無料ブログはココログ
2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30

最近のトラックバック

オンライン状態

« 2016年2月 | トップページ | 2016年4月 »

2016年3月31日 (木曜日)

学びングキャンパス・近畿大学英語村E3[e-cube]

近畿大学英語村の小学生対象「学びングキャンパス」の体験ができます。

近畿大学英語村E3[e-cube](大阪府東大阪市)は、大阪府教育委員会から依頼を受け、平成28年(2016年)3月28日(月)・29日(火)に英語教育プログラム「学びングキャンパス」を実施します。28日は府内公立小学校5・6年生、29日は府内公立小中学校教員を対象に行います。

【本件のポイント】
英語学習施設として注目される近畿大学英語村が、小学生からの英語学習をサポート
「遊びながら英語を楽しく学ぶ」英語教育を通じて、小中学校教員が指導方法を学ぶ
府内の教員の方々に近畿大学の英語教育の取り組みを知っていただく機会

【本件の概要】
本プログラムは、平成24年(2012年)から大阪府教育委員会の依頼を受けてはじまり、今年で5回目です。小学校での外国語活動必修化にともない、効果的な指導法を検討する場として、小学生対象と教員対象で日にちを分けて実施しています。

小学5・6年生対象のプログラムでは、海外でイースターに行われる伝統的な遊び「イースター・エッグハント」などを行います。また教員対象のプログラムでは、本学英語村が普段行っている英語による無料のアクティビティーを実施し、楽しみながら英語を身につける英語教育システムを体験し、学校現場に生かしていただきます。

日 時:平成28年(2016年)
     (1)3月28日(月) 午前の部10:00~11:40、午後の部13:00~14:40
     (2)3月29日(火) 午前の部10:00~12:00、午後の部13:00~15:00
会 場:近畿大学東大阪キャンパス 英語村E3[e-cube]
    (大阪府東大阪市小若江3-4-1、近鉄大阪線「長瀬」駅から徒歩約10分)
対 象:(1)府内公立小学校の5・6年生(定員のべ80人)
     (2)府内公立小中学校の教員(定員のべ80人) ※いずれも申込締切済
主 催:大阪府教育委員会事務局 市町村教育室小中学校課教務グループ

【近畿大学英語村E3[e-cube]】
近畿大学英語村E3[e-cube]は、平成18年(2006年)に「遊びながら英語を楽しく学ぶ」をコンセプトに開設されました。敷地内の会話は英語に限定され、常駐のネイティブスタッフと会話やゲームをしたり、料理やアート、スポーツ、クイズなど日替りの英語のイベント「アクティビティー」に参加したり、学生たちが楽しみながら英語に触れるというスタイルを確立しています。

開村9年で累計入場者は96万人を超え、大学英語教育の常識を覆す画期的な施設として、他大学や市町村でも近畿大学英語村を参考にした取り組みが広がっています。東京都がオリンピック開催に向けて計画している「英語村」開設のための有識者会議でも、近畿大学英語村村長の北爪佐知子が委員に就任しています。

2016年3月30日 (水曜日)

言語教育の専門家が教える、「英語の勉強法」とは

マイナビウーマン次のような紹介があります。
言語教育の専門家が教える、第二言語研究で明らかになった最適な「英語の勉強法」とは?

子どものころから学んでいるのに、なかなか使えるようにならない英語。第二言語研究の分野ではどのように学べば効率的か、少しずつわかってきているそうです。しかし、立命館大学言語教育情報研究科教授の田浦秀幸先生は、著書『科学的トレーニングで英語力は伸ばせる!』(マイナビ新書)の中で、研究結果がまだ教育現場では充分に活用されていないと言います。研究で明らかになったという英語の勉強法とはどのようなものなのでしょうか。

1.スポーツと同じ、合理的なトレーニングを行う

中学、高校の授業、大学受験などで多くの単語や文法を学んでも、すぐ英語でコミュニケーションをとることは難しいのが現状です。それはスポーツでいう「実技」のトレーニングが不足しているから。テニスラケットやボールを持っていても、ラケットの振り方やルールを知らなければ試合ができないのと同じように、英語を使う実技的なトレーニングが必要なのです。トレーニングの流れについて、田浦先生は次のように示しています。

①文法
②発音練習・語彙習得
③異文化勉強
④短期留学・映画
⑤できないことを認識
⑥できないことを強化 ⑦ビジネスの場面で使用

これらをスポーツに例えると、①と②は筋トレ。ゲームのルールや戦法は③、練習試合が④、⑤⑥は練習を見直す矯正練習に当たります。自己流よりも、先生に相談して効果的な練習方法を教えてもらうとよいそうです。そして⑦はついに本番、公式試合で実力を試すフェーズになります。このトレーニングは田浦先生によると「学ぶのではなくて『鍛える』という意識が大切」とのこと。課題を見極め、課題にあわせた訓練を行う必要があるようです。

2.英語4技能の組み合わせは「読む×聞く」「話す×聞く」

学校で英語学習をするとき、通常は「読む×書く」「聞く×話す」をセットで行います。「読む」はインプット、「書く」はアウトプット。別々のスキルをセットで学んでいることになります。しかし、同じインプットスキルである「読む」「聞く」は、脳内では同じルートで処理が行われています。例えば新聞や雑誌などのテキストをアメリカのネイティブな音声に慣れた後に読むと、スムーズに読めるようになります。関連性のあるものを一緒に学んだほうが効率的なのです。

3. 単語をアイコン化し、読むスピードをアップ

日本語で書かれた文章を読むとき、飛ばし読みをすることがあります。日本語では漢字がアイコンのような役割をするため、一語ずつ脳内で音声変換しなくても読めてしまうのです。実は英語でも同じことができます。「dictionary」を読むとき、通常「d」「i」「c」とひとつずつ分解して読むことはしません。単語をアイコン化して見れるようになれば、「dictionary」の形をみて、「これはdictionaryだな」と判断し、読み進めることができます。このようにインプットの訓練で単語をアイコン化して見れるようになれば、読むスピードをグンとアップできるのです。

4.単語やフレーズをストックする

「話す」「書く」はアウトプットの作業。このアウトプットスキルを伸ばすためには、「読む」「聞く」というインプットが不可欠です。例えば英語で会話中、想定外の質問を受けて言葉が止まってしまうことがあります。そんなときは、ほかの人が言葉に詰まったときに何と言っていたか、「聞く」ときに学んだことを「話す」ときに使うのです。また、人気のTOEICテストは「読む」「聞く」というインプット力を図るテストです。点数が高いからと言って話せるとは限りません。でも逆に点数が低いのに自由に話せる、といったこともないのです。そのためTOEICはインプット力を図るのによいテストになっています。

5.「シャドーイング」で英語に慣れる

シャドーイングとは「音声を流して、それを聞きながら影(シャドウ)のようにぴったりくっついて音声をリピートしていく練習」です。これは「聞く」力と同時に、発音の練習になります。録音して聞き返せば、どこでいい加減な発音をしているかというチェックにも。自分の仕事や興味に関係する内容で練習すれば、より実践に近い練習ができます。シャドーイングで語彙や言い回しを覚えてから、はじめて「話す」「書く」のスキルを身に着けることが出来るのです。

同じ時間を費やすなら少しでも効果のあげたい英語学習。学校で学んできた単語や文法を使いこすためにも、今回挙げたトレーニングを活用して効率的に英語力アップを目指しましょう。

2016年3月29日 (火曜日)

シュリーマンの6つの語学習得法

シュリーマンの6つの語学習得法を実践した人が紹介しています。世界史でこの人習ったって人も多いかもしれません。

みんなが知っているあの人は、本当に22か国語を短期間にマスターしてしまったのである。
22カ国語ペラペラのシュリーマンの勉強法で英語ペラペラになろう
もともと欧米圏の人っていうのもあって、日本人より少し有利かもしれないけどそれでもやばい。
なんと言語を6週間でマスターできるそうです。この勉強法の初期の頃学んだ英語でも、6ヶ月でマスターできたんだとか。

語学の達人:シュリーマン式言語学習法(そしてそれをやってみた)
1.とにかく音読を繰り返す
アマナイメージズ
本を読む日本人女性 by アマナイメージズ

2.翻訳をしない
これはびっくり…!
後ろから前に戻りながら理解していたのでは、読むのに時間がかかりすぎるし、誰かと会話するときに理解するのが困難になる

22カ国語ペラペラのシュリーマンの勉強法で英語ペラペラになろう

3.最低でも1時間は毎日勉強する
最低でも1時間は毎日勉強する

4.作文を行う
自分の興味のあるテーマについて書くこと。

5.作文をネイティブから添削してもらう
作文をネイティブから添削してもらう
「ネイティブの知り合いなんかいない…」って人におすすめの添削サイト↓

6.添削された文を暗記・暗誦する
アマナイメージズ
明るい窓際のソファーで本を見る女性 by アマナイメージズ
添削された文を暗記・暗誦する
【やってみた人】学習を始めて7ヶ月目にはドイツ語検定2 級に合格!ペラペラには程遠いものの、 日常会話はできるレベルに達しました。そしてなかなかの発音で喋ることができるようになりました。

2016年3月28日 (月曜日)

ビジネスにふさわしい使える英語

ビジネス英語に関しての説明があります。

ビジネスパーソンに求められる英語力。それは「ネイティブのように話せることではない」とイーオン社長、三宅義和氏。受講更新率が7割超を誇る同校。学習法の秘訣はどういうものなのだろう。

全国に251のスクールを擁する英会話イーオン。日本人のための英語教育を追求し、世界で活躍できるグローバル人材を育成する。
「世界で話されている英語の70%は、ノンネイティブ同士の会話だといわれています」と三宅氏。発音や文法に自信がないからと会話を避けずに、「とにかく声に出して英語を話すこと」が一番の上達法だという。

「同時に、英語の学習においては、正しい文法を学ぶことも大切です」

 国際社会で求められるのは、簡潔かつ明快に自らの意志を相手に伝える力。英語でメールや文書のやりとりをする場合など、文法の誤りや粗雑な表現は誤解を招き、業務に支障をきたすケースも起こり得る。

「言葉使いはその人の品格を表します。正しい文法を身につけることは、信用の獲得につながりますとはいえ、英文法と聞くだけで、物おじする向きも多かろう。三宅氏は言う。

「中学校レベルでいいですから、優れた文法書を選び、例文を繰り返し音読する。もちろんイーオンにも構文力アップのためのさまざまなテキストがあります。それを日課として積み重ねていけば、おのずと文法がすり込まれていきます」

英語学習は、スポーツや楽器のトレーニングに近い。知識のみならず、技能の習得が重要だ。言語は、相互理解のツールとして使いこなせなければ意味がない。

今は、CD、DVD、ネットなど、多様な英語学習の教材がある。日常的に英語に触れる機会を多く持てるのは幸いなこと。だが、それだけでは足りない。

「他者とのリアルな英会話体験を積まないと、聞く力、話す力は伸びません。そこに英会話スクールに通う意味があります」と三宅氏。スポーツに例えれば「スクールでのレッスンは、基礎トレーニングの成果を確かめる練習試合」だという。

優れた教師陣と仲間で成果が上がる

技能の向上と地道なトレーニングの継続には、優れた指導者と指導法が望まれる。英会話イーオンは、少人数制のグループレッスンで、外国人教師だけでなく日本人教師も指導にあたる。日本人学習者の視点から教材、教授法もオリジナルで開発している。特筆されるのは、日本人教師陣の英語力。英検1級取得者は約270人、TOEICテスト満点取得者は約80人にのぼる。

「彼らは、いわば英語学習の成功者たち。学び方を熟知していますから、一人ひとりの弱点を見極めてサポートできます」

自宅学習においても「イーオン・ネット・キャンパス」を通じて、レッスンに連動した多彩な自習プログラムが提供されている。

「レッスンは練習試合。有能なコーチに見守られて挑む実戦の場。そこには、一人でやる基礎トレーニングだけでは得られない、さらに多くの学びがあります」

そして、クラスにはともにプレイする仲間がいる。その存在も、学習のモチベーションを維持するうえで大きい。

「一対一なら話せるが、複数人数での議論になると話題に入れないとよく聞きます。さまざまな英語表現が飛び出し、交差するのがグループレッスンの良さ。耳が鍛えられ、人前で話す度胸もつきます」

