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2017年10月31日 (火曜日)

Musioの音声認識は音素ベース

Musioの音声認識の音声認識システムに関して、フェイスブックに次のような答えをもらいました。

桜井様
弊社では、英語会話エンジンを開発している会社でございまして、ディープラーニング基盤技術は音声認識の部分よりは、会話エンジンに活用しております。(音声認識は他社様のオープンソースをご活用しております。)そのため、大変申し訳ございませんが、音声認識技術の原理に関するお答えが難しいことをご理解いただければ幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。
AKA

もしこれが事実であれば、英語の発音の判定はできないと思います。グーグルもマイクロソフトも音素ベースでは音声認識ができないので、統計的な認識のシステムにしました。

それではサイトで説明している”発音練習 Musioが発音をチェックしてくれます。あなたの発音を録音して再生したり、ネイティブと比較したりもできます。”と言う説明は事実ではなく、誇大表現です。

音素ベースですからディープラーニングをしていると言うのも事実でありません。

2017年10月30日 (月曜日)

日外国人へのおもてなしと英語学習に関する実態調査

日本でTOEIC Programを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)(所在地:東京都千代田区永田町、理事長:室伏貴之、http://www.iibc-global.org )は、訪日外国人が増加している日本において、全国の20~50代男女1,000名を対象に「訪日外国人へのおもてなしと英語学習に関する実態調査」を実施しました。

 2017年9月の訪日外国人2,000万人突破のニュースに続き、訪日外国人は現在も毎月増加傾向にあります。訪日外国人の増加に伴って「おもてなし」という言葉も頻繁に聞かれるようになってきました。例えば日本に住む人でも理解が難しい複雑な交通網をはじめ、街中の案内表示は、英語だけでなく、中国語やフランス語、スペイン語、韓国語など多様な言語に対応するなど、急ピッチで訪日外国人の受け入れ対策が進められています。一方、外国人に対しての「おもてなし」といえばコミュニケーションあってのものと考えられますが、そのコミュニケーションと英語学習の実態について、アンケート調査しました。

調査サマリー
外国人のおもてなし、用意すべきは「英語・英会話の習得」が50.4%
英語が苦手と思っている人は81.9%、理由は「物怖じしてしまうから」「単語、文法に自信がない」
英語力向上によってしたいこと1位は「海外旅行」!英語を使う環境にチャレンジしたい人が約6割に。
4つのスキルのうち必要・強化したいのは「リスニング」
英語資格保有者は29.9%、受験理由1位は「学校・会社で受験させられた」から
【番外編】英語で困ったエピソード

調査結果
外国人のおもてなし、用意すべきは「英語・英会話の習得」が50.4%
「外国人へのおもてなしとして用意した方がいいと思うものは何ですか。(複数回答可)」という問いに対する回答は、「英語・英会話の習得」がトップで50.4% となりました。次いで「道路標識などの英語表記」が46.9%と、言葉(コミュニケーション)に関するものが上位となりました。

英語が苦手と思っている人は81.9%、理由は「物怖じしてしまうから」「単語、文法に自信がない」
「あなたは英語がどの程度得意ですか。(単一選択)」という質問をしたところ、英語が「得意」と思っている人は「得意」「どちらかというと得意」を合わせても18.1%、「苦手」と思っている人は「どちらかというと苦手」「苦手」を合わせた81.9%となりました。また「そう思う理由(複数回答可)」として、得意な人は「新聞、雑誌、ネットニュースを読んで理解できるから」「メールやSNSなどで日常的に使っているから」などと回答し、苦手な人は「普段英語を使う機会がないので物怖じしてしまうから」「単語や文法に自信がない」「試験の点数が悪かったから」などと回答しました。過去の経験や気持ちの面で苦手と感じている方が多いことがわかりました。

英語力向上によってしたいこと1位は「海外旅行」!英語を使う環境にチャレンジしたい人が約6割に。
「英語力を向上させることにより、あなたがしたいことをお答えください(複数回答可)」という問いに「海外旅行をしたい」が41.9%でトップの回答となり、「ニュースや映画を字幕なしで見たい(34.0%)」「街中で外国人とコミュニケーションをとりたい(29.8%)」が続きました。「海外旅行をしたい」「街中で外国人とコミュニケーションをとりたい」という回答者は、約6割(重複分を除く)でした。英語力が向上すれば、もっと英語でコミュニケーションをとりたいと考えている方が半数以上いることが分かりました。
 また、「〔英語力向上によりしてみたいこと〕を達成するために、必要だと感じることは(複数回答可)」という問いには、「英語に触れる機会を増やす(49.2%)」「英語を学ぶ時間(38.3%)」「勉強や練習を続けるモチベーション(32.7%)」と続き、英語力向上のための機会や時間を作り出すことや、モチベーションの維持が上位を占めました。

4つのスキルのうち必要・強化したいのは「リスニング」
語学学習のスキルは「聞く」「読む」「話す」「書く」の4つに分けられます。今回のアンケートでは、4つのスキルの強化していきたい順番についても調査し、1位「聞く」、2位「話す」、3位「読む」、4位「書く」となりました。対面コミュニケーションに必要な「聞く」「話す」が上位となりました。

英語資格保有者は29.9%、受験理由1位は「学校・会社で受験させられた」から
英語資格試験経験者は29.9%にとどまりました。受験した人の理由1位は「学校・会社で受験させられたから」で51.2%でした。次に、「今の自分の能力を確認したいから」という回答が32.8%、「履歴書の資格取得欄に記載したいから」が18.1%と続き、レベルチェックや英語力をアピールするための受験が多い結果となりました。

【番外編】英語で困ったエピソード
海外旅行編
1「発音が悪かったのか、カナダでスプライトを注文したら、フライドポテトが出てきた。」(大阪府、50代男性)
2「ロンドンに旅行に行き、風邪をひいて医者にかかった時に受付での説明に手こずった。」(埼玉県、40代女性)
3「アメリカでキャンプ場を予約するために電話をしたが、場所の指定など細かいことが理解できずに、途中で諦めた。」(東京都、40代男性)
4「グアムに行ったときにシャワーの使い方がわからず、日本語が話せないホテルの人に聞いたが言っていることがわからず、シャワーを使えなかった」(福岡県、20代女性)

国内おもてなし英語編
1「駅で、切符の買い方を聞かれた時、あたふたしてしまってうまく答えることができなかった。」(東京都、20代女性)
2「道を聞かれたときに地図を指差して、文章ではなく単語でしか教えることができなかった。」(東京都、40代女性)
3「海外の人に街中で話しかけられてもノーとしか言えず逃げた。」(北海道、50代女性)
4「観光地で外国人によく声をかけられるが、会話にならず外国人を全然助けてあげられない。」(神奈川県、40代女性)
5「電話の問い合わせでお客様が英語を話せる人をお願いしますと言っていた時。対応する自信がなかった。」(神奈川県、 20代女性)

ぜひ参考にしてください。

2017年10月28日 (土曜日)

昭和式学習から「21世紀型学習」へ

廣津留 真理氏がダイヤモンド誌で次のような記事を書いております。

「21世紀型の子育て術」として、私がかねてから紹介しているのが、ホームパーティです。

家庭で気軽にホームパーティを開くことで、お子さまは、

・コミュニケーション力
・オープンマインド
・英語力
・発信力
・おもてなしの心
・季節や味覚、五感の発達

など生活に必要な力をたくさん学びます。
今、教育は大きく変わり、親のあり方も大きく変化しています。

これまでの昭和式学習……

・子どもが解く山のようなプリントを整理する
・さっさと机について勉強するように日々促す
から、21世紀型学習……
・体験型学習でなんでもやらせてみる
・幼い頃から本物に触れて深い教養を身につけてもらう
・ネット時代だからこそコミュニケーション力を養うへと変化しつつあります。

コツは3つ。
 1つめは、テーマを決めます。
 親しい方がただ、パラパラと集まるというよりは、当日のテーマ設定をすることで、
・メニュー(献立:誰が何を持ち寄るかをざっくりとあらかじめ決める)
・ドレスコード(服装に制限をするためではなく、ゲスト全員が当日場違いな服装で気まずい思いをしないための配慮を覚える)
・ゲストリスト(ホストはみんなをつなぐ役割があるので、ゲストリスト作りは念入りにする)
・プレイリスト(音楽のないパーティはさびしいもの)
 が楽に決まります。

親がこういった準備をする姿、料理の食材を一緒に選ぶ買い物、当日の気配りなど、すべてが子どもにとってよい経験となり、後々必ず役に立ちます。

2つめは、ホストとなるご家庭だけに負担が多くかからないように、みんなで自分の得意料理やデザート、飲み物などを用意するといいでしょう。

私はネット時代はホームパーティではなく、ネット上のコミュニティーが大事な役割を果たすと思っています。

2017年10月27日 (金曜日)

ビジネスで英語を使う時の3つのポイント

上乃 久子氏が次のようなアドバイスをしています。

留学経験のない純ジャパニーズでありながら、世界有数の日刊紙であるニューヨーク・タイムズの取材記者として英語を武器に働いている上乃久子さん。よく帰国子女と思われる彼女は、じつは海外生活の経験はなく、仕事現場での実践のみで英語を鍛えていったそう。話題書『純ジャパニーズの迷わない英語勉強法』を上梓された上乃さんに、前編では英語が身につくメンタルの鍛え方を、後編では普段のビジネスシーンでも使える英語のコツを伺いました。

オフィスシーンでの英語は「あんちょこ」必須
「会社で使う英語は、ある程度パターンに落とし込むことができる」と上乃さんは断言します。彼女の働く新聞社の現場では、政治経済、国際情勢......最近では北朝鮮関連のニュースなども予習して、使うであろう英語表現をリスト化した「想定問答集」をつくってから取材に臨んでいます。ビジネスの現場でも、自分の業務で使いそうな会話を前もって「あんちょこ」として作っておくことが重要だと上乃さんは言います。

取材前に「話題に上るであろう」英語の想定問答集を作り、丹念にチェックをする
「つい最近も衣料品店のカウンターで、英語で精算のことについて尋ねられていた店員さんがアタフタしていました。こういったシーンでは使うであろう表現を想定しておくと心強いですよね。『こう来ればこうくる』的なものを仕込んでおけば、パニックにならないですみますし、お客様にも満足してもらえます。日頃から現場の状況を分析して、テクニカルな用語や表現を練習し、アップデートしていくのです」

自分の職場で使われる用語を頭に叩きこんでおけば、いつでもパッと引き出せる。また、即興力を必要とされる電話は緊張するけれども、英文メールでのやり取りならワンクッションあるので、まずはメールで慣れていくのも手です。

短い文章で、結論から言う
伝えるためには、書くのも話すのも簡潔に短い文章を心がけるのが一番です。

「一文にあれこれ言いたいことを詰めこまず、"1つの文は1つの意味"で伝えると分かりやすい。さらに、日本語のロジックでは最後に来る結論を、逆転した順序で話すのがコツ。まずは、結論から述べる。次に、"なぜなら〜"、"その背景は〜"と続けます。結論を最初に伝えて、それを補強していくイメージです」

長文でみっちり埋まっているプレゼンのスライドは読む気が失せるものですが、それと同じこと。 また、かっこ良く話そうと逸る気持ちに駆られずに、失敗と恥を乗り越える経験も大切だと上乃さんは語ります。

日本人がやりそうなミス
「さらに日本人が気をつけたいのは、 照れ隠しなのか無意識に『フフフ』とか笑いながら話してしまうと、不審に思われてしまいます。また、日本の女性って電話だと特に高い声ですが、ビジネスシーンではそうではありません。可愛らしく話す意識を捨てて、声のトーンを下げて話すと信頼感が増します。私の女性上司もトーンは低めです」

つまり、まとめると......

