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2016年7月24日 (日曜日)

“暗唱”が最強の英語学習法である理由

池田 和弘氏が次のように言っています。

さて、テストというと、TOEICもまずはリスニングとリーディングです。日本人が気真面目なせいか、会社が人材の募集要件に含めることが多くなったせいか、誰もかれもが700点、800点、さらには満点を目指して頑張ります。ところが、普通の人が800点を取ろうなどとすると、早くて3~4年はかかりますので、途中で行き倒れる人、燃え尽きる人が出てきます。つまり、受験英語と同じようなことが起こるわけです(※)。

(※)この点、同じテストといってもGTECははるかに手軽に短時間で「4つの技能」を測定できますので、これをうまく活用して基礎を練り上げ、仕上げでTOEICを利用するというのも1つの選択肢だと思います。スピーキングを意識していると、英語の学習全体が実践的で効果的になります。まずインプット(リスニングとリーディング)ができてからアウトプットなどと考えると、学習効率が異常に悪くなり、英語を話せるまでに10年前後もかかることになります。
 2つ目も、入試問題と関係があるのですが、受験英語ではあまりにも「文法的正確さ」に重点がおかれ過ぎているため、教える側(先生)も教えられる側(生徒)も、さらには保護者の方々も、文法解説・文法演習を行わないと不安になる傾向があります。そのため、どうしても文法に走ってしまうのです。

 この不安は決して根拠のないものではなく、暗唱だけによって入試に対応できる英語力を身に付けさせるには相当な工夫が必要です。

私が研究してきたのはまさにこの点で、例えば(文法用語を使わずに)進行形から動名詞、分詞構文、分詞形容詞の基本を40分程度で教える技術や、問題を解かずに文法・語法の四択問題を解く技術などを開発しています。このような技術を暗唱と結び付け、全体をシステムとして整備すると、実用的でありながら受験英語にも対応できる強力なインターフェースができます。

しかし、私の経験では、例えば「通訳」をさせるという設定をすると、小学5~6年生であれば、結構しっかりと暗唱してきて、楽しく“通訳テスト”をし合うものです。これは、「英作」という静的な発想よりも、「通訳」というインターラクティブで、ダイナミックな発想の方が、頭がはるかに活性化するからです。また、だれでも、努力をすれば、その結果が目に見える形で現れるという点も大きいと思います。

 このようにして、文字通り「体で覚えた英語」は、そのままダイレクトに受信力・発信力の礎石となります。

 いずれにせよ、学校において暗唱を重視した指導を実施することにはいくつかのハードルを越える必要があり、決してやさしくはありません。しかし、社会人は自分の判断次第で、かなりの自由が利きます。ですので、とくにスピーキング力を身に付けたいと願っている人にはぜひ暗唱を実践することをお勧めします。ペーパーテストをいくら受けても、話す力は身に付きません。

①実際に話して、「出来ない」を体感(痛感?)することを繰り返す
②言えなかった表現、言いたかった表現を“丸暗記”して、つぎの機会に使ってみる
③相手の表現を借りる(というか盗む)
④ほんのわずかの成功体験を100倍ぐらいにプラスに解釈する
⑤話したい内容について暗唱してスピーチをし、それについて質疑応答をする
⑥日常生活の中でも、常に「これって英語でどういうのだろう」という疑問を持ち、リアルタイムで調べて暗唱する(リアルタイムで暗唱すると、使える表現になりやすい)
 
……といった具合に、「実践」と「暗唱」の間を行き来することで話す力は急速に伸びていきます。はじめはごく簡単な、それこそ中学レベルの内容で良いのです。とにかく、「英語をそのまま丸ごと体に覚え込ませる」という方法がスピーキング力を伸ばすには不可欠です。私の制作する英会話の教材類にも、この考え方が応用されていることは言うまでもありません。

幼い頃に暗記した詩や文章は今でも暗唱することができるのにテスト前に詰め込んだ知識はすぐに消えるのは、暗唱の場合に短期記憶に保存され、幼い頃に暗記した詩や文章は長期記憶に保存されるからです。

学習とは手続き記憶で長期記憶に保存して忘れないように保存する事を言います。

私は通訳をやっていましたが、プロの通訳でストレスのかかる仕事です。それを初心者にやらせるのは暴挙ともいうべきものです。

学習は痛感して覚えるものではなく、人間を含む生物は報酬を目的に学習します。動物は餌ですが、人間の場合はフィードバックを得て、ポジティブなフィードバックを得ると脳の報酬系が満たされます。

言語の学習初期においては「実践」と「暗唱」の間を行き来することで話すではありません。

母語の取得は全てが回りで話す人の真似をしてディープラーニングをします。これは真似る事によりエラーを排除できるからです。フィードバックを得て矯正や修正をします。

人が使用する言葉の決まり文句の組み合わせは分かっているのですから、真似る事により、表現も発音も使い方も同時に学習できます。

通訳のように瞬間英作をするのは良い学習方法になりません。

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