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2012年9月30日 (日曜日)

英語の歌の動画と視話法

私が以前に教えた佐藤さんのブログに次の説明があります。

http://ameblo.jp/akochans-english/entry-11367336654.html

その中で次のように書いています。

”今は手に取るようにわかる。歌っている口を見るだけで。どんな風に舌を動かしてその音を作っているか。”

口の形を見て言語を理解しよとする試みは視話法と呼ばれており、これも100年以上前の、明治時代に注目を浴びました。

視話法は伊沢は修二がアメリカから輸入しております。伊沢は新制東京芸術大学音楽学部の構成母体の東京音楽学校の設立メンバーの一人です。

彼はアメリカ留学中に電話を発明したアレキサンダー・グラハム・ベルから英語の発音矯正のために視話法を学び、日本に帰国後、彼の多方面にわたる活動のなかで視話法の原理が応用されています。日本人で最初に電話を使ったのは井沢である可能性が高いのです。

皮肉な事に音声の電話では視覚情報を使いません。ベルの父親が、「視話法」という、記号を用いた発音習得システムを普及させるのを助け、聴覚障害のある母親に自分が演奏するピアノを聞いてもらおうと心を配った優しい少年ベルが聴覚障害者の教育を生業としながら、音を電気的に送受信する技術の開発にも取り組んだ結果が電話なのです。

伊沢は聴覚障害がある人でも言語学習できる視話法は、健常者の外国語習得にも有効と考えましたが、実は人間の音声認識や調音学習は視覚情報でなく、聴覚情報を使っております。明治時代はまだ言語習得のプロセスは十分に分かっていない程昔なのです。

しかし、視話法は現代でもまだ一部の英語教育者が取り入れていますが、まったく普及しておりません。言語の調音は口の形や舌の動きを真似ようとするの正しい学習方法でないからです。

いっこく堂に頼めば、口をほとんど動かさずに破裂も調音できます。つまりこれで英語(言語)音は口の動きとは関係ない事が分かります。舌の動きを真似る事は、どんな動画を見ても一部の動きしかわかりません。

生まれつき目の不自由な方も音声言語習得に微塵の問題もありません。つまり視覚情報はまったく使わずに、完璧な調音ができます。

人間は口や舌の動きを見ているのでなく、音の動的変化を聞いております。いっこく堂がいろいろな音を口を動かさずに調音できるのは、まさに音を動的に変化させる事ができるからなのです。

スティーブン・ミズンの「歌うネアンデルタール人」によるとネアンデルタール人は言葉が不自由で歌しか歌えなかった。だから我々の祖先のホモサピエンスとの生存競争のおける情報戦争で負けたと言っております。

歌は感情の表現であり、喜びや、男性が女性の興味を持たせる、悲しみ、闘いの勇気を与えるためものであり、非常に複雑な音の動き、複雑な意味を持つ言語音とは別のものです。

そのような英語の歌を歌うのは英語を話すためにはほとんど意味がありません。英語の歌を聞いて楽しい、歌って気分が良くなるのは、そもそも感情の表現に使うのが歌だからなのです。

2012年9月29日 (土曜日)

ネイティブは意味を知らない単語も使う

10月20日に発表された2011年度の「国語に関する世論調査」で日本語の意味を2,000人に聞いた結果が発表されました。

何と”にやける”では14%そして”割愛”は17%の人しかその正しい意味が分かりませんでした。つまり日本人が”にやける”と言う言葉を使ってもほとんどの人がその正しい意味を知らないのです。これが良いとは思いませんが、日本語でも覚えて知っている日本語を使っているのが現状なのです。

日本語だけでなく、他の言語でも意味を正しく知らなくてその単語を使っている人は多いのです。それは新しい単語を聞いても、その都度辞書で定義などを見ないからです。

つまり、意味を辞書で確認をしないで使っている用語はかなり多いのです。極論を言えば表現を覚えていれば、その定義を知らなくても使うのはそれで十分と言う事です。

”●英語の細かい部分の正しい表現を体に染み込ませる”をしなくても、別に意味を十分に知らなても使う事ができるのです。

上記の例では、日本人で”にやける”では14%、そして”割愛”は17%の人しか正しい意味が分からないけど、実際に使っているのは使い方を知っているからなのです。

日本人が日本語を、英国人が英語を話せるのは使い方、意味をあまり明確にせずに、覚える事に徹しているからともいます。

辞書を引かなくて良いと言う訳でありませんが、ほとんどの日本人も英米人も単語の意味など辞書の定義を読んで使っておりません。それが実体なのです。

伊藤サム氏も学習の基本を”やさしいものから始めて、たくさん繰り返す”ことをおすすめています。つまり覚える事に目的があるからです。子供用の辞書を読む事とは全く違うのです。

