英語が上達しない原因として、「読み」「書き」にウエートを置いている学習スタイルが挙げられる。圧倒的に音のインプットが足りていないことで、学習効率が下がっているとも言える。これから学習を始めるならこの土台作りを大切にして欲しい。初めのうちは全く意味がわからなくても、うまく聴き取れなくても、とにかくたくさんの「音」を取り入れることが大切である。

これは何か他の作業をしながらでもできる学習法だ。移動時間を利用して流し聞きするのも良いだろう。学習材料は何でも良く、子供向けの簡単なものから始めればOKだし、好きな映画・ドラマ・洋楽も良い学習材料となる。

ステップ(2) 英語独特の発音を覚える

英語には日本語にない独特の発音がある。「r」や「l」、「b」や「v」などはその典型だろう。初期段階でこの音の違いを正しく認識しておくと、リスニングやスピーキングが楽になる。聞き手に余計なストレスをかけることもなくなるだろう。

これをマスターするためには「Phonics (フォニックス)」を使った学習方法が有効とされている。フォニックスとはアルファベットとその正しい発音とを結び付けて覚える音声学習法のこと。日本人が発音しづらい子音の発音もフォニックスのリズムに乗せればテンポよく覚えることが可能だ。

流し聞きが可能なフォニックスソングはYouTubeから簡単に見つけることができる。

これならコンテンツ料は無料だ。学習材料は幼児向けに作られている動画で十分である。むしろ子供向けだからこそシンプルでわかりやすい。

ただし完璧な発音にこだわる必要はない。実際のところ世界中の至る場所で英語が使われているが、国ごとにクセがあり発音にはかなりの違いがある。地方によって言い回しやイントネーションが異なる方言のようなものだ。

ステップ(3) 語彙力を高める

英語ができない日本人は圧倒的に語彙力が足りていないことが多い。 リスニングにしろスピーキングにしろ、英語を使いこなすためには頭の中の英語のストック量を増やすことが必要だ。語彙が増えれば学習はかなり楽になる。ここで言う「語彙」とは必ずしも「単語」だけを指すのではない。「熟語」や「文章」も含まれる。

英語には「a lot of」や「be able to」など、単語一つひとつの意味を考えるよりも、ある程度まとまりで覚えた方が良い表現が多い。 これは日本語でも同じことが言える。普段から使っていた言葉が「主語・述語・修飾語・接続語・助詞・助動詞……」といった、さまざまな役割を持つ単語の集まりで構成されていたことなど、学校で習ってから初めて知ったはずだ。

語彙はターゲットを絞って覚える といいだろう。日常会話には日常会話に必要な、ビジネス英語にはビジネス英語に必要な語彙があるためだ。ビジネス英語の中には、どの業界にも共通して使える表現があれば、特定の業界で頻出する独特の表現もある。

限られた時間を使って効果的に学習するためには、情報の取捨選択が必要だ。だからこそ単語帳ひとつにしても、自分にとって必要な語彙を学べるベストな学習材料を慎重に選んで欲しい。まずは「ビジネスで使わない表現は不必要」と割り切り、最短ルートで自分に必要な英語をマスターすべきだろう。

ステップ(4) シャドーイング

「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語の4技能の中で、最も難しいのは「話す」ことではないだろうか。反射的に言いたいことがスラスラ出てくるようになるためには繰り返しのトレーニングが必要である。必要な場面が訪れた時、咄嗟に英語が口から出てくるかどうかは当然トレーニング量がものを言う。

そこで実践すべきなのは「シャドーイング」だ。これは耳で聴いた英語を、アクセントやイントネーションを違えずにそのまま復唱する方法である。シャドーイングを行うと英語独特のリズム感が身に付き、ネイティブのスピード感に慣れてくる。また熟語や文章で英語を覚えられるため、頭の中で日本語を英語に変換する手間がなくなり、相手の会話に即座に反応しやすくなる。

シャドーイングに必要な学習材料は何でも良い。自分にとって必要な語彙が詰まったオーディオブックは特におすすめだ。好きな映画のセリフや歌など、なるべく自分の好きなものと結び付けるのも良い。モチベーションを維持しやすく、学習の継続率が上がるためだ。

ステップ(5) アウトプットできる場を設ける

自分からアウトプットする練習をしないと、なかなか英語で話せるようにはならない。とはいえ日本で日常生活を送りながら、英語でアウトプットする場を頻繁に設けるのは難しい。英会話スクールに通うのはスケジュール面でもコスト面でも負担がかかる。それに通ったとしてもアウトプットに充てられる時間は、せいぜい週に1?2時間といったところだろう。

そこでおすすめなのが「オンライン英会話」だ。オンライン英会話は安価で学べるサービスが多い。また自宅でのスキマ時間を有効に活用できる方法だ。基本的には24時間稼働しておりスケジューリングしやすいため、忙しいビジネスマンほど強い味方となる。通学制のスクールと違って毎日取り組むことも可能だ。

オンライン英会話ならあらかじめ講師の国籍を自由に絞ることもできる。 自分がビジネス展開したい地域の講師を選んでトレーニングすれば、発音のクセ・文化・考え方などその国のバックグラウンドも同時に学べるというメリットも生まれる。

おすすめの英語学習コンテンツ
ステップ(4)でも少し触れたが、学習の継続率を上げるためには自分にとって楽しいと思えるコンテンツ探しが重要だ。本・CD・DVDの他にアプリ・動画サイト・オーディオブックなど、コンテンツの形にはこだわらない。

ポイントはなるべくコストをかけないことだ。むやみにコストをかけてもそれに見合った学習効果が得られなければ、いたずらにモチベーションを下げるだけに終わる。またこれまで紹介した学習法を実践するためには、なるべく「音」が出るものが望ましい。

例えばAmazonの月額制サービス「Audible(オーディブル)」などはどうだろうか。月額1500円で好きなだけ朗読を聴けるアプリだ。洋書だけでなく英字新聞や雑誌などにも幅広く網羅している。iOS、Android、Windows10に対応しており、ダウンロードしておけば自宅でも外出先でも電波を気にせず再生できて便利だ。

「仲間を作る」ことが成功へのカギ
これまで学習継続のためのモチベーション維持の大切さについて度々触れてきた。その最たるものが「仲間を作る」ことにある。志を同じくする仲間を持つことは、学習意欲を高めるための重要なポイントとなる。

モチベーションが下がったときも、仲間とコミュニケーションすることでまた「やる気」は戻ってくるだろう。学習方法をシェアするなど情報の共有を行えば、学習効率も高めやすくなる。何より仲間と共に切磋琢磨すること自体が楽しくやめられなくなる。そうした状況をつくることができれば、成功に近づいたといえるだろう。 (ZUU online編集部)

英語を音で覚えるのは賛同します。インプットやアウトプットを増やすと言うのは必ずしも正しい考えではありません。インプットやアウトプットの量が大きな問題ではなく、どれほど忘れないで覚えるかが大事です。するとネイティブを真似るディープラーニングこそが最も効果的な学習方法です。

2018年4月21日 (土曜日)

「英語やり直し」を成功させる4つのアドバイス

池田 和弘氏が日経オンライで次のように言っています。

 今年もいよいよ新年度が始まりました。色々なことが新たに始まりますが、英語についても、この機会にしっかりとした力をつけていきたいと考えている方も多いことと思います。つまり、英語の学び直しです。新たな環境の中で心を一新して取り組むというのは、とてもいい機会だと思います。

 しかし、一方で「学び直しをする」ということは、一度うまくいかなかったということでもありますので、その原因をよく理解して再出発する必要があります。私が注意を払っていただきたい点はいくつかありますが、今回は中でも重要な4つの点についてお話ししたいと思います。

1、音声と組み合わせる
 1つ目は、何をするにせよ必ず音声と組み合わせた学習をするということ。リスニングテストが一般的になり、様々な音源に簡単にアクセスできるようなった今でも(いやそうなったからこそか)、いまだにリスニングとリーディングを別のもののように考えている人がいます。おそらくは「リーディングのリスニングテスト」がないからでしょう。

 しかし、これはとても効率が悪いです。なぜなら、リーディングというのは「音声を文字で表したもの」を読み取る作業だからです。私たちが日本語で何かを読む場合には、文字が「絵」のように見えますので、この点をほとんど意識しないのですが、振り返って子供たちの勉強の様子を見ると、漢字やひらがなの学習はまず音読から始まります。読み方も分からないまま黙読の授業が進められることはありません。身に付かないからです。これは英語もまったく同じで、良文を、音声を聴きながら口に出して読み上げるようにすると、リーディングの基礎ができるだけでなく、スピーキング力にもつながります。

2.声に出す
 2つ目は、必ず声に出して練習することです。これについてはたった今触れましたが、リスニングのスクリプトやリーディングの文章を、音を聴きながら読み上げる、あるいは音を聴き込んだあとにそっくり真似して読み上げるーーこれがもっとも確実に英語が身に付くトレーニング方法です。ボ~っとしていると、ついスクリプトやリーディングの英文が口から勝手に出てきてしまう。これは「少し危ない状態」とも言えますが、そのぐらい練り上げると、あとで必ず「急激に英語力が上昇する」というボーナスがドンと来ます。

 今のIT時代の凄いところは、テキストを自動で読み上げてくれる機能やソフトがすぐ手の届くところにあるということです。リスニング教材はともかく、リーディングに関しては、英文を音読しようとしてもIT以前の時代ではその英文の音声を聴くことはまず無理で、CD付きの限られた書籍や雑誌を買う以外には方法がありませんでした。これはとてつもなく大きな違いで、言葉の本質が音である以上、まずは音(と意味)を頭に入れ、それをベースに読み上げて練習すると学習の効率は間違いなく上がります。

3.日本語を活用する
 3つ目は「英語を英語で」を妄信せず、日本語をうまく活用することです。これは、このコラムのテーマでもあるのですが、私たちの母語である日本語は絶対的な力を持っています。国内の語学学校などで、「English only! No Japanese!」などと繰り返し注意されるのも、日本語の思考回路が働いていると英語を入れる隙がなくなるからです。

