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2017年7月12日 (水曜日)

英語に高まる関心、民間試験志願が急増

毎日新聞の報道で次のように伝えています。

「話す」訓練、塾も活況
 2020年度から大学入試センター試験に代わって始まる大学入学共通テストの英語に、民間試験の活用が決まってから、民間の英語試験への関心が高まっている。高校生の志願者は急増し、大学受験を見据えて英語塾の門をたたく子どもたちも増えている。

 文部科学省は大学入学共通テストに採用する民間試験(認定試験)を今年度中に決める予定で、英検やTOEFLなど8種類を候補として挙げている。読む・聞く・書く・話すの4技能を測るのが目的だ。

 志願者が急増しているのは、候補の一つ「TEAP(ティープ)」。試験は年3回あり、今年度の1回目は今月23日に実施される。関係者によると、昨年度の1回目の志願者は約4700人だったが、今年度の1回目は少なくとも1・5倍以上になる見通しという。

 TEAPは、公益財団法人日本英語検定協会と上智大学が共同で開発し、14年度から始まった。読む・聞く・書くのペーパーテストと、話す力を測る面接を1日で行う。受験資格は高校2年生以上で、受験料は1万5000円。全国70の国公私立大学が入試に活用している。

 ベネッセコーポレーションが実施する中高生対象の「GTEC(ジーテック)」も受験者数が15年度の81万人から、16年度は94万人まで増加した。文科省が候補とする民間試験の一つで、今年度は100万人を突破する見込みだ。

 このうち話す能力も測る4技能試験の受験者は、昨年度の8万5000人から倍増するとみられている。受験生の9割以上が高校生で、担当者は「試験結果は先生の指導改善にもつなげられる。全校生徒に受けさせる学校も増えている」という。

 4技能を学ぶ英語塾も活況だ。東京と福岡で英語塾を展開する「キャタル」。東京には3校あり、小学生から高校生まで約1000人が通う。英字のストーリーブックを英語で要約し、講師と英語でやり取りをする。欧米の大学で通用するTOEFLでのハイスコアを目標とした指導を行っている。

 民間試験の活用が決まって以降、キャタルへ見学に訪れる保護者は増加。三石郷史代表(43)は人気の背景に「学校教育への不満がある」と説明する。

 文科省によると、英検準1級以上の英語力がある中学の教員は32%。塾に通う中学1年の男子生徒の母親(48)は「大学入試の改革の速度に中学が対応できていない」と厳しい。小学4年の女子児童の母親(41)も「英語で好きな色を話すような小学校の授業は、物足りない」と言う。

 文科省は大学入学共通テストの英語について、23年度までの4年間は大学入試センターが作るマークシート式の試験と、学習指導要領に対応した民間試験を併存させる方針だ。民間試験は高校3年の4~12月に2回まで受験できるようにする。

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