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2018年3月31日 (土曜日)

日本人が英語の成績が良くても話せないワケ

木原竜平氏が東洋経済で次のように言っています。

判を押したように全員で“I’m fine, thank you.”

学校で一生懸命勉強した、成績も良かったのに英語が話せないのは、自分の言葉として英語を身に付けてこなかったからです。さらには、人とやり取りをしながら英語を身に付けてこなかったからです。

たとえば、小学校英語活動でよく見られる最初の挨拶は、教師が”How are you?”(元気ですか?)と子どもたちに尋ね、“I’m fine, thank you.”(はい、元気です)と子どもが答えるパターンです。けれども、ある子は今朝、母親に叱られて家を出てきたので、気持ちは決して”fine”ではない。

それなのに挨拶ではみんないっしょに、それも大きな声で、“I’m fine, thank you.”と言うことになっている。1人ひとり尋ねてくれて、“I’m not good because ...”などと話しを進めていくことができたなら、自分の言葉として英語を発することができるかもしれません。

これまでの学校でのコミュニケーションを意識した英会話の多くは、自分の気持ちや状態を表すものではなく、“How are you?”の答えは、自分の状況がどのようなときでも、“I’m fine.”でしかありませんでした。また、言葉をテキスト上で学ぶだけで、人とやり取りをして学ぶことがないため、“Do you have a watch?”に対する答えは、“Yes, I do./No, I don’t. ”でしかないのです。

感情を伴った英語に出会い、それを実際に使用して自己表現をしていく。このように英語を学んでいくと、将来、自分の思考や感情を伴った英語を使用して話すことができるようになります。冒頭の大学の先生が希望するように、パーティで自由に会話を楽しみ、人間関係を築くような英語を身に付けることができるのです。

先日、川崎市の小学6年生を子どもにもつお母さんが、授業参観で英語活動を見た後に「ALT(Assistant Language Teacher)が『Eye Contact、Use Gesture、Big Smileが大切』と強調するので子どもは一生懸命やっていましたが、言葉(英語)や表情に気持ちがこもっていないのがよくわかる」と話していました。このお母さんは英語を話せるので、授業参観で見た英語活動には懐疑的でした。

日本で教鞭を取る外国人教師は「日本の学生は話さない」とよく話します。「大人しく聞いているのがいい生徒」とされる文化であり、また間違いを犯すことを恐れるあまり、日本の学生が授業であまり発言しないのは事実です。しかし、英語を話せるようになるにはこの環境を改める必要があります。そして、英語に限らず、ほかの授業でも自分の意見を自由に発言でき、活発に議論できる環境を作るべきではないでしょうか。

国語や英語の授業では、文学作品を題材にすることが多くありますが、文学の解釈は読み手によってさまざまです。正解がひとつではない問いに対して、各々の考えを自由闊達に述べ、対話を通して学ぶことがこれからは重要になってきます。

そのような子ども1人ひとりの思考や感情に沿う、多様性を認める学び方からこそ、「話せる英語」が育まれることは間違いないでしょう。

判を押したような答えが返るのは会話の機会が少ないからではありません。自分の使える表現が少ないのです。言いたい事が少ないから、結果的に判を押したような答えになります。

すると今のように文法を基盤に英語を教える事が間違いです。

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