 しかし、この邪魔なパワーも使いようです。ここにある英文があったとして、意味もよく分からないのに無理やり音読したり、問題を解こうとしてもうまくはいきません。ところが、和訳をさっと見て取り組むようにすると、脳が活性化するため、集中した状態で英語をつかみ、深くトレーニングすることができるようになります。

 ある程度英語が出来る人なら、わざわざ全文の和訳がなくても、タイトルが日本語であるだけで、集中力がまったく違ってくるものです。これはある意味で脳をだますということですが、文法などでも日本語をうまく活用すると、あれこれと事細かに説明しなくてもうまく脳をだまし、無駄な苦労なしに英語を身に付けていくことができます。

 この点については、今、不思議なことが起こっています、それは、昨今は「英語を英語で」という声がどんどんと大きくなっているのですが、肝心要の教材類が実際のところどうなっているかというと、じつは(まるで反比例するかのように)日本語をうまく活用するケースがとても多くなってきているのです。たとえば、高校用の教材類にはリーディング教材でさえ、チャンク訳(意味の塊ごとの訳)に加えて音声までもが付いている例が標準となってきています。これは大変心強いことで、民間企業の関係者たちの懸命の研究と努力がうかがえます。

しかし、いよいよ時代そのものが日本語の積極的な活用へと流れ始めており、自分に残された仕事は、ほとんど文法用語を使わないシンプルな新しいタイプのグラマー(とその訓練システム)の普及に絞られてきたように感じています。ただ、この先、本格的に日本語の活用とICTが広まると、文法解説そのものが不要になるとも考えており、実際、私の頭の中ではそのシステムが出来上がりつつあります。

 世の中の進歩の最先端というのは、いかなる分野においても革新的・革命的であり、何年培ったノウハウであろうが、理論であろうが、しがみついていると必ず後れを取ることになります。

 ただ、ICTを使って、「これが自動詞で…」とか「瞬間動詞というものがあって… 」などと解説している動画を見ていると、情報通信技術の発達と、英語の教え方の発達とはまた別の物であるとも感じます。最先端の情報通信技術を使って旧態依然とした文法を教えていたのでは、英文法解説がなくなるどころか、ますます深く広く根をはる可能性もあります。

 一方で、エマージェント・グラマー(創発文法)などの、AI(人工知能)とも深くかかわる最先端の文法概念に基づく学び方も、いったんウェブで紹介され始めると、一気にその流れが強まるという希望もあります。いずれこのような時代が来ると予測し、理論と実践を通じて準備をしてきましたが、今英語教育・英語学習は本当にパラダイムシフトの真っただ中にあると思います。

4.文法を捨て去る
 さて、話が長くなりましたが、4つ目のアドバイスは、やはり文法への妄信を捨て去ることです。この点については、このシリーズの中で何回かに分けて実例を挙げてきましたが、文法解説には不要なものが大変多くあります。今回もう一例、簡単な例を挙げると、それは「自動詞と他動詞の区別」です。もちろん、この辺りはもう完全にマスターできているという人には不要な話ですが、それでもどうでしょうか。あなたはスピーキングやライティングにおいて正確に使い分けができるでしょうか。つい「分析・分類脳」が働いて、余計なエネルギーを使っていませんか。

次の例を見てください。同じような意味なのに、下の動詞では前置詞がありませんね。

・talk   about a problem
・discuss ● a problem

 「自動詞・他動詞」というのはたったこれだけのことです。つまり、前置詞が必要な動詞とそうでない動詞があるというだけのことなのです。大切なのは、「どれが他動詞だ?」「これは他動詞か?」といった発問ではなく、「なるほどこの動詞がこの意味で使われるときには、このような前置詞が必要なわけだ(or不要なわけだ)」と素直に理解して、あとは徹底的にその組み合わせを音読して頭に染み込ませることです。そのようにすると、①分類に頭を悩まさなくて良くなりますし、②会話でも文章でも正確に使えるようになります。

 discussなどは、いくら「他動詞だ」と頭で分かっていても、話すときについaboutを付けてしまう人がたくさんいるはずです。これが、理屈と実践の間のギャップです。関係者の間には、まず文法を理解してから練習をすれば良いという考え方もありますが、私はそれを全面的には否定はしないものの、文法項目のほとんどは「意味と形」をおさえ、あとは慣熟訓練をすればそれでオシマイであると考えています(※)。

(※)文法解説が「完全に不要である」とは考えていません。ただ、「極小限で済む」とは思っていますし、実践の場でそれを証明してきました。

 もちろん、文法が好きな人・興味がある人にはどんどんと文法を研究してもらって欲しいと思いますが、大多数の人は(このICT+人工知能の時代においても)文法で苦労しています。英語嫌いになる人もたくさんいます。繰り返しになりますが、文法(文の規則性)はそのほとんどが「形と意味」に注目することで、詳細な解説なしに理解できます。

 今年、新たに英語にチャレンジする人、やり直しにチャレンジする人には、ぜひ上記のような点に配慮し、無理無駄のない学習をしていただきたいと思います。中学1年生の教科書の1ページ目に「I’m excited!」という英文が載っているーーそれが、今私たちが生きているこの時代の英語教育の姿なのです。

言語の表現事例には文法が含まれています。つまり言語は事例基盤です。母語も文法を学ぶ前に正しい表現が使えました。これは表現事例に文法が含まている証明です。つまり文法は完全に不要です。

2018年4月20日 (金曜日)

南果歩 休みのたび“プチ留学” 英語で広がる自分の世界

スポニチに次のような記事があります。

英語の勉強に夢中な南果歩。アルファベットに囲まれてご満悦!?
Photo By スポニチ
 女優・南果歩(54)のもう一つの肩書は「学生」。数週間の休みが取れるたびに単身渡米し、現地の語学学校で英語を学ぶ。日常を離れてグローバルな学生生活を送ることで、世界を広げ、豊かに生きるヒントを得る。人生の折り返し地点を過ぎ、自分らしい生き方を追求している。

 米国在住の友人宅に居候しながらの学生生活はまさに勉強漬け。朝から学校に行き、授業が終わればクラスメートとスターバックスで宿題をして帰るのが日課だ。毎週金曜は文法、単語、リーディングなど一日中テストがある。現在のレベルは5段階中、真ん中の3。「あ?覚えられない、あの単語なんだっけって思いながら勉強しています。本当に出来が悪い学生です」

 “プチ留学”を始めたのは昨年春以降。「最初は気分転換にアメリカに行ってたけど、何かしなきゃという気持ちになったんです」

 夫の渡辺謙(58)や息子と米国で生活していた時期があったが、英語力には自信がなかった。「家族で行っていたので家庭内では日本語だし、基本はお母さんとして子供の用事や送迎に終始していたので。英語がしゃべれれば世界中どこでもドキドキしないで行ける。この際英語をちゃんとしゃべりたいと思ったんです」

 昨年は4回、今年は1月にそれぞれ数週間通学。女優をしていることはクラスでは言わず、1人の日本人学生“カホ”として溶け込んでいる。「普通の学生として友達とランチをしたり、ちょっと仕事から離れる。行ける時間は限られているけど、解き放たれるというか一個人になる感覚です。年下の先生もカホと呼ぶし、とてもフランクで心地いいです」

 10代の若者から同年代まで、世界中から大勢の人が集まるスクールライフに刺激を受ける。仲良しは中国人と韓国人、ブラジル人で「年齢もバックグラウンドもさまざま。言葉がおぼつかない分、気の合う、合わないを肌で感じて、友達をつくるのが凄く面白いです」。15年に「マスタレス」でハリウッドデビューしたが、英語は女優業のためではなく自分の世界を広げるため。「仕事で生かすチャンスがあればありがたいけど披露しなくてもいい。自分の中にもう一つ確実にできることが増えれば、もっと自由になるかなと思ってます」

 最新映画「オー・ルーシー!」(28日公開)は、くしくも主人公・節子(寺島しのぶ)が英会話教室に通い始め自分を解き放つ内容。演じたのは姉役だが、節子に共感する部分も多い。「英語と共に節子の窓が開いたように、異文化に触れたり旅に出ると自分の違う一面が出ると思うんです。日常を生きるヒントを旅先で得て、旅をした後の日常の景色はひと味違う。そういうことが私にも必要だったんだと思います」

 息子が大学生になり自分の時間が増え、人生を見つめ直すタイミングで夢中になるものに出合った。「人生の時間割って年代で変わっていくというのを凄く感じますし、人生の折り返しこそが自分らしい生き方を試されるのかなとも思います」

 16年3月11日に乳がんの手術を受けたことも人生観に大きな影響を与えた。定期的に検診を受け、2年目の検診はオールクリア。

 「大病をしたことで体があっての命、命があっての心、心身共に健康であっての仕事だと実感しました。お芝居はどの役でも自分の実人生がフィードバックしてくる。私というフィルターを通して役が生きるので、私自身がクリアで自立していることが役の広がりを持たせる一番の要になると最近思うんです」

 予期せぬ波乱を経験し、歩みの進め方も変わった。「50代は箱根駅伝でいったら復路のスタートを切って、同じ道を走っているのに逆方向から見る景色は全然違うんです。以前は突っ走るのみだったけど、今の景色も十分楽しもうという気持ちになるんですね。そうしないと人生がもったいないぞ、と」。晴れやかな笑顔は充実の証。人生の復路はより豊かになりそうだ。

 ≪最新映画では英語話せない役≫「オー・ルーシー!」は独身で職場では空気のような存在の節子が、英会話教室でイケメン講師に出会って退屈な日常生活を一変させる物語。南が演じたのは節子と共にカリフォルニアを訪れる姉の綾子で、英語が話せない設定。ジョシュ・ハートネット(39)と2人のシーンは、米国在住の平柳敦子監督と日本人が使うボキャブラリーなど意見を出し合い「監督とたくさん話して、シーンを作ったので凄く楽しかったです」と振り返った。私生活では5人姉妹の末っ子。「いまだにお誕生日会を開いてみんなで集まります。5人だと誰かとけんかしても別の姉に話ができるし、年を取ると仲良しグループの組み合わせが変わったり、人数がいるとなかなか面白いです」と笑顔で話した。

英語を学ぶと言う事が直接仕事にもつながっているようです。これは幸運と言えます。

2018年4月19日 (木曜日)

「英語強制」丸5年 ユニクロ社員はペラペラか

プレジデントに次のような記事があります。

社員は「困っています」

英語の社内公用語化の「現場」で起きていること
グローバル化の影響で英語を社内公用語にする企業が珍しくなくなりましたが、実際問題、社内でどれくらい英語が使われるようになったのか? また、社員の英語学習への意識・レベルはどれくらい向上したのでしょうか?

