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2017年7月 5日 (水曜日)

純ジャパ・中学英語で世界に翔べ

安河内哲也氏が次のように言っています。

今回は、会議よりもグッと難易度が高い日常会話でのシーンを中心に考えてみたいと思います。ビジネスシーンでいえば、small talk(雑談、世間話)をしなければならない局面です。

small talkが難しいのは、映画、テレビ、スポーツ、文学、グルメ、政治経済と、話はどこに飛ぶか分からないところです。さらに、一瞬ではジョークと分からないジョークが飛んできたり、こちらもジョークを飛ばしたりしなければなりません。自分の専門分野のことだけ話していればいい会議はやはり楽です。

私自身は、アメリカ出張でいちばん難しいと思うのは、仕事が終わってからのアフターですね。レストランやバーで3時間延々と喋りっぱなしなどというシチュエーションがあるのです。楽しくもあるのですが、これが最も大変です。

専門用語は業界ニュースで補強

会議では言い方をどうするかとか、ニュアンスをどう出すかに腐心するというよりは、仕事の内容にフォーカスがされるものです。何月までに何をやるのか、どこにどれだけお金をかけるのか、そういったことにより興味がいきます。扱うトピックも用語も会議のほうが日常会話よりぎゅっと狭まってくる。相手が知らないようなトピックや言葉を使う可能性も低いものです。

私の場合は、アセスメント関係の英語ばかり使います。もちろん、一般の人が聞いたら、英語のネイティブスピーカーであっても何を言っているか分からない表現がたくさん出てきます。でも、それは専門用語が分からないだけのことなんです。

CNNの金融ニュースを例にしてみましょう。北米の朝、日本時間の午後11時くらいに鐘の音と共に金融市場が開き、ニュースが始まります。同じようなことしか言わないので、専門用語さえ理解できれば、時事ニュースなどに比べると聞き取りも簡単なはずです。ファイナンスの単語、経済の単語を知らない人が見ると難しく感じるだけ。専門用語をマスターすれば、数字が毎日動くほかは、内容がちょろちょろ変わる程度です。繰り返し同じ単語が使われるので、ある程度見続けていると、理解度がグッとアップします。

私が参加する会議には、外国人の学者などもいるのですが、アセスメントの話はできるけど、日常会話になると英語が苦手だという人はたまにいます。こういう人は、会議の後のアフターに弱かったりします。

私は飛行機の操縦を習ったことがあるのですが、日本人インストラクターには、管制塔との英語でベラベラしゃべっているけれど、日常会話は少し苦手という人もいました。エアラインのパイロットにもいますね。機内のアナウンス(そして、おそらく管制塔との連絡も)など、飛行機関係の英語は完璧なのに、日常会話となるとそうでもない。

専門的な仕事の英語は簡単

余談になりますが、そもそもATC(air traffic control)と呼ばれる航空交通管制で使用される英語は、単語を制約することで空の安全を確保しています。あれこれ複数の言い方による伝達を避け、的を絞った専門用語を使うことで、どの国の人でも簡単に喋れるようにしているわけです。

一定の語彙のみを使用するよう統一されているため、どの国の飛行機が飛んできても大丈夫なんですね。

業種が専門的になればなるほど、ATCと同じようなことが起こってきます。会議の英語というのも、自分の専門分野の用語さえ覚えていれば、無限に広がる可能性のある日常会話よりも楽になるのです。

使う単語がある程度予測可能で限定できるため、さほど怖くない。専門分野の用語をマスターし、assertion→reason→evidenceという発言の原則を守り、態度と振る舞いを適応させれば、会議の英語はカバーできるのです。

attitude(振る舞い、態度)の部分で追加したいのが、握手です。日本で交わす握手よりもがっしりと握ることを心がけましょう。

国や状況によっては、2回目からハグを交わすこともあります。このあたりは相手の出方を見て、臨機応変に対応できる心づもりでいましょう。相手がハグしてきたのに硬直してハグし返さないと「私のことが嫌いなのか?」「ビジネスを楽しんでいないのか?」と思われかねません。

トップ経営陣などの握手はがっちり強固ですよね。やわな握手では「コイツ、裏切るんじゃ?」と疑われてしまうかもしれません。

あとは濃い人間関係を築きあげるということも。従業員レベルではそこまでではないかもしれませんが、上にいけばいくほどそういった傾向が強いように感じます。

分かりやすい例で言えば、トランプ大統領が別荘に各国の要人を招いて週末を過ごすといったニュースなどですね。

私も次回のアメリカ出張では、4日間の会議のあとで、アメリカの連携先の会社オーナーのメキシコにある別荘で2日間を過ごすことになっています。こんな風に、ビジネスオーナー同士が、酒を飲んだりゴルフしたり(Actually, I don’t play golf.〈実は私はゴルフはやらないのですが〉)しながら、仕事の話というよりは、世間話を混ぜて話し続けるわけです。トランプと同じやり方ですね。