純ジャパニーズが英語を使う時の3つのポイント
1. 独自のマニュアル用語集を作る

2. 書くのも話すのも短い文章で、結論をまず先に

3. 可愛らしくしゃべろうとしない

栗原さんとこんまりさんに注目!
日頃から著名人のスピーチ動画を見て、伝え方を研究しているという上乃さん。スピーキングを学ぶなら、料理家の栗原はるみさん、片付けコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さんのスピーチが参考になると教えてくれました。

「栗原はるみさんは、上手に話そうと気負うのではなく『料理を伝えたい』という謙虚な姿勢が伝わります。"ネギを斜めに切ります"などとフレーズも短い。こんまりさんもメソッドを伝えたいという想いでTEDで一生懸命プレゼンしています。お二人とも発音よりも、自分の専門知識を伝えたいという真摯な姿が好印象を与えます 」

キャロライン・ケネディ前駐日大使の声のトーンとスピードも、日本人に語りかけたいという気持ちがあふれているからわかりやすい。元国連難民高等弁務官の緒方貞子さんは、ロジックも発音も完璧で素晴らしいとのことでした。

上乃さんいわく「ビジネスの現場での英語は、無駄に勉強をするのではなく、必要な用語や表現を周到に準備して、短い文章で繋げていく」のがコツ。

これならすぐに実践できそうですね。明日の英語ミーティングからぜひ試してみてください。

ビジネスで英語を使うなら上記のような小手先の英語ではなく、新しい表現をどんどん覚えられる能力を付けるべきです。そのためにはネイティブを真似て、ネイティブのような発音や表現を使うべきなのです。

2017年10月26日 (木曜日)

小学校英語の実態

ベネッセの教育改革に関して次のような報告があります。

2020年度から始まる次期学習指導要領では、高学年(5・6年生)の「外国語活動」を教科「外国語(英語)」に格上げして、授業時間数も倍増(年間35時間から70時間へ)するとともに、現行の外国語活動を中学年(3・4年生)に前倒しします。
一方で、既に低学年(1・2年生)から外国語に触れる教育活動を行っている学校は少なくありません。次期学習指導要領への取り組みと相まって、小1からの外国語教育に力を入れる自治体や学校が今後、増えていくものとみられます。先進自治体では、どうなっているのでしょうか。

十分に慣れ親しむことを目指して、独自カリキュラムを実施する自治体も

2006年度から自治体を挙げて4・3・2制の小中一貫教育に取り組む東京都品川区教育委員会では、小1から独自教科「英語科」を実施しています。1~4年生を「英語によるコミュニケーションに『親しむ』」段階、5~7年(中学生を「英語によるコミュニケーション能力を『身に付ける』」段階、8~9年(中2~3)生を「英語によるコミュニケーション能力を『活用する』」段階と位置付けています。一方で、年間の授業時間数は、1~2年生が20時間、3~6年生が35時間(週1コマ相当)、7~9年生は140時間(中学校の標準時間数と同じ週4コマ相当)としており、1~4年生の段階でも徐々に英語に触れる時間を増やす配慮をしています。

2017年度から全校実施している新カリキュラムでは、小学校の1~2年生をALT(外国語指導助手)と学級担任のチーム・ティーチング(TT)で実施し、英語に親しませることを重視。3~6年生では日本人で英語指導の資格を持つ「小学校英語専科指導員」(JTE)と学級担任のTTとして初歩的な英語コミュニケーション能力を着実に身に付けさせ、中学校の7~9年生では教科担任による授業を中心とします(一部ALTとのTT)。

品川区と同様、2012年度から小中一貫教育を全校で行っている横浜市教育委員会でも、小学校1年生から「横浜国際コミュニケーション活動」(YICA)を実施しています。年間授業時数は1~4年生で20時間、5・6年生は標準通り35時間です。低学年では歌やゲーム、リズム遊びなどを通して、楽しみながら英語に触れる活動を行います。中学年では英語で質問するなどしてコミュニケーション活動を楽しみ、高学年では自己表現を大切にして、考えたり感じたりしながらコミュニケーション活動を楽しむことを目指します。そうして十分に英語に慣れ親しませた上で、中学校で「話す・聞く・読む・書く」の総合的なコミュニケーション能力を育成しようという考え方です。

単なる早期教育ではなく、英語でコミュニケーションを目指す

両自治体に共通しているのは、子どもの発達段階に応じて徐々に英語に触れて慣れ親しませる機会を増やしている点、コミュニケーション能力の素地を十分に培った上で中学校段階の学習につなげている点にあると言えるでしょう。

日本では中学校からの6年間、あるいは大学も含めて10年間にわたって英語を勉強しても、ちっとも使えるようにならないと、よく指摘されます。その理由としては、まず、教師も子どもも入試などペーパーテスト対策に関心が集中しがちで、外国語教育で本来目指すべきはずのコミュニケーション能力の育成が十分に行われていないことが挙げられます。それとともに無視できないのは、そもそも日本人は日常的に英語を使う必要性に迫られず、また恥ずかしがり屋な国民性から、どうしても学んだ英語を使うのをためらってしまう側面があることです。

次期学習指導要領で外国語教育を小3から前倒しするのも、そうした課題を克服しようとしてのことです。
小1から実施する先進自治体の取り組みは、たとえ外国人だろうと物おじしない小さなうちから、積極的にコミュニケーションを取ろうとする態度を育てていこうという取り組みであり、決して単なる中学校英語の「早期教育」でないことに注意する必要があります。

英語学習は知識の量ではなく、スキルの向上が大事です。

2017年10月25日 (水曜日)

子どもには使える英語を身に付けさせたい!

フムフムに次のようなニュースがあります。

日本ほど子どもの英語教育に熱心な国はないと思う。
幼児期から英会話教室に通わせ、小中高大で英語を学び続ける。にもかかわらず、20歳になったとき、世界の人々と英語で語り合えるレベルになる日本人はとても少ないのが現状だという。
どうして日本人の英語力は伸びないのか? その疑問に答えてくれ「なるほど、そうだったのか」と納得できる本に出会った。
『子どもを英語嫌いにしない11の法則』(安河内哲也・著/学研プラス・刊)がそれだ。

使える英語を身につける11の法則
著者は東進ハイスクールと四谷大塚NETの講師で言語文化舎代表の安河内先生、その英語メソッドには定評がある。
ずばり、子どもを英語嫌いにしない法則の11項目とは以下の通りだ。
*法則1 20歳で英検1級を目指す
*法則2 英語は10年かけて身に付ける
*法則3 英語力を伸ばすには、まず日本語力を身に付けさせる
*法則4 小学校までは一緒に遊んで英語の楽しさを刷りこむ
*法則5 オールイングリッシュは非効率。学校や塾の不足分を補えるのは親だけ
*法則6 中学・高校はアクセル全開。中一の一学期の中間試験の成功体験が最大の好機
*法則7 英語ができる子は、中学の英語の教科書をすべて暗唱できる
*法則8 4技能のバランスを整えて勉強すれば英語力は速やかに上達する
*法則9 英語力を早く伸ばしたいなら、文法の勉強は不可欠
*法則10 大学受験は一気に力を伸ばすチャンス
*法則11 やり直すのに遅すぎることは決してない、いつから再スタートしても英語力は身に付く

TOEIC900点以上でも英語が話せないのはなぜか?
社会人の英語力の判定はTOEICテストが一般的になっている。合否ではなく10点~990点までのスコアで英語力が示されるので実力が判断しやすいというわけだ。
しかし、安河内先生の意見はちょっと違う。
現在広く行われているTOEICテストは、リーディングや語彙、リスニングを測るマークシート方式の筆記試験のみです。(TOEICスピーキングテスト/ライティングテストではスピーキングとライティングの力が測られます)。したがって、本当の意味での英語のコミュニケーション力が測られているかというと、やや疑問です。受験テクニックさえ身に付ければ、ある程度の高スコアを取ることも可能です。現にTOEICテスト900点以上の高スコア保持者の中にも、英語がほとんど話せない人が結構います。
(『子どもを英語嫌いにしない11の法則』から引用)

英検1級は国連の会議レベル
安河内先生は20歳までに英検1級合格を親子の目標にすることをすすめている。英検1級は二次試験で英語のスピーチと質疑応答があるため、話せない人は合格できないのだ。
英検1級は国際社会で通用する英語力を測るうえでとてもよい基準だと言っていいでしょう。(中略)英検1級合格者は、TOEICテスト八〇〇~九〇〇点台の人と同程度の英語力があり同時に確実に話せる人たち、と考えればよいでしょう。
特に、海外生活経験があるわけではないのに英検一級に合格している人は、本当にしっかり努力し、よく勉強している人です。こうした合格者の英語は、いわゆるネイティブ・スピーカーのような英語ではなく、国連の会議などで話されているような英語です。自分の考えを、論理性をもってきちんと述べることができる英語です。
(『子どもを英語嫌いにしない11の法則』から引用)
国連会議のレベルというのは、そこでは英語を母国語としない世界中の人々が議論をしている現場という意味。ネイティブとは異なる発音でも相手の話を理解し、自分の考えを主張できることが重要なのだ。多くの親は「わが子にはネイティブのような英語をペラペラにと」願うが、発音より大事なのはコミュニケーション能力だということをしっかりイメージしておきたい。

わが娘は「セミリンガル」
これはわが家の話だ。「外国語がいくつも話せてすごいねえ」とよく言っていただくが、わが娘は残念ながらバイリンガルではない。異国で育ったからアルファベットを使った言語での変換はたやすいようだが、日本人なのに肝心の日本語が幼稚園レベルなのだがら、親としては恥ずかしい限りだ。
が、外国語の習得には長い長い年月がかかることは私たち親子は身をもって知っている。外国に住んでいれば、子どもはすぐにその国の言語はペラペラ……なんてのは親の妄想で、わが家の場合は、なんと15年間ももがき苦しんだのだ。
10歳の時点ではフランス語も話せない、日本語も話せない中途半端な状態で、しかもそこに学校のカリキュラムで英語とドイツ語まで混じりこんでいたから、さあ、大変。
とりあえず、クラス担任のアドバイスで日本語は家族の会話だけにとどめ日本語の読み書きを教えることをやめにした。同じような異国育ちの日本人でも日仏のバイリンガルは何人もいたから、たぶん、わが娘はそこまでの語学センスがなかったのだろうと思う。
そして、14歳から15歳になって、やっと頭の中が整理できたようで、仏英独の授業ではクラスメイトについていけるようになった。しかし、日本語は幼いままで現在に至るというわけだ。

幼児期、小学校時代は日本語をしっかり身につける
さて、話をもとに戻すと、本書で安河内先生は親たちに「焦らないで」と言っている。
幼児期に週一回ネイティブの英会話教室に通ってもすぐにペラペラになれるわけではない。英語は10年以上をかけてじっくり身に付けていくものだからだ。
幼児期、小学校時代に猛ダッシュをすべきではない大きな理由のひとつは、この時期は母国語である日本語をしっかり身に付けなくてはいけないからです。(中略)母語となる日本語は知的能力の土台となります。思考力は母語によって形成されます。(中略)もちろん英語力の土台も日本語です。母語における読解力や語彙力や会話力などの言語能力を、第二言語がこえることは、よほどのことがない限りありえません。最終的に高い英語力の習得を目指すのなら、母語のべースをきちんと作らないくてはならないのです。日本語がちゃんとできない子は英語もできるようになりません。特に高度な英語はそうです。
(『子どもを英語嫌いにしない11の法則』から引用)
わが子を“世界の輪”に入れるために、この本の法則をよく理解し、10年計画の英語教育を親子で考えてみてはいかがだろう。

使える英語とは英語のスキルです。英語試験は英語の知識の量を計るものです。TOEICが満点でも英語を話す事はできません。使える英語とはTOEICでも英検1級では無理です。

ネイティブを真似るディープラーニングで多くの表現を自動化して覚える必用があります。試験のための英語は所詮直ぐに忘れてしまう知識です。

2017年10月24日 (火曜日)

心が折れないビジネス英語学習6つのコツ 英語トレーナーが伝授

AERA English に次のような記事が出ています。

海外出張や社内公用語の英語化など、短期間で英語の習得を求められる人も多いだろう。ビジネスパーソンから絶大な信頼を寄せられる英語パーソナルトレーナーの河野木綿子さんによると、短期間で結果を出す人の勉強法には共通点があるという。挫折せずに結果を出すためのビジネス英語学習のコツを、「AERA English 2017 Autumn & Winter」(朝日新聞出版)で伝授してくれた。

(1)なりたい自分を決める
何のために英語を学ぶのか、具体的な目標とビジョンを持つことが重要。「会議で意見を英語で述べる」「仕事の8割を英語でできるようになる」など、なりたい自分を決め、実現するとどんないいことがあるのかまでイメージすると効果的。3カ月後、半年後、1年後の自分を描き、その目標達成のために必要なことを明確にしていく。アスリートのイメージトレーニングのように、「自分はできる」と信じよう。

(2)スタートダッシュが大切
最初の3カ月は英語学習に集中し、休まず英語にふれるようにしよう。新たに始めたことが定着し、能力や行動に変化がはっきりと表れ始める目安は3カ月。結果がなかなか出てこない2カ月ごろが最もつらい時期だが苦しくても走り続けて乗り越えてほしい。長い人生のうちの、わずか3カ月間。大切なスタートダッシュの時期と割り切り、短い時間でよいので毎日続けることが挫折しないコツ。

(3)プロの力を借りてみる
英語学習で何をやればいいかわからない人、長年続けているのに英語力が伸びない人は英会話スクール、英語トレーナーなど「プロ」の力を借りるといいだろう。どの教材で何をすれば効果的なのか、その道の専門家のアドバイスを聞いて実践してみることは大事。試して自分に合わなければ、ほかの学習法を探せばいい。自分では気づかない弱点もプロは指摘してくれ、行き詰まったときは相談もできる。

(4)仕事と同じように、英語も「アポ」を入れる
挫折の理由にありがちなのが「仕事が忙しくて」。だが、仕事を常に優先していては、上達の秘訣である「英語学習の習慣化」はできない。仕事と同じ優先順位で自分に「英語学習のアポ」を入れ、手帳に書き込もう。ポイントは自身でコントロールできる時間帯に予約すること。3カ月だけ毎朝30分早起きし、英語の時間を確保
するのもひとつの方法だ。忙しくても英語学習を先送りしないことが大切。

(5)挫折しそうになったときは休憩する
挫折しそうになったときは、休憩すればよい。英語学習はダイエットと似ていて、努力しているのに変化が表れない停滞期が訪れることもある。そこで心が折れてやめてしまうと挫折になるが、いったん休んで再開すれば挫折にはならない。再開するための秘訣は、「今日はやらないが、あす午後5時から1時間は必ずこれをやる」などと、再開の日時と課題を具体的に決めてから“計画的に休む”ことだ。

(6)できるようになるのは、やった人だけ
英語を話せるようになるのは、毎日の練習をした人だけと心得よう。多くの日本人が仕事で英語を話せないのは、英語で話す練習が圧倒的に足りないから。文法や単語を知っていても、とっさに口から英語が出てこないのにはこうした理由がある。肝心なのは「できる方法で習慣化し、あきらめない」という姿勢。練習の成果が表れるのは始めてから3カ月。その間は1日10分でもいい。継続は必ず力になる!