求める英語力は、単に「話せる」ことではない。英語を使って相互のコミュニケーションを成功させる力だ。それを養うためのシステムとコンテンツが、英会話イーオンには整えられている。

2016年3月27日 (日曜日)

中高英語を7日間で思い出す復習プログラム

中高英語の復習方法が解説されています。

まず、書店で中高英語の基礎を1冊にまとめた参考書を買ってください。ポイントは、できるかぎり薄い本にすることです。なぜならたった7日間で文法を学び直すための教材だからです。

1日目:中高の文法全体を概観する>

1日目は、用意した薄い参考書をザッと読みます。1ページあたり30秒程度にして、2時間ぐらいで読了します。このような速いスピードで読むと、文法の記述に目を通すだけで精一杯になり、そのページに登場する単語や熟語を覚えることは無理になりますが、それでいいのです。

たとえば、参考書に「Water boils at 100 degrees centigrade.(水は摂氏100度で沸騰する)」という英文が書いてあったとします。この場合、「degrees centigrade」が「摂氏温度」だとまで覚えずにスルーしてしまう。

「普遍的な話だから現在形。主語の『Water』は『不可算名詞』だから、『三単現=主語が三人称の単数で、現在形の文』という文法が適用されて、動詞の後ろに 『s』 がつくんだったな」という昔習った基本的なルールだけを思い返すのが目的です。

中高英語を手っ取り早く思い返すなら、まずは「動詞の過去形には『ed』をつける」のような基本的なルールを思い出すことだけにとどめておくのです。

<2日目:文法の基本のまとめを読む>

中高時代に習った文法に「複数形のつくり方」「不規則変化の動詞」「比較級『er』や最上級『est』のつけ方」といったルールがあります。参考書にはそうしたルールが暗記事項として1カ所にまとめられていますから、2日目はそこに絞って読んで思い出します。ただ、「思い出せるものを思い出す」くらいの軽い気持ちで大丈夫。

<3日目以降:基本動詞で英作文をする>

手元にある市販の参考書は、文法ごとに目次が立てられています。3日目以降は、「基本動詞10語」を使って、参考書の目次にある文法ごとに、英文をつくります。この英作文をすることで、日常で使える英語がしっかり身につきます。

たとえば「三単現のs」という文法を「run」で英作文するなら、「He runs a publishing company.(彼は出版社を経営しています)」とつくってみる。また、「未来形」という文法を「put」でつくるなら、「I'll put your wallet in your bag.(カバンに財布を入れておくね)」とつくる。

この作業をする際に必須なのは、10語の基本イメージをマスターしておくこと。そのうえで、英和辞典や英英辞典を参考にしながら、基本動詞10語を使ったさまざまな動詞表現を使い、英作文をつくります。

基本動詞10語を使って紙に書いた英作文は、実際に発音してみましょう。7日目には、もう一度、ざっと参考書を読み直してみてください。基本動詞10語を使って大量の英文をつくったあとであれば、驚くほどすんなりと文法が頭に入ってくるはずです。

2016年3月26日 (土曜日)

英会話教材「英会話エクスプレス」全国販売開始

新しい教材が発売されました。

株式会社アイディアミックス(所在地:徳島県徳島市 代表:遠藤雅義)は、イメージリンクで初心者から無理なく身につく 新感覚英会話教材「英会話エクスプレス6ヶ月コース」を、2016年3月1日から販売価格29,800円(税抜)で英会話エクスプレスHPにて全国販売を開始しました。

必要な時間は1日たったの10分!!それを6ヶ月続けるだけ!

本教材を1日10分、通勤や家事の合間に学習するだけで、簡単な日常会話を理解できる英会話スキルが身につけられます。弊社独自のイメージリンク という学習法によって、日本語に頼らなくても英語が理解できるようになります。また、日本人なら誰でも「あるある!」と場面を想像できるストーリー を採用しているので、取っつきやすい教材となっています。

独自の「イメージリンク」学習法

英語を日本語訳セずに英語のまま理解する画期的な方法。イメージと結び付いた英文を蓄積することで、着実に英会話スキルを伸ばします。

学習法は書籍『英会話イメージリンク習得法』(http://www.amazon.co.jp/dp/4990722302/)にもまとめています。

2016年3月25日 (金曜日)

英語体得の最短距離!「全方位病」を脱却せよ

猪俣 武範氏が英語学習方法を公開しています。

発売から1カ月で4万部を突破した「ハーバード×MBA×医師 目標を次々に達成する人の最強の勉強法」(ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者で、医師として勤務しながら、しかも語学力ゼロの状態からハーバード大学留学、MBA取得を達成した猪俣武範氏に、目標設定の極意を学ぶこのシリーズ。今回はビジネスパーソン、学生さんともに関心が高いであろう「英語学習」にフォーカスした内容をお届けする。

英語の勉強において最も大切なのは、具体的な目標設定をすることです。何がムダで、何をやらなければいけないかを「見える化」し、ゴールを明確にすれば、勉強をはるかに効率的に進められるようになります。

忙しい人であればあるほど、「何のために英語を勉強するのか」についてよく考える必要があります。英語でディスカッションしたい、英語で論文を書きたい、プレゼンテーションを上手に行いたい……など、目標とすべき英語は人それぞれ。社内昇進のためにTOEICの点数が必要な人もいれば、世界一周旅行するための英語が必要な人もいるでしょう。

総合的に取り組むことを、あえて放棄しよう

このように、英語の最終目標は人それぞれ違うのです。たとえばプレゼンテーションに重要なスキルなら、第一にスピーキングで、あとは質疑応答に対するリスニング。裏を返せば、ライティングやリーディングを鍛える必要はあまりありません。総合的に取り組むことは英語力の底上げにつながりますが、あなたの目標を達成するためには効率的とは言えません。

ということで、こういう場合は思い切って、スピーキングとリスニングの勉強に照準を絞ってしまいましょう。プレゼンテーションのスキルが上達したら、あとでほかの勉強もすればいいのです。

英語学習者が心得ておくべき2つのこと

English Pathで次のような説明があります。

「聞いているだけで英語が話せるようになる」、「これを読めば◯週間で英語が話せるようになる」このような甘いキャッチコピーにつられて英語を始めたものの、思うような成果が得られず、挫折してしまいそうな人、すでに挫折してしまった人は多いのではないでしょうか。

人間誰しも出来ることなら楽をしたいものです。しかし、最初から甘く考えていると少しの壁でも高く感じてしまい、「やっぱり英語は難しい」と諦めたくなってしまいます。そうならないためには、あらかじめ事実を事実としてちゃんと認識しておくことが大切です。今回は、継続的な英語学習を続けていくために、心得ておいて欲しい2つのポイントを紹介します。

1.英語は難しい?その理由は言語構造の違いにあった

そもそも「日本人に英語は難しい」とよく耳にしますが、「日本人だけ特別に語学の才能がない」のでしょうか?

そんなことはありません。そのように言われている理由の一つとして、英語と日本語の「言語構造」の違いが考えられます。生まれてから自然な状態で日本語を習得してきた私たちにとって、これは仕方のないことですが、この違いを認識しておくことは、英語学習を進めていく上で大切なことです。

英語は「名詞」中心で、語順が全て!

英語は基本的に「主語(=名詞)」を必要としますが(名詞中心)、日本語では主語を省略してしまう場合も多く、動詞に重点を置きます(動詞中心)。例えば「英語は好きですか?」という英語を作るとき、「Do you like English?」と必ずyouという主語にあたる名詞を入れるのに対し、日本語では話している相手が「あなた」なのは明らかなので主語は省略します。

また、「Five minutes walk will take you to the station」という英文では「Five minutes walk」が主語(名詞)として用いられていますが、これを主語として逐語的に日本語に訳そうとすると、「5分間の歩きがあなたを駅へと連れていく」と、何だか気持ちの悪い日本語になってしまいます。しかし、主語の部分を動詞的に「5分歩くと駅に着きます」と訳せば、一気に日本語っぽくなります。

このように、英語=名詞中心、日本語=動詞中心という違いから、伝えたいことは同じでも、発想や表現が異なり、英語への苦手意識を生んでいるのかもしれません。

また英語は、SVCやSVOOなどの語順(文型)によって意味が決まります。それに対し、日本語は「?が」や「?に」、「?を」などの助詞を用いることで、語順がバラバラでも意味をなします。

例えば、「I call her Megu」という英語は語順を入れ替えて、「I call Megu her」や「I Megu call her」などとすると意味をなしません。一方、日本語では「私は彼女をメグと呼んでいる」でも意味をなしますし、極端な話「私はメグと呼んでいる、彼女を」でも「彼女をメグと呼んでいる、私は」と言っても、意味が通じます。このように語順に気にしない日本語に慣れている私たちにとって、語順を厳格に守る英語は難しく感じてしまうのです。

文字もまったく違う

当たり前ですが、英語は「アルファベット」を用いるのに対し、日本語では「ひらがな、カタカナ、漢字」を用います。英語は、元はドイツ語などのゲルマン語属から派生しており、その後フランス語などの他言語の影響を受けながら、近代英語へと変化していきました。

そのため英語と他のヨーロッパ系の言語では、house(英語)とhaus(ドイツ語)や、address(英語)とadresse(フランス語)など、発音は違うものの似たような形の単語が多くあり、文法でも共通点が見られます。

よってヨーロッパ系の言語を話す人たちは、初めて見る単語でも意味が予想できたり、覚えやすいのでしょう。一方、日本語では文字自体もまったく異なるものを使っているのも、英語は難しいと感じてしまう一因なのかもしれません。

2.完璧でなくてもいい。英語を体感しよう。

「日本人は英語が下手だ」「日本人は発音が悪い」などのネガティブな思い込みによって、積極的に英語を話そうとする人は多くありませんが、それは日本人の考える英語が「アメリカ英語」と「イギリス英語」に限定されているからかもしれません。

そのため、アメリカ人やイギリス人のような完璧な英語話者のように話せないと恥ずかしいと思ってしまい、英語へのハードルを自ら高くしてしまっているのではないでしょうか?

英語を自分たちのものにする

そうではなくて、まずは「伝わる英語」を目指してみてはどうでしょう。グローバル化にともなって、世界中の英語話者の数はますます増えてきています。しかしその中で、英語を第一言語として話すネイティブスピーカーの数は約20%であり、残りの約80%は非ネイティブスピーカーなのです。

2016年3月20日 (日曜日)

英語学習者が心得ておくべき2つのこと

English Pathで次のような説明があります。

「聞いているだけで英語が話せるようになる」、「これを読めば◯週間で英語が話せるようになる」このような甘いキャッチコピーにつられて英語を始めたものの、思うような成果が得られず、挫折してしまいそうな人、すでに挫折してしまった人は多いのではないでしょうか。

人間誰しも出来ることなら楽をしたいものです。しかし、最初から甘く考えていると少しの壁でも高く感じてしまい、「やっぱり英語は難しい」と諦めたくなってしまいます。そうならないためには、あらかじめ事実を事実としてちゃんと認識しておくことが大切です。今回は、継続的な英語学習を続けていくために、心得ておいて欲しい2つのポイントを紹介します。

1.英語は難しい?その理由は言語構造の違いにあった

そもそも「日本人に英語は難しい」とよく耳にしますが、「日本人だけ特別に語学の才能がない」のでしょうか?

そんなことはありません。そのように言われている理由の一つとして、英語と日本語の「言語構造」の違いが考えられます。生まれてから自然な状態で日本語を習得してきた私たちにとって、これは仕方のないことですが、この違いを認識しておくことは、英語学習を進めていく上で大切なことです。

英語は「名詞」中心で、語順が全て!