すでに述べたようにsmall talkは、事前に準備もできる会議の英語とはレベルが違います。海外出張で会議がある日でもsmall talkをする場面はたくさんあります。1日の流れはかなり濃厚なんです(笑)。

朝はパンとコーヒーを取りながら、朝食の場で、今日もがんばろうと話す。そのあと午前中は会議です。ランチでは、先ほどまで会議で殴り合い寸前だったのに仲良く談笑。午後は、また殴り合い寸前までヒートアップした会議を続け、終わりを迎えるころには、「Today was fun and very productive.(今日は楽しく有意義だった)」となる。

ここからが大変です。ワインを飲みながら3時間ほどのディナーです。ジョークを飛ばしながら、話が絶対途切れません。仕事の話はほんの少しはしますが、基本は世間話です。ここががんばりどころです。

日本人気は高くない

海外の人と世間話をたくさんしてみて実感するのは、「誰もがみんな日本について興味があるわけではない」ということ。

テレビで「世界がリスペクトする日本」的な番組が多いからでしょうか、 純ジャパは「日本は世界からすごいと思われている」と、勘違いしているふしがあるように感じます。実は大半はすごいなんて思っていないと考えるのが妥当でしょう。リスペクトしているのは、アニメファンなど、一部の人たちです。

海外に行ってみると、日本がどれだけスルーされているかがよく分かります。Cool Japanを喧伝しているのも、主に日本の政府やメディアで、海外の人に浸透しているというほどでもありません。

イチロー選手が球界の歴史に残る素晴らしい選手なのは間違いありませんが、アメリカ人が全員イチローを知っていて、彼の偉業をadmireしているというほどでもないかもしれません。

アメリカのニュースで日本人が1分ほどなどちょっとでも取り上げられると、日本ではビッグニュースとして取り立てられますよね。しかし、アメリカでそのニュースを実際に見て知っているのは、ごく少数です。

私たちが一緒に仕事をしている会社のマーケットは、サウジアラビア、エジプトといったイスラム教圏のアラブや南米が多いのですが、総じてあまり日本に興味がないなという印象を受けます。

純ジャパの私たちが、ヨルダンとイエメンと違いがあまり分からないように、彼らには日本と韓国の違いがよく分からない。

逆に私のほうがマーケットである、向こうの文化を知らないといけないのです。うかつにシリア内戦、ISISといった話もできない。だからと言って、アメリカのポップカルチャーの話をするわけにもいかない。彼らは、オスマントルコがどうといった歴史の話が割と好きという印象があります。

だから、そういった知識を身につける必要があるなと実感しています。いまはここが私の弱点で、かなり大変な思いをしているところです。

アジアの人とはよく話せるんです。アメリカのポップカルチャーにもそれなりに強いという自負があり、映画の話とかはけっこういけるのですが、イスラム教圏の人とどう話を続けていくかというのは、いまの私の大きな課題です。

いま一緒に仕事している日本人は、世界中を回って仕事をしている男性で、イスラム圏や南米の人とも、楽しそうに世間話をしている。彼を見ていると、日々の情報収集に加えて、経験を積むことの大切さも痛感します。

中学英語で、打ち上げだけはCheers!で乾杯しまくる。これは最悪、日本人が過去に世界でバカにされていた事です。Cheersで乾杯しまくる前に、まずまともな英語を話すべきです。
中学英語で世界に翔んだのが過去の日本人です。中学英語と適応力と掛け声だけで世界を渡るのは非常に危険です。日本人の英語力が低いのはこのように講師がレベルの低いお粗末な事を言うからなのです。

これからの日本人はネイティブ同等とは言えなくとも、せめてネイティブに迫る英語力で世界を翔ぶべきです。将棋だって14才がプロとして注目を浴びています。14才なら将棋に触れたのは14年はあり得ないから、せいぜい10年くらいだと思います。

英語でも臨界期を過ぎた大人でも10年ならかなりできるはずです。
英語の講師が言うべき事はこのような安易な小手先だけの方法ではないでしょう。海外会議なら打ち上げはあまり大きな事ではありません。
大事な事は会議中に何を言うかです。中学英語ではとても無理な話しです。

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