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2017年11月20日 (月曜日)

私の英語勉強法:谷真海さん

The Yomiuri Shimbunに次のような記事があります。

気取らず、簡潔に、心を込めて語る

パラアスリートの谷(旧姓・佐藤)真海さんは、2020年の東京五輪・パラリンピック開催を決めた4年前の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、スポーツによって救われた自らの経験を英語で語り、大きな感動を呼んだ。「東京開催」を訴えるプレゼンターの1人だった谷さんが英語を本格的に勉強し始めたのは、その2年ほど前から。あの大舞台にはどう備えたのだろうか。

意外だったコーチからの一言
2013年の9月7日だった。招致活動の総決算となる舞台を前に、それまで味わったことがなかったほど強い緊張感に襲われた。日本代表団のトップバッターとして、「プレゼンテーション全体の雰囲気作りをしなければならない」と思っていた。実際、リハーサルでも、自分の調子が今一つだと、後続のプレゼンターたちもリズムに乗り切れないでいた。

覚悟を決め、演壇へと進み出た。

“Mr. President, distinguished members of the IOC, I am Mami Sato.”(「会長、そしてIOCの委員のみなさま、佐藤真海です」)

IOC総会が行われたブエノスアイレスに到着してから1週間、本番さながらのリハーサルを毎日1時間行い、プレゼンテーション対策チームによる指導を受けた。意外だったのは、スピーチのコーチから「滑らかさは求められていない」と諭されたこと。留学などで海外に長期滞在した経験はなく、英語は「日本語なまり」だったが、それを「直せ」とは一切言われなかった。

その代わり、一つ一つの言葉をはっきりと口に出すよう、厳しく指導された。「英語は日本語で話す時よりも、口を大きく開かなければならない」と教えられ、鉛筆をくわえたまま、口を大きく動かす訓練を繰り返した。スピーチでは、言葉の抑揚が大事だということも教わり、「歌うように、リズムに乗って」話すことを覚えた。ただ、一番重要とされたのは「心を込める」ことだった。

プレゼンテーションの本番では、骨肉腫で右脚の膝から下を失ったことについて、つらい思いをした当時の情景を思い浮かべながら語った。さらに、陸上に打ち込んでそのつらさを乗り越えたこと、故郷の宮城県気仙沼市が東日本大震災に襲われたこと、スポーツによる被災地の支援活動に取り組んだこと…。身の回りで起きた一つ一つの出来事に思いをはせた。

スピーチの草稿は、自分の経験をもとに、スタッフと話し合いを重ねて作成したが、中でもお気に入りの一節がある。“I learned that what was important was what I had, not what I had lost.”(「私にとって大切なのは、私が持っているものであって、失ったものではないということを学びました」)。この一節もそうだが、出来上がった草稿は、難しい単語や言い回しを一切含まなかった。

プレゼンテーションを経て「スピーチは気取らなくていい」ということを学んだ。その後、国内で講演する機会が増えたが、常に「簡潔な言葉で、気持ちを込めて話す」ことを心がけている。

常に英語に触れる

英語の勉強に本腰を入れ始めたのは2011年。それまでにも、海外を転戦する機会はあったが、外国人選手と積極的に話すことはなかった。しかし、早大大学院の社会人コースでパラアスリートの海外事情を研究するようになってから、各国選手から直接話を聴いてみたいと思うようになった。外国人ともっとコミュニケーションを図り、「様々な文化や価値観の違いに触れたい」という気にもなった。

それからは、海外の大会に積極的に出場し、英語を話さなければならない状況に自分を追い込むようにした。最初は思うように言葉が出てこなかったが、めげずに話しかけているうちに、自信がついてきた。研究の一環で、移動の合間などに各国選手に話しかけ、パラアスリートの練習環境や若手の育成事情、資金の捻出方法などを聞き出すこともあった。帰国してからは、メールでもやり取りした。

国内にいる時は、通勤前や通勤途中のちょっとした空き時間にラジオで英語のニュースを聴いたり、自由になる時間は海外のドラマや映画を見たり、それこそ「英語を浴びる」ように心がけた。面白いことに、そうしているうちにかつて中学・高校で習った英単語や文法を思い出すようになった。習った当時は「それが役に立つのか、疑問に思っていた」が、今は「しっかり勉強しておくといいよ」と若者に伝えている。

話しかける勇気を

2015年4月に長男を出産し、昨年競技に復帰したが、それは東京大会への思いがあるからだ。「最初はアスリートとしてその場に立つことは考えていなかったが、2020年が近づくに連れ、チャレンジしなければ絶対に後悔すると思うようになってきた」。しかし、「やり尽くした」という思いがある走り幅跳びには戻らず、トライアスロンに転向した。

パラトライアスロンは、スイム0.75㌔、バイク(自転車)20㌔、ラン5㌔の3種目からなる過酷な競技だが、転向後初のシーズンとなった今年は9月の世界選手権で初優勝を果たした。「けがもせず、いいスタートを切れた。伸び代はいっぱいある」。目指すは当然ながら「2020年」。英語の勉強も2歳の息子と英国の幼児向けテレビ番組「きかんしゃトーマス」や米映画「カーズ」を見るなどして続けている。

英語で外国人に話しかける勇気を持ってから、自分の世界は大きく広がった。だから、世界中から選手や観客が訪れることが予想される2020年は「思い切って少しでも話しかけてほしい」と願っている。

皆様も参考にしてください。

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