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2016年11月14日 (月曜日)

Google翻訳がディープラーニングで精度が上がった

グーグル翻訳の記事が出ています。

Google翻訳の飛躍的に性能が向上したとネットで話題になっています。Yahoo!リアルタイム検索で、ツイート数を調べても急にGoogle翻訳が言及されていることが分かります。

「どんな変更があったのか?」「どのくらい性能向上したのか?」については、下記の記事やブログには、今回のGoogle翻訳の変更点やその進化っぷりの記載があります。ぜひご参考ください。

・Google翻訳の精度がニューラル・ネットワーク導入で劇的に向上!これはすごい
・Google翻訳,ニューラルネットワークが導入されて精度が大幅上昇
・待ってた!ついにGoogle翻訳がニューラルネット機械翻訳を日本語版にも適用。異常に上がった翻訳性能は感動モノ

ざっくり言うと、ニューラルネットワークという「人間の脳ミソを模した学習方法で、コンピューターを鍛えるやり方」を採用したことで、劇的に翻訳精度が高まったということです。

このニューラルネットワークは、コンピューターへの負荷は高いものの、より抽象的なことの理解が得意と言われてます。近年のCPU能力の向上、チップの低価格化により、ニューラルネットワークの採用が可能になり、Google翻訳のエンジンとして採用されたわけです。

翻訳技術の進化で、私たち日本人は英語を勉強しないでよくなるのか?

ところで気になるのは、そんなGoogle翻訳の登場によって私たちの生活や人生にどんな影響があるのか?ということです。翻訳ソフトが進化することで予想される未来がやってくるのでしょうか?

ネット上の反応を見ていると、「やった!これで英語の勉強が必要なくなる」とか「はー英語勉強する気失せたわorz」といったものがありますが、これは大間違いです。

むしろ「英語ができない人は、ますますキツくなる」。これが私の予想です。

というのは、Google翻訳の進化によって、あらゆる国の言語が英語化され、英語の総流通量が増えていくからです。

Googleは公式発表でも、まず「中国語⇒英語」から手がけるという発表をしています。これは、世界で多く使われる言語の順番から対応していったということです。つまり、これからGoogleが手がけるのは「◯◯語⇒英語」というところからでしょう。

その結果、何が起こるかというと、英語への翻訳コストが大きく下がり、爆発的に増えます。そして、英語がますます世界の基軸言語として使われていくというわけです。

もちろん英語以外の言語間の翻訳の性能も向上していくでしょう。しかし、進化が一番早いのは、一番流通量が多く、多くの人が利用する「◯◯語⇒英語」の分野でしょう。インターネットのような、取引コストがゼロの世界では「Winner takes all(勝者総取り)」となりますが、これが言語の世界でも進んでいくことが予想されるのです。

というわけで、やっぱり英語の勉強は必要です。むしろ、英語ができない人はますますキツくなります。読者の皆様におかれましては、翻訳こんにゃくが登場で勉強をサボるのび太にならないよう、お気をつけください。

ちなみに、英語を勉強するのは、ビジネス的なメリットを取り除いても、とても楽しいことだと私は思っています。言語を学ぶことは、それを話す国の文化や考え方を学ぶことに繋がります。英語を話すと、頭が英語脳になってくると言いますが、そのくらい言葉を学ぶことは脳を刺激し、知的好奇心を満たしてくれる作業です。

Google翻訳の進化をきっかけに、ぜひ楽しみながら英語を学んでみてはいかがでしょうか?

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