社内公用語を英語にする目的とは?

「『英語公用語化』は突然降ってきた……ドメスティック社員たちの慟哭」より。
そもそも日本企業にも関わらず、なぜ英語を社内公用語にするのでしょうか? それは、海外展開に積極的であること、そして各国での現地スタッフとのコミュニケーションを重視しているなどの理由が挙げられます。

例えば、大事な決定事項のある会議を行う場合、細かなニュアンスの違いで誤解が生まれることも考えられます。

「あの頼んでいた仕事、どう?(Have you finished making the document?)」

と聞かれたとして、作業の進捗状況を英語で正確に答えるのは意外と難しいです。大事な仕事ほど、細かな誤解が結果的に大きなミスを生みかねませんから、表現には神経を使わねばなりません。

「Almost done」(ほとんど終わったよ)
「I’m doing right now」(ちょうど今やってるよ)
「It’s WIP(Works In Progressの略)」(進行中です)
「Not started yet」(まだ未着手です)

など、返事の仕方はたくさんあります。こういった違い(ニュアンス)を意識しながら業務を進めるのは負担が大きそうです。時には「大事なことなので日本語で失礼します」とやむなく日本語で伝えるケースもあり、英語の公用語化実現には超えなければいけないハードルがいくつもあるのが現状と言えるでしょう。

しかし、それでも英語を使うのは、やはり海外からの売上なしには企業が成長戦略を語れなくなってきているという事情があるから。

逆に言ってしまえば、いっそのこと社内で使う言語を英語にする、とルールにすれば、外国人で英語と日本語の両方できる人が話し相手の際、どちらの言語で話せばいいか気を揉む必要がなくなります。日本人同士でも英語で話すことで、外国人スタッフにいちいち議事録を翻訳したり、別途説明したりする必要もなくなります。

また、会社としては、メールも会議も電話も、すべて英語に統一してしまえば、マネジメントの観点から言えばとても効率的です。そういう意味では、長い目で見た時の業務効率アップにもつながってくるでしょう。公用語を英語にすると踏み切るのは、やはり悪い話ではないように思えます。

英語公用語化でユニクロ社員はペラペラになったか?
ただ、先ほども少し触れたように、現場のスタッフの立場になって考えると、対応するのはなかなか骨の折れることです。日々の忙しい業務に加えて、英語でコミュニケーションを取れるようそれなりの準備をしなければいけないわけですから、負担は小さくありません。

英語公用語化「丸5年」でも、社員は「困っています」
実際に英語が公用語となることでどんな変化があったのか? 「ユニクロ」を世界展開しているファーストリテイリング(2012年3月に英語公用語化への移行を実施)の社員に聞いてみました。

【社員Tさん(20代男性)】

英語に対する意識は確かに上がりましたが、同じ部署の日本人同士は日本語で会話することがほとんどです。日本人同士で英語を使うことは、めったにありません。(会議などでは)頑張って英語を使いますが、日本語に比べると言いたいことが表現できず、困っています。

(社内の英語)研修などで学ぶ機会はあるのですが、業務をこなしてから勉強となると、正直、やる気も上がりきらないことも多いです。TOEICも受けていますが、仕事で使う英語だけでスコアアップはできないので、参考書を買って自習しています。これからは英語ができないと、昇進にも影響しそうですから、必死です。

【社員Aさん(30代女性)】

私は海外支社の人とメールでやり取りをすることが多く、その時は英語を主に使っています。ただし、直接会うわけではなく、メールで使う程度の英語が理解できればいいので、それほど苦労はしていません。メールなら、わからない英単語があっても辞書で調べて理解する時間がありますからね。

会社全体を見ると、公用語を英語にしても、部署によってその浸透度はかなり違いがあります。海外の支社や取引先と連絡をよく取る人は英語必須ですが、日本人同士だと会議をしても日本語で進めてしまうことがほとんどです。大人数であったり、上司が同席したりする会議であれば頑張って英語を使いますが、言いたいことの5割も言えないのが正直なところです。

他にも数人に聞きましたが、多くが似た内容の回答でした。国内にいて、日本人同士であれば日本語で話してしまう。まあ、それは仕方ありません。ただ、全社員を調査したわけではないですが、どうやら完全公用語化への道は険しいと言わざるをえません。

ジャーナリスト溝上憲文氏がユニクロの30代の管理職業務の女性に取材したところ、「目標のTOEIC700点をクリアするまでオンライン学習が義務づけられている」「文書の日英併記などの業務も加わり、生産性は落ちた」「国内の店舗従業員にとって日常業務での英語の必要性も感じず、忸怩たる思いで辞めた人もいる」といったコメントが返ってきたというとはいえ、現状のまま(英語公用語に今ひとつ馴染めない感じ)でいい、とユニクロの社員たちが考えているわけではなさそうです。

業務が慢性的に忙しい中でも、英語力アップの時間を作ることを放棄せず、前向きに努力していきたいと願う声も聞かれました。会社に対して今以上に英語研修の機会を増やしてほしいという声や、自分自身で英会話スクールに通ったり自宅でTOEIC対策の勉強をしたりする社員は周囲にも多い、というのです。来るべき本格的な英語公用語化に備えようという気持ちの表れでしょうか。

英語を強制的に公用語化しても英語は話せるようになりません。英語を覚えて使うプロセスが必要です。公用語化しても英語を覚えるプロセスなり、覚えた英語を使う練習の場が必要です。

2018年4月18日 (水曜日)

6ヶ月無料、創業会員募集

英会話革命では5月31日まで、6ヶ月無料で、全ての教材とSNSが使える創業会員の募集をします。

英会話革命では従来の文法ではなく、ディープラーニングによる事例基盤の学習理論に基づく英語学習提唱しております。

英会話革命にはディープラーニングのための対話集と表現集が用意されており、ネイティブの音声を真似て覚えるために、全ての英語表現に和訳と音声バーと英文が添付されています。

過去6年かの教材開発中に300人の方に使ってもらい、効果が確認された表現集60冊と対話集60冊、合わせて120冊の教材がネット上に公開されています。

DISCORDを使ったSNSに参加できます。会員登録が完了すると、サイトのリンクからDISCORDの灯篭が可能です。

下記のサイトから申し込んでください。

https://英会話革命.com/

サイトから申し込むと登録フォームが送信されます。

2018年4月17日 (火曜日)

「TOEIC至上主義」が英語学習をダメにする理由

NIFTYで猪浦道夫氏が次のように発言しております。

「TOEIC至上主義」が英語学習をダメにする理由。受験者の約4割が日本人なのにグローバルスタンダード?
「TOEIC至上主義の結果、学習者は間違いだらけの英語教育を受ける羽目に陥っている」と語る『TOEIC亡国論』著者の猪浦道夫氏

国際社会で通用する「使える語学力」を標榜するTOEIC(国際コミュニケーション英語能力テスト)が生まれてから約40年経つが、相変わらず日本人の英語力は向上していないと言われている。

しかし、未だ英語教育の世界では官民総出の支持を受けた「TOEIC至上主義」が跋扈(ばっこ)し、その結果、学習者は間違いだらけの英語教育を受け続けているという。

この状況に警鐘を鳴らし、本来あるべき語学教育を提案するのが『TOEIC亡国論』(集英社新書)だ。TOEICの弊害、そして日本の英語教育の根本的な問題とは? 著者の猪浦道夫氏に聞いた――。

─そもそも不思議に思うのですが、なぜTOEICが英語力を測る評価軸としてこれほどまでに信奉されるようになったのでしょう? 日本人の「資格好き」という背景はあるでしょうが、数学や国語にも検定はあるものの、英語だけがTOEICのほかにも英検、TOEFLがあって圧倒的に「検定熱」が高い。

猪浦 まず日本人、特に団塊世代の多くの人が持つ「英語コンプレックス」が大きな要因になっていると思います。中学・高校で習う英語で優秀な成績を修めても、読み・書きに偏った英語力は「実用的ではない」と約半世紀にもわたって言われ続けてきました。

日本の中学校の英語教師が海外に行ったら英語がほとんど通用しなかった…というのは、どこの学校でも都市伝説のようになっています。こういったコンプレックスを背景にTOEICのような「英語で聞いて、英語で読み、英語で答える検定」が定着し、深く浸透していったのです。

TOEICはEducational Testing Serviceという米国の非営利団体によって運営され、「英語力検定のグローバルスタンダード」と謳(うた)われていますが、世界中の年間受験者のうち約4割が日本人で占められています。TOEICの知名度が高いのは、日本の他には韓国ぐらいでしょう。イギリスでは2014年からビザ申請にあたってTOEICのスコアを使用することが不可になっています。

─実際はグローバルスタンダードなんかじゃないのに、日本では「TOEIC至上主義」が根強い。

猪浦 2020年からの大学入試改革が話題になっていますが、これに合わせて英語の入試もTOEICをはじめとする外部試験に移行する傾向が強まっています。現在でも大学・大学院の約半数が入学試験でTOEICを活用していますが、2020年に向けて今後はさらに増えていくでしょう。

今回、『TOEIC亡国論』という刺激的なタイトルの本を書きましたが、英語の専門家にとってTOEICを疑問視するのは目新しいことではありません。「TOEICは万能ではない」どころか「無意味である」という見方もあるくらいです。

―具体的にどのような弊害が?