2012年9月28日 (金曜日)

運用能力は英語の思考回路ではない

前述の佐藤さんは音読もやっていますが、次は下記のブログでこう書いております。

”(辞書の定義を覚える)その時こそ、英語ネイティブなら誰でもできる、英語で英語らしく言葉を組み立てられるということが 自由に できるのではないかと思います。
いわゆる英語の思考回路ができるというのはこういうことではないか?と思うのですがどうでしょうか。

既出でありふれたことでしょうかw もちろん、決まりきった言い方などは覚える必要があるワケですが、今まで自分がイマイチ、英語が話せるようになっている実感がなかったのはこういう部分が足りなかったからという気がしてならないワケです。いわゆる運用能力。”

人間の脳の中に英語脳とか英語の思考回路は存在しません。脳はパソコンのような回路でなく、脳細胞のニューラルネットワークであり、その数は大脳で数百億個、小脳で1000億個、脳全体では千数百億個の脳細胞のつながりでしかありません。

酒井邦嘉・東京大助教授(言語脳科学)は脳の研究しております。メールで英語のリスニングの際にどこか活性化するかと聞きました。人間が英語の音声を聞いて認識している時に光トポグラフィーで脳の血流を見ると全体が活性化されるそうです。それは音声(言語)を聞いて知っている知識を総動員して理解をしようとするからだそうです。英語回路だけが活性化するのではありません。

将棋の名人は将棋の回路持っている訳でありません。多くの局面でどうすべきかと言う膨大な記憶とそれを瞬時に検索できる仕組みがあるだけです。

「サンキュー」と言う日本人の言葉を聞いたら日本語回路が反応するのでしょう。”Thank you.”と聞いたら英語回路が働くのでしょうか。バイリンガルが日本語の中に完全な音の英語を入れたらどう理解するのでしょうか。日本語回路と英語回路が葛藤して精神病になってしまいます。

日本人には日本語思考回路があるとすればそれはいつ完成するのでしょうか。赤ん坊が最初の一言を言う段階で日本語を回路ができたのでしょうか。実は大人になっても日本語思考回路は完成しません。

大人が凄いのその膨大な日本語の表現を知っているだけの事です。大人が言葉を話す仕組みは最初の単語を覚えた時とまったく同じです。

英語の場合も英語の思考回路があって理解できるのではありません。多くの表現を知っているだけであり、それが文法や音素のような基本やルールで体系的に保存されている訳でもありません。

”英語の細かい部分の正しい表現を体に染み込ませる”と言う事は脳にはできません。脳ができるのは覚えて、思いだす事だけです。

辞書で単語の意味を十分に理解したら、直ぐにその単語使って話せますか。それは絶対に無理な事です。日本の英語学習者は多くの単語の意味をたくさん知っておりますが、会話では使えません。それは単純に会話で使えるまで、覚える学習をしていないだけの事です。

単語の意味を知らないから英語を話せないのではなく、何度も練習して使えるまで覚える学習をしていないだけなのです。

果たして音読の効果はあるのか

前述の佐藤さんは次のように音読を大変に熱心に何度もやっております。音読の効果はどうなのでしょうか。佐藤さんはご自身では音のストリーム・ベースの卒業したと言い張りますが、ほとんどその科学的な説明を理解していないようです。

●音声に合わせて音読
●自分で音読(我流にならないよう、時々はかならずお手本の音声を振り返ります)
●各セクションについている『穴埋め問題』をやりながら音読

ある塾の英語教師をした方のコメントがあります。 私は音読に関しては大変なまともなコメントだと思っています。

”音読の効果については、「塾講師」という特殊な環境下における個人的な感想です。 「音読」は特に文法英語の初学者にとって必要なプロセスではないかと思います。 読めない単語・文は書けず、文の構造を理解することも難しいわけですから、 そういう意味で「音読の効果は否定できない」と私自身は考えています。

実際に自分が担当していた生徒で英語の成績が芳しくない者は、教科書の英文を声に出してスーズに読むことができませんでした。夏休みに中一、中二の教科書の 音読を課し、夏休み後は成績向上が見られた中三の生徒もいたのは事実です。

「音読の効果」とは、そのような個人的体験を表しています。 ただ、あくまでも英語学習の一部における効果であって「音読」を続ければ英語が話せるようになるのか?と問われれば、私はNoと答えます。私自身の英語学習に「音読」が必要なプロセスであると思いません。 ”