英語をやるならいろいろな事をするのではなく、継続的な学習が最も効果的です。言語は多くの事例の集まった事例基盤です。そのためにはネイティブを真似て、フィードバックで矯正するディープラーニングが最も効果的です。忘れずに覚える事ができるからです。最新の人工知能は全部このディープラーニングで学習させています。

2017年10月23日 (月曜日)

タブレット用英会話教材「SMARTree」

つぎのような記事があります。

韓国ソウル市にあるe-future, Ltd.は20日、タブレットを使用した英会話習得ツール「SMARTree」の提供地域を拡大し、日本・中国・サウジアラビア・ベトナムなどアジアおよびアフリカでも利用できるようにしたと発表した。日本ではPep(ピーイーピー), Inc.がe-futureのオフィシャルパートナーとして、日本国内で提供している。

「SMARTree」は、タブレットPCのプラットフォームを利用した、英会話のデジタル教材。韓国で長年ELT教材を開発・研究・出版してきたe-futureがその知識を凝縮させ、韓国内最大のテレコム企業と共同開発した。英語専任講師を雇用するのが難しい地域でも水準の高い英語教育が実現できることをめざしている。

「SMARTree」は、国際標準として学校教育にも取り入れられつつあるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいた内容と、英語を学ぶ上で重要な方法論を組み合わせている。実践的かつ実用的ながら、これからの英語教育の目標を十分満たす学習が可能という。

コンテンツ量も豊富(432レッスン)で、週1回のレッスンなら約10年分相当。継続して学べるため、知識・能力の定着にも繋がる。

日本では、2020年には小学校3年生から英語学習が取り入れられ、5年生からは英語を教科として学ぶことになるが、そのような英語学習制度や受験制度の変化への対応力も可能で、4技能をバランスよく習得することで身に付くという。

ぜひ参考にしてください。

2017年10月22日 (日曜日)

1冊で3度楽しめる英語絵本の使い方

廣津留 真理氏が次のような学習方法を書いております。

ステップ1:音読
絵本の醍醐味は2つ、美しく迫力のあるアートとしての絵と、韻を踏んだりリズミカルな短文を用いたり突拍子もないストーリー展開が繰り広げられたりする言葉の豊かさと面白さにあります。

後者を堪能するためには、まず音読します。

今回はネイティブスピーカーが読む音声を動画にしましたのでお聞きください 。
朗読は、私が主催しているサマースクール「Summer in JAPAN 2017」の講師陣のひとり、UTオースチンでバイオメディカル・エンジニアリング(医用生体工学)を学ぶテイラーさんです。
Marcus Pfisterさんの名作『The Rainbow Fish』をお送りします。

にじいろにかがやくうろこを全身にきらめかせた、世界でいちばん美しいさかなは、ちょっぴり自信家でいつもひとりぼっち。けれど、ほかのさかなたちとキラキラのうろこを1枚ずつシェアしていくことで、だんだんと友達の輪がひろがっていく、というシェアリングの話です。

どうでしょう、楽しんでいただけましたでしょうか。

いよいよ次は、お子さまが「シャドーイング」を行います。
「シャドーイング」とは、文字を見ないで、テイラーさんの声をよく聞いて、聞いたらすぐにマネて発声することです。

さらに、「オーバーラッピング」します。「オーバーラッピング」とは、文字を見ながら、テイラーさんの声を聞きながら一緒に音読することです。
その際、文字を指差しながら読んでください。

シャドーイングとオーバーラッピングをすることで、リスニング力もスピーキング力も高まります。
ネイティブスピーカーをマネると、発音もよくなります。

やり方は『英語で一流を育てる』に詳しく動画付きで説明がありますので、ぜひご参照ください。日本にいながらリスニング力とスピーキング力がみるみる向上しますよ。...

ステップ2:感想

 絵本の感想をできるだけたくさん述べましょう。
 形式にこだわらず、ランダムで結構です。
 日本語でも英語でもOKです。

ステップ3:ディスカッション

 ここからは、年齢やお子さまの個性、言語の習熟度に応じて保護者の方の腕の見せどころです。

 実は、この『The Rainbow Fish』ですが、アメリカでは議論の的です。
 賛成派は、シェアする心、他人とわかちあう幸せをほめたたえますが、反対派は、
1)どうして自分の大切なものを他人にタダで譲らないといじめられるんだ、おかしいじゃないか。
2)キラキラしたうろこを全員1枚ずつ持ちましょう、なんて、なぜみんなが同じ格好をしないといけないの? 個性は認められないの?

 というわけです。

 はたしてどう考えるのか、お子さまに聞いてみたくありませんか?

日本語を学ぶ時はそのようなディスカッションはしておりません。また必要はありません。ディスカッション
はまた別の能力です。日常生活ではあまり必要なありません。

2017年10月21日 (土曜日)

必要なのは「いいかげん読み」 

英語上達の近道は「辞書を引かない」こと井津川倫子が言っております。

先日、会合で「カズオ・イシグロの『日の名残り』を英語で読み始めた」と話したところ、「え~、すごい!どうやったら英語で小説なんて読めるの!」と、派手に驚かれました。

   いやいや、驚いたのは私です。その場にいたのは、通訳資格保持者や留学経験者といった「英語の達人」ばかりだったからです。実力ではあきらかに劣る私が、なぜ英語で小説を読むことができるのか。違いは「辞書の使い方」にありました。

辞書は引かない!

最初に告白をすると、私はカズオ・イシグロの本を英語で読んではいますが、「100%理解」はしていません。知らない単語は飛ばし読みをして、大まかなストーリーを追っているだけです。

   それでも、イシグロ作品の醍醐味である「静謐な英語」の雰囲気はつかめますし、ストーリー展開に感動もします。もっと細部まで読み込みたくなったら、日本語の翻訳本を読み直せばいいや、と割り切っています。

   私が英語の小説や新聞、雑誌のような長文を読むことにあまり抵抗を感じないのは、「いいかげん読み」ができるからです。具体的にいうと、知らない単語を飛ばして読む「飛ばし読み」ができるからです。

   この点だけは、飛ばし読みをしても気にならない(罪の意識を感じない)いいかげんな性格のおかげだと思っています。

   意外なことに、英語が得意な「英語の達人」ほど、新聞や小説、雑誌といった「生きた英語」を読むのが苦手だったりします。

   超難関の通訳資格や英検1級を保有している人や海外の大学院を卒業するなど、難しい単語をたくさん知っている人たちです。

   彼らの話を聞いてみるといくつかの共通点に気がつきました。知らない単語が一つでもあったら必ず辞書を引きたくなる。知らない単語を放置したまま先に読み進むなんて、気持ち悪くてできない。教科書やテキストの英語を「丁寧に読み解く」ことに慣れていて、辞書を手放せない。「精読は得意だが速読はちょっと苦手」というのです。

   確かに、いちいち辞書を引きながら小説や新聞記事を読むと膨大な時間がかかりますし、手間を考えたらヤル気が起きません。私なら英語そのものがキライになりそうです。

辞書を引く、引かないの問題でありません。読んで楽しいか、楽しくないかの問題です。辞書を引く事により、新しい単語も覚える事ができます。

2017年10月20日 (金曜日)

英語を勉強しても実践で伝わらない理由

プレジデントオンラインに次のような記事があります。

英語を勉強しても実践で伝わらない理由

1対1ならOKだが相手が複数だとちんぷんかんぷん
英会話がある程度こなせるビジネスマンでも、「欧米人と1対1なら話ができるが、複数が相手だと、ついていけなくなってしまう」という悩みがよくある。

児童英語研究所社長の船津洋さんは「英国人や米国人は親和性が高くて、1対1だと相手の理解度に合わせてくれます。でも、集団になるとそうもいかず、そのギャップに日本人は戸惑うんですね」と分析する。

ネイティブの発音は、複数の単語のリエゾンなども入ってくるので、聞き取るのに苦労する。カリスマ英会話講師のニック・ウィリアムソンさんは「言葉の塊ごとの発音を、覚えておくと役立ちます」と助言する。ジーエルアカデミア代表取締役の塚本亮さんは、「ネイティブも正しい英語を話しているとは限らないので、開き直って気軽に話をしましょう」と助言する。

欧米にはパーティー文化が根づいているが、日本人は会話の輪に入っていけずに“壁の花”になりがちだ。元帝京平成大学教授の後藤秀機さんはその対策として「新聞などで、時事ネタの話題を仕込んでおくといいですね。どうしても話題がないときは、仕事の話でもかまいません」と勧める。

単語も文法もOKなのになぜメールが伝わらないのか?
海外の取引先に英文でメールを送ったところ、「全く通じていなくて、ショックを受けた」――。これも、英語力に自信を持っているビジネスマンが陥りがちな落とし穴だ。英語の文法が間違っているわけではないのだが、塚本さんいわく「日本人が書く英文は、欧米人にとって、わかりにくいケースが多いのです」とのことだ。

「日本人の英文の欠点は長すぎること。短い文章は稚拙と思い込んでいるのか、英文法をよく知っている人ほど長くなる傾向にあります。その結果、何がいいたいのか、相手に伝わりません」

塚本さんは、英文メールを作成する際の心得として、次の3つのポイントを押さえるべきだという。

「(1)メールの案件は1つに絞ること。他の案件があるときは、別のメールを送りましょう。(2)メールには一番伝えたい要点を最初に書くこと。メールの件名にも、キーワードを入れるといいでしょう。(3)文章は簡潔な表現を心がけること。文章はなるべく短く、もって回った表現は避けましょう」

英語でのプレゼン成功に導くポイントとは?
経済のグローバル化で、欧米人を相手にプレゼンテーションをする機会も増えた。しかし、「英語版の資料を入念に用意したのに、取引先の心を掴めない」と苦慮するケースが後を絶たないようだ。そうしたすれ違いが生じる要因について、船津さんは「日本語と英語の発想が全く違うからです」と明言する。

「日本人は、物事を日本語で考え、それを英語に置き換えようとします。和文は、『私は教師です』というように、主語と述語が同格のパターンが中心。そのため、たとえば『あなたの仕事は何ですか』という質問文の場合、『What's your occ upation?』といった具合に『be動詞』を使って英訳しがちです。ところが、英文は一般動詞が中心なので、『What do you do for living?』というように『do』を使うのがふつう。ネイティブにも通じる表現をするには、英語の発想に慣れるしかないでしょう」

自然科学研究機構生理学研究所教授の柿木隆介さんも「日本人は名詞主体の文章にする傾向があります。動詞を主体に考えましょう、たとえば『私はストレッチをしています』なら、『I'm doing a stretch』ではなく、『I'm stretching』でいいんです」と話す。

プレゼンの方法については、日本人は結論を最後に持っていきたがるが、塚本さんは「まず結論、次に説明、最後にダメ押しの結論という構成にしないと、欧米人は理解できません。間を空けて、ゆっくり話すのもコツです」とアドバイスする。

言語学習は真似るが基本です。作り上げると理解されない英語になる場合が多々あります。

2017年10月19日 (木曜日)

世界100以上の国と地域からのユーザー(英語学習者)アクセスを達成

Eigooo Inc.から次の報道があります。

チャット英会話を通じた英語学習体験を提供するエイゴーが
世界100以上の国と地域からのユーザー(英語学習者)アクセスを達成、更に真の[いつでもどこでも]体験を提供するためにサービス時間を24時間へ延長。
エイゴーは、直近120日間におけるユーザーの利用ロケーションが100以上の国と地域を達成いたしました。また、様々なタイムゾーンにいるユーザーに対応するため、サービス時間をいままでの日本時間8:30 ? 25:00から、24時間に延長いたしました。
これにより、日本国外で英語を勉強しているユーザーも時差に関係なく、いつでもどこでもテキストメッセージを通じたチャット英会話を体験可能になりました。