猪浦 リスニングとリーディングの試験からなり、すべてマークシート方式で答えます。トータル2時間で計200問が出題されるので、じっくり考えるというより瞬発力が問われる。大量かつ効率的に採点するためのシステムなのでしょうが、これでは話す力、書く力という能力は測れません。それなのに大学教育のみならず、最近ではビジネス界でも採用や昇進の際にTOEICで一定のスコアをとっていることを要求する企業が増えてきています。

しかし、学習者にとって本当に必要なのは「それぞれの人が置かれている環境、目指す環境で求められる英語力」を身につけることです。例えば、私は「大学生に求められる英語力」は原書購読能力に尽きると考えていますが、この能力をTOEICで測ることはできません。また、理系の大学院生ならば英語で論文を書く能力が求められますが、この測定においてもTOEICは無意味です。

ビジネスの世界でもグローバル化の時代といわれ、すべてのビジネスピープルに高い英語力が求められるような風潮がありますが、ひとりひとりが置かれている環境も異なるし、求められる能力も違ってくるはずです。

例えば、英語で取り引き相手と交渉する時、自社に有利な契約を勝ち取るために最終的に必要となるのは語学力ではなく交渉力です。その能力をTOEICで測ることはできないし、仮に英語で取り引きする機会が年に数回程度なら、そのために時間と費用を割いて英語を勉強するよりも交渉力を磨き、英語は優秀な通訳に任せるほうが合理的です。

─健康状態を測る目安として血圧の数値がありますが、それだけに注目していては大きな病気を見落としかねない。日本社会の「TOEIC信仰」にもそれと同じような危険が潜んでいるように思います。

猪浦 私は血圧が高めなんですけどね(笑)。確かに、TOEICのスコアを絶対視することで見落としてしまっている、日本の教育界全体の大きな問題があります。『TOEIC亡国論』でも指摘していますが、まず国語教育の問題があります。

2020年の大学入試改革に向けて、中学レベルでも英語のディベートに力を入れる学校が増えていますが、国語力の低下が問題視されている中、日本語でも十分に表現できないことをどうやって英語でディベートするというのでしょうか。

─小学校の算数でも「文章題」が苦手という児童が増えていると聞きます。

猪浦 国語教育の問題点は英語教育の欠陥とも密接に関わっています。国語教育の現場で日本語の構造やロジックをしっかり教えないから、英語という外国語を母国語と比較することができず、「言葉の仕組みや働き」を理解することもできなくなるのです。

日本語をちゃんとしたメソッドで学習している外国人から日本語の仕組みについて質問され、うまく答えられなかったという体験を持つ人は少なくないはずです。

要するに国語も英語も、日本の教育ではロジックがあまりにも軽視されています。この弊害は、例えば「私の父は健康だ」という日本語を英語に訳せと言われて「My father is health. 」と訳してしまう生徒が多いことに如実に表れています(正しくは「My father is healthy.」)。

もっと深刻な例を挙げれば、ある大学の学生が英語の教師に「ジュドウグマがわかりません」と質問したという話があります。この学生が言いたかったのは熊(クマ)ではなく、「受動態」のことでした。現在の中学校では「生徒に負担がかかるから」という理由で文法用語を全く教えていません。「ジュドウグマ」は英語の文法以前に国語力の問題ですが、もし文法用語を教えていれば、この大学生もこんな間違いはしなかったでしょう。

さらに言えば、「Nから先のアルファベットの順番を覚えていない」という大学生もいるそうです。こういった現状を無視して、根本的な問題の改善を図ろうともせずにTOEIC絶対視の傾向が強まっている。これは本当に危険なことです。

─笑い話のように聞こえるけど、全く笑えない現実ですね。

猪浦 日本では2002年から小学校でも英語を教えるようになりましたが、文科省は「小学校の教師も大学を出ているのだから『This is a pen.』ぐらいは教えられるだろう」という安易な考えで始めたようです。

その結果、どういうことが小学校英語の教育現場で起きているか。これは通訳学を専門とする鳥飼久美子先生(立教大学名誉教授)が何かの本で書かれていたことですが、英語の授業を参観に行ったら教師が児童たちに好きな動物の絵を描かせた後、例えば「ボクはライオンが好きです」と英語で発表させた。その教師は児童に「I am lion.」と言わせていたそうです。これでは「私はライオンという(名の)者です」と聞こえます。もちろん正しくは「I like lions」 です。

鳥飼先生は倒れそうになったそうですが、「こういうふうに不正確に教えられると後で中学校の英語の先生が苦労するだけだから、こういう授業ならやらないでくれたほうがいい」と仰っていました。私は小学校の英語教育は反対ですが、やるなら単語だけ教えればいいと考えています。中学校に入ってからの英語学習にも確実に役立ちますから。

社会人でも英語で会話ができるようになりたいと考えている人は少なくないでしょう。しかし、日本語での会話を見てもわかるように、ある程度の教養や雑学的な知識がなければ高尚なコミュニケーションは成立しません。

―では、どうすれば英語を楽しく、効率的に学べるのでしょう?

猪浦 本書の第2部「望ましい英語学習のあり方」で私は様々な学習法を提案していますので是非読んでいただきたいのですが、ひとつ例を挙げるならば「コノテーション」を理解することは楽しく学習することに繋がると思います。

コノテーションとは、言葉の元々の意味や背景を示します。例えば「interesting」という単語を日本人は「面白い」「興味深い」という意味で捉えていますが、ビジネス交渉の席で英語を母国語とする相手に「This project is very interesting.」と言ったら、少々意味合いが変わってきます。「interest」というのは元々「利子」という意味ですから、英米人の聞き手には「やりがいのあるプロジェクト」というよりは「儲かりそうだ」と言っているように聞こえます。

言葉の背景を学び、母国語との違いを味わうことは、学生だけでなくビジネスピープルにとっても有意義な英語学習方法のひとつと言えるでしょう。

コノテーションを学ぶなら、多くの英語表現事例を覚えて、それぞれの単語のコノテーションを学ぶ方法がベストです。

2018年4月16日 (月曜日)

鮮やか初防衛の村田、英語力磨く

 ブランダムラにTKO勝ちし、猛者ぞろいのミドル級で日本選手として初の防衛を果たした村田。9月に予定する次戦は満を持して米国に進出。ラスベガスで、2012年ロンドン五輪決勝で破ったエスキバ・ファルカン(28)=ブラジル=との再戦を計画している。ボクシングの本場で求められるのは好戦的なスタイルだけでなく、コミュニケーション力。勝利でのインタビューも見据え、既に準備を進めている。

 昨年10月にアッサン・エンダム(フランス)から王座を奪うと、その後、英語の能力に関する専門家のカウンセリングを受けた。「ボクシングというシーンでは問題なく英語を話せている」と評価された。一方、日常会話を問題なくこなすという面では、ボキャブラリー不足、文法が不十分と指摘された。

早速、課題の克服に取り組んだ。1、2月の沖縄1次、2次合宿には大学受験生が使うテキストを持ち込み、語彙力のアップに励んだ。毎日、テキストとにらめっこしながら、単語をノートに何度も書いて頭にインプットした。

 リングを離れれば6歳の長男、3歳の長女の父親だ。「家にいると子供がいて、うるさくて(勉強が)できない。こんなときに集中してやればいい」と苦笑したが、充実感にあふれていた。

 13日の調印式では、米国での試合をプロモートするトップランク社のボブ・アラムCEO(85)と笑顔で談笑。「(米大リーグ)ヤンキースファンのアラムさんは、大谷をエンゼルスに取られて悔しがっていた」。パンチの破壊力だけでなく、語学力も確実にステップアップしている。 

名実ともに世界的な選手になって欲しいと思っています。

2018年4月15日 (日曜日)

小学校での英語教育は早い方がいい」と先生たち 

Infoseek WOMENに次のような記事があります。

小学校での英語教育は早い方がいい」と先生たち ただ、自身が英語の勉強にかけられる時間は・・・

 2020年から、小学3・4年生でもスタートする「外国語活動」。英語をはじめとする外国語は、幼いうちから触れた方がいいと一般的にいわれているが、同時に日本の英語教育のあり方は、昔からさまざまな議論を呼んでいる。英会話教室を運営するイーオン(東京)は、現役の小学校教員153人を対象に、「小学校の英語教育に関する教員意識調査」を実施した。

現在、5・6 年生を対象に行っている「外国語活動」について、先生自身が課題だと感じていることを尋ねたところ(複数回答)、1位は「評価の仕方」(89人)だった。2位「クラスルームイングリッシュ」(83人)、3位「授業案の作成」(81人)と続いている。

 2020年から英語教育が3・4年生でも始まることについては、実に87%(133人)が「賛成」とした。主な理由は、「英語に慣れ親しむ年齢は早い方が良い」「中学年から始めた方が抵抗なく始められる」だった。また、同じく2020年から5・6年生の英語が「教科化」されることについても賛否を聞くと、63%(96人)が「賛成」と回答した。5・6年生で始めた方が、中学英語への移行がより容易になるのでは、とする意見が多かった。

一方、「自身の英語スキルアップにかけられる時間」について質問すると、1日当たりでは「1時間未満」(65%、100人)とする人が最も多く、「まったく取れない」という先生も25%(38人)いた。週単位で見ても、「週1~3時間」(46%、71人)、「週1時間未満」(31%、47人)、「まったく取れない」(11%、16人)となり、決して多くはないという結果に。

専門性が求められることを考えると、実りある英語教育にするには不安が残る実態となった。ただでさえ教員の過重労働が問題となっている昨今、教員のためにも、教育を受ける子どもたちのためにも、教員がスキルアップする余裕を持てる環境の整備が急務といえるだろう。

どれだけの時間勉強できるかより、正しい英語教育が大事です。効果のあるアクティブラーニングをして欲しいと思っております。

2018年4月14日 (土曜日)