この方は音読の効果を一部認めております。しかし、それは英語の試験のためのものです。その音読の効果を認めた方も”私自身の英語学習に「音読」が必要なプロセスであると思いません。」と本人の英語学習としては効果を認めておりません。

日向清人氏の教材は英語文法を教えるものでありません。実用的なビジネス英語を教えるものです。こう考えると日向清人氏の教材で音読をすると言うのは常識的にはほとんど意味がありません。

去年、浦安の音読教育の権威の森沢洋介氏に会ってもらい、音読の効用を聞いてきました。森沢氏の説明では「音のストリームのような本物英語を目指しているのではない。TOEIC等の英語試験では効果が上がっているので、その面を強化したい。」と言っておりました。

英語の音読学習は英語を話す目的ならば、闇雲に覚えるよりは遥かに意味のない、効果のない学習方法と言えます。

2012年9月25日 (火曜日)

覚えるだけの英語のその応用力の実験

次のモニターの方が基礎英語力がついたかどうかの実験をやります。今では英語の表現を対話集を使いどんどん覚えてもらいました。

http://eslsoundstream.wordpress.com/2012/09/21/%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e5%8f%96%e3%82%8a%e7%b5%84%e3%81%bf%e3%81%8c%e5%a7%8b%e3%81%be%e3%82%8a%e3%81%be%e3%81%99/

• 自分の好きな分野(レッスン間にあった出来事など)を英会話として話をまとめて、桜井さんを相手に話が尽きるまで英語のみで話をする

• 桜井さんは、適宜内容に応じた質問をしてくれる という事です。
私の他にも数名いらっしゃるのですが、まずは、先遣隊として、このFinal Stepにトライしてみたいと思います。

これまで、Easy, Medium, DifficultのDialogueのロールプレイを行なってきたことによって、配布されているPDFにも掲載されていますが、合計4000センテンス程の英文を扱って来ました。多少の重複はありますが、4000と最初の500を合計して、4500程度のセンテンスが日本語訳を思い浮かべれば、英語表現が浮かんでくるような状態で、頭に入っていることを前提とすると、

• お話を準備する過程では、4500の表現で培ってきた聴覚と意味の lexicon をフル活用する(日本語で「文章」を作って、それを英訳するのはNG。4500の表現しか知らない人格を想定し、この人格で表現できる範囲に留めて話を作ることを心がける)

• 実は、4500 の表現の周辺に、代名詞など一部だけを入れ替えることで可能な表現は、4500の何倍にもなっている

• 自分が知っている(覚えた)表現を使って、言いたいことを言う練習である
ということを意識して Final Step に臨みたいと思います。桜井さんの関心は、レッスン生にとって、これら1人で事前に行う準備から本番の桜井さんとのトークまでの過程が、どのように感じられるかにあるということをお聞きしました。目論見では、これらの過程を、より楽に楽しくできるのではないか、とのことです。これを聞いた時、桜井さん同様に私も、かなりそのようになるのではないか、と感じました。

このステップについての構想や、注意事項など、他にも沢山あるそうですので、また、別の記事としてアップロードしたいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

私は英語(言語)は覚えるだけだと思っています。日本語だって多くの表現を知っているだけです。

理想的には覚える練習と、話す練習は平行する方が良いのですが、効率的には覚えを優先した方が良いのです。覚える事に専念した方が覚えが良くなるからです。

人間の脳はパターン学習で覚える程にプライミング記憶により覚える事が楽になります。話す練習はたくさんの英語を覚えた後で十分なのです。

それよりも英語を話すことは英語習得の助けになりません。英語が話せるのは話すからでなく習得した結果です。習得とは多くの表現を使える状態だと思っています。

2012年9月24日 (月曜日)

覚えるだけで英語運用能力は養われるのか

次のネイティブの先生は英語を覚えるなら単語でなく、常に例文やフレーズで、反復練習をして音で覚えろと言っております。私は私は音のストリームで英語を覚えろと提唱しており、大変に納得をしております。単語だけを覚えるのは意味がないと言っております。辞書で学ぶのはもっと意味がありません。

http://www.youtube.com/watch?v=qs5vBuvsYU4&feature=related

しかし、次の方は英語を覚えるだけでは英語運用能力が養われないと大変に批判的です。

http://ameblo.jp/akochans-english/entry-11361754999.html

そしてまず、”物事を簡単でかつ正しい外国語で説明するという練習をする事で基礎力(運用力)を強化できる”と考えております。これはどうみても、覚えるより効果はないと思っています。

