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2017年10月22日 (日曜日)

1冊で3度楽しめる英語絵本の使い方

廣津留 真理氏が次のような学習方法を書いております。

ステップ1:音読
絵本の醍醐味は2つ、美しく迫力のあるアートとしての絵と、韻を踏んだりリズミカルな短文を用いたり突拍子もないストーリー展開が繰り広げられたりする言葉の豊かさと面白さにあります。

後者を堪能するためには、まず音読します。

今回はネイティブスピーカーが読む音声を動画にしましたのでお聞きください 。
朗読は、私が主催しているサマースクール「Summer in JAPAN 2017」の講師陣のひとり、UTオースチンでバイオメディカル・エンジニアリング(医用生体工学)を学ぶテイラーさんです。
Marcus Pfisterさんの名作『The Rainbow Fish』をお送りします。

にじいろにかがやくうろこを全身にきらめかせた、世界でいちばん美しいさかなは、ちょっぴり自信家でいつもひとりぼっち。けれど、ほかのさかなたちとキラキラのうろこを1枚ずつシェアしていくことで、だんだんと友達の輪がひろがっていく、というシェアリングの話です。

どうでしょう、楽しんでいただけましたでしょうか。

いよいよ次は、お子さまが「シャドーイング」を行います。
「シャドーイング」とは、文字を見ないで、テイラーさんの声をよく聞いて、聞いたらすぐにマネて発声することです。

さらに、「オーバーラッピング」します。「オーバーラッピング」とは、文字を見ながら、テイラーさんの声を聞きながら一緒に音読することです。
その際、文字を指差しながら読んでください。

シャドーイングとオーバーラッピングをすることで、リスニング力もスピーキング力も高まります。
ネイティブスピーカーをマネると、発音もよくなります。

やり方は『英語で一流を育てる』に詳しく動画付きで説明がありますので、ぜひご参照ください。日本にいながらリスニング力とスピーキング力がみるみる向上しますよ。...

ステップ2:感想

 絵本の感想をできるだけたくさん述べましょう。
 形式にこだわらず、ランダムで結構です。
 日本語でも英語でもOKです。

ステップ3:ディスカッション

 ここからは、年齢やお子さまの個性、言語の習熟度に応じて保護者の方の腕の見せどころです。

 実は、この『The Rainbow Fish』ですが、アメリカでは議論の的です。
 賛成派は、シェアする心、他人とわかちあう幸せをほめたたえますが、反対派は、
1)どうして自分の大切なものを他人にタダで譲らないといじめられるんだ、おかしいじゃないか。
2)キラキラしたうろこを全員1枚ずつ持ちましょう、なんて、なぜみんなが同じ格好をしないといけないの? 個性は認められないの?

 というわけです。

 はたしてどう考えるのか、お子さまに聞いてみたくありませんか?

日本語を学ぶ時はそのようなディスカッションはしておりません。また必要はありません。ディスカッション
はまた別の能力です。日常生活ではあまり必要なありません。

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