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2017年1月 9日 (月曜日)

4歳児に8カ国語、韓国で多言語の早期教育が盛んに

次のようなニュースがあります。

 「キャン・ユー・ドゥー・イッ(Can you do it)?」「フイ・ブー・フイ(会不会)?」「プ・チュ・ルー・フェール(Peux-tu le faire)?」

 昨年11月21日午後、ソウル市中浪区のマンションで4歳の幼児3人が童謡に合わせて「あなたはできる?」というフレーズを英語、中国語、フランス語で繰り返し歌っていた。子どもたちは韓国語をはじめ英語、中国語、スペイン語、ドイツ語、日本語、フランス語、ロシア語の計8言語の基本フレーズを学んでいる最中だった。このマンションに暮らす主婦のキム・ジヨンさん(35)は先月から、娘(4)と同じ幼稚園に通う友達を呼んでこうした授業を週に3回行っている。キムさんは「インターネットで探した学習法を参考にすれば、言語の専門家でなくても簡単にたくさんの言葉の基礎を教えられる」と話した。

 3?5歳の子どもを持つ韓国の母親の間で、子どもに複数の外国語を同時に教える「多言語教育」が流行している。専門の先生に教えてもらうのではなく、スペイン語やロシア語など幼児向けの言語教材を購入し、説明書やネットに載っている教育法を参考に母親がレッスンするのだ。こうした教材には簡単な単語やあいさつ、感情表現などの基本フレーズが各言語で載っており、ネイティブの発音が録音されたCDやDVDも付いている。

 中浪区のキム・ヒギョンさん(36)は「母親たちもよく知らないため体系的に教えることはできず、子どもに単語や文章を繰り返し聴かせて丸ごと暗記させている。子どもがいくつもの言語に親しみを覚えることが大事」と話している。

 巷では、こうした幼児向け言語教材は10種類ほど販売されている。1セット10万ウォン(約1万円)ほどで、複数言語を一度に教えようとすれば教材だけで60万?70万ウォン(約6万?7万円)ほどかかる。費用負担が大きいため、1冊でさまざまな言語を一度に学べるという触れ込みの教材も登場した。この教材の出版社は、自社教材を活用した学習進度表などの情報を共有するコミュニティーサイトも運営しており、会員数は7万7000人余りに達している。

 母親たちが幼児のうちからいくつもの外国語を教えようとしているのは、「言語の習得が早い幼児期のうちに複数の言語に慣らしておきたい」と考えているためだ。特に、こうした学習法がノーベル賞受賞者を最も多く輩出したユダヤ人の教育法だと伝わり、大きな関心を集めるようになった。多言語の教材を手掛けるある出版社は「ユダヤ人は幼いころからヘブライ語、英語、ハンガリー語、フランス語、イディッシュ語を学び、多言語(教育)に命を懸けている」などと宣伝している。

 5年以上にわたり多言語学習法をPRしてきた教育者のチェ・ピギョル氏は「幼いうちにさまざまな言語に接することで、外国語の勉強に対する拒否感が低下し、外国人に緊張を感じることもなくなる」と話している。

 一方で、幼児に複数の言語を教えることに特に効果はないとの反論もある。韓国・育児政策研究所が昨年、満5歳、小学校3年生、成人(大学生)の計74人を対象に中国語教育の効果を分析した結果、満5歳の教育効果が最も低いとの結果が出た。同研究所のキム・ウンヨン博士は「幼児への複数言語の教育が、ほかの年齢の人(への教育)に比べ特に高い効果があるとの俗説は、正しいとは言い難い。むしろ母国語能力の発達に害になる可能性もあるため、注意が必要だ」と指摘している。

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