来週からその覚える練習を終えた生徒たちが英語運用力を試す実験を開始します。とにかく英語で話してみようと言う事です。そしてそれがうまくいけば日本語の分からないネイティブと英語で話す事件をするものです。

そのために下記にある対話集、100話つまり4,000英文をネイティブのような発音で覚えてもらました。次が対話練習の音声です。

https://dl.dropbox.com/u/31594488/2-36-20120802.mp3

100話の対話練習で、それぞれの対話を1ヶ月くらいかけ反復練習で覚えてもらいました。その4,000英文を1年半かけて、次から次へとネイティブのような音で覚えるだけの学習です。少なくともネイティブのぶっ飛ぶような音でやっていますから、ネイティブの不明瞭と思われるスピードは何の問題ではありません。

英語を話していても、相手の話す英語を聞いて覚えて使えるぐらいの英語力はあります。
来週からその経過も報告します。今年中には後数人くらいがこの運用学習を始めま、そして半年間では更に数人がその実験に加わります。

英語は覚えるだけで、本当に英語運用能力を養う事ができるのでしょうか。

乞う、ご期待を。

2012年9月23日 (日曜日)

基礎となる英語運用能力とは

私は音のストリームで英語を表現をたくさん覚える方法を提唱しております。
次のページではそれに対する批判があります。

http://ameblo.jp/akochans-english/entry-11361754999.html

”大人の学習者がしがちな間違いとはズバリ基礎となる運用能力がないところに無理くり難しい表現などを覚えるというところにもあると思います。”
それではその英語の基礎となる運用力とは何でしょうか。どうすればその運用能力を身に付ける事ができるでしょうか。

”上記の方はある一定以上の運用能力がなかったからだと気がついた今、木下氏が勧めていた、言葉の定義をその言語で表現するという練習も同時に行うことにしました。”

これは日本人の多くが日本語の定義も知らずに多くの日本語を使っている事実を見れば、いかにこの学習方法が的外れかが分かります。

私は英語の基礎運用能力とは普通の英語を聞いて理解でき、そして適切な英語で対話できる事であると考えております。運用能力と言う事であれば、対話ができると言うのが最低の条件です。

そして、できるのであれば、対話をしながら相手の表現をその場で覚えて使う能力がある事です。この学習能力があれば母語である日本語のように英語運用しているだけでメンテナンスもできる事になり、大変に理想的な能力と言えます。

ここでこの能力を身に付けるために最も難しいのが聞いた英語をその場で記憶して覚える能力です。日本人は日本語に関してはそれが十分にできております。

それを英語でやる事は大変に難しい事です。特に一度で聞いて、その表現を覚えて使う能力です。まず、普通の英語を無理なく理解できなくてはなりません。
この英語とは、”本場でビビらないくらいブッ飛んだ速くて不明瞭な”英語をいとも楽に聞いてしまう能力は必須とも言えます。

”だって実際のネイティブの会話って尋常じゃないくらい速いし音が端折られている・・・”と泣き言を言っているようでは、英語の運用能力など語る資格はありません。言語の自然な音を理解してないようですが、ネイティブは音を端折っているのではありません。あれが普通の発音し易い音なのです。

英語運用能力とは普通の英語を普通に話して理解して、そして相手から学習する能力も必要だと思います。

英語(言語)のカンはどう養うのか

以前にスポーツの有名選手が、勘をどう養うかと言う対談がありました。センスだと知識だとかいろいろ議論があったのですが、結局運動選手のカンは経験の記憶から生まれると結論でした。

一般的に有名な選手が記憶力が良く、過去のいろいろな場面とその対応を覚えており、過去の膨大な記憶がカンを醸成していると言うのは過言ではないと思います。

将棋の世界でも勘は非常に大事です。そのような勘はどう作れるのでしょうか。
勘が生まれるのは、簡単に言えば膨大な記憶とその検索にあると思っています。チェスもオセロも、世界チャンピオンが人工知能に負けております。将棋でも人工知能はどんどん強くなっています。

http://www.qualiam.net/story7.html

この中で人工知能はいろいろな局面を記憶して速やかにその判断を下しているだけです。記憶こそのその勘の根源なのです。人工ソフトは機械的に記憶量を増やす事ができるので、人間よりもどんどん強くなるのです。

情報を記憶した時に大事なのはその記憶量とその検索方法です。そして大事な事は「選択的探索」 と言う方法です。すべてを読んでいく 「全幅探索」 に対して、明らかに無駄と思われる手や 見込みの無い手はできるだけ無視をし、指し手を絞って 深く読んでいく探索法です。チェスよりも複雑で難解な将棋の分野では、こちらの 「選択的探索」 が主流を占めてきているのです。