料理研究家が書いた「ビリからはじめる英語術

英語本の「ビリからはじめる英語術 英語は声を出して学ぼう」の告知です。

新泉社(東京都文京区)は、「ビリからはじめる英語術 英語は声を出して学ぼう」を、2018年4月21日に発売する。

「声を出して学ぶ英語」を練習するメソッド

   人気料理研究家である行正り香氏の著書で、「面白くて勉強になり、のみ込みやすい」とタレントのパックン(パトリック・ハーラン)も悔しがるほどの出来。高校で英語の成績がふるわなかった著者は、1年間米国へ単身留学。ゼロから英語を学び、新しい人生が始まった。英語を「世界を歩くための靴」に例え、最初はわらじの靴だったが下駄、スニーカーへと変化していき、時間をかけた末にガラスの靴を手に入れたと、素敵な言葉で表現している。

   著者が失敗を繰り返しながら編み出した「声を出して学ぶ英語」を練習するメソッドを、ビギナーでもわかりやすいように紹介。ビリから学べて自分流の「英語の靴」が手に入る。また、学習法だけでなく愉快な留学体験エッセイも収録し、著者の人生観や新しい女性の生き方も記した。

何度挑戦しても英語が身につかない、小・中学生の子どもがいる、仕事や海外旅行で英語を話したい人のほか、英語を通じて新しい生き方を発見したい人におすすめだ。

声を出して学ぶ英語は正しい方法です。しかし、単に声を出すだけでなく、ネイティブの音声を聞いて真似る声出しが大事です。単に声を出すだけなら、間違った発音や、間違った表現を覚える危険もあります。

2018年4月13日 (金曜日)

森岡康一さんへのメッセージ

森岡さんにはフェイスブックで次のコメントを送りました。まだ返事はありません。

森岡康一さんの多くの記事を読ませていただきました。

しかし、残念な事に森岡さんの言っている事は矛盾しております。

日経ビジネスではこう言っています。
「一方、英語が話せる口を作るには、ネイティブのマネをするに限ります。」

DMM英会話ブログでは次のように言っています。
「デタラメでもいいから話せ。」

この2つは矛盾することで、英語ネイティブのマネをすれば、デタラメを話す事はありません。デタラメでもいいから話す事が大事なら、ネイティブを真似る必用はありません。

しかし、グーグルのAlphaGoは達人(ネイティブ)を真似て、フィードバックで矯正して囲碁のプロに勝ちました。つまりディープラーニングです。しかし、脳のディープラーニングを人工知能が真似ています。

英語は誤り排除学習のネイティブを真似るディープラーニングが正しい方法でないでしょうか。赤ちゃんのように学ぶが正しい学習方法でないでしょうか。

森岡さんは次のようにも言っています。

“日本語には日本語の周波数、英語には英語の周波数がある。英語の周波数の方が高くて、この周波数をちゃんと耳でキャッチできるようになれば、英語力は伸びると。”

雑音とも言える子音の混ざる言語音は周波数を計る事ができません。しかし、定周波の母音だけを取れば英語も日本語もそれほど大きな違いがありません。

英語が聞き取れるのは英語耳が獲得できるからでもありません。英語耳の記事を書いた植村研一さんはもうその記事を削除しております。英語の音声認識は記憶にある音と聞いた音の照合です。

日本人の英語が下手なのは正しい方法で教える人がいない事です。そして英語が上手になった人がなぜ上手になったかを理解していないからです。

日本人の英語レベルを高めるためには、正しい英語学習が必要だと思います。

2018年4月12日 (木曜日)

「英語学習習慣化サポート」開始

VIPABCが新しいサービスを始めました。

AI×ビッグデータによるオンライン英会話学習「vipabc」を提供するVIPABCは、「英語学習習慣化サポート」を2018年4月10日(火)より開始します。
vipabcでは、これまで既存会員に対して休眠を作らないサポートシステムを強化してきましたが、今回の「英語学習習慣化サポート」は、新規会員が休眠会員にならないことを目的としております。

vipabcのビッグデータから導き出した“15”
 これまでAI×ビッグデータによって最適な英会話学習を提供してまいりましたが、長期的に継続したワークアウトによって筋力がつくのと同じように、英会話を学習するには、学習習慣を身に付けることも必要不可欠だと考えています。

そこで、全世界授業総数1億8千万回以上にのぼる当社のビッグデータから算出し、日本人が「英語の学習習慣が身についてきたかな」と実感するのに最適な初月のレッスン数は「平均15レッスン」であることが判明しました。このことから、vipabcでは新規入会者全員を対象に、初受講日から31日間で受講したレッスン数に相当するポイントを還元します。(最大20レッスン)

vipabcとは
vipabcが独自に開発した自動コース生成システム(DCGS:Dynamic Course Generation System)と1億8千万回にも及ぶ累計レッスン回数のビッグデータによって、ニーズ、職業、趣味、レベルなどに合わせて、最適な講師、教材及びクラスメートを自動でマッチングすることで、一人一人に最適で高品質なオンライン英会話学習を提供するサービスです。

 これまで英会話学習におけるスクールは「通学式」と「格安オンライン」の2極化が進んでいましたが、vipabcはシリコンバレー発の最先端技術により、両スクールのメリット融合を可能にしました。英語教授資格を持った全世界にいる20,000人以上の講師から、24時間365日高品質な授業を場所もデバイスも選ばず受講することが可能です。

ビッグデータによって最適解を見つけ出すのは人間の脳がやるべきなのです。脳が必要としているのはビッグデータの方なのです。そのビッグデータを会社が握っていては英語学習者は常に会社に依存し続ける必用があります。会社は困りませんが、英語を学習する人は困ります。

2018年4月10日 (火曜日)

なぜ、できる人ほど「シンプルな英語」を使うのか

ダイヤモンドで戸塚隆将氏が次のように書いています。

スタートの春。「今年こそ英語をマスターするぞ」と意気込んでいる人も多いでしょう。
 しかし、「どこから手をつければいいかわからない」「何度か英語にチャレンジしたけどうまくいかなかった」……そんな思いで尻込みしている人も多くいることと思います。実は英語が上達しない人には多くの共通点があり、そこをクリアすれば誰でも英語は身につけられます。

 そこで、英語経験者から高い評価を受け、早くも増刷が決定した『世界で活躍する日本人エリートのシンプル英語勉強法』(戸塚隆将)から、内容の一部を特別公開しましょう。

英語ペラペラになる必要はない
英語はなぜ必要なのか? 改めて考えたことはあるでしょうか。
英語は、当たり前ですが、「メッセージを伝える」ためにあります。伝えることがいちばん大切であるにもかかわらず、日本人はついつい「カッコよく話したい」「恥をかきたくない」といった思いを優先しがちです。これが英語の習得を妨げている原因だと私は考えています。「コンプレックス」や「自分がどう思われるか」以上に「伝える」ということが大切だということを忘れてはいけません。

よって、ペラペラな英語を目指す必要はありません。シンプルに「伝える」英語を身につけましょう。私は、ゴールドマンサックスやマッキンゼーなどで働いてきましたが、仕事ができる人、結果を出す人ほど「ペラペラ」ではなく「シンプル」な英語を話していました。
 では、「シンプルに伝える英語」とは具体的にどういうものか。いくつか例を見ていきましょう。

カルロス・ゴーンのシンプルな英語
 まずは、カルロス・ゴーン氏の英語です。日産自動車および仏ルノーの会長を務め、私たち日本人にとって、グローバルに活躍するビジネスリーダーの代表といえる人物でしょう。
 ゴーン氏の英語は、フランス語アクセントが残り、あきらかに英語のネイティブスピーカーではないことがわかります。それでも同氏の英語は、切れ味が鋭く説得力にあふれています。そして、その伝え方はシンプルそのもの。まさに「シンプルに伝える英語」の良い例と言えるでしょう。

会場からの質問
How different are the corporate cultures at Nissan and Renault?
(日産とルノーの社風はどのくらい違いますか?)

ゴーン氏
I would say, between Nissan and Renault, the differences are very big. Very big.
(私の意見では、日産とルノーの違いは、極めて大きいです。極めて、大きい。)

I mean, there is absolutely no similarity between the two corporate cultures.
(つまり、この2社の社風には共通点がまったくありません。)
 上記のやりとりは、ゴーン氏が講演で日産とルノーの企業文化の違いを聞かれたときのものです。

ゴーン氏は、聞き手の質問が終わると同時に答えを提示します。その結論は「very big(極めて大きい)」です。さらに結論を明確にするために「very big(極めて大きい)」を繰り返します。そして、その結論をさらに別の表現で言い直します。それは、「no similarity(まったく共通点がない)」です。これであればゴーン氏の結論が何であるのか、どんな相手にもしっかりと伝わるでしょう。

スティーブ・ジョブズの明快な英語
 スティーブ・ジョブズ氏によるスタンフォード大学卒業式での有名なスピーチも「シンプルな英語」の好例です。約15分のスピーチは、シンプルなメッセージ、論理、表現で構成されています。

Today I want to tell you three stories from my life. That’s it. No big deal. Just three stories.
(今日は、私の人生から3つの話をしたいと思います。ただ、それだけです。大げさなことではありません。わずか3つの話をするだけです。)
〈中略〉
The first story is about connecting the dots.
(最初の話は、点のつながりについてです。)
〈中略〉
My second story is about love and loss.
(2つ目の話は、愛と喪失についてです。)
〈中略〉
My third story is about death.
(3つ目の話は、死についてです。)

 まずジョブズ氏は冒頭で「人生の学びを3つ伝えることが本日の目的である」と伝えています。これが「明確な結論」です。本来は、どのような3つの学びなのかを冒頭で伝えることが結論の明確さを生み出しますが、ここではあえて聴き手を引き込むために具体的な内容を伝えていません。それでも「今日の目的は3つの話をすることだ」という言葉から始めることで、わかりやすさが生まれます。

 同時にその話が3部構成であることを伝えています。ここでも、論理構成が明確に提示されています。そして、その後のスピーチの中で、論理構成を理解するための助けとして、各部の冒頭に「first(第一に)」「second(第二に)」「third(第三に)」と目印となる言葉を加えています。これにより論理構成が一層わかりやすくなっています。