100以上の国と地域からアクセスがあるエイゴー
日本を除くアクセスの内訳では、サウジアラビアが最もアクセスの多い国となっています。ついでインド、タイが多くなっています。さらに、ベトナム、香港、フィリピンと上位にアジア系が並ぶ中、オーストラリア、アメリカ合衆国、イギリスなど英語を母国語とする国からのアクセスも多くシェアを取っています。
英語圏に留学中の学生や社会人がエイゴーをテキストメッセージングを通じた英語学習に活用されていることがわかります。

サービス時間をいままでの日本時間8:30 ? 25:00から、24時間に延長。
さまざまな国と地域からのユーザーにたいして、「いつでもどこでも」チャット英会話を提供するため、このたびエイゴーはサービス時間をいままでの日本時間8:30 ? 25:00から、24時間に延長いたしました。
これにより、世界中の英語学習者が予約無く、待ち時間なく英語講師との添削付きチャット英会話を利用可能になります。

エイゴーとは
エイゴーは、チャットを用いた学習体験を提供しており、エイゴーアプリはチャット英会話レッスンを通じて英語初心者・中級者が英語でのコミュニケーションをトレーニングできるサービスとなっています。英会話はまだ難しいけれど、対人コミュニケーションに挑戦してみたいユーザーに多くご利用いただいております。
特に単語学習や、文法学習をアプリで学習しているユーザーにとって非常によいネクストステップとなっています。
受験英語からなかなか抜け出せない、とはいえ英会話も難しいというジレンマにあるユーザーに最適なサービスです。
今後も、「使って覚える英語」を標榜し、よりいつでもどこでもチャット英会話を体験できる環境を提供できるようサービス開発を進めてまいります。

英語は音声言語が基本です。文字で書くよりは音声で学ぶ方が効果的な学習ができます。

2017年10月18日 (水曜日)

脳波を利用することで無意識に英語のリスニング能力が向上

国立研究開発法人情報通信研究機構が次のような発表をしました。

日本語にない音の違いを学習できるニューロフィードバック技術の開発に成功
RとLの音の違いを学習しようと意識しなくても、英単語のリスニング能力向上が可能
日本人の苦手な発音の聞き分けに効果的な英語教育手法の開発にもつながる可能性

NICT 脳情報通信融合研究センター 常 明らの研究グループと国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長: 西尾 章治郎)大学院情報科学研究科は、国立大学法人北海道大学(北海道大学、総長: 名和 豊春)と共同で、無意識に英単語のリスニング能力を向上できるニューロフィードバック技術の開発に成功しました。
これまでの英単語のリスニングの学習は、聞いた音(例えば、rightもしくはlight)に対してどちらの音であるかというテストを行い、それが正解か不正解かを学習者に伝えて学習を促す場合が多く、このような学習では成果が出るのに時間がかかることが一般的でした。それに対して、本手法では、rightとlightの音を聞いている時の脳波から音の聞き分けに関連する脳活動パターンを取り出し、その大きさを円としてフィードバックし、学習者にはその円を大きくするようにイメージしてもらいました。その結果、本人は、音の聞き分けの学習をしているつもりがなくても、無意識にrightとlightの音の聞き分けが5日間程度で出来るようになりました。これが実用化されれば、効率よくリスニング能力を向上できる教育手法となることが期待されます。
本研究の一部は、大阪大学COI(センター・オブ・イノベーションプログラム)の支援を受けて行います。

背景
社会のグローバル化に伴い、グローバルなコミュニケーション力を向上させるためには、英語能力の向上が重要な課題となっています。英語のリスニングにおいて、日本人の困難の一つが日本語にない音の聞き分け(例えば、rightとlightの違い)です。これまでの英単語のリスニングの学習は、聞いた音(例えば、rightもしくはlight)に対してどちらの音であるかテストを行い、それが正解か不正解かを学習者に伝えて学習を促す場合が多いのですが、このような学習では、時間がかかるという問題がありました。

フィードバックは出力を入力に戻す事を意味します。脳のフィードバックとは意図した出力ができたかどうかの判断で、正しいとか間違いとかを判断するものでありません。学習者に機械がフィードバックを与える事ができない。LとRの音素は物理的に取り出し、定義もされていないから、LとRが正しいかどうかの判断も不可能です。

脳は自己教示学習をしていますから、基本的には他の人や機械が助ける事はできません。私もLとRの音に繊細になると言うアドバイスくらいしかできません。

2017年10月17日 (火曜日)

瀬戸康史さんの英語の発音が完璧なワケ

AERA English (アエラ・イングリッシュ) の記事です。
14日に始まるドラマ「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)で、高校の英語教師を演じる瀬戸康史さん。英語の発音は「いつもほめられる」という瀬戸さんが、ユニークな勉強法や実践しているトレーニング方法を、「AERA English 2017 Autumn & Winter」(朝日新聞出版)のインタビューに語った。

* * *
 瀬戸さん演じる英語教師・島津智一は、一方的に教えるのではなく、生徒参加型のアクティブラーニングを得意とし、留学経験もあるという役柄だ。

「アクティブラーニングの授業中はすべて英語で話します。難しくないと言ったらウソになりますけど、撮影は楽しかったです。『英語は顔でしゃべる』と言われるくらいなので、表情が豊かになります。そのテンションに助けられました」

 瀬戸さん演じる島津は、普段は声が小さく伏し目がちだが、授業で英語を話し始めると、生き生きと積極的になるという設定。英語の力を借りることで、その違いを自然に演じられたという。 

「英語のセリフはめっちゃ練習しました。口を慣らすために、家で何回も繰り返しました。僕の授業をきっかけに学校や先生の雰囲気が変わっていくという大事なシーンがあるので、しっかり演じさせていただきました」

 普段から撮影の合間に、英語が堪能なスタッフと遊び感覚で英語のかけ合いをしているという。よく使うフレーズをたずねると、

「What did you have for lunch today?(きょうのお昼ごはんは何を食べましたか?)」

 という答えが返ってきた。発音は完璧だ。

「発音だけは、いつもほめられるんです。母親が洋楽好きだったので、そのせいかもしれません。自宅ではマライア・キャリーやスティービー・ワンダー、エルトン・ジョンなどの曲が、ずっと流れていました」

 17歳で芸能界に入った瀬戸さんが英語に興味を持ったのは20 代前半のころ。映画を字幕なしで見たいと思ったのをきっかけに、英会話の個人レッスンに通い始めた。自宅では米ドラマ「フレンズ」のDVD を繰り返し見た。英語の字幕を出して、耳で英語を聞きながら目で追っていく。セリフが聞き取れるようになったら字幕を消し、お風呂で湯船につかりながら、ときどきセリフを反芻して、第1話を50回以上見た。

ディープラーニングは必然的にアクティブラーニングとなります。これからアクティブ・ディープラーニングが評価されると思っています。

2017年10月16日 (月曜日)

「英語が自然に身に付く子」がしている学習法

木原 竜平ラボ教育センター 教育事業局長の記事があります。

日本で生活している子が、英語を身に付けるにはどうすればいいでしょうか。

2020年度から全国の公立小学校で英語が教科化されるなど、子どもの英語教育を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。小学生の子を持つ親御さんの中には、「国語や算数と同じように塾に行かせなきゃ」「私が苦労したから、早くから学ばせたい」「先生はやっぱりネイティブスピーカーがいいのか」と、考えている方もいるでしょう。

その背景には「学生時代にあんなに勉強したのに英語ができない」という日本人の大人が多いという現状がありそうです。中学校、高校と多くの日本人は最低でも6年間は英語を学んできました。けれども「英語は苦手」という人が多く、大人になってからも英語の習得に奮闘してはギブアップしている人が多いのも現実です。

英語を身に付ける3つの基本的な方法

さて、子どもが英語を身に付けるには、3つの形態があります。そして、英語を学習するうえで、この3つの違いを理解することは非常に重要です。

1.「母語」として身に付ける

これは生まれたときから英語に触れていて自然に身に付ける場合です。英語話者の親の元に生まれ育てられた場合は、母語が英語となります。この場合は本人が自覚することなく身に付けることができます。

2.「第2言語」として身に付ける

たとえば、日本で生まれて日本語を母語として育った子どもが、英語を話す土地に移り住み、現地の幼稚園や学校に通って身に付ける場合です。移り住んだ年齢によって差はありますが、本人は無意識的に英語を身に付けられます。

3.「外国語」として身に付ける

多くの日本人のように意図的に、意識的に英語を学ぶ場合です。学校などで学習対象として英語を学び、普段の生活環境には英語が存在しない場合です。

日本の親御さんの中には、海外赴任から帰国した家族の子どもが流暢に英語を話すのを見て、「やっぱり英語を学ぶには早いうちから始めないと」と考えがちです。が、それは早計。なぜなら、その子どもには英語環境が日常にあったからこそ、英語を身に付けることができたのです。

脳が言語を学ぶ仕組みは母語や第二言語や外国語にする3つの方法がある訳でありません。脳は一生成長しますから母語であっても第二言語であってもネイティブを真似るディープラーニングです。そのような環境が継続できるなら、いつ学習を始めても構いません。

2017年10月15日 (日曜日)

「パネル型レンタル英語教材」のサービス開始

ガジェット通信に次のような報道があります。

商品名パネル型レンタル英語教材は、英語の「正しい発音リズム」と「4種類」の音量がわかる「ジェット機式発音用カタカナ英語」を使った英語教材です。 
   
エイゴファームプラス株式会社は幼稚園や保育園向けの「パネル型レンタル英語教材」のサービスを開始いたしました。

ジェット機式発音用カタカナ英語は、英語の「音節」と「発音記号」にもとづいた精度100%のカタカナ英語です。
「発音リズムマーク」を使用することで英語の「正しい発音リズム」を表現し、4種類の文字を使いわけることで英語の4種類の音量を表現することに成功した日本で初めてのカタカナ英語です。

ジェット機式発音用カタカナ英語を見ると英語発音の原理が3秒でわかるため、アメリカ人のようなキレイな英語の発音ができるようになります!

他社の英語風のカタカナ英語は、著者の音感に頼って制作されたものがほとんどであり、発音リズムが異常に多いカタカナ英語しかありませんが、「ジェット機式発音用カタカナ英語」は、英語の「音節」と「発音記号」をもとに創作しています。

そのため、ジェット機式発音用カタカナ英語を見ることで、英語の正しい方法がカンタンにわかります。

現在の英語教材出版業界では、英語風のカタカナ英語を使うか、カタカナ英語は一切つかわず、英語と日本語の意味だけで構成されたテキストを販売しています。
しかしこれでは英会話で重要な「英語の正しい発音方法」を読者たちは知ることはできません。

日本人が英語を話せない理由は、英語の正しい発音方法がわからないからです。

しかしジェット機式発音用カタカナ英語で発音練習を続ければ、こどもから大人まで「世界で通じる英語発音」ができるようになります。

「パネル型レンタル英語教材」は、園児たちに最適な英語教材です。イラストを貼ることで園オリジナルの英語教材を作ることができ、英語を楽しく勉強することができます。

パネルはA2サイズの印刷物をラミネート加工したものです。

パネル型レンタル英語教材は、英語の正しい発音方法が学べ、日本語学習も行え、オリジナルの英語教材が作れる新しい英語教材です!