そこで人間の脳の特性です。脳はニューラルネットワークですが、選択においては 「全幅探索」 ではなく、 「選択的探索」 をやっています。デジタルのコンピュータは 「全幅探索」 が得意ですが、脳は 「選択的探索」 をやっています。

リスニングでは聞いた瞬間に英語が理解でいるかどうか判断できます。それが人間の脳が 「全幅探索」 をやっているなら音を聞いてしばらくしてから分かる場合があっても良いはずです。しかし、英語を聞いた瞬間に分かる英語は理解できます。

”もう小学生の頃には正確な言い回しがカンでわかるようになっていました。文法とか細かい法則はむしろわからないし知らない。でも直感でフィーリングで正しいかどうかがわかってしまう。”

上記で直感といっているのは勘であり、その勘が生まれたのは多くの日本語の表現を覚えた結果であり、本能でも遺伝も何でもありません。

すっからかんの英語とは

私は英語の表現を音のストリームで覚える事を提唱しております。次のブログではその批判として覚える方法は効果的でないと主張しております。

http://ameblo.jp/akochans-english/entry-11361754999.html

”大人の学習者がしがちな間違いとはズバリ基礎となる運用能力がないところに無理くり難しい表現などを覚えるというところにもあると思います。”

この批判は力の無い英語初期の段階でビジネス英語など覚える事が問題なのです。たくさんの易しい表現を覚えているなら、英語の難しい表現も問題なく覚える事も、使えこともできます。

別のページでは”基本中の基本!!●とにもかくにも各単語は正確に発音できるレベルにしておきたい。”と言っており、日本の英語教育のクリアな英語を目指すところに一因があります。このように発音が自然でないために難しい表現を覚えるのが大変なのです。
滑稽なのは、運用力を高める練習として次の事をするそうです。

”物事を簡単でかつ正しい外国語で説明するという練習をすることで、今まで実は(練習不足のために)一番不自由だった部分の基礎力(運用力)を強化できると思います。”

基礎力(運用力)を誤解しているようです。この練習は正しい定義を覚えているだけの事です。単語と言うのは、例えば”水”と言う単語を使わないで”水”を説明すると日本人でも理解できないような説明になります。”water”は日本語の水と覚えれば良いだけの事です。

英語ではこうなっています。このような説明ができるネイティブは極僅かです。

Water is a chemical substance with the chemical formula H2O. A water molecule contains one oxygen and two hydrogen atoms connected by covalent bonds. Water is a liquid at ambient conditions, but it often co-exists on Earth with its solid state, ice, and gaseous state (water vapor or steam). Water also exists in a liquid crystal state near hydrophilic surfaces.

私の専攻したマーケティングは英語で定義すると30ワードでも説明できません。そんな定義はマーケティング専攻の学生も覚えておりません。マーケティングの単語と意味が理解できれば十分です。理解すると言う事は思考言語で分かると言う事です。

もっと驚くのは英語の辞書の単語を英語で覚え始めると言うのです。そして”1日1ページ取り組んでもしっかり3ヶ月以上はかかるでしょう。”と言っております。でもこれは他人の英語の定義を覚えているだけの事なのです。辞書の定義が英語の基礎力(運用力)だと思っているのですか。

面白いのは、”もう小学生の頃には正確な言い回しがカンでわかるようになっていました。”と言う事です。ではそのカンはどうやって養ったのでしょうか。日本語の辞書を読んだのでしょうか。多分ほとんど辞書などは見ないでそのカンが生まれた事でしょう。小学生ですから文法もほとんどやっておりません。

そのカンは英語でも非常に大事な事です。そしてそのカンは辞書を読むから生まれるのではなく、たくさんの皆が使う日本の表現を覚えたに過ぎません。自分の言葉だと言いますが、その頃の日本語は100%が誰かが使った言葉のパクリです。

そして音のストリーム・ベース学習を次のように批判もしております。
”確かに”覚えたそれらしき英文”は口から出ます。でもただそれだけのことで自分の言葉という実感が全くない。”
”出来上がった英語の文を覚えるだけの作業で一見できるように取り繕っていただけで実際は中身がすっからかんだったからでしょう。”
このすっからかんの問題の根源は覚える事にあるのでなく、学習者の英語力、簡単言えば知っている英語表現の少なさにあります。

小学生の頃には正確な言い回しがカンで分かったのは、辞書の定義を覚えたからでなく、多くの日本語を表現を覚えただけの事なのです。他には何もやっておりません。

このブログを読んでいるならぜひ次の質問に答えてください。
「その小学生時代の日本語のカンやどう養ったのですか?」

2012年9月22日 (土曜日)