英語は基本的に「主語(=名詞)」を必要としますが(名詞中心)、日本語では主語を省略してしまう場合も多く、動詞に重点を置きます(動詞中心)。例えば「英語は好きですか?」という英語を作るとき、「Do you like English?」と必ずyouという主語にあたる名詞を入れるのに対し、日本語では話している相手が「あなた」なのは明らかなので主語は省略します。

また、「Five minutes walk will take you to the station」という英文では「Five minutes walk」が主語(名詞)として用いられていますが、これを主語として逐語的に日本語に訳そうとすると、「5分間の歩きがあなたを駅へと連れていく」と、何だか気持ちの悪い日本語になってしまいます。しかし、主語の部分を動詞的に「5分歩くと駅に着きます」と訳せば、一気に日本語っぽくなります。

このように、英語=名詞中心、日本語=動詞中心という違いから、伝えたいことは同じでも、発想や表現が異なり、英語への苦手意識を生んでいるのかもしれません。

また英語は、SVCやSVOOなどの語順(文型)によって意味が決まります。それに対し、日本語は「〜が」や「〜に」、「〜を」などの助詞を用いることで、語順がバラバラでも意味をなします。

例えば、「I call her Megu」という英語は語順を入れ替えて、「I call Megu her」や「I Megu call her」などとすると意味をなしません。一方、日本語では「私は彼女をメグと呼んでいる」でも意味をなしますし、極端な話「私はメグと呼んでいる、彼女を」でも「彼女をメグと呼んでいる、私は」と言っても、意味が通じます。このように語順に気にしない日本語に慣れている私たちにとって、語順を厳格に守る英語は難しく感じてしまうのです。

文字もまったく違う!

当たり前ですが、英語は「アルファベット」を用いるのに対し、日本語では「ひらがな、カタカナ、漢字」を用います。英語は、元はドイツ語などのゲルマン語属から派生しており、その後フランス語などの他言語の影響を受けながら、近代英語へと変化していきました。

そのため英語と他のヨーロッパ系の言語では、house(英語)とhaus(ドイツ語)や、address(英語)とadresse(フランス語)など、発音は違うものの似たような形の単語が多くあり、文法でも共通点が見られます。

よってヨーロッパ系の言語を話す人たちは、初めて見る単語でも意味が予想できたり、覚えやすいのでしょう。一方、日本語では文字自体もまったく異なるものを使っているのも、英語は難しいと感じてしまう一因なのかもしれません。

2.完璧でなくてもいい。英語を体感しよう。

「日本人は英語が下手だ」「日本人は発音が悪い」などのネガティブな思い込みによって、積極的に英語を話そうとする人は多くありませんが、それは日本人の考える英語が「アメリカ英語」と「イギリス英語」に限定されているからかもしれません。

そのため、アメリカ人やイギリス人のような完璧な英語話者のように話せないと恥ずかしいと思ってしまい、英語へのハードルを自ら高くしてしまっているのではないでしょうか?

英語を自分たちのものにする

そうではなくて、まずは「伝わる英語」を目指してみてはどうでしょう。グローバル化にともなって、世界中の英語話者の数はますます増えてきています。しかしその中で、英語を第一言語として話すネイティブスピーカーの数は約20%であり、残りの約80%は非ネイティブスピーカーなのです。

2016年3月19日 (土曜日)

小学生向けプーさんと一緒に英語学習

小学生向けの英語教材が発表されました。

KADOKAWAは、「CD付・くまのプーさんと学ぶ小学英語(コレクション1/アルファベット・ローマ字)」を発売した。「聞く・発音する・書く」といった英語の基礎を、プーさんや仲間たちと一緒に学べる小学生向けの英語入門ドリル。

 「くまのプーさんと学ぶ小学英語」コレクション1は、アルファベットやローマ字、発音の基礎について学べる、小学生向けのオールカラーの英語入門ドリル。付属のCDと書き込み式のドリルで、耳で聞き、手を動かしながら「聞く・発音する・書く」という基礎を身につけられる構成になっている。内容は、文部科学省による「小学校の英語学習の目標」をふまえつつ、中学での英語学習にスムーズに移行できるようなものを選んでいる。

 また「通じる英語」を身につけるためには、最初の段階できちんとした発音の習得が重要なことから、CDで耳から学ぶ学習に加えて、口の動かしかたについても解説、きれいな発音の習得を目指す。

 1回分の学習量は見開き2ページ完結で、無理なく学習を続けられるという。また、総ルビ対応なので、学年にかかわらず利用できる。著者は「英語日記」など、身の回りのことを英語で発信する学習法を提案する、英語学習スタイリストの石原真弓氏。

 定価は1,000円(税別)。「くまのプーさんと学ぶ小学英語・コレクション2/英単語」と「くまのプーさんと学ぶ小学英語・コレクション3/はじめての英文」も随時刊行予定。

2016年3月18日 (金曜日)

ビジネスパーソンにおすすめの教材

下記にビジネスパーソン用の教材を勧めています。

忙しいビジネスパーソンが、効率よくビジネスで使える英語を身につけるには、最初から「ビジネス」を意識した教材を使うことが大切です。

たとえば、ビジネスで英文を大量に読まなければならなくなった人に、読みやすい文体だからと、ヘミングウェイの『老人と海』や、キング牧師の演説文書などをすすめる講師がいます。
でも、小説や演説文は、ビジネス英語の教材としては、遠回り。それよりも、経済・ビジネス系の英文ニュースなどの方が、よい教材になります。

また、国内外の企業の英文ホームページにある、「トップメッセージ」や「社長インタビュー」もおすすめです。
IRレポート(決算発表資料や株主説明会資料)となると、初心者にはハードルが高いでしょうが、トップメッセージでは、普通、そこまで込み入った話はしていません。

自社の英文サイトはもちろん、自分と同じ業界や身近なサービス/商品を提供している企業のものであれば、前提となる知識もあって、興味深く読めるのではないでしょうか。
語彙のインプットにもなりますし、世界規模で同業者の最新情報を得ることができるのも魅力です。英語の勉強を超えて、得るものがあると思います。

日本企業の英文ホームページの場合、日本語で書かれた内容の翻訳になっているケースもあり、日本語版/英語版を読み比べることで、どこまで理解できたかチェックができます。
私が個人的によくできていると思うのは、ソフトバンク、セブン&アイ・ホールディングス、KDDI、トヨタ自動車、ファーストリテイリングなどです。
意外(?)に思うかもしれませんが、サイゼリア、ドン・キホーテなども、力を入れています。

ただし、ある程度読めるようになれば、日本語訳があることは必須ではありません。
ビジネスパーソンに求められるのは、英語の文章を読んで内容を理解することであって、英文和訳ではないからです。

わからないところや読めないところがあっても、前後の文脈から類推して理解できればいいですし、求められているのは、むしろそうした力です。

ビジネスで、reservation といったら…?

私が、ビジネスに関連したものを読み・聞き・話すことが重要と言う理由の一つに、同じ単語でも、日常会話とビジネスで使われる場合では、意味が異なるものがあるというのがあります。

「彼はこのプロジェクトについて少し懸念を抱いていました」と言うときは、
He was a little afraid about this project. ではなく、

He had some reservations about this project.

のように言うほうがきれいです。
普通の英会話なら reservation は、「予約」以外ではまず使わないでしょう。

新刊『6万人のビジネスマンを教えてわかった 時間がない人ほど上達する英語勉強法』では、日常会話とビジネスでは、意味が異なることの多い単語の例として、ほかにも、manner、introduce、address、withdraw、opening などを紹介しています。

また、ビジネスの場面ならこの方が自然、というフレーズもあります。

たとえば、「マーケットを拡大する」と言うとき、increase the marketと言ってしまう人がいます。それでも通じないことはありませんが、expand the market が自然です。

また、profit(利益)は、create profit ではなく、generate profit(利益を生む)の方が自然です。

もちろん、黙ってしまうよりは、知っている単語を駆使して表現する方がいいでしょう。
しかし、自信を持って話すには、ビジネスの現場で自然と考えられている言い方を、少しずつでも覚えていくようにしたいものです。

2016年3月17日 (木曜日)

新生TOEICを制すための「最強の勉強法」

東洋経済オンラインにコメント0「新生TOEICを制すための「最強の勉強法」 絶対に知っておくべき傾向と対策が公開されています。

今回は、英単語の習得法についてご紹介します。
2016年5月のテストより、「TOEIC」が10年ぶりに大刷新することをご存知ですか?
新しい「TOEIC」は、「使える英語」を試すことに重点を置き、出題傾向もかなり変わります。受験生は、変更点を知りそれに適した対策を取ることが必要です。
3月にかんき出版より発売予定の『Storyで覚える! TOEICテスト エッセンシャル英単語』に詳しいですが、それに先駆けて、UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)を卒業後、約1万人に英語の指導をしてきた著者が「新・TOEIC」の傾向と対策を、そしてTOEICは受験しないけれど英語力を上げたいという人にも役立つポイントを前回に続きお伝えします。
単語は単体で覚えてはいけない!

前回の記事で、単語力がその人のTOEICスコアの大枠を決めること、単語を覚える上で「日本語訳」ではなく単語が持つ本質的な概念・意味をイメージとして理解するべきだということをお話ししました。

繰り返しますが、ずばり、単語力はTOEICスコアに直結します。受験後に出るパフォーマンス分析の棒グラフ(abilities measured)を見てみると、TOEICスコアが大幅アップした人は「単語・語彙力の数値」も同じようにアップしていることがわかります。データを分析すると、だいたい、TOEICスコアも100点上がっている人の「単語・語彙力の数値」は10%ほど上がっているようです。つまり、スコアを300点上げたければ、単語力を30%アップさせればいいわけです。

単語力が上がれば、聞いてわかる文章、読んでわかる文章が増えるので、当たり前と言えば当たり前です。新TOEICであろうが、旧TOEICであろうが、勝負は「単語力」でほぼ決しています。

「とは言っても、じゃあどうすれば?」という声が聞こえてきそうです。そこで今回は、具体的な単語習得法についてご紹介していきたいと思います。

最良の方法は、「ストーリーの中で覚える」これに尽きます。これは、物語として読む・聴くストーリーでも構いませんし、自分が体験するストーリーでも構いません。とにかく「流れの中で覚える」ということが大前提となります。

「overcast 曇っている、overcast 曇っている……」と念仏を唱えるように単語を頭に入れていく作業では、覚えにくいうえに、すぐに忘れてしまいますよね。このような「単純暗記」ではなかなか覚えられず、覚えてもすぐ忘れてしまう、使えない英語になる、というのは皆さん感じていらっしゃるとおりです。こういう念仏方式は、単語の概念を理解し“本質を求める”のとは真逆の方法。効率が悪いうえ、実践的な英語力になりにくいのです。

しかし、生活やストーリーの中で流れやシーンとともに覚えた単語であれば、比較的忘れにくく頭に残ります。

たとえば、「キーボード」「マウス」「モニター」「シャットダウン」「スリープ」「ブログ」「セーブ」……こういった単語は、パソコンを日々使う人であればほぼ知っているはず。「さあ、覚えよう!」と取り組んだわけでもなく、いつの間にか覚えていると思います。それは、これらの単語を実際に生活の中で(流れの中で)使うからです。

また、「ブログ」を日本語で何というのか??など考えずに、ブログの持つ“本質的な概念”をそのまま連想していると思います。「セーブ=保存する」と単語のように暗記して覚えた人はあまりいないでしょう。どれも実際に体験したシーンから自然に学んでいるのです。それは自分で経験したシーンかもしれませんし、テレビや映画で出てきたシーンかもしれません。

このように、「流れ・シーン」の中で単語を覚えている人は、TOEICスコアがどんどん上がっていきます。TOEICテストも、単語はすべて「流れ」の中で出ています。ですので、単語を覚えている「量」も大事なのですが、単語の「覚え方」がとても大事なのです。同じ単語量でも、念仏を唱えるように暗記した1000語と、流れの中で本質をつかんでいる1000語では、価値が違いすぎます。

2016年3月16日 (水曜日)

「英語ができない人」の共通点

津田久資氏と斉藤淳氏が英語ができない人の共通点を論じています。

【津田】僕が企業研修をしている中で痛感しているのが、ビジネスパーソンの「考える力」が落ちているということです。これはなぜかといえば、「日本語力がないから」です。なぜ日本語力がないかというと、日本語を「慣れ」でやっているからでしょう。つまり、外国語のようにきちんと日本語を勉強していないので、「なんとなく」でしか考えられない。それは「考える」とは呼べないわけですが。

【斉藤】そうなんですよ。「暗黙知を言語化する」という作業がすっぽり抜け落ちてしまっている。津田さんの本の中で「虹の7色」の話があったように、概念を構成するとか領域を定義して比較するといった基礎作業が案外できていないんですね。

イェール大学と日本の大学の違いとしていちばん印象的だったのが、イェールでは学生寮に作文チューター(学士課程の学生への学習助言や、教授の補佐を行う人。同じ学科の大学院生である場合が多い)が常駐していることでした。

現役の弁護士・作家・ジャーナリストなど、普段文章で戦っている人たちが、チューターとして直接学生を指導するわけです。日本の教育文化では、文章を丁寧に書き直していく作業の重要性が、日本語でも外国語でも、小中高大の全段階で過小評価されています。

そもそも日本語を話せない子が増えている!?