 そこで使われている英単語は「connecting the dots(点のつながり)」「love and loss(愛と喪失)」「death(死)」という簡単なものです。
 ジョブズ氏のスピーチには、ゴーン氏の受け答えとの共通点があります。つまり、(1)結論が明確にあり、(2)論理構成がストレートで、(3)簡単な言葉を使っている、ということです。

 卒業式という晴れの場で、15分のスピーチを聴く側は、じっとしていられないものです。だからこそ、「シンプルに伝える英語」が徹底されているともいえるでしょう。そして、これらが、私たちノンネイティブスピーカーが目指すべき英語のゴールなのです。

ジャック・ウェルチの英語は「表現」が簡単
 もうひとり、米ゼネラル・エレクトリック社の元会長であり、名経営者として知られるジャック・ウェルチ氏の英語を取り上げましょう。以下は、CNNのインタビューで中国の台頭について聴かれた際の受け答えです。

CNN質問者
Do they scare you or excite you, the Chinese?
(中国人に対して、恐れを感じますか、それとも、気持ちが高ぶりますか?)
ジャック・ウェルチ氏
Excite me!
(気持ちが高ぶりますよ!)
They’re huge! A billion, 300 million people.
(巨大ですね! 人口が13億人です。)
All I see are consumers. All I see here is opportunity.
(彼らは皆、消費者です。チャンスだらけです。)
 ウェルチ氏は中国について聞かれて、即座に「Excite me!(気持ちが高ぶりますよ!)」と答えます。質問が終わる前に、聞き手をさえぎるような間髪入れない受け答えです。そして、その理由として「huge(巨大)」と述べています。
 さらに、巨大な市場を支える具体例として、13億人の人口が存在しそれらの人々がすべて消費者だ、と持論を展開しています。

 そして最後に、再度自分の結論である「excite me(気持ちが高ぶる)を「opportunity(機会)」という語で言い換え、結論、根拠、結論というサンドイッチ構造で端的に答えています。

 際立っているのは、やはり結論の明確さです。scare you(恐れを感じさせる)か、excite you(気持ちを高ぶらせる)か。別の言い方をすれば、threat(脅威)かopportunity(機会)かと言えば、opportunity(機会)という明確な意見です。
 そして、シンプルな論理を展開していきます。「なぜかといえば、市場が大きいから」「具体的には、巨大な人口を有しているから」。さらに、ここで使っている英単語は、excite、huge、consumers、opportunityだけです。なんと簡単な英語でしょう。
 まず、「伝えるべき結論、メッセージは何か」、次に「それを支える根拠は何か」「結論と根拠を伝えるのに適した簡単な単語は何か」の順で考えましょう。

シンプルな英語を構成する5つの要素
 私が提唱する「シンプルな英語」とはなにか。ここでまとめてみましょう。
 これまでの事例で見てきたように「シンプルに伝える英語」には、以下の5つの要素があります。

(1)結論が明確で、短く、わかりやすい
(2)論理が明確で、ストレート
(3)簡単でわかりやすい語彙
(4)堂々と存在感がある
(5)高いリスニング力を備えている

 まずは、英語力以前に伝える「中身」が大切ということ。
 次に、その発言の中身を「結論と根拠が明確」な論理構成で伝えること。
 さらに、簡単な英語表現を用いた作文力です。ここでは「日本語で思いついた内容をそのまま英語に翻訳する」という発想から脱却する必要があります。私たちが日常的に使う日本語には複雑な語彙や表現が多いからです。

 この発想の転換は「小学生に何かを説明する」ところをイメージするといいでしょう。小学生に説明しようとすると、日本語の語彙レベルを相手の小学生に合わせて簡単なものに変えていくはずです。

 これらの要素を備えた「シンプルに伝える英語」は、どのように身につけていけばいいのか。それはひとことで言えば「基本」を大切にするということです。英語コミュニケーション力の向上は、「基本」を疎かにしては不可能です。楽な方法を探そうとすると、結果的に遠回りになります。「基本」をしっかり身につけ、最短最速で「シンプルに伝える英語」を習得する。それが大切なのです。

これはできる人がシンプルな英語を使うのではありません。多くの大衆に向けて話す時には意図的にシンプルに話すだけです。難しい問題はかなり難しい英語も使う必要があり、必要に応じて使えるはずです。

シンプルに説明する必要がある場合も存在するだけの事です。できる人がシンプルな英語しか話せないと言うのではありません。

2018年4月 9日 (月曜日)

子どもの効果的英語学習法

クリスチャントゥデイに木下和好氏の記事があります。

<子どもの英語が母国語レベルになるための2つの条件>

どの親も子どもに英語を習得してほしいと思っているが、もし母国語レベルの習得を願う場合は、以下の2つの条件を整える必要がある。

1. 年齢

自然に無意識的に言葉を習得できるのは0~9歳である。この時期に子どもに十分に英語に触れさせ言わせるようにすると、英語を母国語レベルに引き上げることが可能になる。この時期を過ぎてから学ばせるときは、習得法に工夫が必要となる。

2. 英語に触れる時間の絶対量

0~9歳の子どもに英語環境が与えられると、すなわち英語に触れる絶対量が確保されると、親の母国語が何であれ、子どもは英語を母国語にすることができる。この時期に複数の言語に触れることができれば bilingual、trilingual、multilingual にもなり得る。

<英語に触れる絶対量は最低何時間?>

0~9歳の子どもが英語漬けになれば、母国語のように習得するわけだが、1日24時間英語に触れなければならないという意味ではない。8時間の睡眠時間を除いた16時間のうち、人と対話したりテレビを見たりして実際に音声が行き交う時間は、最大でも6時間程度なので、毎日6時間英語に触れれば十分である。

でも、子どもには一度に5~6カ国語を習得する能力が備わっているので、5~6カ国語を覚えてしまう子どもは、毎日1つの言語に1時間程度触れる計算になる。すなわち実生活の中で毎日最低1時間英語を聞き、また話す環境が与えられれば、その子どもは英語を母国語レベルに習得することができるということになる。そして、このような環境提供は英語圏以外でも可能である。

<英語漬けでない子どもの効果的学習7大要素>

子どもの英語を母国語レベルに引き上げるための一番良い、また確実な方法は、9歳以下の時に、毎日最低1時間、英語だけの環境の中で生活させることであるが、普通の日本人の家庭に生まれ、日本国内で育つ子どもたちにそのような環境を整えることは簡単ではない。しかし、環境的に不利な状況下にある子どもであっても、英語の学びの中に7大要素が揃っていれば、かなりのレベルに達することが可能となる。

以下が英語学習の7大要素となる。

最低限の学習時間が確保されている
英単語の領域に留まらない
意味と音声が合体する練習になっている
自分の意思で言い方を選択している
能動的能力の練習が実行されている
英語が音読できるようになる
12歳になるまでは続けさせる
「子どもの効果的英語学習法・その1」では、前半の4要素について述べてみよう。

<最低限の学習時間>

日本国内で実施されている子ども英語クラスは、大抵の場合、週に1度1時間程度である。でも生活環境にマッチした英語、すなわち日々の生活に即応用できる英語の習得のために費やされる時間は、その何分の一にすぎないというのが実態だ。もし子どもに英語習得の気持ちや意欲が無ければ、1時間のレッスンに参加してもまったく英語に触れていないと同じことになってしまう。このようなレッスンが何年続いても、英語の上達は望めない。

このように、週1回1時間の英語クラスに通わせるだけでは不十分なので、子どもの英語上達を真剣に考えるのであれば、親の工夫あるいは努力が必要となる。そこでお勧めなのが、ディズニーアニメやその他の子ども向きドラマを英語で見る習慣を身に付けさせることである。

親も一緒に見て楽しむことが理想的である。なぜなら子どもは親の関心のあることに関心を持ち興味を抱くからだ。でも親に時間の余裕が無い場合、見る環境を整えてあげ、興味を共有することはできる。PC上で学べる学習プログラムがあれば、それらを活用するのもよい。

親のちょっとした工夫と努力で、子どもは英語をドンドン吸収していくようになる。そのためには毎日最低15~30分は英語に触れる環境を整えてあげることが重要だ。英語教室に通わせているだけではお稽古ごとの領域を脱することが難しく、退会したと同時に英語を卒業してしまうことになる。特に9歳以下の子どもたちは短期間で英語をすっかり忘れてしまい、レッスン代と英語お稽古事に費やされた時間が無駄に浪費されたことになる。

<単語の領域に留まらないこと>

子ども英語クラスではほとんどの場合、絵や動作で示しながら単語を覚えさせることに重点が置かれている。“apple” “cat” “desk” のように。子どもたちは先生の模範英語を聞きながら、それらの単語を覚えていく。そして、親は子どもがいろいろな英単語を言えるようになる様子を見て喜ぶ。発音がネイティブ並みだとその喜びはさらに増す。何百もの英単語がスラスラ言えるようになれば、わが子は語学の天才だと思い込むこともあるだろう。

このように、単語中心に子どもに英語を教える教室が多く、日本の小学校に派遣されているALT(assistant language teacher)も、単語を中心に教える傾向がある。単語を教える方が楽だし、また学習成果も出やすい。それに比べ、英文学習の方はあまりうまくいかないようだ。どのタイプの文章をどの順序でどのように教えたらよいかよく分からないというのがその理由かもしれない。

単語だけでは物足りないことは分かるので、英語の歌を教えたり、歌に動作を付けたり、踊りながら歌わせることも多い。それにより、子どもたちは英語のリズムの感覚や発音も覚える。それは良いことではある。

もちろん英単語を知らなければ英語を話すことは決してできない。単語を多く知っていればいるほど有利なことは確かだ。でも、もし単語を覚えさせることにだけに大半の時間が費やされると、英語を教えているつもりが、実はまったく教えていないということになり得る。単語だけでは生きた英語という言葉にはならないからだ。

英語と日本語の違いを決定づけるものは、単語ではない。英語的文脈から切り離された英単語は、言葉という観点から見ると日本語の単語と何ら変わらない。「机」を “desk” と言えたとしても、それだけで英語力が身に付いたことにはならない。英単語を覚えることと英語を覚えることは同じではないからだ。