「英語で考える」衝撃の英会話 ビデオⅦ

木下氏が次のような発音の説明をしております。

http://www.youtube.com/watch?v=_fJH2I4LaWE&feature=relmfu

この発音の項では英語を歌で覚えると言うのは木下氏が若い時にやった事ですが、歌と言語は別ですから、歌を歌うのが字発音学習で効果的とは言えません。残念ながら自分では発音は上手いと言いながら、その発音をどうすべきかは何も言っておりません。英語の発音は自然に上達すると言っています。臨界期を過ぎた大人は自然には上達しないでしょう。

発音の本当の重要性を理解していないようです。

木下氏は「英語で考えると」言っていますが、英語で考える事は出来ないでしょう。この英語で考えると言うのは松本亨氏の考えです。もう50年前の英語教育方法です。残念ながらもう松本亨氏の英語学校はありません。古いから悪いのでなく、間違った考えです。
人間の思考は思考言語でやっておりますから英語で考える事などできるはずもありません。

日産のゴーン氏は次の質問にこう答えております。

質問: フランス語、英語、ポルトガル語など何カ国語も操るゴーンさん。考えるときは その国の言葉で考えるんですか。

ゴーン: それはないですね。考えるプロセスは言語とは別の行為だと思います。 思考内容は体、言語は洋服のようなものです。 キャスパー(透明なお化けのキャラクター)は洋服を着ないと人の目に見えないのと 同じで、考えは言語にしないとわからない。 誰かを見ただけではその思考まで見透かせないでしょう。言語は考えを具現化するもの。 私が考えることは英語でもフランス語でも表現できます。

・・・・・・・・・・・・・・・

はっきりと彼は思考と言語を分けております。だから日本語でも理解できない単語や表現があります。このような英語で考えると言う、理解のできない方法を50年も前の教えを受けつぎ、まだ改善もせず、そのままやっているのです。

又、次のような英語学習者の悲痛な叫びがあります。”日向清人先生にお願いです!クリアで明瞭なものと本場でビビらないくらいブッ飛んだ速くて不明瞭なもの両方お願いします!!”

このような日本の英語教育でクリアなモデル音を提供始めたのはNHKや松本亨氏の戦後の英語教育です。そのためにどれほど英語教育を受けても普通の英語がブッ飛んだように速く聞こえます。そしてあのクリアな英語のようにそれぞれの単語に拘る英語学習が増えてしまいました。

これを私がやっているような、自然な英語で教えていれば日本語の英語教育も大きく違ったものと思われます。

2012年9月21日 (金曜日)

言語の習得が先で、話す(応用)のはその後(結果)

英語の学習者や教育者が自分を正当化するために、次のようなずるい言い訳をします。

”そしてその気づきや練習法は人それぞれでそれぞれの人の興味のあることで引き上げて行くのがいいのだなぁとあらためて思った次第です。もちろん、私がこうして書く事が正しいとか、誰のやり方が正しい、ということもないのだと思います。その人がやりたいようにやってなりたいようになったという結果だけが正解なのだと思うのです。”

残念ながら、各自の好きな方法が正解ではありません。世界的に有名な言語学者のクラッシェンは次のビデオで人間の基本的な事は人種や文化や年齢や好き嫌いに影響を受けずに、だれも同じだと言っております。

http://www.youtube.com/watch?v=vh6Hy6El86Q

彼は言語の習得方法は個人の好みに関わらず、基本はまったく同じだと主張しております。彼は英文法で博士号を持ち、アメリカで多くの生徒に英語を教えた結果の結論なのです。

クラッシェンは個人的な好みに違いはあるけど、全員に基本的に同じ方法で学ぶべきだと言うのです。言語習得においては科学的に絶対に正しい方法が存在すると言う考えです。

大事な事はこの中で、クラッシェンは英語を話す事(応用)は言語習得の助けにならないと言っております。英語が話せる(応用)のは英語習得した結果だと言っております。

これも好き嫌いに関わらず、英語の習得が先であり、話す事(応用)はその後であるとはっきりと言っております。

私が英語を話す練習を始める前に4500もの英文を聞いて、覚えるように教えたのは、言語を習得するためだったと思っています。

英語を覚えるべきか、応用すべきか

私は音のストリームで覚えろ、と言う教育をしております。そしてその大きな批判として、次のようなブログの書き込みがあります。

”ほうらやっぱり、使える言語を伸ばす秘訣はいかに正しい言い方を覚え、それを意識して応用させるかに尽きるのではないですかぁ。
これには何となく気がついていたのだ。※やっぱり「ただ覚えるだけ」では事足りないのであろうと思う。”