【斉藤】アメリカのトップクラスの教育機関はたいていの場合、「作文教育がわが校の誇りだ」と自負しています。文章をつくる力、言葉を使って表現する力を培う努力を徹底しているわけです。

田舎の小さなリベラル・アーツ・カレッジ(小規模教養型大学)でも、夜12時まで開いているライティング・クリニックがあったりして、そこで学生たちがレポートを直してもらっています。

自分の頭の中にあるモヤーっとしたものを言葉にする。このための基礎的なトレーニングがなされていない点が、日本の教育の弱さだと思いますね。

【津田】そうなると複雑なことが伝えられなくなりますよね。結局、ツーカーで伝わる文くらいしか書けない。しかも問題なのは、人に伝えられなくなることだけじゃない。基礎的な語彙力がないと「考える」こともできません。これが思考力の劣化につながっているんじゃないでしょうか。

ですから僕は、日本人は一度「日本語を外国語のように勉強する機会」をつくったほうがいいんじゃないかとすら思っています。

【斉藤】おっしゃるとおりですね。最近の子どもを見ていると「意味論」レベル以前に「音韻論」レベルで、日本語をしっかりと習得できていない子がいます。

2016年3月15日 (火曜日)

松山大耕さんの私の英語勉強法

僧侶の松山大耕さんが英語勉強方法を公開しています。

無理なくできることを続けよう
京都にある禅寺で副住職を務める松山大耕さんは、10年ほど前から外国人旅行客らに英語で禅の教えを伝えるツアーをするなど、英語を生かした活動を続けている。観光庁から、日本の魅力を海外に発信する「ビジット・ジャパン大使」にも任命された。海外留学をせずに英語の講演もこなす実力をどう養ったのか、聞いた。

英語のテストで0点
日本の仏教界の代表として世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)に出席するなど、英語力を生かした活動を展開しているが、子供の頃から英語が得意だったという訳ではない。京都にある中高一貫の進学校に入学し、中学1年の授業でいきなりつまずいた。女性の名前 “Mary” の発音が、自分がローマ字で認識していた Mearii とまったく違うことを知り、面食らった。「聞き取ることはできたが、なぜそのような発音になるのか」が、分からなかった。

英語の壁にぶつかってからは勉強そっちのけでバレーボール部の活動に打ち込んだが、中学生活が部活だけで終わってしまうのは嫌だと思っていた矢先、テレビで見た米アラスカ州の風景に魅せられた。3年生の夏休みに、英語もろくにできないまま、1人でアラスカ観光に出かけた。「相手が言っていることも、何を言ったらいいかもまったく分からない」という状態で、旅行用の会話例が書かれたガイド本を指さしながらなんとか現地の人々と意思疎通を図った。食べ物を買うのも一苦労で、10日間、「毎食ほとんどサンドイッチ」となってしまった。

帰国後、勉強に本腰を入れようと大手予備校の入塾テストを受けたが、英語と数学の結果は0点で塾に入れず、自力で勉強するしかなかった。その頃テレビでよく見たのが、深夜に放映されていたMTVの音楽番組だ。学校から帰った後に、お気に入りのロックバンド「エアロスミス」の演奏を録画で視聴し、歌詞カードを見ながら何度も曲を口ずさんだ。

英語の成績が飛躍的に伸びたのは、高校に入学してから。授業への向き合い方を変え、予習を徹底し、真剣に課題に取り組んだ。「教科書を読んで、『これ分からんな』というところを分かった上で授業を聞くのと、そうでないのでは全然違う」と気付いたからだ。授業後は教師に質問し、放課後に個人指導も頼み、分からない所を徹底的になくした。

高校3年の定期テストは、人気小説家シドニー・シェルダンの本が1冊丸ごと出題対象となった。ある学期では、150㌻分がテストの範囲に指定され、日常生活でよく使われる英語表現が作中から出された。担当教師の「とにかくフレーズは丸覚えしろ」との教えに従い、一生懸命暗記した。当時覚えた “Spring is just around the corner.”(春はすぐそこ)といったフレーズは、今でもすぐに口をついて出る。高校2年の後半以降は、東大模試の英語で常に全国上位3位に食い込むほどになった。

毎日図書館でリスニング

東京大学入学後は文科2類から農学部に進み、日本酒の効果的な販路拡大などについて研究、その後大学院に進んだ。大学4年から、英BBC放送のラジオ番組を30分、授業の前後に図書館のヘッドホン付きブースで聞くことを日課にした。当初は何のニュースについて話しているのか理解できなかったが、先に日本語の新聞の国際面を読むようにするうち、「あれがこのニュースなんやな」と内容を把握できるようになり、大学院2年目には、予備知識なしで分かるようになっていた。大学院では同じ研究室に、英国とフィリピン出身の留学生がいて、討論や発表はすべて英語で行われたため、明け方まで準備に明け暮れることもあった。

大学院を修了する前には、周りの学生と同じように就職も考えた。しかし、寺の長男として生まれ、檀家らの「後継ぎに」との期待に応えようと決心し、修業生活に入った。3年半後に副住職に就くと、外国人旅行客に座禅や書道、精進料理を体験してもらうツアーを始めた。旅の思い出は実際に体験したことが色濃く残る。自身の旅を振り返っても、フランスの世界遺産モンサンミシェルのような有名な観光地を訪れたことよりも、現地で出会った人々との交流のほうが強く印象に残った。「ベトナムの奥地で現地の運転手にとても強い酒を飲まされて酔いつぶれたこともある。そういう経験が面白い」。日本の本物の文化を体感してもらおうと始めたツアーは評判を呼び、参加者はこの10年で数千人に達した。

講演では小難しい言葉を避ける

現在は、観光庁の「ビジット・ジャパン大使」や京都市の「京都観光おもてなし大使」を務め、多忙な毎日を送る。年に数回は、禅やおもてなしをテーマに英語で講演もする。大学院時代に留学生のきれいな英語を常に聞いていたからか、「発音がいい」と褒められることもある。講演する際は、事前に原稿を書いたり、スピーチの練習を繰り返したりといった特別なことはしない。大切なのは、相手に伝わるように話すこと。「英語が母国語の方ばかりとは限らない。小難しい専門用語を使っても通じない」と考え、「小学生に話しても分かるように」伝えることを心がける。

講演では失敗から学ぶこともある。例えば、二つ真面目な例を出した後にボケて笑わせる、いわゆる「三段オチ」を使って、日本酒を話題にする理由を説明した時のこと。まず「大学の時にお酒の研究をしていたから」と説明し、次に「観光大使として、日本のいろんな側面に触れてほしいから」と話し、最後のオチで “Because I’m a bad example as a Buddhist priest.”(ダメなお坊さんだから)と言ったところ、日本人や米国人は大笑いしたが、英国人の聴衆からは何の反応もなかった。「なぜ英国人にウケなかったのか今も分からない」が、お国柄で笑うツボが違うことを実感した。

独学で勉強してきて、語学の習得には「無理なくできることを継続させること」が必要だと痛感する。今でも時間さえあれば、英語のニュース番組を見るようにしている。「一食抜いただけでは痩せられない」というダイエットと同じで、英語も「どかーんと長時間やるよりも、5分でもいいから毎日聞いて、毎日読む。スポーツに興味があるとしたらスポーツのニュースを聞くだけでもいい」。積み重ねが物を言う。これからも日々の活動を通じて、日本を訪れる人々に英語でこの国の魅力を伝え、海外に発信していくことが、自分の使命だと感じている。

2016年3月13日 (日曜日)

小学校の英語教育のモデルに

大阪で小学校の英語教育のモデルをテストしています。

大阪教育大(柏原市)と東芝(東京都)、増進堂・受験研究社(大阪市西区)は、池田市の大教大付属池田小で、小学生向け英語教育のモデルを構築するプロジェクトをスタートさせた。2020年度から小学5、6年で教科になる見通しの中、4者の強みを生かし、教員の育成から家庭学習まで考えた内容に仕上げる方針。関係者らは「未来の教育の姿を示せれば」と意欲を示している。

1人1台のタブレット端末を活用しながら英語を学ぶ児童たち
 プロジェクトは、小学校への本格的な英語導入を控え、指導者の育成や、「読む・聞く・書く・話す」の4技能の指導方法確立といった課題に対応しようと計画。情報通信技術(ICT)を活用し、児童一人一人の学力に応じた学習が学校から家庭まで一体的にできるようにしたりと、教育環境の改善にもつなげていく構えだ。

気付き促す
 プロジェクトを開始した2月、付属池田小の授業をマスコミ関係者らに公開。1人1台タブレット端末を割り当てられた4年生児童は、外国人講師やデジタル教材の発音を聞き取りながら、正しい字にタッチしたり、書き込んだりしていた。

 つづりと発音の関係を学ばせる学習法「フォニックス」の一環。単語の最初の音を聞き取る練習で聞く力を伸ばしたり、児童の発音を録音して全員で確認したりと、随所に工夫を盛り込んでいた。

 ICTを使った英語教育に詳しい大教大の吉田晴世教授が監修。「体を使いながら、自然に英語の音の仕組みに気付けるようにした」と特長を説明。今回構築する教育法は、教員志望者が多い大教大で育成時に生かせる利点もある。

履歴生かす
 プロジェクトは、タブレット端末が普及した教育環境を想定。ICT活用を重視する。

 受験研究社の紙媒体の教材を吉田教授の監修の下でデジタル化。インターネットを通して時間や場所を選ばずに取り組める「クラウド型」で提供できるようにする。

 同社の岡本泰治常務は「学習履歴の収集と分析を通して一人一人の学力に応じた教材を提供できる仕組みをつくっていきたい」と意欲を示す。

 クラウド型のシステムは東芝が提供。英語教材については、音声の合成、認識技術などを役立てる。同社にとっては新たな事業展開への挑戦。研究開発統括部の諫山浩司参事は「物を作って売る『モノ売り』から、経験や事をつくる『コト売り』にシフトしていければ」とプロジェクトを位置付ける。

2016年3月12日 (土曜日)

時間がない中で英語と格闘するために

中村澄子さんが、ない中で英語と格闘するためにすべきこと、すべきでないことを書いています。

ビジネス英語はどう学ぶのが効率よいか?『6万人のビジネスマンを教えてわかった 時間がない人ほど上達する英語勉強法』の著者・中村澄子さんが、忙しいビジネスパーソンがすべきこと、すべきでないことを解説します。

ビジネスパーソンにおすすめの教材は?

忙しいビジネスパーソンが、効率よくビジネスで使える英語を身につけるには、最初から「ビジネス」を意識した教材を使うことが大切です。

たとえば、ビジネスで英文を大量に読まなければならなくなった人に、読みやすい文体だからと、ヘミングウェイの『老人と海』や、キング牧師の演説文書などをすすめる講師がいます。
でも、小説や演説文は、ビジネス英語の教材としては、遠回り。それよりも、経済・ビジネス系の英文ニュースなどの方が、よい教材になります。

また、国内外の企業の英文ホームページにある、「トップメッセージ」や「社長インタビュー」もおすすめです。
IRレポート(決算発表資料や株主説明会資料)となると、初心者にはハードルが高いでしょうが、トップメッセージでは、普通、そこまで込み入った話はしていません。

自社の英文サイトはもちろん、自分と同じ業界や身近なサービス/商品を提供している企業のものであれば、前提となる知識もあって、興味深く読めるのではないでしょうか。
語彙のインプットにもなりますし、世界規模で同業者の最新情報を得ることができるのも魅力です。英語の勉強を超えて、得るものがあると思います。

日本企業の英文ホームページの場合、日本語で書かれた内容の翻訳になっているケースもあり、日本語版/英語版を読み比べることで、どこまで理解できたかチェックができます。
私が個人的によくできていると思うのは、ソフトバンク、セブン&アイ・ホールディングス、KDDI、トヨタ自動車、ファーストリテイリングなどです。
意外(?)に思うかもしれませんが、サイゼリア、ドン・キホーテなども、力を入れています。

ただし、ある程度読めるようになれば、日本語訳があることは必須ではありません。
ビジネスパーソンに求められるのは、英語の文章を読んで内容を理解することであって、英文和訳ではないからです。

わからないところや読めないところがあっても、前後の文脈から類推して理解できればいいですし、求められているのは、むしろそうした力です。

ビジネスで、reservation といったら…?