2020年に小学3年生の英語の必修化が完全実施される中、パネル型レンタル英語教材は幼稚園や保育園の園児たちにとって最適な英語教材になると考えています。

英語のの音声は「音節」や「発音記号」が規則正しく並んでおりません。連続的に変化する音のストリームです。その音のストリームを学習する方法は母語である日本語を覚えた時と同じです。それはネイティブの音を真似る、そしてフィードバックで矯正と修正をする事です。その学習方法はディープラーニングと呼ばれ、人工知能も真似ている学習方法です。

英語音には正しい音が並んでおりませんから、その正しい音を教える事ができません。調音音声学の音素は概念の音であり、実際の物理音でありません。日本ではウダ氏が30音、松澤氏が43音、音声学者の牧野武彦氏は45音、遠藤氏は51音で教えています。言語音が音のストリームであり、正しい音を取り出せないからです。

2017年10月14日 (土曜日)

僕の英語学習奮闘記 

臼井勲氏の英語学習が紹介されています。

日本人の英語力は、僕らが20代だった頃に比べてもさほど進歩したとは思えない。先日あるテレビ番組で、外国人が日本の高校生に近づき道を尋ねようとすると、逃げ出してしまったというシーンを見た。東京オリンピックを控えていて、大丈夫かなと思った。

数年前、台湾に行ったとき、台北の故宮博物館へ行こうと高校生に英語で道を尋ねると、片言の英語で懸命に教えてくれた。この一例だけで判断するのは早計ではあるが、日本の英語教育が相変わらずの文章、文法を中心とする目による教育に重点を置くのは昔と同じだ。
一部には聞くことを重視する耳からの教育にシフトしているとも聞いている。とにかく、相手の言っていることが分からなければ、会話は成り立たない。話していることの半分でも分かれば、話す力は片言でも会話は続けられる。

しかし、僕も今の若者のことをとやかく言う資格はなかった。平均的日本人の1人として、中高大学を通して10年間も学校で英語を勉強した。大学時代、前半の2年間は英文科で学んだ。少しは英語に自信があった自分が、まったく打ちのめされた体験をした。
それは、僕が家族持ちの30代中頃だったが、僕の属する教会にある日、米国から大学を出たばかりの美人の英語教師が派遣されて来た。そのリン嬢は、教会の青年会での英語によるバイブルクラスを担当してくれるという。

彼女は宣教師ではないので日本語はまったく話せない。彼女は当然のように僕にも英語で話し掛けてくる。逃げるわけにもいかず、何とかあいさつぐらいはできたが、結局「ナイス・トゥ・ミーチュー、ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」(はじめまして、どうぞよろしく)と言ったきり、僕の英語は止まってしまった。
彼女がいろいろと質問してくることにまったく答えられなかった。われながら、何と情けない、と不甲斐なく思った。そして、僕は一念発起した。どうにかして、彼女と対等の会話をするようになりたい! じゃあ、どうやって? もうこの歳になってか? とにかく、英語能力向上のための「ノウハウ本」を読み漁(あさ)った。
当時でもお金をかければいろいろの手段があった。「リンガフォン」など高価なレコードやテープ付きの教則本で学ぶ方法があった。家族持ちの僕ではとても無理だった。

金のかからない方法を選んだ。中でも最も良いと思ったのは、同時通訳者で三木武夫首相のブレーンでもあった国弘正雄教授の提唱する方式であった。国弘氏は、戦時中旧制中学の生徒だった。戦中派は、英語は敵性語として禁じられていた中で、彼はひそかに英語のリーダーを朗読して英語を独習していたらしい。
ある時、関西の彼の近所にあった米兵の捕虜収容所に近づき、近くにいた黒人兵に「Where are you from?」(どこの出身ですか?)と聞いてみると、「オハイオ」と答えた。「俺の英語が通じた!」という感激が、その後の国弘青年の生き方を決定付けた。

彼は生の英語や教師もない中、学校で学んだ教科書を朗読するだけで、通じる英語を身に付けていたのだ。戦後は英語の達人になっていくのだが、その時、僕が読んだ彼の本の主旨は、リーダーや文法で学ぶ学校英語で育った人でも、中学2年生の英語のリーダーを無心にひたすら音読すること、望むらくは、そのリーダーをネイティブの人(生まれつき英語を話す外国人)に自然のスピードで読んでもらったものを録音し、それを聴いて、まねながら音読することで英語が身に付くという説。これを国弘氏は「只管(しかん)朗読」と名付けている。

これは、曹洞宗の祖道元が「禅の悟りは只管打座(ただひたすら座禅すること)にあり」と語ったことから作った造語である。彼はこう説明している。普通の英語学習法は、会話のパターン(型)を暗記すること、例えば、買い物、道を尋ねるなどの会話の型である。この記憶法は、その型に実際の場面がそっくり合えば有効だが、外れる展開になると(その方が多いが)対応できなくなってしまう。言葉が出てこないのである。

僕がリン嬢と話して、急に英語が出てこなくなり、うろたえ窮してしまったのもまさにこのことであった。普通、僕らは母国語(日本語)を話していて、突然質問や会話の内容が飛び、変わっても平気でそれに対応できる。
実は、会話しているときの言葉は、潜在意識の記憶層という脳の中の大きな袋から無限に、また自然に湧き出してくる。しかし、パターンを覚えた記憶は、小さな記憶の袋に小分けで収蔵されているようなもので、急に話題が変わった場合、次の小袋を探しているうちに、相手の話はどんどん進んでいってしまい、支離滅裂になってしまうのである。

考えないで覚えようとしないで、ただ朗読するとき、人は声を出す。その音は同時に、その人の耳に入る。これが潜在意識の袋にたまっていくのである。なぜ中2のリーダーがよいのか。国弘氏の説明では、中2のリーダーには会話に必要な基本的な語彙(ごい)は十分あり、文法の基本形もほとんど入っているし、読むだけで分かる文だからという。

僕は早速この方法を実行に移した。僕には20歳下の妹がいる。ちょうど中3になり、いらなくなった中2のリーダーをもらい、国弘氏の指定のごとく朝15分、寝る前15分朗読することにした。
ちょうどその頃、教会の信徒仲間のKさんが、中学校の教諭であったが、急に海外出張を命じられ、5年間ニューヨークに派遣されることになった。正直僕は、彼がとてもうらやましかった。自分の床屋という職業が籠の中の鳥、井伏鱒二の小説『山椒魚』のように思ったりした。

けんかが嫌いで意気地のない僕だけど、変にひそかな競争心を燃やすところがある。Kさんはニューヨークに5年もいれば本場の英語をモノにして、さぞかし流ちょうになって戻って来るに違いない。そうだ、彼と競争してみようと心に決めた。

彼はニューヨークで、僕は平塚で、このハンディは巨大であった。少しでもこのハンディを埋めるには、どのようにすべきか。彼はネイティブの英語の洪水の中で暮らすのだ。僕は、少しでも多くの英語のシャワーを浴びようと思い、次のことをすることにした。

(1)テレビやラジオの英語番組をできるだけ聴く。NHKのラジオ英会話、教育テレビの英語番組、中級、上級のプログラム、これらは店を閉めてからでないと聴けない。

(2)昼間、床屋業をしながら耳を慣らす方法を考えた。関東には、関西にはない英語学習の恩典がある。米軍兵士向け放送のFEN(現在のAFN)である。たいがいは僕の趣味に合わない音楽番組がほとんどだが、1時間に5分必ず英語ニュースの時間があり、時にはスピーチやトークの番組もある。野球の放送なども耳を慣らすのによい。

録音した英語を小型レコーダーで聴く。来客があり、仕事中でもイヤホンを使い、小型ラジオやレコーダーをポケットに忍ばせて聴いていた。ある時、不審に思われたお客様が「マスターは耳が遠いの?」と聞かれた。まさか、英語を聴いていますとは言いづらく、あいまいに「ええ、まあ、少し」などと答え、自らを難聴者にした。

こんな僕の姿を小学生の息子がシビアに観察していて、学校の図画に描いてしまった。ある日、父兄のクラス参観に行ったとき、この絵が教室に掲げてあった。櫛(くし)と鋏(はさみ)を持って仕事をしている僕には、耳にイヤホンが付いていて、その線がポケットにのびている。実写的でドキッとした。

(3)そして、朝晩15分の只管朗読。

(4)実践活動として、毎日曜日夜の小田原クリスチャンセンター(リン嬢はそこから来ていた)での英語のバイブルクラスに出席し、米国宣教師や米国人青年たちとの英語での質疑応答。

(5)たまの休日には、鎌倉に出掛けて行き、外国人観光客に英語で話し掛ける「野戦」にも挑戦した。
そんなことを数カ月続けたある日、例のリン嬢と会話していると、彼女の英語に自然と応えている自分を発見した。会話内容が変更されても、意識せず思わぬ英語が瞬時に口から出てきていた。国弘方式の実験は、僕の中で成功が証明されたのである。

会話というものは、グレードが段々と上がってくるものである。日常会話からリン嬢の質問は「日本の文化について」「天皇とは何ぞや?」「仏教と神道の違いを説明して?」などなどエスカレートしていった。僕はまたもやお手上げになった。

日本語だってそうそう説明できるものではなかった。その時僕は、英語で答えるには、10倍の日本語の知識の蓄積がなければダメだと思った。答えられるのは、海面に出た氷山の一角のみ、膨大な海面下の氷塊に当たる知識が必要になる。

僕は英語を学び出して、その派生効果だろうか、語学以外にも、宗教、哲学、音楽、自然科学、政治、芸術など、あらゆる分野について貪欲に学ばねばならないことに気付いた。それで英語の他に夜11時からのNHK教育テレビの市民大学講座を聴講し出した。

知識が増すと好奇心が喚起され、いろいろな分野について芋づる式に知識のネットワークは広がっていく。英文を読む方もチャレンジした。「ニューズウィーク」や英字新聞は量が多く手に負えないので、月刊の「リーダーズ・ダイジェスト」を購読した。1カ月で1冊読み終えるのは、僕には適量だった。これにより、僕なりに読解力を養うことができた。

今でも只管朗読は続けている。「リーダーズ・ダイジェスト選書」から好きなところを毎日音読している。その時間は無心になれ、心のリラクゼーションにもなり、英語を忘れる速度を遅くさせてくれていると思う。

古いから悪い訳でありません。しかし、只管朗読は文字を英語音に変換するだけです。何の根拠もありません。

弘方式の実験は、僕の中で成功が証明されたのであると書いてありますが、英語は覚えるだけですからどんな方法でも継続すれば成功します。

2017年10月13日 (金曜日)

小学生の“英語熱”いま高まるワケは

日テレNEWS24で次のような報道があります。

小学校の授業に正式に「英語」が加わったのは6年前。今、英語漬けの合宿など、早くから本格的に学ばせることへの関心が高まっていて、小学校でも様々な工夫が。英語教育はどう変わっているのか。

国内で「留学」も

 土曜日の10月7日、群馬県の高崎駅に子どもたちが次々と集まってきた。子どもたちに英語で声をかけるのは、外国人のスタッフ。この日から2泊3日、英語漬けで生活するのだ。

 子どもたちが参加するのは、高崎市が主催する「くらぶち英語村」という事業。「通年留学」では、小・中学生が「移住」、外国人スタッフと日常生活を過ごすことで英語を学ぶ。

 今回は連休を利用した「体験留学」。東京から参加した小学2年生の青木希実さん(8)に与えられた課題は、カードに書かれた文章を英語で話すこと。スタッフは、正解しなくても、考えて言葉を選んだやる気をほめていた。

 この「体験留学」には、40人の定員に2000人近い申し込みがあったという。

 高崎市くらぶち英語村担当・深尾耕至さん「(申し込みの)電話が殺到しまして、事務局総出で対応しました。(関心の高さは)ここまでとは思ってなかったです」

 最終日、参加した子どもたちは思い出などを英語で発表。希実さんも、堂々と発表した。

 青木希実さん「探検家になるためには、いろんな国の言葉が話せなきゃいけないでしょ。だから英語がんばってるの」

 判治太晟くん(10)「今だったら英語をちょくちょく使ってみるのもいいなと思った」

 参加者の親「小さいうちから耳を慣らさせることが必要なのかなって」「英語が普通という時代が来ると思うから必須かなって」

英語教育への関心が高まる背景

 英語教育への関心が高まる背景の一つは、子どもたちを取り巻く環境の変化。小学校の英語は2011年から正式に行われるようになった。

 今5・6年生で実施されている、英語に親しむ「外国語活動」は、3年後には3・4年生からに前倒しされ、5・6年生では成績がつく「教科」となる。それに伴い、来年度からは5年生以上で読み書きの学習も始まることになっている。

学校現場での対応は

 こうした変化に学校現場も対応を工夫している。

 東京・福生市の福生第一小学校で担任の田原優梨子先生(24)と一緒に教壇に立つのは、特別に配置された英語担当の樋惇紀先生(29)。基本的に授業を行うのは担任。英語担当教員は、授業の指導案を作成するなどのさまざまなサポートを行う。

 この日、教えるのは「何がほしいですか?」。子どもたちはアルファベットが書かれたカードを友達と交換し、自分のイニシャルを集める。学んだフレーズが実際の生活でどう使えるかまでを学ぶ流れになっている。

 授業の進め方やどんな教材を使うのかは、英語担当の教員が中心となって決める。

 伏せたカードの中から同じ絵柄が描かれたカードを見つけるゲームで、子どもたちが自発的に動物の名前の単語を話すようにするという提案。しかし、教育委員会からは、動物の名前を覚えることに集中しすぎでは、と指摘が。

 福生市教委・林宣之統括指導主事「(授業で)一番大事なのは、どんな話か(子どもが)理解することじゃないの?」

 会議を重ねて指導案を作成することで、担任教師が授業の準備に費やす時間や負担が減るという。

 英語担当・樋惇紀先生「英語の授業がないから、小学校に来たんだよって先生も正直いましたね」「(子どもには)英語を話すことが最終的なゴールではなくて、英語を使って世界中の人と通じ合うとか、気持ちがわかりあうとか、そういう体験ができるように、今英語を勉強しているんだよって伝えたい」

 様々な取り組みが広がる英語教育。子どもたちの可能性を広げるものになることが求められる。

ぜひ、お子さんの英語教育の参考にしてください。

2017年10月12日 (木曜日)