覚えても、応用しなければどうにもならないと言う意見です。非常にごもっともな意見です。私の音のストリームも来月から、最後のファイナル・ステップで英語の応用を始める予定です。まもなくモニターの方がそのトライアルを始めます。英語だけで話そうと言う試みです。

うまくいけば、日本語を知らないネイティブとの英語対話実験もやるつもりです。

第一号のそのモニターの方は、ロボット工学の院生で過去においても、私のいろいろな実験に協力してくれましたのでこのファイナル・ステップの実験もお願いし、快諾してくれました。
しかし、この彼のこの応用の練習するまでに彼は私と毎週1回のレッスンを2年以上も続けております。そしてそれまでに500の例文で音のストリームを学習して、ESL-LABの100話、4000の英文の対話を覚え、そして明日のレッスンでほぼ完了します。

私がこれ程時間を掛けて覚える練習をするのは、過去に彼が英語で話す練習を私とそしてネイティブとやっているからです。過去のトライでは、話せる事は話すのですが、本人が楽しそうでありません。英語で無理をして話しているようだったからです。これでは学習を続けるのは無理です。

そして、いろいろ教材を探し、いろいろな試みの後、ESL-LABの対話を覚える練習に入りました。いろいろ試しながらのレッスンですからESL-LABの100話、4000の英文の対話を覚えるのに1年半以上を費やしました。

ESL-LABの対話の音声は全てが、”本場でビビらないくらいブッ飛んだ速くて不明瞭なもの”なのです。現在の彼ならどのネイティブがブッ飛んだ速く発音しても十分に聞き取れるでしょう。

ネイティブと対等は難しくとも、専門のロボット工学ならほぼ対等にやってくれるかもしれません。

英語を対話として応用するために、、まず相手の普通の速度の英語の聞き取りが最も難しいものです。”本場でビビらないくらいブッ飛んだ速くて不明瞭なもの”の教材を要求する学習者が、数少ない英語表現を応用するのは10年早いでしょう。

英語が聞き取れなければ、応用もへったくれもないのです。英語を聞く問題を解決せずに、応用を勧めたり、応用しようとする考えは理解に苦しみます。

そして、英語を応用すると言うのは覚えている英語を使う事です。使える表現が少ないとどうしても稚拙な英語表現を繰り返す事になります。これは話している人間が一番良く分かる、苦しい体験です。

私は英語を覚えていれば応用するのは難しい事でなく、楽しい体験だと思っています。私が現在教えている方は全員が大学生、院生、社会人で英語を使える環境にある人が多くいます。そしてその多くの方が英語を必要とした際に覚えた英語が出てきたと感動をブログで報告してくれております。

その最後のステップである英語応用のレッスンは来週から始まります。約2年以上かけて、約4,500近くの英語をほぼネイティブ並に覚えた場合に、どれくらい英語が話せるのかの実験が始まります。

英語のきれいな音、理想の音とは

英語の発音が重要であることを認めます。しかし、英語を話すのが目的なら発音を次のように捉えるのは間違った学習方法です。

”理想では単体の言葉も正しく発音できてその単語が続いた時に音のリンクが発生して全体でも正しいイントネーションを奏でることができるということができてはじめて、私が大好きな美しい英語の音nになると思うからです。これをネイティブ信仰というのであればそうなのかも知れません・・・
でも私は英語のきれいな音が大好きだから。”

英語の音が好きなのか大変に結構な事です。しかしこれは正しいネイティブ信仰でもありません。つまり理想の音のとらえ方が間違っているのです。

この方は、プロフィールでニセモノとホンモノについての疑問の答えを見つけたい願望がずっと消えずにいますと言っております。その意味ではその理想の音はニセモノです。

■映画の英語が速すぎて聞き取れない部分がある。
■英語を話すにも稚拙な表現を使いまわすだけ。聞き取りの力が足りないので生の英語が飛び交うところには出られない。
の理由から、自称全く使えない英語だと認識しています。

上記の深刻な問題は自然な音を捉えていない事から発生しているのです。英語はこの方がビデオで言っているように英語はコミュニケーションのツールにすぎません。順番から言えば、まず自由な対話が先決です。

それでは言語を話す時には本当に理想の発音、使える英語発音とは何でしょうか。

我々が日本語を話す時にきれいな発音をしてやろうと意識する人がいるでしょうか。英語文化圏の人も同じです。通常の会話で英語を話す時に理想の発音しようと思う人は皆無です。会話において理想的な発音は自然な発音であり、理想の発音を意識しない発音です。