私が、ビジネスに関連したものを読み・聞き・話すことが重要と言う理由の一つに、同じ単語でも、日常会話とビジネスで使われる場合では、意味が異なるものがあるというのがあります。

「彼はこのプロジェクトについて少し懸念を抱いていました」と言うときは、
He was a little afraid about this project. ではなく、

He had some reservations about this project.

のように言うほうがきれいです。
普通の英会話なら reservation は、「予約」以外ではまず使わないでしょう。

新刊『6万人のビジネスマンを教えてわかった 時間がない人ほど上達する英語勉強法』では、日常会話とビジネスでは、意味が異なることの多い単語の例として、ほかにも、manner、introduce、address、withdraw、opening などを紹介しています。

また、ビジネスの場面ならこの方が自然、というフレーズもあります。

たとえば、「マーケットを拡大する」と言うとき、increase the marketと言ってしまう人がいます。それでも通じないことはありませんが、expand the market が自然です。

また、profit(利益)は、create profit ではなく、generate profit(利益を生む)の方が自然です。

もちろん、黙ってしまうよりは、知っている単語を駆使して表現する方がいいでしょう。
しかし、自信を持って話すには、ビジネスの現場で自然と考えられている言い方を、少しずつでも覚えていくようにしたいものです。

時間がない人が、すべきでないこと

さて、連載最後の今日は、『6万人のビジネスマンを教えてわかった 時間がない人ほど上達する英語勉強法』のなかから、時間がない人がすべきでないことと、すべきことを、一部紹介したいと思います。

まず、英語の勉強をするときに、ノートや単語帳をきれいに作るのはやめましょう。
なかには、知らない単語を全部書き出し、ていねいに辞書で調べ、シールや色ペンまで使って、ほれぼれするような“作品”に仕上げる人もいます。
几帳面で一生懸命というのはわかるのですが、時間がもったいないです。

そもそも、英文を読んで知らない単語を全部調べる必要はありません。辞書で調べるのは、どうしてもわからないと文意が理解できないものだけにします。

某精密機器メーカーに勤める私の元教室生は、毎日、A4サイズ1枚分の英文記事をプリントアウトして読むことを習慣にしていました。そのなかで見つけた覚えたい単語は、プリントの余白にササッと書き込んで、数日後に見直して覚えていればそれでおしまい、覚えていなければ手帳に書き写したり、ちぎって財布に入れたり、家の冷蔵庫に貼るなどして、覚えるまで目に触れるようにして、覚えたら捨ててしまうようにしていたそうです。

どうしてもキレイな単語帳を作りたいというなら止めはしませんが、作成に費やす時間は「勉強時間」に含めるべきではありません。

何をやろう…と考える時間がムダ!

時間のない人が勉強を続けるには、やるべき作業を細分化して、優先順位をつけ、それぞれに締め切りを設定して、こなしていくことです。

私の教室生のなかには、毎週日曜日にその週にやる問題集のページ、覚える単語のリスト、読むべき記事のコピーを取り、曜日ごとのクリアファイルに割りふって、学習を計画通りに進めている人がいました。

また、「今週のTOEICバッグ」と称し、その週に勉強する道具一式を小さなバッグに入れて、必ず持ち歩いている人もいました。

そうすれば、ちょっと時間があいたときに、ファイルやバッグの中にはやるべきものが入っていますから、すぐに取りかかれ、予定が遅れれば、どれだけやり残しているかも一目瞭然です。

逆上がりと英語の共通点

こんなにがんばっているのに――。期待したような成果が感じられないときは、「勉強なんてやめてしまおうか」と思うこともあるかもしれません。
でも、特に最初のうちは、とにかく「毎日する」ことをおすすめします。

英語学習はスポーツに似ています。アスリートはたった1日練習を休んだだけで、パフォーマンスに大きな影響が出るといいます。
英語学習も同じで、1日休めば何かしらの影響が出てしまうでしょう。ましてや1週間も休んでしまえば、覚えかけていた単語を忘れてしまったり、リスニングやリーディングのスキルが鈍るのが自分でわかるはずです。

一方で、なかなかできなかったことでも、毎日諦めずに続けていると、ある瞬間にふっとできるようになることがあります。一定の学習量をこなすと能力として定着するラインがあるのでしょうか。
それは、ちょうど逆上がりができるようになった瞬間に似ています。
頭ではわかっているのにどうしてもできなかったことが、何度も繰り返しているうちに、あるところでフッとできるようになり、一度できるようになってしまうと、今度はあれほど苦労していたのが嘘のように、当たり前にできるようになるのです。

ですから、最初はどんなに聞けなくても話せなくても、その瞬間がくるまではコツコツと壁を叩き続け、諦めずに続けるべきなのです。

どうしても忙しくて時間が取れないときや、疲れていて勉強がつらいときは、いつもより短い時間でもいいのです。

2016年3月11日 (金曜日)

最短どのくらいで英語を話せるようなる?

マイナビスチューデントが”英語講師に聞いた! 一生懸命やれば最短どのくらいで英語を話せるようなる? ”を公開しております。

英語をしゃべれるようになりたい、という人は多いことでしょう。でも、それを実現するのはなかなか難しいものです。どのくらい勉強すれば英語で日常会話がこなせるぐらいになるのでしょうか!? 今回は、英会話が身に付くまでにかかる時間について英語講師歴30年という後村栄子先生にお話を伺いました。

「2,000時間」が目安! 「内容・時間・集中度」が目安!
――英語をしゃべれるようになりたいという人はたくさんいますが、どのくらいの期間勉強すれば良いのでしょうか?

後村先生 「どのくらいの時間で英語がしゃべれるようになりますか?」と聞かれることはままありますが、これは、
・内容
・時間
・集中度
によります。

例えば、10-20年間英語を学んでいても、また1年間ワーキングホリデーで外国に行っても英語がほとんどしゃべれないという人はたくさんいます。1週間に1時間英会話教室に通ってそれでおしまいといった勉強法ではなかなか身に付きません。

――どのような方法が良いのでしょうか?

後村先生 集中度を上げて、
・リーディング:読むこと
・リスニング:聞くこと
・スピーキング:話すこと
・ライティング:書くこと

の四つについてバランス良く学ぶことです。目安は「2,000時間」とよくいわれます。毎日6時間なら333日で約2,000時間ですから、だいたい1年。これぐらい学べば、英語を話せるようになるでしょう。しかも、英語圏に滞在するなど常に英語に触れられる環境に身を置いているということが前提です。

実際、私の教え子に高校を出てほとんど英語ができないという女の子がいましたが、日本で9カ月みっちりやってアメリカの短大に合格するほど、聴く、話す、読む、書くの4技能を身に付けました。もちろん学校内では日本語禁止ですので、朝から夜まで英語です。やはり「内容・時間・集中度」が大事なのです。その上で目安の「2,000時間」ですね。

1日「2,000ワード」読む! 分かるためには「2,000ページ」を読む!

――海外に行くことは必須でしょうか?

後村先生 身の回りの環境が英語ばかりの海外に行った方が勉強しやすいでしょう。ただ、日本で基本的な英語能力を身に付けておく必要があります。英語が話せないと、積極的に現地の方と接することができず、結局、話せるようにはなりません。先ほど申し上げたとおり、1年間いてもほとんど英語がしゃべれないという人もいらっしゃいます。

また、海外に行かなくても英語の力は付きます。ただ、その場合でも週1回1時間の授業だけというのでは難しいです。日々、英語に触れていただけるよう、私も生徒さんには2~5時間分ほど(生徒さんによってはそれ以上)の宿題を出します。レッスン以外にも英語の勉強をしないとなかなか身に付くものではありません。

英語の語感を身に付ける、そんなふうになるには「2,000ページ読め」といわれます。100ページのペーパーバックの本なら20冊ですね。女性なら恋愛ものの小説を読むといいでしょう。会話が多いですし、楽しみながら読み進めることができるのではないでしょうか(ただ、私の場合、恋愛ものは数冊読むと飽きてしまいましたが……)。

ミステリーも面白いです。次はどんな展開になるのかワクワクしながら読めるので、英語で読んでいることを忘れてしまうほどです。

英字新聞や洋書などを読むなどして日々、英語をインプットをすることも大事です。「毎日2,000ワードを読め」ともよくいわれます。『Newsweek』や『TIME』の見開きがだいたいそのくらいですから、1日に見開き分の英文を読み、それを続けると良いでしょう。

――ライティングの勉強にはどのような方法が良いでしょうか?

後村先生 大前提になるのは、まずインプットとしてのリーディングです。そのうえで、自分の言いたいことをアウトプットしてみるといいでしょう。日々の小さな出来事から、ニュースに関することなど、こんなことが言いたい、こんなことを主張したいといった自分の気持ちを英語で書いてみるのです。

手始めに日記を書くのがいいでしょう。また、ブログ、Twitter、 Facebookなどで発信するのもいいのではないでしょうか?

書いた英文があっているのか確認するには辞書を使いますが、Googleの完全一致検索を使うと便利です。調べたいフレーズをクォーテーションマークで括り検索します。そのフレーズの表現が合っていればかなりの数がヒットします。可能であれば、先生にその英文を見てもらって文法的に正しいかどうかなどチェックしてもらえると理想的です。

英文を絶対に書かなければいけない状況を作るのもいいですね。さまざまな言語によるペンパル募集サイトがありますので、そちらを利用してみましょう。

短期間で話せるようになるには「積極性」が大事!

――短期間で話せるようになるにはどうしたらいいでしょうか?

後村先生 積極的に外国人と英語で話すのも大事です。外国人スタッフがいる英語オンリーのカフェなどがあれば、利用してみるのもいいでしょう。学校と違い、いちいちあててはくれないため、積極的に話すことが必要ですので、いい練習になります。

外国人の友人がいる場合は、BBQパーティーなど友人主催のパーティーにも顔を出しましょう。共通の話題をとおして外国人の友人ができるかもしれません。

繰り返しになりますが、英語力をつけるには「リーディング」「リスニング」「スピーキング」「ライティング」の四つをバランス良く学ぶことが大事です。

――ありがとうございました。

英語をしゃべれるようになるまでどのくらいの時間が必要か、については「2,000時間」が目安になるようです。ただし、週1時間で何十年といった学習方法では駄目なのですね。英語をしゃべれるようになりたいという人はぜひ集中して取り組んでください!

2016年3月10日 (木曜日)

福岡の英語塾が“TEAP 100点UP”の必勝法を伝授!

株式会社キャタルが運営する「英語塾キャタル」は、2015年に新しく開校した福岡の薬院大通校(福岡市)にて、2016年3月13日(日)に高校生を対象としたTEAP対策無料セミナーを行います。

なぜ和訳に頼れば頼るほど英語力が伸びないのか?