本田圭佑が英語教育に言及 

日本代表FW本田圭佑が所属するパチューカは、現地時間9日に欧州遠征でオランダの強豪PSVと親善試合を行い、0-0の引き分けに終わった。フル出場した本田は、かつてVVVフェンロ(2008年1月~2010年1月)に所属していたが、思い出の地に帰還し、言語面で思うところがあったようだ。自身のツイッターで“日本人の英語習得論”を提案している。

 今夏イタリア1部の名門ACミランからメキシコ1部パチューカに移籍した本田は、怪我の影響もあり、ここまでリーグ戦12試合を終えてスタメン出場1試合、途中出場5試合と出遅れたものの、徐々に復調して2ゴールをマークしている。

 ニュージーランド戦、ハイチ戦の代表メンバーから外れた本田はチームの海外遠征に参加し、かつてプレーしたオランダの地に舞い戻った。本田が自身のツイッターで言及したのは、オランダ人の言語力についてだ。

「オランダ人がほぼ全員英語が話せるのは学校での授業以上にTVの英語字幕が何よりも勉強になってるとのこと」

 オランダの公用語はオランダ語だが、国民約1700万人の大半が英語を自在に使いこなすと言われている。国際教育機関「イー・エフ・エデュケーション・ファースト」は、英語を母国語としない世界72カ国 を対象に「EF英語能力指数」をランキング化し、現在オランダは堂々の1位。そうした背景もあるなか、本田は「TVの英語字幕」を一つの理由として言及しつつ、日本人の英語力向上に対してある提案をしている。

「抵抗感なくなる」という本田の案は?
「EF英語能力指数」で日本は72カ国中35位に位置づけられ、能力レベルの分類では標準以下の「やや低い」と見られている。本田はオランダの英語事情を引き合いに出しつつ、日本人の英語力向上について具体的なアイデアを出した。

「日本も学校の授業ではなく、そういった日常に英語の勉強となる機会を設けてはどうか? 意外と無意識に英語への抵抗感がなくなると思う」

 本田自身は質疑応答の際に英語で難なく受け答えし、時にウィットに富んだ言い回しでその場を和ませることもある。長年海外で戦い続けた男の声は、今後広がりを見せていくことになるのだろうか。

字幕入りの映画やドラマは今なら日本でもかなり多く見る事ができます。しかし、それが効果を上げているとは思いません。その理由はそのような教材を楽しく使えるようになるのは、それなりの英語力が必要です。

するとそのくらいの英語力があればいろいろな方法で上達するもので、大きな問題はそこまでの英語力をどうするかの問題です。

2017年10月11日 (水曜日)

私の英語勉強法:豊田潤弐さん(日本航空パイロット)

The Japan Newsに次のような記事があります。

旅客機のパイロットと言えば、「英語ができる人の職業」といったイメージが強い。しかし、日本航空の副操縦士である豊田潤弐さんはむしろ、英語を不得手としてきた。初の飛行訓練で、まともな受け答えをする余裕すらなかったほどだ。それでも諦めずに仕事を続けていて、あることに気づいた。ネイティブ・スピーカーではない自分が英語を使いこなすには、正しい知識に裏打ちされた「正確な英語」を身に着けることが一番だと。

Speech

「ゆっくり、はっきり」
パイロットは、国内線で経験を積んでから国際線に乗務するのが通例だ。今年5月に副操縦士になってから、飛んでいるのは国内だけだが、航空管制官との無線でのやり取りは全て英語だ。操縦時に管制官から飛行高度や着陸時の進入角度について指示を受けたら、それを復唱するのが決まり。数字が絡んでいる場合は特に「ゆっくり、はっきり」発音するようにしている。「聞き間違いや言い間違いをしないようにすること」が第一だからだ。

航空無線は英語が公用語。英語圏のネイティブ・スピーカーの発音とは異なる、独特の発音法が採用されている。例えば、数字の3 (three) は、舌を上下の歯で挟んで出す「ス」(th) の音は使わず、「トゥリー」(tree) と発音する。1000 (thousand) なら「タウザンド」 (tousand) と読む。ネイティブには忘れられがちな発音のルールだが、日常会話で使う英語と職務上使う英語は違う。基本は忠実に守るよう心がけている。

英語には学生の頃から苦手意識があった。2013年の夏にパイロット養成課程がスタートしてまだ間もない頃だったが、バイリンガルの教官から、英語力が「minimum level(最低レベル)」にあると言われたこともある。

危機感を抱いて始めたのが、オンラインでの英会話レッスンだった。パイロットの操縦訓練が行われる米アリゾナ州に渡航するまで1年以上、毎日50分パソコンに向かい、テレビ電話でフィリピン人講師と会話を特訓した。「バックストリート・ボーイズ」の歌など好きな洋楽の歌詞を書き写し、気になる表現があれば、すぐに使ってみた。それで表現力が培われたのだろう、TOEIC のスコアが200点以上も伸びた。英語を話しているうちに「日常会話では、言い間違えがあってもいいので、とにかく使うことが上達への道だ」ということに気づいた。

専門用語をマスターする

それでも、初めての飛行訓練では操縦に気を取られ、英語で話すべきことが言えなかった。無線からは様々な指示が聞こえてくるし、操縦席からはフライトの状況などを伝えなければならなかったが、頭の中が真っ白になった。「英会話を学ぶのと、職業訓練を英語で受けるのとでは、大きく違った」

その時悟ったのが、自分の言いたいことを「シンプルに伝える」ことの大事さだった。頭の中で難しい文章を組み立てる必要はない、ということだ。例えば、we have information from an aircraft behind us that an outflow of liquid from our left wing was observed(後続機からの知らせで、左翼から液体漏れが見られるそうだ)と地上に報告する場合は a fuel leak is suspected(燃料漏れの疑いあり)とだけ伝える。「(機体などに)トラブルが起きている時は、自分が置かれている状況をずばりと伝えられる technical term(専門用語)を使い、2、3語で説明するのがいい」

パイロットは飛行方法に限らず、気象から、整備の基礎や燃料の計算方法まで、幅広い知識が求められる。アリゾナでの訓練は座学も含まれ、6時間ほどの睡眠時間を除いた自由時間は「ほぼ全て」を日々のフライトの予習復習や専門用語の確認、イメージトレーニングなど運航に関わる勉強に費やした。授業中に聞き取れなかったり、理解があやふやだったりした箇所は、英語を得意とする同僚に尋ね、補った。

operation normal(運航全般に問題なし)、runway clear(滑走路上に障害物なし)、open condition(運航に支障がない天候)など、パイロットが覚えなければならない言葉は少なくないが、重要なのはそれらを使いこなせるかどうかだと、今も思う。

「日本と海外をつなぐ」

空ではちょっとした誤解が「自分だけでなく、お客さまや乗務員の命に関わる」ような事態につながりかねない。そのため、職務で英語を使う時は「情報を正確に伝えること」に心を砕いてきた。しかし、今はもう一歩先の英語力も身に着けたい。

その日の仕事を終えて自宅に戻ると、翌日のフライトに備えて天気予報をチェックしたり、海外での航空事情についてのリポートを読んだりする。機内でどんなアナウンスが喜ばれるか、思案することもある。離着陸時のアナウンスなどを機長に任されることがあるからだ。国内線とはいえ、乗客に外国人が混じっていれば、英語で話すこともあるのだ。

人やモノを遠くに運ぶ国際線のパイロットは「日本と海外をつなぐ」重要な役割を果たしている。自分もいずれ、その一翼を担うだろう。そうすれば、英語を使う機会はさらに増える。周囲との「信頼関係を築く」には、専門用語ばかりでなく、日常会話に必要な英語にもさらに磨きをかけなければならない。職務上必要とされる知識や目標とする英語力は「一朝一夕で身に着くものではない」。そうと分かった上で、努力を続けていくのみだ。

仕事で使う英語は普通に学ぶ英語とは違うようです。

2017年10月10日 (火曜日)

元マッキンゼーのベンチャー社長が教えるビジネス英語

2 英会話スクールに通っているのに英語が上達しない理由
英会話スクールは「練習試合」~基礎練をせずに試合に臨む社会人~

英会話はスポーツと同じです。野球がうまくなりたい人が、週に1回の練習試合だけでうまくなるでしょうか? せいぜい現状のレベルを維持できるかどうかといったところでしょう。

野球選手は日々練習をしています。時にはバッティング練習をし、時には守備練習をします。その上で練習試合をして試合感を養い、さらなる課題を見つけます。そしてまた練習する。この繰り返しで野球がうまくなっていくのです。

英会話も基本的には同じだと考えます。英会話スクールはいわば、練習試合です。週に1回、英語で会話するという練習試合を行っているのです。第二言語習得論という研究分野がありますが、その分野では「英語力を向上させるためには大量のインプットと少量のアウトプットが重要」ということが常識になりつつあります。

週1回の練習試合に臨むためには、日々自分でトレーニングすることが極めて大事なのです。英会話スクールの先生にどういう生徒が成長するのですか? と聞くと、皆同じことを言います。「レッスンだけではなくて家で自習している人」です。基礎練習を行わずして練習試合に臨んでも、上達は見込めません。

どんなに忙しい人でも、好きな子に会うためだったら時間を作れる

スポーツにおける基礎練習は、英語学習でいうとレッスン以外でも自主的に学習することを意味しますが、そのためにはレッスン以外で時間を作る必要があります。

とはいえ、日々忙しい中で時間を作るのは難しいと感じている方がほとんどかと思います。「ただでさえ仕事で疲れているのに仕事終わりに英語の自習なんてできない」「仕事が忙しいので時間を作れても電車に乗っている時間だけ」弊社にカウンセリングにいらっしゃるお客様も、最初はみなさんこのようにおっしゃいます。

本当にそうでしょうか? どんなに忙しい人でも、好きな人と会うためだったらなんとしてでも時間を作りますよね? 英語学習も同じように考えてみてください。時間がないのであれば、必死で作ってみてください。1日1~2時間程度であれば、誰もが時間を作ることが出来るはずです。

「圧倒的当事者意識」を持つ者が、ビジネスも英語も制す

「高いお金を払って英会話スクールに通っているのだから、きっと先生が英語力を上げてくれる」「週に1回通っていれば徐々に英語力は上がってくるはず」。英会話スクールに通っている多くの人は、無意識のうちにこんなことを思っていませんか?

マッキンゼーに入社した当時、英語のテレカンで議事録すら取れなかった私は、なんとかしなければとマンツーマンの英会話レッスンを受講しました。マンツーマンレッスンでは、英語で論理的に話す練習やコンサルタントとして使う可能性が高いフレーズを教わるなど、ビジネスに特化した形のレッスンをしてもらっていました。

半年ほどマンツーマンのレッスンを受けましたが、正直、英語力が伸びた実感は全くありませんでした。それもそのはずです。「週に1回、それもビジネスの実践の場で活用できる英会話を学んでいるのだからそのうち上達するはず」私自身が他力本願でした。こんな考えで上達するのであれば、英会話に悩まされる人はいないでしょう。私は、英語が分からなければ仕事の成果が出せないというプレッシャーの下に置かれたことで、他力本願だった自分自身に気付き、やっと当事者意識を持って英語学習に臨むことができるようになったと思います。

「圧倒的当事者意識」これは、今の会社を一緒に立ちあげた副社長の山碕の出身会社リクルートでよく使われる用語だそうです。「圧倒的当事者意識」とは、「仕事のスタンスとして、他責にせず、当事者として取り組む」という考え方だそうですが、英語学習もまさに同じことが言えます。せっかく英会話スクールに通うのであれば、「圧倒的な当事者意識」を持って日々の"基礎練習"をやり遂げてみてください。

言語習得は圧倒的当事者意識ではなく、誠実なディープラーニングの努力の成果です。意識で学ぶではなく日々の努力や勉強が英語の上達に導きます。

2017年10月 9日 (月曜日)

簡単な英語を使ってもいい!? 勉強しないで英検準1級が取れちゃう

マイナビでみゆさんが次のような報告をしています。

こんにちは、慶應義塾大学のみゆです。

2年も前の話になりますが、『大学生活の中で、授業以外の勉学の記憶が何もないのはさすがに虚しい!』と思った私は、英検受験を決めました。英語は決して得意ではないですし、ただの思いつき、見切り発車で受験したのですが、どうにかこうにか英検準1級に合格することができました。また、私はこのとき"勉強せずに"合格することができたのです。今回は、その合格のコツも一緒にご紹介していきます。「英検受けてみようかな、でも勉強するのは面倒……」と思っている方がいたら、参考にしてみてくださいね!