日本人は英単語を多く使いながら日本語を話している。日本語のニュースを聞いていても、その中に英単語がたくさん出てくる。でも、それらの英単語は日本語の単語と同じ扱われ方をするので、誰も英語のニュースを聞いているとは思わない。日本人が話の中で英単語を多用しても、英語を母国語としている人たちには英語には聞こえない。なぜなら、英単語が日本語として使われているからだ。しかもそれらの多くが和製英語なので、発音も意味も和製化しており、もはや英語とは言えない。たとえ英単語の部分だけを英語的に発音し、また本来の単語の意味をキープしながら日本語文章の中で多く使っても、全体的にはあくまでも日本語であって、英語で話したことにはならない。

<単語は英語として使える必要がある>

約40年前に米国留学を終え帰国し、英会話学校を開設したとき、子どもから大人までの全クラスの教材を私自身が作成したが、こども向けの教材でも最初から英文を教えた。1レッスン8コマの漫画風の教材であったが、すべてが英文で、子どもたちは英文を使いながら単語を覚えていった。すると、覚えた単語はすぐに英語として使える。

“car” だけ覚えた子どもは、“car” を日本語の中でしか使えない。例えば「あの車を見てごらん」を「あの car を見てごらん」のように。しかし、それでは英語を話したことにはならない。でも “Look at that…” という英文の中で “car” が言えるようになれば、ただちに “Look at that car.” という英語が言える。英文にはいろいろな種類があるので、何をどの順序で教えるかの工夫は必要だが、少なくとも何らかの英文を利用して単語を教えていけば、子どもは「英語が話せる」という方向に進みながら実力をつけていくことができる。

<意味と音声が合体する練習>

言葉は「音声」と「イメージ(意味)」の2大要素で成り立っているので、言葉を覚えるとは「音声」と「イメージ(意味)」の合体が起こることを意味する。「こういうイメージ(意味)の時はこういう音声になる」、あるいは「こういう音声はこういうイメージ(意味)になる」ということを習得していくのが言葉の学習ということになる。

それで、子どもが英語を習得するためには、常に「音声」と「イメージ(意味)」がそこに共存していなければならない。具体的に言うと、何かの英語の音声を発するとき、並行して脳内にその「イメージ(意味)」が意識されている状態でなければならない。

ただ先生の後について英語を言ったり、英語の歌を歌うだけでは、音声のみがそこにあり「イメージ(意味)」不在という状況に陥ってしまう。いくら子どもがきれいな発音で英語を言ったとしても、脳内で具体的にその「イメージ(意味)」が意識されていなければ「音声」と「イメージ(意味)」の合体は起こらない。

「音声」と「イメージ(意味)」の合体という意味では、先ほど述べた英語のアニメやドラマを楽しむことは非常に効果的である。なぜなら、ドラマそのものが英語世界の模擬体験となるからだ。内容が面白ければ子どもは内容を追いながら、すなわち「イメージ(意味)」を意識しながら英語の音声を聞くことになる。その結果、本当の意味で英語が身に付くことになる。

私には2人の子ども(4歳違いの男の子と女の子)がいるが、彼らが小さかったとき、NHKで放映されていた “Little House on the Prairie(大草原の小さな家)” を英語音声で毎週一緒に見た。彼らは1つのドラマを一度見ただけでなく、その都度VCRに録画し、毎日帰宅後2度同じドラマを見て楽しんでいた。

内容が楽しかったので、いやいやながらではなく自主的に同じドラマを13回も見ていたことになる。後にバイリンガルになった彼らは、自分たちにとって一番効果的な英語の学習は “Little House on the Prairie” を何度も見たことだったと言っていた。

<自分の意思で言い方を選択する>

子どもは英語の生活環境の中で生きている場合は、覚えて発する英語はすべて自分の意思と直結しているので、正確にまた確実に英語を習得していくことができる。でも、日本語の生活環境の中で限られた時間だけ英語に触れる場合、自分の口から発する英語が自分の意思表示とは限らない。ある英文を先生の後について言うだけでは自分の意思と無関係なので、後ろから誰かに押されてただ一歩前に進むのに似ている。外見上一歩前進したように見えても、その子どもにとっては何も起こっていないのと同じである。

英語を学ぶとき、ただ与えられた英文を言うだけでは自分の意思とは関係ないので、うまく言えたとしても、記憶に深く残ることはなく、すぐに忘れてしまう。英語をきっちり習得するためには、自分の意思で言う必要がある。そのための効果的な学習法が「選択⇒発信」というプロセスである。

例えば、次のような学習法だ。

(1)1つの概念(イメージ・意味)を絵あるいは文字で示し、それに対応する英文音声を聞かせ、また言えるように練習させる。

(2)同じように2つ目そして3つ目の概念(イメージ・意味)を絵あるいは文字で示し、それに対応する英文音声を言えるように練習させる。

(3)次にそのうちの1つの概念(イメージ・意味)だけを絵あるいは文字で示し、それに対して3つの英文音声を聞かせて、示された概念(イメージ・意味)に相応する英文音声を選択させ、また言わせる。

このような「複数の音声の中から自分の意思でイメージに相応する音声を選び、言う」という学習法であれば、そこに子どもの意思が働くことになるので、概念(イメージ・意味)と音声が結合され、意味ある英文として応用力と共に記憶に深く刻まれる。

「選択⇒発信」という学習法にはいろいろな具体的な形があるが、どんな学び方であれ、自分の意思による「選択と発信」という要素は、効果的学習を進めるために欠かせない。

言語は「選択⇒発信」と言う学習方法より、達人つまりネイティブを真似る方法の方がずっと効果的です。少なくとも全ての母語はネイティブを真似、フィードバックで矯正する方法で学習しています。

脳の学習の仕組みは変わりませんから大人でも真似る学習方法は同じです。

2018年4月 7日 (土曜日)

英語学習のモチベーションを保つために

永井 聡一郎氏がマイナビに次のように書いています。

インバウンド需要の増大、英語力を育てる意義

社内公用語が英語の楽天、TOEICスコアが900点で100万円ボーナスが支給されるソフトバンク。「どちらもグローバル展開しているからうちには関係ない」と思われるかもしれないが、2017年の訪日外国人が前年比約20%増の2869万人、2020年の目標数が4000万人という環境の中で、いくら国内企業といえども英語を無視するわけにはいかない。

訪日外国人のうち、およそ3/4はアジア圏であり、必ずしも英語が必要というわけではない。ただ、どの国でも英語を学ぶ点、将来的なビジネス開発を見据えるのであれば、やはり英語を勉強するに越したことはない。そこで、TOEICを実施・運営する国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)のIP事業本部 IP普及ユニット ユニットマネージャーの永井 聡一郎氏に、ビジネスにおけるTOEICの活用について話を聞いた。

国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC) IP事業本部 IP普及ユニット ユニットマネージャー 永井 聡一郎氏
企業が英語力を育てる必要性訪日外国人数が増えることで最も恩恵をうけるのは宿泊施設だろう。昨今は民泊解禁に合わせ、競争も激しくなる。そんな時代だからこそ、英語コミュニケーションが重要と永井氏は語る。

「4000万人、その先の6000万人という訪日外国人数の目標がある中で、一番重要になるのが宿泊施設です。集客はさまざまなWebサービスを介して可能な時代です。ただ、何度も日本を訪れるような外国人にリピートしてもらうためには『感動体験』が大切なんです。コミュニケーション領域は、お金をかけたからといってすぐに成果が見えるわけではない。ですが、ここのところのインバウンド需要の増大に合わせ、投資メリットを見出すところが増えてきています」(永井氏)

オンライン上は最悪、翻訳サービスを噛ませることで対処できるが、「オフラインは人的な対応が重要になる」(永井氏)。例えばホテルではコンシェルジュが英語に対応できるものの、それ以外のスタッフでは対応できないケースがある。

「多くのホテルは英語対応マニュアルを作成しています。ただ、従業員は内容こそ覚えていても"理解"はできていない。『当ホテルは景色が自慢です』と説明できても、『あの窓の向こうにある建物はなんですか?』と尋ねられたらアワアワしてしまう。フレキシブルに対応するためには、会社として学習に取り組む必要があるんです」(永井氏)

訪日外国人への対応策では、5年前と現在で環境が変わっている。5年前の課題筆頭は「Wi-Fi環境の整備」だった。しかし、この5年で主だった企業は整備をほぼ完了したことで「ハードからソフトへ、訪日客への柔軟なコミュニケーション手段の提供が重要になってきている」(永井氏)。

ホテル向けにIIBCがセミナーを開催した際、永井氏は大手ホテルチェーンの人事担当者に「採用時に重視するのは、後から育てられる英語力や接客の資格ではない。お客さまに『ありがとうございます』と言われて喜びを感じられる感性を持つ人か」という話を聞いたと話す。

この大手ホテルチェーンはこれまで、数多くの訪日外国人を相手にしてきた企業だ。老舗企業だからこそ、と言えばそれまでだが、即戦力の英語人材が喫緊の課題であるはずの企業が、その会社にとって大切な価値を優先して「英語力は企業が育てる」という意識を持つ現状を鑑みれば、昨今の「目先の英語対応」に追われる企業にとっては一考の余地があるだろう。

ビジネスに必要な英語はTOEICのような英語の知識ではありません。英語を実際に漬かるスキルが必要となります。するとTOEICで英語力を判断するのは間違った方法です。

2018年4月 6日 (金曜日)

おはよう」の後には「グッドモーニング」

赤すぐ”みんなの体験記”への投稿です。

私は、フィリピンと日本のハーフなので、英語とタガログ語、日本語を話すことができます。

子どもたちにはこれからの人生、色んな文化、国を知り、世界中の色んな人とふれあってほしいと願っており、1歳11ヶ月から少しずつ長男に英語を教えています。

洋楽が大好きな私は、長男を妊娠しているときから英語の音楽を聴いたり、大好きな海外ドラマを見てお腹の子にも英語が聞こえるようにと心がけていました。

小さいときから英語を無意識に聞ける環境下にいると、比較的抵抗なく話せるようになる気がするからです。

長男とは、あくまでも楽しく英語の勉強ができるようにと心がけています。

私が行っている英語勉強法は至ってシンプルで、保育園の行き帰り、バス、電車の中、お風呂の中、お散歩中などに簡単にできるもの。

例えば、保育園に行く途中に道端で会う掃除のおばさんに「おはようございます」と言ったあと、「グッドモーニング!」と息子に話しかけるのです。すると息子は笑いながら「グッドモーニング!」と答えてくれます。