英語を苦手とする高校生は少なくありません。しかし、それはその子自身の実力の問題ではなく、普段行っている勉強の仕方が複雑すぎるからです。一番の問題は、学校教育で教わる「和訳・英訳」の繰り返しです。この学習法だと、例えばリスニングの最中に頭の中で和訳をしているうちに次の質問に進んでしまう、長文読解では覚えていない難しい単語が出てきたらそこで思考が止まってしまう、などの事態が起きます。終いには「英語が嫌い…」という負のサイクルに陥ってしまいます。

しかし、英語学習を変えるだけで、劇的に英語学習の成果を高めることができます。それがキャタルが実践している「バイリンガル英語学習法」です。

どの4技能総合型テストにも対応!使える英語が身につく学習法

「バイリンガル英語学習法」とは、帰国子女が日本語を母国語としながらネイティヴレベルの英語力を身につけた学習方法に基づいています。帰国子女といっても全員が高い英語力を持っているとは限りません。高い英語力を持っている帰国子女とそうではない帰国子女の違いは、「読書量」にあります。
キャタルではこの「英語の本の読書」をコアとしたカリキュラムを提供し、以下のポイントを含んだキャタル独自の「学習メソッド」で生徒の英語学習をサポートします。

(1) 英語の本を通じて英語を学ぶ
(2) 英英辞典を使い、英語を英語で理解する
(3) 「実践→フィードバック→改善」のサイクルで正しい英語を身につける

英語力でアジア最高位のフィリピンを超える実績

バイリンガル英語学習法を実行することで、TEAPを始めとする4技能試験はもちろん、海外留学や大学・仕事など、様々な場で英語が使えるようになります。
実際、キャタルの生徒が定期的に受ける4技能試験 TOEFL Junior(R)での平均点は761.2点と、平均点でアジア最高位のフィリピン超えるレベルです。アメリカのトップボーディングスクールに入るためのTOEFL Juniorのスコアの目安が750点と言われていますので、キャタルの実績はその基準を超えていることになります。
このように、正しい学習法を実践することで、使える英語が身につき、スコアUPにも繋がります。詳細はセミナーにてご説明します。

2016年3月 9日 (水曜日)

スピーキングが英語学習を変える

池田 和弘氏がスピーキングの時代についてこう述べています。

前回は、「英語に慣れる」ということの意味を「日本語の問題」を使って説明しました。また、「英文のマスターキー」を使ってダイレクトに文意をつかむ方法についても紹介しました。日本語は私たちにとってあまりにも当たり前の言葉で、ついその意味合いを忘れがちです。しかし、少し発想を変えると、日本語は英語習得の強力な手段となります。

ようやくスピーキングの時代が来た・・・

 これまで、いわゆる「英会話ブーム」というものが何度も来ました。しかし、そうはいっても、話はそれほど切実ではなく、「話せたらいいな」程度のものでした。それがインターネットによって一気に世界がつながり、まるで誰もが英語で話し始めているような気分がし、さらには仕事のあちこちに英語が入り始め、会話を交わす声までもが耳に入り始めると、状況は大きく変わってきました。本当に英語を話せないといけない時代になったのです。

 「ようやくスピーキングの時代が来た・・・」、今の私はそういう心境です。なぜならスピーキング力を伸ばす学習方法こそが、ほかのすべての技能につながる学習方法だからです。

なぜできない??

 あなたもすでに感じているはずです。スピーキングは、他の3つの技能(リスニング、リーディング、ライティング)とはどこかが根本的に違うと。例えば、テストを受けるにしても、リスニングやリーディングのテストであれば、なんとかなる気がする。そこにライティングが入ってもどうにかこなせると思える。ところが、スピーキングとなると、手も足も出ない。どう勉強して良いのかもよく分からない。これが大方の人の実感だと思います。

 これまでリーディング、リスニング、ライティングをしっかりやってきた。文法・語法もたくさん演習をやった。その上にまだ何か特別な練習をする必要があるのだろうか? そう思っている人もいると思います。

 しかし、今も上で触れたように、「スピーキングに対応する」という視点から英語を学ぶと、4つの技能がきれいにつながり、逆に学習の負担が減って、最大の効果を得ることができるのです。

話せない理由①

 話せない理由の1つ目は、そもそも「口を動かしたことが無い」という、ある意味で当たり前、ある意味で笑えるような理由です。日本語でさえ、例えば、普段あまり話すことのない話題を急に振られると、スムーズには口が動かないものです。ましてや、外国語である英語ともなれば・・・ということです。

 なぜ話せないのだろう――それは口を動かしたことがないからだ。まるで冗談のようですが、これが実際のところです。

 これまで、私たちは黙って英文を聴き、黙って英文を読み、黙って英文を書いてきました。それで何とかなったのです。ところが、スピーキングという、ある意味で“究極の能力”にチャレンジし始めて、このような方法が通用しないということが明らかになってしまったのです。

 頭が膨らみ過ぎている・・・文法解説で。動名詞、現在分詞、後置修飾、仮定法過去(事実に反する仮定)―――私たちの頭の中は、こういった多数の用語と、あれをしてはいけない、これをしてはいけないという規則で埋め尽くされています。

 これがスピーキングでは大変なことになります。なぜならスピーキングというのは、いわば“瞬間芸”で、思ったことがタイムラグ無しに、ほぼ瞬時に口から出てこないといけないからです。つまり、ルールについて考えながら英文を作るヒマ、英作をしている時間がありません。例えば、あなたは、中学校1年生で習う「三人称単数現在のs」を使おうとして口が動かなくなった経験はありませんか。いや、それより以前に、書くときにさえ、意識していてもつい間違える、ということはありませんか。これが、文法重視の学習法の限界なのです(※)。

(※)文法をしっかりと理解し、演習してからトレーニングすると良いという考え方もありますが、これは疑問です。なぜなら、人間の頭の中では、情報はネットワーク上につながっているため、規則を知れば知るほど、必ずそれに足を取られることになるからです。文法的な知識をゼロにすることは難しいですが、少なければ少ないほど英語は身に付きやすくなります。また、途中で力尽きる学習者の数も減ります。さらに言うなら、伸びる人、努力する人は、これまでの2倍、3倍の速度で英語力を伸ばすことができます。
スピーキング力の6割はすでに身に付いている!

 少しネガティブな話になりましたが、ここで明るい点についてお話しましょう。それは、あなたはすでに6割方、英語を話す準備が出来ているということです。

 この秘密もやはり日本語力にあります。例えば、私などはサイエンス系の話になると結構口が動きますが、エンタメ系の話となるとかなり駄目です。そして、それはそのまま英語のスピーキング力にも現れます。あなたにも、そういった好きな分野・得意な分野とそうでない分野があるはずです。

 さて、ここが大切な点なのですが、前者については、英語はもうすぐ手の届くところにあります。なぜなら、スピーキング力を身に付けるときに最も大切な点は、「話したいことがある」「伝えたいことがある」ということだからです。つまり、「コンテンツ」と、それを英語で伝えたいという「強い動機」です。この2つがあると、話は半分終わったようなもので、あとはそれを英語で言えるようになれば良いだけのことです。そのぐらい、この2つのポイントは学習効果に影響を与えます。

スピーキング力を伸ばすテクニック

 実は、スピーキング力を伸ばすのに、とくに難しいテクニックは必要ありません。大切なのは、①常に日本語で意味を確認し、頭を起動した状態にしておく、②徹底的に音を真似て口に出す――この2つだけです。

 ①については、バイリンガルと言われる人たちの頭の中がどうなっているか知りませんが、普通の人の場合、頭の中はほぼ100%日本語で出来ています。ですので、「これを言いたい」と思った瞬間、私たちは日本語で考えています。その集中状態のところに英語をインプットすることによって、日本語の回路の上に英語の“疑似回路”を作ってしまうわけです。こうしておくと、何か言いたいと思った瞬間に、英語の回路が起動し、瞬時に情報が引き出せるようになります。つまり、「瞬間通訳」です(※)。

 ②については、そっくり真似ようとすると自然に強い集中状態が起こるため、高い学習効果が現れます。人間の頭の中では、常にさまざまな情報が行きかっています。つまり雑念が生まれては消えています。普通にただ「勉強しよう」と思っても、思うように成果が出ないのはそのためです。いかにうまく集中状態を生み出すか――それが効果的な学習の鍵なのです。もちろん、そっくりに真似しようとすれば、発音やイントネーションがうまくなることは言うまでも有りません。

2種類のスピーキング力

 スピーキング力といっても大きく2種類あって、以上お話してきたスピーキング力というのは、どちらかというと、「スピーチ力」とでも言えるものです。つまり、少しまとまりのある内容を英語で伝える力です。スピーキング力には、この他にも、いわゆる日常会話、あるいは社会生活会話とでも言うべきものがあります。例えば、「週末、どうだった?」とか、「今週の金曜、ヒマ?」とか、さらには「ミーティングが1週間繰り上がったよ」とかいったような、ベーシックな会話力です。次回は、このタイプのスピーキング力の身に付け方についてお話したいと思います。

2016年3月 8日 (火曜日)

”Siri”は英語学習の新たな武器?

ORICON STYLEに次のような記事があります。

音声認識アシスタント「Siri」を使って、自分の発音チェックしてみよう。英会話を上達するには、日頃から英語環境に触れることが大切だ。だが、日本では英語を話す機会がほとんどない。そこで利用したいのが、iPhoneに搭載されている音声認識機能“Siri”だ。日本人がやってしまいがちな発音の間違いを再確認するうえでも、Siriは最適なアプリケーションといえる。今回はSiriを活用した新しい英語学習法をシーン別に紹介しよう。

初級から上級者への近道!? 実践的“英語勉強法”をタイプ別に紹介!

セッティング方法
 まず、iPhoneの「設定」アプリを起動し、「一般」→「Siri」→「“Hey Siri”を許可」をオンにする。次に「言語」を「英語(アメリカ合衆国、イギリス、オーストラリア、カナダ)」から選択し、セット完了だ。ちなみに“Hey Siri”は、iPhone 6s/6s plus以前の機種では、充電した状態でのみ反応する。

 また、Siriを起動するにはiPhoneのセンターボタンを長押しすると、「What can I help you with?」と聞かれるので、様々な英語フレーズで話しかけてみよう。

【起床/準備編】
 忙しく時間に追われる早朝でも、Siriを使うことで、指を使わず声だけで操作ができる。そんな朝のシーンで使える英文を紹介しよう。

Turn off all alarms.
(セットしたアラームを止めて)

What is today’s schedule?
(きょうのスケジュールはどうなっている?)

How’s the weather today?
(きょうの天気を教えて)

【音楽編】
 Siriを使うことにより、手放しで音楽が再生ができるだけでなく、カフェやお店、街中で流れている曲の情報を教えてもらうことも可能。ぜひ試してみよう。

Play music
(音楽を再生して)

Shuffle “Justin Bieber”.
(ジャスティン・ビーバーの曲をシャッフルで流して)

Stop the tune.
(曲を止めて)

Skip the tune.
(曲をスキップして)

What is the song?
(この曲はなんですか?)

【料理編】
 手が離せない料理の最中でも、Siriを使いこなせれば様々なことができる。

Set the timer for 9 minutes.
(タイマーを9分でセットして)

Check the recipe of omelet.
(オムライスのレシピを調べて)

Send a message to Yuki.
(ユキにメッセージを送って)

【就寝編】
 起きるときと同様に、就寝時にもSiriは活用できる。起こしてほしい時間などを伝えることで、アラームをセットしてくれるのだ。

Set an alarm for 8 AM.
(午前8時にアラームをセットして)

Wake me up at 8 AM every day.
(毎朝朝8時にアラームをセットして)

Wake after 10 minutes
(10分後に起こして)

音声認識は音素ベースではありません。統計的な認識ですから、発音のチェックに使うのは避けるべきです。

2016年3月 7日 (月曜日)

フィリピンへの語学短期留学

このところフィリピンへの語学短期留学がビジネスパーソンに人気を集めています。その背景と理由は何でしょうか。次のような紹介記事がありました。

予算と時間が魅力

意外に知られていないがフィリピンは、世界で3番目に英語を話す人が多い国だ。フィリピン国内には様々な言語があるため、その共通語として英語が使われており、第2の母国語として英語を話す人びとは多い。英語語学留学が英国や米国でなくてはいけないことはないのだ。

そんなフィリピンへの語学留学の最大の魅力は、安いことと近いことだ。フィリピンは成田からなら4時間半程度、10時間以上かかるアメリカ本土やイギリスに比べ、忙しいビジネスマンにもありがたい移動時間。しかも、短期留学ともなれば長時間の移動はさけたいところだ。

また最も気になる予算もリーズナブルに済むのがうれしいところ。フィリピンは日本の3分の1以下の物価なので、レッスン代はもちろん、生活必需品や食事、交通費なども安く抑えられる。

ほかにも南国のリゾート地でもあるためマリンアクティビティも格安で楽しめるといったところも人気といえる。

レッスンはあらゆるレベルに対応

フィリピンの語学学校のレッスンのほとんどはマンツーマンレッスン。アメリカやイギリスの語学学校は、同じレベルの人たち5人~20人ほどでレッスンを受けるシステムのところが多い。そうなると、レッスンで話す会話はほんのわずか。