基本情報
資格名:英語検定準1級
取得年(大学何年のときか): 2015年11月(大学2年生のとき)
取得までにかかった期間: 2015年9月~11月の2ヶ月間。

取得したことによるメリット
1.日本では英検も英語力を客観的に測ることができる試験として知られていますので、就職活動で役立つはずです。英語が得意ではない私でも、就活の面接時には「君、英語得意なんだね!」と言われてアピールポイントの一つになりました。
2.卒論制作で役立ちます。大学の卒論では、な英語の文献を参考にしていくこともあります。そうしたときに、基本的な英語力が身についていると英文の理解につまずいて時間が取られることはなくなります。これは本当に助かりますよね。

取得までに一番苦労したこと
スピーキングの試験対策に苦労しました。アドリブトークのようなものなので、とっさに与えられた問題に対して自分の言いたいことを100%伝えきれるようになるのは非常に難しかったです。英検のスピーキングテストでは必ず、問題を音読する時間や状況を理解する時間が1~2分間与えられます。私はこの時間を有効活用することがコツだと思っています。なぜなら、唯一試験中に自分のために使える時間で考えをまとめることもできるからです。落ち着いて問題の状況把握を行う力は、英語の勉強をしなくても高められます(笑)。
問題の状況把握がきちんとできれば、聞かれた問いに対して話すときにはどんなに簡単な単語を使って話しても合格できます。難しい単語を使う必要はありません。筆記試験の参考書に掲載されているような単語で話さなくても全く問題ありません。一番大切なことは「自分が伝えたいことが相手にきちんと伝わる」ことですから、私は簡単な単語を駆使して試験を乗り切りました。

おすすめのポイント
英語を使った仕事をしたいな、と将来考えている方にはおすすめです。一般的に企業ではTOEICのスコア提出を求められることが多いですが、それにプラスして英検も取得しておくと客観的に英語力を証明する指標が増えます。たまたま1回いい成績が取れたわけではなく、常日頃からレベルの高い英語力を持っているという証明になりますので英検取得も視野に入れてみてください。もちろん、1級を目指して対策を進めるのもよりおすすめですよ。

まとめ
先ほどスピーキングについて書きましたが、準1級の難しいところとして一般的に「単語の難しさ」が言われています。私ももちろんこの難しさの壁に当たりましたが、これもまた"勉強しない"で乗り切りました。その方法としては、単語帳はあまり見ないようにしていて、むしろ何も知識のない状態から過去問を解いてみること。不明な単語はたくさんありますが、その単語が書かれている文章全てが難解というわけでもないので、文章の内容を理解しながら単語の意味を予想しました。後で意味を確認して、合っていればそれで単語対策はOKです。
これから英検受験を控えている方は、ぜひ"勉強しない"で楽しく合格を勝ち取りましょう!

ぜひ参考にしてください。私は名目だけの資格試験は就職に有利と言うだけで、実用的な英語力が上がる訳ではないので、あまり意味がないと思っています。

2017年10月 7日 (土曜日)

英語に関する意識調査

GMOインターネットグループでインターネットリサーチ事業を展開するGMO
リサーチ株式会社(代表取締役社長 細川 慎一 以下、GMOリサーチ)は、
GMOリサーチが提携する日本の未成年・成人モニターを対象に「英語に関する
意識調査」を実施いたしました。

昨今の日本では、グローバル化への対応が急がれており、世界で活躍する
人材を育成するためにも、国際共通語である英語教育のニーズが高まってい
ます。小学校における英語教育も本格化しており、2008年に小学5、6年生を
対象に「外国語活動」が導入され、2011年には必修化されました。また2020
年までには、小学3年生から英語教育が必修化し、小学5年生以上は「教科」
として英語が導入される予定となっており、今後さらに英語教育の改革・充
実が進んでいくと考えられています。一方、企業においても、英語の公用語
化や英語学習の推進などの取り組みが進んでいます。
 今回GMOリサーチは、こうした英語力教育の高まりを受けて、英語教育の本
格化に直面してきた15歳~19歳の未成年男女と、20歳~59歳の成人男女の英
語に対する意識を探り、その実態を比較するべくアンケート調査を実施いた
しました。

英語に対する意識
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<英語に対する得意/苦手意識>
 まずは、英語に対する意識を尋ねた。「得意(「とても得意」・「やや得
意」を合算)」という回答は、未成年:30.8%、成人:13.2%となり、未成
年の方が成人より英語を「得意」だと感じている人が多いことがわかった。
 一方、英語に対して苦手意識があるかを尋ねたところ、「苦手意識がある
(「とてもある」・「ややある」を合算)」という回答は、未成年:62.4%、
成人:67.0%となり、未成年・成人ともに6割超が英語に対して・苦手意識を
持っていることが判明した。

<苦手意識を感じ始めた時期>
 続いて、「苦手意識がある」と回答した人に、英語を苦手と感じるように
なった時期を尋ねたところ、未成年・成人ともに「中学1年(未成年:25.8%、
成人:33.3%)」が1位となり、本格的に英語を学び始める時期に苦手意識が
芽生えることが多いことがわかった。また、未成年は「中学2年」(20.9%)、
「高校1年」(14.3%)と続き、成人は「社会に出てから」(18.8%)、「高
校1年」(12.9%)と続いた。このことから、未成年・成人に共通して、より
複雑な英文法や長文読解を教わり始める「高校1年」に、苦手意識が芽生える
第2の波が訪れていることがうかがえる。さらに、成人は「社会に出てから」
が約2割にのぼり2位となっていることから、苦手意識を感じながらも、ビジ
ネスで英語を使わざるを得ない場面に直面している人も多いことが垣間見え
る結果となった。

<英語を苦手と感じる理由>
 英語を苦手と感じる理由については、未成年・成人ともに「英語を使う機
会がない(未成年:69.6%、成人:89.5%)」が1位となった。特に成人は約9
割もの回答を集めて突出しており、利用シーンの少なさが英語の苦手意識に
つながっていることがうかがえる。また、未成年は「文法がわからない」
(66.1%)、「単語が覚えられない」(54.2%)、「英文を読み解くことが
難しい」(50.4%)が過半数にのぼり、単語や文法に関する項目に回答が集
まる結果となった。一方、成人は「聞き取りができない」(62.6%)、「文
法がわからない」(52.8%)、「発音が難しい(48.7%)」と続き、未成年と
比べて、聞き取りや発音といった英会話に関する項目で苦手意識を感じてい
る人が多いことがわかった。

英語のスキル・勉強方法
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<英語のスキル>
 英語に関して、自身が最も得意なスキルと、社会で求められていると感じ
るスキルについて尋ねた。得意とするスキルについては、未成年・成人とも
に「リスニング」(未成年:34.1%、成人:31.7%)と「リーディング」
(未成年:32.2%、成人:30.8%)に回答が集まり、それぞれ3割を超える結
果となった。
 一方、社会で求められていると感じるスキルについては、未成年・成人と
もに「スピーキング」(未成年:66.9%、成人:54.8%)が突出する結果と
なり、得意とするスキルと求められているスキルに相違があるということが
明らかとなった。

<英語の勉強方法>
 実践している(していた)英語の勉強方法については、未成年は「学校で
の授業」(80.8%)が突出する結果となった。次いで、「教材を購入して」
(29.2%)、「英語の歌詞を聴いて」(20.0%)という回答も2~3割に上っ
ていることから、学校での授業以外にも補足的に英語を勉強している人も多
いことがうかがえる。また、「英語学習アプリを利用」(未成年:15.6%、
成人:4.5%)という回答は、未成年が成人を11.1ポイント上回っており、ス
マートフォンやタブレット端末の普及により英語学習の方法も変化しつつあ
ることがうかがえる。
 一方、成人については、過去に「学校の授業」(53.8%)で勉強していた
人が過半数にのぼり、「海外映画鑑賞」(30.9%)をしている人も3割超となっ
たものの、3人に1人が「特に英語の勉強はしていない」(33.4%)と回答した。

英語に触れている時間・活かしている場面
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<英語に触れている時間>
 一週間で英語に触れている時間について尋ねたところ、未成年・成人とも
に「1時間以下」(未成年:43.7%、成人:84.2%)が最多となった。成人に
ついては8割超と、ほとんどの人が普段英語に触れていないことがわかる。
 しかし未成年は、英語の勉強方法に関する質問で8割超が「学校で勉強」と
回答していたことを踏まえると、4割超の人が週に1時間も勉強していないと
は考えにくいことから、『英語を勉強する』ことと『英語に触れる』という
概念が異なっていると想定される。

<現在英語を活かしている場面>
 また、現在英語を活かしている場面については、未成年は「学校やスクー
ルで学ぶ」(42.0%)が一位となった。成人については「特になし」(67.3
%)が約7割と、日常的に英語を活用していないことが改めて浮き彫りとなっ
た。

<今後英語を活かしたい場面>
 今後英語を活かしたい場面については、未成年は「海外旅行」(42.9%)
が最多となり、その他「英語の曲を聴く」(27.5%)、「外国人の友人との交
流」(26.5%)、「英語の映画やドラマを字幕なしで見る」(24.7%)などに
も2割超の回答が集まった。一方で成人については、「特になし」(55.5%)
が過半数、その他の項目も未成年を下回っており、成人は未成年よりも英語
の活用意欲が低い結果となった。

英語を習得することの重要性
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 英語を習得することが重要だと思うかについて尋ねたところ、未成年は8割
超が「そう思う(「とてもそう思う」・「ややそう思う」を合算)」(82.9%)と回答した。
一方で、成人で「そう思う」と回答したのは約半数(50.2%)と、未成年と
比べて30ポイント以上低い結果となった。特に成人は「とてもそう思う」
(未成年:49.6%、成人:17.7%)の数値が低く、未成年に比べて
英語の習得を重要だと感じていないことがわかった。

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【総論】
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今回の調査により、未成年と成人の英語に関する意識の差が明らかとなり
ました。
 未成年・成人ともに、英語に関する苦手意識を持っている人が6割超にのぼ
るものの、未成年は英語を「得意」だと感じている人が成人よりも多いこと
がわかりました。また、全体的に未成年は成人に比べて英語に触れる時間や
活用する場面が多く、英語の活用意欲も高いようです。さらに、未成年では
「英語学習アプリ」を利用して勉強をしている人も一定数いることから、今
後はより一層スマートフォンやタブレット端末を利用した英語学習ニーズが
拡大していくと考えられます。
 一方で、英語のスキルについては、未成年・成人ともに「リスニング」や
「リーディング」を得意だと感じているものの、社会で求められているのは
「スピーキング」であるという意識を持っている人が多いことも判明しまし
た。このギャップを埋める英語教材やコンテンツの充実を図ることが、今後
の日本のさらなるグローバル化に必要なのではないかとGMOリサーチは考えます。

ぜひ参考にしてください。

2017年10月 5日 (木曜日)

英語を学び始めるには"ゲーム"が一番いい

藤本徹・東京大学 大学総合教育研究センター特任講師が次のように言っています。

勉強を楽しいものに変えるにはどうすればいいか。いま「ゲーミフィケーション」という仕組みが注目されている。クイズやくじ引き、経験値といったゲームの要素を取り入れることで、学習効果を高めるものだ。その可能性について、第一人者である東京大学の藤本徹特任講師に、イーオンの三宅義和社長が聞いた――(全2回)。

ゲーム感覚を取り入れた英語学習
【三宅義和・イーオン社長】イーオンでは、今年7月から「英語でおもてなしガイド」というアプリの提供を始めました。これはバーチャルリアリティ(VR)を活用した英会話学習アプリで、専用ゴーグルを着けると、外国人観光客などのキャラクターが現れ、会話が楽しめます。このアプリにゲームの仕組みを取り入れるため、今回のゲストである藤本徹先生に監修をお願いしました。藤本先生はゲーミフィケーション分野の第一人者で、記者発表会でもご登壇いただきました。その節は、ありがとうございました。

【藤本徹・東京大学 大学総合教育研究センター特任講師】こちらこそ、とても勉強になりました。それにしても、多くのメディアが集まり盛況でしたね。それなりの反応はあると思っていました。というのも、最近、VRがブームとなっていて、あちこちでアトラクションが開設されています。それだけにVRを打ち出すと注目されるわけですが、予想以上でした。

【三宅】なぜ、このアプリが注目されたとお考えですか。

【藤本】2020年には東京オリンピック・パラリンピックがあり、外国人旅行者も急増していて、タイミング的に盛り上がっている時期だったということが1つ。加えて、こういう新しいテクノロジーを使った教育というのは、いつも注目されます。スマホが使われ出したときもそうでした。その前はマルチメディア教育だったと思いますが、英会話学校のイーオンさんが、本格的にそこに乗り出したということが大きかったのでしょう。英会話教育の実績とVRをうまく組み合わせて、ゲーム感覚を取り入れたというところに注目が集まったのではないかと思っています。

【三宅】確かにこれまでの会話練習では、「あなたはAさん、私はBさんという形で、このテーマで会話しましょう」と言っても、現実感は薄かったかもしれません。ところが、VRだと臨場感にあふれたものになる。別の言い方をすれば、没入感のある中で練習できるというところがおもしろいですよね。

【藤本】従来だと、ある程度は学習者のイマジネーションに頼っているところがあったと思います。それをビジュアルに可視化して、ボランティアガイドの現場を再現するとか、外国人観光客が東京の街中で行動しているという設定は、とても興味のある要素になっているのではないかと思います。

ゲームの要素を他のサービスに取り入れる
【三宅】やってみると楽しいですよね。私自身もあらためて新しい学び方だと実感しました。「英語の勉強、本当は嫌いだけども、VRという形だったら、やってみたい」という人もいると思います。このやり方で会話が進んでいくと「おー!」という驚きや感動もあります。

【藤本】それこそゲーム開発のノウハウをもった会社に作り込んでもらったおかげですね。VRだと学習者の脳がよりリアルに感じ、対面の環境、つまり外国人のガイドに近づけます。対面では反復練習にも限界がありますが、VRであれば何度でも繰り返せるのもメリットです。

【三宅】そもそもゲーミフィケーションとは、どのような概念なのですか?