続けて「次はグッドアフタヌーンだよ!」というように、次はこうだよとどんどん言葉を繋げていくのです。

本人が好きな単語は何度も言いますし、苦手な単語はもうやだーと言って言わなくなるので、どんな単語が好きなのかもとてもよく分かります。ちなみに長男は、言いやすいからか「グッドモーニング」が一番好きなようです。

関連記事:1歳10ヶ月から約2年間英語教室に通わせたけど…はい、全く身についておりません!
外にでると、葉っぱや花、人、自動車など沢山のものがあふれています。それらをただスルーするのではなく、葉っぱを指差して「これは何色?」と聞いて「みどり!」と答えてくれたら「グリーンだね!」と笑顔で返します。

すると楽しそうに「あ!あれもグリーンだね!グリーンの車だ!」という風に喋りだしてくれます。個人差はあるかと思いますが、子供の関心を引きながらやるとうまくいく印象です。

日本語で答える長男に、私が英語で楽しそうに答えると、それにつられるのか同じように英語で答えてくれることもあります。

さらに、大好きなアニメの時間を、海外アニメの英語版にして流すと、嫌がらず見てくれます。おそらく動く絵に意識がいっていて、音声はおまけみたいな感覚なんだとは思いますが、無意識に英語が耳に入る環境を作るように心がけています。

日本のよき文化や、繊細な言語をしっかり覚えながら英語も学び、もっと沢山の多くの人々と関わっていってほしいなと思います。

子供に英語を教えるならこの方法こそがベストな方法だと思っています。子供は真似る事が楽しいからです。英語を習っている感覚はないと思います。

2018年4月 5日 (木曜日)

英語コンプレックス世代

毎日新聞の皆の広場の主婦の方からの投稿です。

先日、同世代の友人と近くの低山に登って、芽吹きの春を満喫した。その時、山頂付近で外国人と遭遇した。最近英会話を勉強し始めた友人は、「こんにちは」と日本語で声を掛けられたのに、とっさのことで返す英語が何も浮かんでこなかったと悔しがった。「もう少しで山頂だから頑張って!」というのは英語で何というの? と聞かれた私も、しどろもどろ、でたらめに答えるばかりである。

 私たちの世代は、長年英語を習ってきたのに、とっさの一言が出ない、情けない、英語コンプレックスが強くあると思う。

 しかし考えてみれば、彼は英語圏外の出身者で、英語が苦手だったかもしれない。私たちは日本語で話しかけられているのに必死で英語で答えようとしている滑稽(こっけい)な日本人だったのかもしれない。せっかく頑張って覚えた日本語で話しかけてきてくれたのだから、にっこりと笑顔で「こんにちは」と返してあげるのが一番良かったような気がしている。

これは世代の問題ではなく、日本の英語教育の問題です。私は長年通訳をやっていましたが「。「もう少しで山頂だから頑張って!」を通訳するのは簡単ではありません。なぜ簡単でないかと言えば、そのような英語表現を聞いた事がないからです。

知っている単語で作り上げるしかありません。そう簡単にできる事でありません。日本の英語の授業では日本語を英語にする事を教えます。これは通訳でも大変な事です。

「もう少しで山頂だから頑張って!」を言いたいのなら、英語文化圏でどのような会話をするかを知ってそれを真似るのがベストです。でもそれはかなり大変な事です。

そうではなく、どこかで休憩しているところで、「どこから来たのですか。」とか自分の使える英語から話す方がずっと会話が弾むはずです。

急に自分の言いたい事を、準備や練習も無で、英語で言うのは通訳でも大変な事です。

2018年4月 3日 (火曜日)

音声学習のススメ(上)

安河内哲也氏が東洋経済で次のように言っています。

学習時間の半分以上は、音を使った訓練に

今日ここに集まった高校生の皆さんの多くは、上智大学を志望していると思いますが、英文法を本で学ぶ場合には、極力音声の模範がついているもの、ネイティブスピーカーの校正を経ているものを使いましょう。マニアックなルールを追求することよりも、基礎的な例文を暗唱して、スピーディーに口から出せるようになることを重視してください。

また、英文読解の教材も、極力、音声の模範がついているものを使ってください。そして、理屈を理解したとか、単語がわかったとか、そんなレベルで満足するのではなく、耳で聞きながら日本語を介在させずに全てがわかるようになるまで、学んだ英文の復習をしてください。

文法においても、読解やリスニングにおいても、これを実現するためには、学習時間の半分以上は、音を使った訓練に充てる必要があります。ネイティブスピーカーの音をまねて何度も練習します。止めながら、リピーティング、見ながら一緒に読んでみるオーバーラッピング、そして、レベルは高いですが、耳で聞いて輪唱のように追いかけるシャドウイング。一文読んだら、上を向いて、暗唱して文を唱える、1文毎のリプロダクション。もちろん、意味をしっかりと考えながら行ってくださいね。

こうした音声学習をしたほうが、だらだらと問題集を解くよりも、はるかにこの上智大学への合格に近づくことになるはずです。

残念ながら、日本の大学入試には、スピーキングテストはありませんが、音声学習を取り入れることによって、大学に入ってから英語を話すための素地を作ることができます。

英語(言語)はネイティブを真似、フィードバックで矯正するディープラーニングが必要です。その意味は何かと言えば、音声の流れの特徴を捉える事です。自然な音を捉える事で、発音も楽になり、覚えるのも楽になります。覚える事により発音や表現だけでなく、文法とか使い方も同時に学びます。

すると、オーバーラッピングとかシャドウイングではディープラーニングのような効果を上げる事ができません。繰り替え事ができ覚えますが、自分の発音をフィードバックで矯正しておりません。覚える事はできても、最適化が計れてないので、効果的な学習が期待できません。

脳が得意なのが最適化のプロセスであり、報酬系が満たされる楽しいプロセスです。その結果として多くの表現事例を覚えてしまいます。覚えるとか、繰り返しを目的にすると気が重くなります。

2018年4月 2日 (月曜日)

「OK!学習法」で自律学習

私塾界に次のような記事があります。

今年1月からタブレットを活用した公営塾をプレ開講している岩手県一戸町は、3月27日から30日まで4日間、同町高善寺の公営塾でこの春から中学に進学する小学6年生を対象に中学準備講座を開催した。中学校の1学期に習うことになる数学と英語の学習を先取りし、中学移行期につまずく「中1ギャップ」の軽減に向けて学習面での支援を進め、新年度に向けて意識を高めるとともに、公営塾を活用するために企画した。

4日間の講座で講師を務めたのは、青森県八戸市の志学塾を経営する畑山篤塾長だ。畑山塾長は、小中学校の学習や生活の違いを子供たちに説明したほか、数学と英語の導入部分を解説し、志学塾で実践されている一斉個別方式の「OK!学習法」による自律学習に取り組んだ。

「OK!学習法」は、学習計画からテキストの答え合わせに至るまで、すべてを生徒に任せるのが特徴。それによって、生徒たちは能動的に自ら学ぶ姿勢が身につく。

生徒が自ら設定した課題をクリアしたら講師(コーチ)からスタンプを押してもらうのが「OK!学習法」の特徴のひとつ

29日の講座には19人が出席。子供たちは慣れない計算に苦戦しながらも、真剣な表情でワーク教材に向き合った。講座を終えた子供たちからは、「わからなかったことがわかるようになったので、明日はもっと先に進めたい」といった声や、「家に帰ってからも勉強したい」といった前向きな声が寄せられた。

自分でやるからではなく、自分の興味を探求するのがアクティブラーニングです。与えられた教材を自分でやるだけですから、基本的には受動的学習のままです。自分で興味を見付けて、それを自分で探求するのがアクティブラーニングの本質です。

2018年4月 1日 (日曜日)

言語学習に「グーグル翻訳」は使うべきか

秋山燿平氏がダイヤモンド・オンラインに次のような記事を書いています。

グーグル翻訳には長所と短所がある
 最近は、インターネット上で利用できる翻訳ツールがたくさんあります。その中でも、皆さんがよく使うのは「グーグル翻訳」ではないでしょうか。このグーグル翻訳について「言語学習では絶対に使うべきではない」といった声をよく耳にします。では、本当に使うべきではないのでしょうか?

 結論から言えば、僕はこのグーグル翻訳を“ほぼ毎日”使っています。たしかにグーグル翻訳に代表される自動翻訳ツールには欠点もあります。しかし、短所を認識し、長所を生かせば、グーグル翻訳は外国語学習の強い味方となります。そこで今回では、短所と長所を踏まえてグーグル翻訳を「使うべき場面」と「使うべきでない場面」についてお話ししていきましょう。

日本語から外国語への文章訳は避ける
 翻訳ツールがもっとも苦手としているのは、文章単位での翻訳です。もちろん日に日に精度は向上しているため、いずれは完璧な翻訳ができるようになるかもしれません。しかし現状では、日本語で「○○と言いたい」と思ったことをグーグル翻訳にかけ、そのまま使用するのはやめたほうがいいでしょう。まだ、そこまでの精度を実現できていないのが現状です。

 また、外国語学習では「自分の伝えたいことを頭の中で外国語に変換する」という練習を続けることが上達のコツです。伝えたいことを外国語の文章に脳内で変換し、アウトプットすることを繰り返す中で、伝えたいことが瞬時に外国語で出てくるようになります。こうした学習のポイントを考えても、グーグル翻訳で文章をつくることはオススメできないのです。

言語習得は誤りを排除して学習する方が効果的です。それがネイティブを真似るディープラーニングです。

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