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2017年7月 8日 (土曜日)

「英語ちゃん」 心の中でバカにしてました

井津川倫子氏が次のように言っています。

突然ですが、私はずっと英語がキライでした。  「津田塾大卒」「ロンドン駐在」「TOEICスコア970」と聞けば、誰もが「もともと英語が得意だったんでしょ?」と思うことでしょう。しかし、実際は中学1年生の時から英語ギライの「ダメ女」。そんな私が50歳を迎えて、人生で一番後悔していることがあります。

ごめんね、「英語ちゃん」……
ごめんね、「英語ちゃん」……
帰国子女をねたむ「英語ダメ女」!

   今回も本題に入る前に、あなたの「英語ダメ度」をチェックしてみましょう。
   次の項目のうち、あてはまるものはいくつありますか?

□ ラジオ講座は3日以上続いたことがない

□ 英会話学校に授業料を払いこんで、途中で行かなくなったことがある

□ 帰国子女がキライだ

□ 外国人に話しかけられそうになったら視線をそらす

□ 職場では、英語ができないことを必死で隠している

□ 英語を「おもしろい」「楽しい」と思ったことがない

□ 自分は英語ができないと思っている

自慢ではありませんが、以前の私は全項目にチェックがつく典型的な「英語ダメ女」でした。

中学1年生で初めて英語にふれたものの、「あなたはトムですか?」「いいえ違います。僕は太郎です」といった不毛な会話が続く教科書に幻滅。毎年4月になると「基礎英語」や「続基礎英語」などラジオ講座のテキストを買うのですが、3日以上続かない。何がおもしろいのか、ちっとも理解できずに、英語が得意なクラスメートのことを「英語ちゃん」と呼んで、心の中でバカにしていました。

そんな調子でしたから、大学受験は大ピンチ!

私立文系に「英語ギライ」は致命傷です。しかも、第一志望は400点満点のうち英語の配点が200点。国語と日本史で得点を稼ぎ、英語は半分できればOK、という作戦が功を奏して、何とか合格することができました。
津田塾なのに英語ギライ

ところが、やっと入った大学では、周囲はみんな「英語ちゃん」。英語が大好きで、英語の授業が待ち遠しいという、私とは対極の女子たちでした。

就活のためにバイト代をつぎこんで英会話学校に通いましたが、根が「英語キライ」だから続かない。社会人になってからも、高額な英語のカセットテープ(懐かしい!)を購入したり個人レッスンを受けたりしましたが、どれも中途半端で長続きしません。

バブル期に企業に採用された大卒女子は「帰国子女」が多く、ここでも「英語ちゃん」に囲まれてコンプレックスを抱く日々。流暢に英語を操る帰国子女たちをねたみながら、「どうせ私は津田塾なのに英語ができませんよ!」と、勝手にふてくされていました。

そんな私が人生でたった一つ後悔していること。それは、「ムダな英語コンプレックスにとらわれて、チャンスを逃していた」ことです。

46歳の時、ある人事異動を機に、短期間でビジネス英語をマスターせざるを得ない状況に追い込まれました。運悪く業務のピークとも重なったため、学習に十分な時間を割けません。そんななか、苦肉の策で知恵を絞り、工夫を重ねて「効率最優先」で学習したところ、1年間でTOEICL&Rスコア970を取るまでに英語が上達しました。

その時、初めて知ったのです。「私だってやればできる!」と。
46歳で初めて知った、「やればできる」!

思い起こせば、ずっと英語と格闘してきました。

ロンドンに駐在していた時は、当時ロンドンで一番の人気を誇っていた英会話学校や、大学附設の語学クラスに通ったり、マンツーマンレッスンを受講したりしました。

帰国後も、留学専門学校に通ったり、TOEFLに挑戦したり、カフェ英語(カフェでの個人レッスン)を受講したりしました。

大学時代から30年近く、ありとあらゆる英語レッスンに手を出して大金をつぎ込んできました。その割にはちっとも英語が上達しなかったのは、いつも「どうせ英語苦手だから、上達しなくて当たり前」と、逃げていたからだと気がついたのです。

英語がキライで「英語ダメ女」だと自分で決めつけていたために、せっかくの可能性をつぶしていました。ムダな英語コンプレックスにとらわれて、英語をマスターする楽しさを知らずにいたとは。もっと早く英語をマスターしていたら、人生をもっとエンジョイできたのに!今でも、心から後悔しています。

先日、帰国子女の同僚がポツリとつぶやきました。「初めから英語ができる日本人なんていないよ。私だって、必死でABCから勉強したんだから!」

英語を学ぶ最大の障壁は、「ムダな英語コンプレックス」です。

記憶力も体力も衰えた50代になって、津田塾時代よりも、ロンドン駐在時よりも英語が上達している私が断言します。「いくつになっても、やればできる!」

「どうせ英語なんてできるわけない」というムダな決めつけで、せっかくの可能性をつぶしてはもったいないですよ!

皆さんもぜひトライしてみてください。

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