【藤本】簡単に言いますと、ゲームの要素だとか、ゲームの手法を、ゲーム以外のサービスやアプリの開発に応用するという考え方です。そのゲームの要素というのが、例えば、パズルゲームとか、クイズゲームとか、ゲームそのものをサービスに持ち込むという形もあります。「時間制限内でクリアしましょう」とか、「3回までのトライアルで成功させましょう」といった、ゲームのルールを設定して行う場合もあります。

また、ゲームの中でよく使われるポイントや経験値などを数値化・可視化することでレベルアップを図っていくというように、人を夢中にさせるような要素を盛り込むことです。そういったゲームの中で使われている要素を利用して、よりよいサービスをつくろうということです。

【三宅】学習や教育とゲームの融合ということですね。

【藤本】クイズも一種のゲームです。授業の中で「この質問の解答を次の3つから選んでください」という三択テストは、クイズそのものです。そこに、競争の要素や、くじ引きなど運の要素を入れると、さらにゲーム性は増します。あるいはロールプレイングゲームのように生徒各自が役割を演じるということもあります。

【三宅】単に学習というのではなく、ゲームとして参加すると本気になりますし、非常に楽しめますからモチベーションが上がりますよね。得点や時間制限があると、一気にやる気が高まると思います。英語学習でもモチベーションの維持は非常に重要です。そのためにゲーム感覚を入れるというのは、すばらしいことですね。

ゲームと教育との関係についてですが、藤本先生のご経歴を拝見させていただくと、大学卒業後は大手予備校に就職。いわば教育分野に進まれています。そこで、ゲーミフィケーションの研究に興味を持たれた経緯を教えてください。

【藤本】私はもともと勉強が好きだったわけでもなく、まして、教えるのが得意でもありませんでした(笑)。憧れてこの分野に進んだというよりむしろ、子どもたちが、自分が受けたような教育ではなく、もっと楽しい教育を受けてほしいと切実に思ったことがモチベーションになっているのかもしれません。

【三宅】ペンシルバニア州立大学に留学されたのもそのためですか。

【藤本】子どもの頃、ゲームに夢中になって「こんなふうに勉強できればいいのに……」と考えた経験は、誰でも持っているのではないでしょうか。そこを研究にしたらおもしろいだろう、と。ただ、日本にいる時はそこまで考えていなかったんです。むしろ予備校で働いていたときは、いかに良い授業を提供するかということを考えていました。

2002年から留学したのですが、その直後の2003、04年ぐらいからシリアスゲーム(社会問題の解決を主目的とするゲーム)を使った教育を普及させようという動きがアメリカを中心に起きてきました。当然、それに取り組む研究者もかなりいたわけです。そのコミュニティも組織されていたので、私も参加しました。

シリアスゲームの代表的なものが、「シムシティ」という都市を開発していくゲームの大学版、つまり大学を経営する「バーチャルU」というゲームがスタンフォード大学の副学長の主導で開発されて、無料公開されていました。米国の大学院などのシミュレーション教材として活用されていましたが、それを目の当たりにしたことが、私が「この分野でやっていこう」と確信を持った理由です。

【三宅】日本人はどうも生真面目なのか、勉強は苦しいもの、努力しなければならないものと捉えがちです。楽しくやるのは勉強ではないという風潮があります。特に、われわれの世代では「刻苦勉励」が尊いとされてきました(笑)。

【藤本】しかし、我慢しなくて、辛くなくて済むものは楽しく学べるほうがいいというのが、私の考え方です。

【三宅】そうですね。英語はそもそもコミュニケーションの手段ですから、コミュニケーションの学習をするのに、苦しい中でやるというのも変な話です。もちろん単語を覚えるという地道な努力は、一方で必要ですが、相手と理解し合うには心を開いて、楽しくやるというのは絶対必要ですよね。

先生がおっしゃった、自分の苦労はさせたくない、自分が学んだようには、これからの子どもにはさせたくない。まさに英語教育に関しても、そのまま当てはまることだと思います。

英語学習に有効なゲームはロールプレイングゲームくらいだと思います。それもネイティブを真似る事ができるものに限定されると思います。

2017年10月 4日 (水曜日)

ラグビーW杯「英語で交流を」

2019年9~11月に日本で初開催されるラグビーワールドカップ(W杯)まであと2年。試合会場の一つで、大阪で唯一の会場となる花園ラグビー場がある東大阪市では、外国人観光客を英語でもてなしたいと、住民たちが草の根で英会話教室を開くなどの取り組みが始まっている。

 「It’s quite close.すぐそこです、という意味ね。はい、じゃあ繰り返しましょう」

 東大阪市花園本町1丁目のフランス料理店「ふれんちん」。地元の花園本町商店街で店を構える店主ら6人が、カナダや米国での長期滞在経験がある飲食店経営、峯開美(みねひろみ)さん(27)から英語を習っていた。

これからラクビーのワールドカップをきっかけに英語熱が盛り上がるかもしれません。

2017年10月 3日 (火曜日)

戸田奈津子氏インタビュー 

山陽新聞で次のような記事があります。

英語は“書く”と“話す”「両方から攻めないと身に付かない」
字幕翻訳者という学生時代からの夢を諦めずに追いかけ、その結果、見事にその夢を叶えて現在も第一線で活躍し続けている戸田奈津子さんに、英語学習で大切なことをお聞きしました。

初心者にも効果的なビジネス英語の学習法 “使う場面”の想定が有効

――通訳のお仕事は、いつから?

戸田:ちゃんとした仕事として通訳をしたのは、映画会社でアルバイトをしていた頃です。亡き映画評論家の水野晴雄さんが「『アリスのレストラン』(‘70年公開)のプロデューサーが来日するから通訳してちょうだい。あなた、英語ができるんでしょ」……と言われて。お断りしたのですが、いつの間にか記者会見のひな壇に座らされていました。それからも依頼があって。気が付けば通訳としての仕事が増えていました。

――やはり、経験がモノをいう?

戸田:そうですね。徐々に会話にも慣れてきましたし、長年英語の基本を勉強してきた強みもありましたから。それに、いま思えば冷や汗が出るほど下手な英語でもなんとか務まったのは、やはり長年にわたって映画を見続けてきたおかげだと思います。原題を聞いてすぐに日本語の題名に置き換えるとか、監督や俳優のそれまでの仕事を知っていることが大事なのです。たとえばその監督が、俳優が、どんな映画を作り、どんな演技をして、どんな評価を得てきたかを知っているかいないか。そこが血の通った通訳の分かれ目になるのです。

――書くことが大事?

戸田:とても大事です。会話は、口に出したら消えていきます。もちろん、英語を話すこと事も大事です。日本人は間違うのを恐れてつい頭の中で作文してしまい、黙りがち。間違ってもいいから、口に出してしゃべることです。ただし、そこで大事になるのが書くことです。

――長続きする勉強法は?

戸田:モチベーションです。「勉強しろ!」と言われても、好きでないことは長続きしません。私も、歌いたいから歌詞を必死で書き取ったし、映画が好きだから、英語に興味を持った。何回も同じ映画を見ていると、気になるセリフに出会うものなんです。私の場合は、『第三の男』の“今夜の酒は荒れそうだ”というセリフで、そのシーンになると耳をそば立てて。やっと聴き取った原文は“I shouldn’t drink it. It makes me acid.”。直訳すれば“これ(酒)を飲んではいけない。気分がイラつくから”ですが“今夜の酒は荒れそうだ”……。短く、真意をついたこの訳にシビれて字幕翻訳に興味を持つようになったのです。

言語の基本は音声英語です。ですからやるなら、聞く話すが先になります。母語は必ずこの順序です。

2017年10月 2日 (月曜日)

2020年教育改革を先取り

「明光義塾」は次のような取り組みをしています。

 個別指導の学習塾「明光義塾」を全国展開する明光ネットワークジャパンは、英語4技能の学習をより強化した英語教育プログラム、小学生向け「明光みらい英語」および中学生向け「明光の中学リスニング」を新たに開発したと発表した。10月より一部教室から先行開始する。

 2020年度より小学校から順次全面実施される新学習指導要領では「英語教育」の強化が大きな柱となっている。一方、小学校教員は英語の指導資格を持っていないケースが多く教育現場や保護者の間には不安も広がっている。明光が保護者に行った独自調査では、43.3%の保護者が「授業についていけなくなるか不安」、37.9%が「保護者として子どもに教えられない」など、英語教育の変化に関する不安の高さが浮き彫りとなった。

 明光では、こうした保護者の声に応えるとともにこれから大きく変わる英語教育を先取りし、コミュニケーションを主体とした本物の英語力を身に付けるための英語学習プログラムを開発した。

 小学生向けプログラム「明光みらい英語」は、「聞く」「話す」「読む」「書く」の英語4技能を、タブレットとワークブックを使って自ら楽しく学ぶことができる。mpi松香フォニックス社のメソッドを取り入れ共同開発した、明光義塾オリジナルの英語学習プログラムだ。タブレットでは「Chants(チャンツ)」「Talk(会話)」「About myself(自己紹介)」「Phonics(フォニックス)」の4つを毎回学ぶことで「聞く」「話す」を中心に英語らしい発音を身に付け、ワークブックではタブレットで学んだ内容を踏まえて「読む」「書く」を中心に学ぶ。スタートからゴールまで10級の級立てと120のステップに分かれており、今の自分のレベルを理解しながら、着実に英語の力を伸ばすことができる仕組みになっている。

 中学生向けプログラム「明光の中学リスニング」は、90分の授業の中で英語力とリスニング対策の両方ができるプログラム。日本語を介さずに英語を英語で理解する「英語耳」をつくることを重視した内容で、毎回約10分間タブレットを使ったリスニング演習を行い、徹底して「英語耳」を鍛える。リスニングの演習問題は約600問を用意。タブレットを用いることで、自分のレベルに合わせながら家庭と授業で継続して演習に取組み、実践で使える英語力を身に付けることができる内容となっている。

リスニングは日本語を介さずに英語を英語で理解する「英語耳」をつくる事ではありません。音声認識は記憶にあると音と聴いた音の特徴の照合です。そのためには、自然な英語の音を忘れないようにディープラーニングで学ぶ以外に方法はありません。

また理想的な学習としては4技能ではなく、聞く話すの音声を優先すべきです。母語は全て音声言語を先に学びます。

2017年10月 1日 (日曜日)

2時間の「聞きながし」より5分の「集中」

井津川倫子氏がリスニングについて書いています。

   「受験英語」の経験しかなかった私が、一番苦労したのが英語の聞き取りでした。ジャパニーズイングリッシュに慣れた耳には、ネイティブが話す英語はまったくの別モノ。学生当時、リスニングの授業はほとんどありませんでしたから、聞き取りは大の苦手でした。

   何とかしてリスニング力を鍛えようと、「英語漬け」の環境に身を置いたりしました。リビングや台所で英語の音声をずっと流しっぱなしにしたり、通勤時間に英語のニュースを聞いたり。お風呂にiPodを持ち込んで、湯船につかりながら英語を聞いたりもしました。

   ところが、どんなに長時間触れても、頭(耳)の中にちっとも英語が残りません。まさに「聞きながし」で、右から左に流れ去るだけでした。

   そんな私でしたが、TOEIC L&Rの学習を機に、驚くほど英語が聞き取れるようになりました。以前ご紹介をした「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(朝日新聞出版)を使って、音声を聞きながら単語を覚えているうちに、急にネイティブが話す英語が聞き取れるようになったのです。

   詳しいメカニズムはわかりませんが、毎日5分でも「集中して」英語を聞くことが「耳のトレーニング」になっていたのでしょう。

   不思議なことに、たった5分でも集中して英単語やリスニング問題の音声を聞いた後は、海外ニュースやドラマの英単語が一つひとつクリアに聞きとれます。長時間英語を「聞きながし」ても、一切得られなかった効果です。

   結局のところ、「集中して英語を聞く」トレーニングを積み重ねることでしか、聞き取る能力は鍛えられないことを痛感しました。2時間の「聞き流し」よりたった5分の「集中」。 

リスニングは記憶にある音と聞いた音の照合です。急に記憶にないネイティブの話す英語が聞き取れるようになる事はありません。英語はある時急に全ての英語が分かるのではありません。

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