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2016年10月10日 (月曜日)

文法をビジュアル化

英語アレルギーを抑えるスピリチュアルテクニックの紹介があります。

ビジュアライゼーションという言葉がある。ニューエイジ系のスピリチュアリストがよく使う、?欲しいものとか望む状況をできるだけ詳細に思い浮かべる?ことを意味する言葉だ。このテクニック、実は英語の勉強にも使えそうなのだ。

英語→日本語→場面→理解じゃなくて、英語→場面→理解

英語学習におけるビジュアライゼーションのプロセスは、こういうことになるだろう。普通は目から入って来る(リーディング)場合も、耳から入って来る(ヒアリング)場合も、一度頭の中で情報を日本語にしてから理解する。これに対し、英語のまま読んだり聞いたりして、それをひとつの場面あるいはシーンとして脳裏に思い描く。
よく?英語脳?という言葉が使われるけれど、その本質はビジュアライゼーションなのではないだろうか。日本語化という段階を省いたやり方だ。

文法をビジュアル化する
英語が嫌いという人の大半が最もめんどくさいと感じるのは文法だろう。Be+動詞ingでつまずく人はいないかもしれないが、To+動詞の原形とか、Have+動詞の過去分詞となると、ちょっと怪しくなってくる人は少なくないはずだ。
こういう公式的な覚え方に、単語帳で丸暗記した知識(英単語を日本語訳の代表的なひとつの意味だけに置き換えて覚えることほど定着率が低いことはないし、運用力がまったくつかないと言われている)を乗せるのは、最悪のコンビネーションでしかない。つまり、高校までの過程でスタンダードとされてきた勉強法は英語が嫌いになるよう仕向けるだけなのだ。

コアという概念
ビジュアライゼーション(イマジネーションという言葉で置き換えることもできるだろう)を媒体にした文法攻略をテーマとする『イメージでわかる表現英文法』(:田中茂範・監・著、 弓桁太平・著/学研プラス・刊)の帯には、「英文法がこんなに面白いなんて、誰が想像するだろう」というキャッチが綴られている。聞くのも嫌な人さえいる英文法を面白く思えるなんて…。
大前提となるのは、コア=語や文法の本質という概念だ。

“それぞれの基本語が持つ1個の中核となる意味、これを「コア」と呼びます。コアは語の基本的な意味であり、文脈に左右されません。”

コアの概念の説明は、動詞や前置詞から始まって時制(現在形と現在進行形の違いとか、現在完了形と過去形の違いとか)、助動詞、受動態、準動詞(不定詞と動名詞の違い)、文型(第3文型とか第5文型とかやりましたよね)、冠詞(アジア人は、特に日本人はaとかtheの使い方がうまくないという話を聞いたことがある)と続いていって、最終的にコアの応用力で締めくくられる。

確かに、このコアの概念をある程度理解してしまえば、英文法も面白くはないにせよ、毛嫌いするほどのものではなくなる気がする。そしてコアの概念は、もちろんビジュアライゼーションと連動する。いや、ビジュアライゼーションそのものと言ってしまってもいいかもしれない。

形容詞と副詞の見きわめでTOEICスコア100点アップ
ある学生さんの話。彼は大学入学以来数回にわたってTOEICを受けていて、ベストスコアは550点。決して悪くはないが、突出して良いスコアではない。大学3年になったばかりの時点で彼が目指していたのは600点。一般的に就活にもプラスになるとされているスコアだ。
どうしても550点を突破できなかった彼は、問題集を何冊も買ってきて過去問を徹底的にこなした。その結果、形容詞と副詞の見きわめが曖昧だったことが自覚できた。ここから先が彼のクリエイティブなところだ。

英文法で普通に使われる修飾という言い方ではなく、トッピングという感覚で形容詞と名詞の関係をとらえた。そして、語尾がlyで終わることが多い副詞=adverbの基本的性質を、文字通りverb(動詞)にaddされるものというイメージで考えるようにした。

最初に思いついたusuallyを基本にして、「lyで終わるverbにaddできる言葉は副詞」という基本線を作ってビジュアルな形――電光掲示板で流れるニュースをイメージしたという――で思い浮かべるようになると、形容詞と副詞の見きわめが安定するようになり、就活に専念するべき時期が来る直前に650点をマークすることができた。

視覚化という大切な過程
生きた英語ってなんだろう。ピンポイントに定義するのは難しい。ただ、これまでの日本の教育現場で実践されてきた学習法で得られるものではないと思う。字面中心の読み込み型文法学習では、読む・書くという面が、聞く・話すという面よりも強調されていたことも否めない。

現場で「これではだめだ」と思っていた先生たちもかなりいたのではないだろうか。
2020年をめどに、英語が小学校3年生から必修科目、小学校5年生からは教科にされる。小学校の教育課程で、英語が算数や国語と同じ扱いになる。こうなると、少なくとも英語が大嫌いじゃなくなるようにする工夫が必要になる。

いきなりすべてを解決することはできない。でも、コアの概念やビジュアライゼーションが今ある障壁を取り除くきっかけになるはずだ。もちろん、これまでずっと感じてきた障壁に今も悩んでいる人たちにとっても、イメージを通じた文法学習法は、まったく新しいアプローチだ。

これからは、広い意味でのイマジネーションが英語学習の決め手になりそうですよ。

耳の不自由な人は言語習得にまったくのハンディはありません。言語情報の多くは音と関連して学習しているからです。
その言語情報をわざわざ視覚化すると言うのは邪道ともいうべき方法です。

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