しかしフィリピンではマンツーマンのため、しっかり聞き、話すことが必要とされる。

またレッスン時間も長く1日3~5時間ほどが相場。昼間の活動時間のほとんどが英会話のレッスンになる時間だ。

マンツーマンで毎日長時間、話す、聞く、を繰り返すので、確実に短期間でリスニング力、スピーキング力ともにアップが見込める。こういったことが長期間留学の出来ないビジネスマンに人気の秘密だろう。

具体的にはどんな学校があるのか

今、人気NO.1の語学学校がSME。早くから予約を入れて置かなければ満席なのだという。TOEIC、IETLS対策など、ビジネスマンが求める英語のレベルに対応した環境が整っている。ほかにもさまざまな目的に対応したクラスがあり、日本人スタッフがいるのも嬉しいところ。

フィリピンが短期英語留学先としてビジネスパーソンに人気の理由(写真=PIXTA) (ZUU online)? ZUU online フィリピンが短期英語留学先としてビジネスパーソンに人気の理由(写真=PIXTA) 
大学附属の語学学校、UVESLもいいかもしれない。こちらは医療系大学の中にあるだけあり、広いキャンパスを持っている。レッスンはTOEICやビジネス英語など準備、日常生活では医療系大学に通う質の良い英語をはなす学生との交流も期待できるかも。日本人スタッフ在住、医療系なので病気になった時に安心という声も寄せられている。

通学した人たちに満足度が高いのがCN1。1週間から長期まで対応、レッスンも普通の英会話、ビジネス英語、TOEICなどのクラスが準備されている。講師も学校内に在住、一緒にショッピングや映画を楽しむ生徒もいるのだそうだ。

日本人が通う学校の多くはセブ島、クラーク、マニラに集中しているが、ほかの地域にもノンビリ勉強だけに専念できる環境の学校もある。

サイトなどで学校を探し、申し込む手もあるが、語学学校を選んでくれる代理店などを通すのもひとつの手段。フィリピンのフリーペーパー、情報サイトである「セブポット」で現地の情報を集めつつ、語学学校のページから申し込みも可能だ。ほかにも環境のよい学校を紹介してくれる代理店もあるので、利用してみてはいかがだろう。

日本と同じく多くの島々からなるフィリピン。気候も温かく、親日的、しっかり英語を学べる環境が整っている。短期で効率的に英語力をアップしたいなら、留学先として検討してみてはどうだろうか。

2016年3月 6日 (日曜日)

初級から上級者への近道

大分合同新聞で実践的“英語勉強法”をタイプ別に紹介しています。

新年度や新学期を間近に控え、「今年こそは英語力を身につけたい」と考えている人も少なくないはず。だが、「どう勉強していいかわからない」「勉強しても伸びない」といった悩みを抱えている人もいるだろう。そこで今回は、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングのタイプ別におすすめの英語勉強法を紹介しよう。

リスニング『子ども向けの番組を見る・聞く』

子ども向け番組で話される英語はゆっくりでクリアに話すので、英語学習者にとって比較的聞き取りやすい。また、字幕付きで見ることで、すんなりと頭の中に英語が入ってくるだろう。有名な番組で言うと、『セサミストリート』や『リトル・チャロ』がおすすめだ。

スピーキング『交流の機会を増やして会話を続ける』
 
スピーキングに関しては、とにかくいろんな人と会話することがポイント。どんなに下手な英語であれ、話すうちに自然と流ちょうになり、気づく間もなく普通に話せるようになっているだろう。また、話し相手の英語が自分より達者であれば、相手が使う会話表現を真似てみるのは良い方法だ。

リーディング『レベルに合った本を読む』
 
洋書などの英語の文章を見た時に、難易度の高さゆえに読むことを挫折してしまった経験はないだろうか? リーディング力を高めるには「自分のレベルに合った本を読む」ということが大切だ。ちなみに、“多読”をする場合には、自分が好きな作家や作品の翻訳版を選ぶと良い。

ライティング『英語で日常の出来事を日記に書く』
 
ライディング力を養うためには、お気に入りの手帳や日記を見つけ、英会話本番に備えた“フレーズの引き出しづくり”を行うことがおすすめだ。たとえば、「I go to eat boyfriend and dinner today(きょうは彼とディナーに行く)」の一文から始まり、徐々に日々の行動や出来事、気持ちや感想などを膨らませて英文を作るといいだろう。まずは、1日の出来事を1~2行程度簡単に書いてみるところから始めてみよう。

言うまでもないが、勉強の方法は様々ある。紹介したほかにも、好きな音楽を聴いてリスニング力を鍛える、洋画やドラマなどに出てくる表現を参考にしてスピーキング力を高める、新聞を読んでリーディング力を上げる、洋書の英文をリライトしてライティングの向上を図るなど、方法は十人十色だ。

ただし、重要なのは“継続しなければ身にならない”ということ。諦めずに自分に合った方法で楽しみながら英語を学んでいけば、ネイディブレベルの英語力を身に付けることも夢ではないはずだ。

2016年3月 5日 (土曜日)

「TOEIC」が10年ぶりに大刷新

新しい「TOEIC」は、「使える英語」を試すことに重点を置き、出題傾向もかなり変わります。受験生は、変更点を知りそれに適した対策を取ることが必要です。

 3月にかんき出版より発売予定の『Storyで覚える! TOEICテスト エッセンシャル英単語』に詳しいですが、それに先駆けて、UCLA(カルフォルニア大学ロサンゼルス校)を卒業後、約1万人に英語の指導をしてきた著者が「新・TOEIC」の傾向と対策を、そしてTOEICは受験しないけれど英語力を上げたいという人にも役立つポイントを前回に続きお伝えします。

 前回の記事で、単語力がその人のTOEICスコアの大枠を決めること、単語を覚える上で「日本語訳」ではなく単語が持つ本質的な概念・意味をイメージとして理解するべきだということをお話ししました。

 繰り返しますが、ずばり、単語力はTOEICスコアに直結します。受験後に出るパフォーマンス分析の棒グラフ(abilities measured)を見てみると、TOEICスコアが大幅アップした人は「単語・語彙力の数値」も同じようにアップしていることがわかります。データを分析すると、だいたい、TOEICスコアも100点上がっている人の「単語・語彙力の数値」は10%ほど上がっているようです。つまり、スコアを300点上げたければ、単語力を30%アップさせればいいわけです。

 単語力が上がれば、聞いてわかる文章、読んでわかる文章が増えるので、当たり前と言えば当たり前です。新TOEICであろうが、旧TOEICであろうが、勝負は「単語力」でほぼ決しています。

 「とは言っても、じゃあどうすれば?」という声が聞こえてきそうです。そこで今回は、具体的な単語習得法についてご紹介していきたいと思います。

 最良の方法は、「ストーリーの中で覚える」これに尽きます。これは、物語として読む・聴くストーリーでも構いませんし、自分が体験するストーリーでも構いません。とにかく「流れの中で覚える」ということが大前提となります。

 「overcast 曇っている、overcast 曇っている……」と念仏を唱えるように単語を頭に入れていく作業では、覚えにくいうえに、すぐに忘れてしまいますよね。このような「単純暗記」ではなかなか覚えられず、覚えてもすぐ忘れてしまう、使えない英語になる、というのは皆さん感じていらっしゃるとおりです。こういう念仏方式は、単語の概念を理解し“本質を求める”のとは真逆の方法。効率が悪いうえ、実践的な英語力になりにくいのです。

 しかし、生活やストーリーの中で流れやシーンとともに覚えた単語であれば、比較的忘れにくく頭に残ります。

 たとえば、「キーボード」「マウス」「モニター」「シャットダウン」「スリープ」「ブログ」「セーブ」……こういった単語は、パソコンを日々使う人であればほぼ知っているはず。「さあ、覚えよう!」と取り組んだわけでもなく、いつの間にか覚えていると思います。それは、これらの単語を実際に生活の中で(流れの中で)使うからです。

 また、「ブログ」を日本語で何というのか? など考えずに、ブログの持つ“本質的な概念”をそのまま連想していると思います。「セーブ=保存する」と単語のように暗記して覚えた人はあまりいないでしょう。どれも実際に体験したシーンから自然に学んでいるのです。それは自分で経験したシーンかもしれませんし、テレビや映画で出てきたシーンかもしれません。

 このように、「流れ・シーン」の中で単語を覚えている人は、TOEICスコアがどんどん上がっていきます。TOEICテストも、単語はすべて「流れ」の中で出ています。ですので、単語を覚えている「量」も大事なのですが、単語の「覚え方」がとても大事なのです。同じ単語量でも、念仏を唱えるように暗記した1000語と、流れの中で本質をつかんでいる1000語では、価値が違いすぎます。

 TOEICには、出題される単語の傾向があります。たとえば、なぜか TOEIC は railing (てすり) という言葉が大好きで、この単語はよく出てきます。このほかにも、こんな単語がよく使われます。

itinerary (旅程)
water (水遣りをする、水辺)
wheelbarrow (手押し車)
accommodate (宿泊させる、収容する)
pushed against the wall (壁に押し付けられている)

 これらTOEIC頻出単語は、日常の場面ではなかなか使われないものも多いですから、効率よく吸収していくためには、TOEIC頻出単語を使って構成された専用のストーリーを読む、聴くことが非常に有効です。

 物語を追っていくうちに、無駄なくピンポイントで、スコアアップに必要な単語力を覚える、このような構成のテキストを利用することが、TOEICスコアアップの早道です。

 ストーリーを通じて学ぶ方法には、その効率や実践性のみならず、「楽しく進められる」という大きなメリットがあります。たとえば、洋画を観るときは、英語音声(日本語字幕)の方が一般的に好まれます。ただ英文を読んだり聴いたりするのはつまらなくても、そこに映画などのストーリー性が加われば、人はそれを「楽しもう」とするようになるわけです。

 逆に、何のストーリー性もない単語帳の英単語丸暗記はまったくつまらないもの。TOEIC単語帳というのは使用価値はとても高いものの、なかなか使用しきることができない人が多いものでもあります。楽しみながらの勉強のほうが、継続が可能であり、記憶に残りやすいことは明白です。

 また、TOEIC対策において、問題のパターンや引っ掛けパターンを「記憶」するという方法もあります。確かに、これによってある程度テスト対策をすることはできます。しかし、これはその人の基礎力ではなく、 一時的に表面に貼り付けた「仮の力」です。

 基礎理解が強い人は、極論、対策なるものは必要ありません。特別なことをしなくても、いつものように見て、いつものように考えれば解けるからです。

 「テスト対策」「テスト準備」は基礎理解にプラスするものです。そのアプローチは、「理解の範囲の拡大」に努めるべきであり、「記憶の範囲の拡大」に進むべきではありません。基礎理解がない上で丸暗記しようとしても、成果がなかなか見えてきません。まったく同じ問題が出れば解けるのですが、かりそめの小手先スキルでは応用が利かないのです。

 同じ時間と労力をかけるのであれば、意味を理解しない丸暗記よりも、やはりストーリー仕立てで単語の本質を覚えるやり方が効率的でしょう。

 一見、単語やテクニックだけを覚える方が早いように思えるかもしれませんが、結局「急がば回れ」なのです。

 私は、TOEICへの取り組みを、「苦」ではなく、「楽しいことの延長」にできればいいなといつも思っています。だって、実際に英語を使って世界の人とコミュニケーションが取れたときというのは楽しいですよ!

 ここまで、TOEIC ストーリーで学ぶことをオススメしてきましたが、この『TOEICストーリー』は、最新のTOEIC形式を考慮しているものを使いましょう。

 たとえば、前回の記事で、新・TOEICでは、間投詞を入れ込んだ文章、「チャット形式」の読解問題、複数ある単語のニュアンスを読み取る問題など、出題傾向が変わると説明しました。

2016年3月 4日 (金曜日)

8カ国語のマルチリンガルが語学習得で最初にすること

『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』著者の新条正恵さんが次のように言っています。

「英語を話せるようになりたい!」と意気込み、教材を買ってみたり、英会話スクールに通ってみたりしたものの、結局長続きせず、英語力も身につかなかった。そんな経験はありませんか。

意気込んでいればいるほど、「あれもこれも」と欲張ってしまい、いつしか勉強すること自体が苦痛に感じられ、続けるのが億劫になってしまう。かといって、「聴くだけで話せるようになります!」と、「ラクであること」を前面に押し出す学習法を信じる気にもなれない……。

 英語学習において、どのくらいの負荷をかけることが適切なのか。そんな疑問に、ひとつのヒントをくれるのが『30日で英語が話せるマルチリンガルメソッド』(かんき出版/刊)です。本書で紹介されているメソッドに従えば、「1日15分×2回のみ」「30日間」学習するだけで、英語を話せるようになるそう。

この本の著者、新条正恵さんは、留学や外資系企業勤務などで豊富な海外経験を持ち、英語、中国語、スペイン語、トルコ語など計8か国語を操るマルチリンガル。その語学習得経験を活かし、英語に苦手意識を持っている人向けに、英語の個人レッスンやグループレッスンを行なっています。

その新条さんにお話をうかがい、いかにして言語習得の魅力にとりつかれたのか、また英語を「話せる」ようになるための、ちょっとした発想の転換の仕方などについて聞きました。

――タイトルにもあるように、新条さんはこれまでに8か国語を習得なさったとのことですが、まずは、どのようなきっかけで多言語を習得するに至ったのかをお聞かせ願えますか。

新条:高校卒業後、関西外国語大学へ進学し、2回生の秋から1年間、アメリカへ交換留学させてもらったことが、多言語を習得するようになったきっかけです。
アメリカの大学では、世界各国から来た留学生も多く学んでいましたが、その中でもアジア人留学生とは日本人である私と文化的背景が似ていることもあり、すぐに打ち解けることができました。よく地域コミュニティの活動や留学生同士の交流パーティに参加したり、誰かの家に遊びに行って一緒に料理をしながら、言語を教えてもらいました。結局、アメリカの大学にそのまま編入し、留学後は、外資系の企業で12年間働きました。

――交換留学の際、特に仲良くなったのは、どこから来た留学生でしたか? また、どれくらいの時間をかけて、その留学生の母国語を習得していったのでしょうか?

新条:特に仲が良かったのは台湾とタイから来ていた留学生たちでした。台湾の公用語は北京語ですが、留学前にも私は関西外国語大学で1年間中国語を学んでいたベースがあったので、留学期間中に台湾人の友人と一緒にいるうちにいつの間にか中国語も話せるようになりました。なので、中国語に関してはトータル2年間でマスターしたということになります。
タイ語については完全にゼロからのスタートで、「かわいいって、タイ語で何て言うの?」と質問することから始め、ちょっとした日常語を教えてもらいながら、少しずつ習得していきました。さらに、当時、姉がタイで働いていたので、冬休みを使って約1ヶ月間、現地に滞在したりもしましたね。こちらも、冬休みが終わるころには、ある程度不自由なく話せるようになっていました。

――新条さんにとっての「話せる」というのは、どういったことを指すのでしょうか。

新条:「いつでも、どこでも、誰とでも、3つの話題であれば、15分話せること」という状態をイメージしています。ひとまず、このレベルに達していれば、英語に限らずどんな言語であっても、海外旅行に行ったときに最低限の会話ができますし、初対面の相手との会話にも困りません。
なぜ「3つの話題」としているのかといえば、「好きなこと」や「興味のあること」と抱き合わせにすることで、本書が推奨している「1日30分学習」に苦もなく取り組めるようになるからです。

――では新条さんの場合、「3つの話題」の具体例をひとつ挙げるとすれば、どのようなものでしょう?

新条:「食に関すること」ですね。私、食べることが大好きなので。英語であれば、”It’s delicious!”(おいしい!)、”How do you call this dish?”(このお料理、なんて呼ぶの?)、”How do you prepare this?”(どうやって作るの?)といったように、食や食べることに関する単語と言い回しを集中的に覚えることから始めるんです。あとは、外国旅行をしたら、積極的に現地の言葉しか通じないレストランや食堂に行きます。

――なぜ現地のレストランに行くのがいいのでしょう?

新条:現地の言葉しか通じないから。例えば注文もそうですが、お店で食事をすれば必ず「お会計」をしますよね。これがいいんです。なぜなら、「数字」に関する単語を発しなければならないから。こういった単語は少なくとも15分の会話であれば1回、多い場合は1~2分に1回は出てくる頻出単語。それでいて、いざというときに意外と思い出せません。したがって、これらの単語がサッと出てくる状態になっているかどうかは、スムーズな会話ができるかどうかの分かれ目といえます。
これは余談ですが、私の場合、レストランへ行き、そこで現地の人と交流すること自体が言語学習のモチベーションになっているという側面があります。

トルコでひとり旅をしていたときのことですが、トルコはイスラム圏国家なので、女性がひとりで出歩いたり、お店に入ったりするということはほとんどないんですね。なので、どこにいても一人でいたらとても目立ちます。で、ある食堂に入ったら、よっぽど物珍しかったのか、わざわざそのお店の主人が奥から出てきてくれて、私の目の前の席に座り、「あなたは日本人ですか?」「わざわざトルコへ来ていただき光栄に思います。お召し上がりになりたいものがあれば何でもお出しします」と、さながらVIP待遇かというほど(笑)、親切な対応をしてくださったことがありました。

そうやって話しかけてくれることがうれしくて、拙いながらこちらも一生懸命現地の言葉で話す。すると、向こうもものすごく喜んでくれる。そういうことがあると、言語を学ぶのが、どんどん楽しくなっていきます。

――なるほど。そのようにして、「興味関心のあること」と紐づけながら、日常語の引き出しを増やしていくことが重要なのですね。本書のなかでは、「英語に限らず、外国語を学ぶにあたって、まず習得すべき『600語』がある」とも書かれていました。

新条:ええ、本書の巻末にも付録としてつけましたが、実際にその単語リストを見ると、「えっ!? こんなに簡単な単語だけでいいの?」と驚かれる方が少なくないと思います。それもそのはずで、ここで挙げている英単語は、「これ」「あの色」「大きい」「うれしい」など、中学1年生から2年生ぐらいにかけて学ぶ程度のものばかり。でも、このレベルでも「使いたい時に使いこなせる」という人は意外なほど少ないんです。

ただ、この「600語」に、「数字」や「3つの話題」は一部しか含まれていません。まずは簡単な英単語を使いこなすことで「私にも英語が話せる」を体感する。これを“成功体験”と呼んでいますが、この体験があると「もっと英語を話したく」なる。だから英語学習を「続けたく」なるんです。

2016年3月 3日 (木曜日)

英語の文法を学ばないこと

帰国子女の方が次のように言っています。

私は帰国子女ですが、英文法を勉強したことがありません。しかし、日本の英語の試験で出題される文法のテストが出来ない訳ではありません。一方で英文法を学んで育った友人は何年も英語を勉強したのにも関わらず、英語を全く話せません。

自身の体験だを元にこの現象を考察すると、英文法そのものを学ぶことがナンセンスのように感じます。学者になる訳でもありませんので、一つ一つの文法自体がどういう経緯でこうなるかを正しく説明できる事は英語を学ぶ上で将来的にあまりメリットはありません。

では、私や帰国子女の人間が知らずと正しい文法を用いたり、出来るのは端的に言うと、それだけ多くの文章に慣れ親しんできましたので、経験上適切な文法を選択出来ていると感じます。そして、現にネイティブと呼ばれている人間も文法を100%出来る人間がいる訳ではないという実態があります。

文法を学ぶ事は多くの人間がそれが将来何の役に立つかが不鮮明な為、学ぶ気が起きないものだと感じます。英文法=英語となっていると、どうしても英語に対するアレルギーが発生しますすので、より実践的な英語に多く触れる機会を多くすることにより、必然的に英文法を醸成することをおすすめします。

英語が楽しくなって来た段階になってきてから、参考程度に英文法の解説を見て「ふーんそうなんだね」と一歩距離を置きながら付き合っていくことが無難です。

私も英語はディープ・ラーニングだと思っています。つまりフィードバックを得て、反復練習で覚える事です。

2016年3月 2日 (水曜日)

人工知能から学ぶ「英語学習法」

茂木 健一郎がPRESIDENTでこう言っています。

今回は、英語の学習の仕方を、少し変わった視点から検討してみたいと思う。すなわち、「人工知能から学ぶ英語学習法」である。

人工知能の技術の最近の発展は目覚ましい。先日も、グーグルの開発したプログラムが、囲碁のプロ棋士に勝利したというニュースが人々を驚かせた。

すでに、コンピュータが人間に追いつきつつあると見なされていたチェスや将棋に比べて、囲碁は可能な打ち手の数が格段に多く、計算量が爆発的に多い。人工知能が人間に追いつくのは、早くて10年先くらいのことではないかと予想されていた。

しかし、脳が実行する学習則を、地道に繰り返すことによって、人工知能は成功している。そこには、何のマジックもない。

一方、人間は、学習法がわかっていても、それを徹底しないことが多い。画期的に新しい学習法を考案する必要などない。ただ、基本を繰り返し、やればいいだけの話なのであるが。

たとえば、最近の人工知能は「達人」に学ぶ。囲碁の打ち方でも、自動車の運転の仕方でも、達人と呼ばれる人たちが実際にどのような選択をし、行動をとるかを、ビッグデータで取り込み、解析する。

人間が英語を学ぶ際にも、同じ姿勢が必要である。ネーティブなどの、英語が達者な人の発音をひたすら聞く。そのことで上達するはずなのに、徹底してやることができない。

人工知能の学習において大切なことの1つは、実際の行動と正解の間の「誤差」を検出して、それが小さくなるように修正することである。これを繰り返すことで、急速に正解率が高まっていく。

しかし、英語学習において、誤差の修正を地道にやっている人はどれくらいいるだろうか? 書くことでも、話すことでも、自分のアウトプットを、お手本と比較して、修正していく。それを繰り返せば、必ず、正解率は高まっていくはずなのである。

達人の英語のパターンの徹底的な反復学習と、誤差の修正。この、基本中の基本という学習法に徹することによって、人間もまた、英語力を飛躍的に向上させることができるだろう。そう、まるで、「人工知能」のように。

私が脳の研究を始めた24年前、まさか、人間が人工知能に学ぶ日が来るとは思わなかったが、時代は変わった。

人工知能の「学習の基本」の誠実な繰り返しに学ぶべきだろう。英語習得に、マジックなどない。敢えて言えば、繰り返しが魔法となるのだ。

2016年3月 1日 (火曜日)

小学校は英語使う自信を重視 

教員の卵向け学習内容案が発表されました。

英語を指導する教員の英語力を高めるため、文部科学省は27日、教員志望の学生が共通して習得すべき基礎的な学習内容「コア(基本)カリキュラム」の骨格案を示した。英語の教科化が予定されている小学校教員では、分かりやすい表現を身につけ、英語を使う自信を持たせる授業法を学ぶ。中学・高校は、大学卒業までに英検準1級程度の英語力を身に付けることを目標に掲げた。

 コアカリキュラムは医学部や歯学部で導入されている。必修ではないが、文科省は2018年度以降、中学高校の英語科の教員免許を取得できる約400学部や、小学校の教員養成課程を持つ約240学部に導入を促す。

 文科省は次期学習指導要領の改訂で、20年度から、英語を小学5~6年の正式な教科とし、外国語活動を小学3年から前倒しする方針。しかし現在、小学校教員志望者は外国語活動の指導法を学ばない学生が大半。中高も大学ごとに教育内容がバラバラで、養成段階での指導力向上が課題とされている。

 小学校の教員養成では、第2言語を教えるにあたっての知識や理解を重視。児童文学や絵本を使いながら、言葉を口にしたり、読み書きをしたりすることを促す。中高の教員は「話す」「書く」力が課題とされており、時事的な話題に関して討論するディベートなどを通して、「聞く」「読む」力も合わせた4技能をバランスよく習得するとした。

 カリキュラム作成に関わった東京学芸大の粕谷恭子教授は「小中高校を通して、子供が英語力を身に付ける授業ができる教員を育成できる」と期待している。

 また、文科省は同日、現職の小中高校の教員研修の指標も示した。中高の教員研修では、短期海外研修などを通して英語力を高めるとした。

« 2016年2月 | トップページ | 2016年4月 »