日本の英語教材についてくる発音は理想の発音ではありません。あの英語のナレーターも通常の会話では、あのモデル音のような発音はしません。CNNの英語のアナウンサーもあのような発音はしません。

日本人が英語を学習するのであれば、自然な発音こそ理想的な発音です。自然と言うのは映画などで普通に話す英語発音です。映画の会話などでは、誰一人理想の発音など追及しておりません。極自然な普通の発音をしているのです。

先日、クリアで明瞭なものと、本場でビビらないくらいブッ飛んだ速くて不明瞭なものと要求していましたが、理想の音はそのブッ飛んだ速い速度のものに近いものです。その音はそれを知っている人には決して不明瞭な音ではありません。

もし、意識的に単体の言葉も正しく発音を望むとなるともう自然から大きくはずれ、相手に聞かせる英語発音を目指しております。

会話の発音は英語教材のようなクリアな発音は感情が表現しにくく、大変に不自然で聞き辛い発音なのです。自然とはバラつきや揺らぎがあるから自然なのであり、単体の言葉も正しく発音しようと意識するのは、英語学習者として完全に行き過ぎた考えです。

仮にその学習者が十分な英語も話せなとなると完全本末転倒とも言うべきことです。自然な発音で使える英語表現を増やす方が、英語を話すためにはもっともっと重要な事です。

2012年9月19日 (水曜日)

音読でなく、音で覚える事が全ての解決策

私は現在、ロールプレイを主に覚えるアプローチで英語を教えております。そして多くの方の賛同を得ています。

残念ながら、以前に私に音のストリーム・ベースの教えを乞い、音のストリーム・ベースの学習を1ヶ月余で挫折した学習者の方が次のようなコメントを書いております。

音のストリーム・ベースの学習を称賛したブログのページは数十ページあったのですが全部削除され、不思議な事に次の不満いっぱいのページだけが残されております。

下記のページは暴露談ありとなっております。最初に散々私を褒め称え、無料モニターになった応募動機はこれだったのでしょうか。内容はともかく、その暴露と言う言葉の使い方はネット社会の醜悪な部分でしょうか。

http://ameblo.jp/akochans-english/theme-10050347882.html

”でもそもそもロールプレイが上手にできたところで一体だから何??じゃないのでしょうか。(だって所詮自分の言葉じゃない・・・)”

本人はロールプレイを卒業したと言っておりましたが、現在は音読をやっていますから、卒業どころか残念ながら後退してしまったのは事実です。

では、音読したたところで一体だから何?と、突っ込みたくなります。その音読は発音の練習にも、覚える練習にもなりません。それよりも、文字英語の勉強にも、音声英語の英語にもなりません。

所詮自分の言葉じゃないと言うのは、言語は自分で葉を作り出すと誤解しているのでしょうか。言語は暗号を使う訳ですから、皆が使う暗号(表現)を使わなければコミュニケーションができません。日本語でも自分の言葉のように思っている言葉も結局は誰かの”パクリ”に過ぎないのです。

音読は他人の英語を、英語の文字を見て、自己流の発音で読む最悪な勉強方法ともいえるのです。一体、音読の目的は何なのでしょうか。

使っている教材が”即戦力がつくビジネス英会話―基本から応用まで/日向 清人”を使って表現を覚えようと言うのです。これはネットレビューでも覚えるの苦痛だからやるなと言う教材なのです。

これではロールプレイさえもできない英語学習ではないでしょうか。英語を話すためにはせめてロールプレイができなければ、本番では話す事は無理な事です。

私は英語を覚えるために普通に使われる英語表現から教えております。それは発音し易いし、覚え易し、日常的に使われる表現から覚えます。何よりも、非常に汎用性が高いからです。

・ビジネスの世界で使う自然な表現のセンス
・こねくり回さずに短い言葉でズバッと言える精錬された表現
・交渉の時などに活かせる、英語的でかつ建設的な文章の組立方
・時々は「お?」という切り返しをしたい
・正確な英語の語感

英語を使おうとすると上記のような気持ちが起きるものですが、多くの英語表現を自然な音で覚える事により全てが解決します。覚えるためにはロールプレイは大変に有効です。
多くの方と練習ができ、そして達成感があり、回を進めるにつけ、英語レベルや発音やリスニング能力、記憶等の英語総合力の向上を実感できるからです。録音してフィードバックを得た学習が可能です。モチベーションの維持が可能なのです。

対話集をある程度期間を掛けて学ぶと忘れない、つまり中期記憶から長期記憶に定着します。するとその記憶が更に次のリスニングや記憶や発音の手助けをしてくれます。
短い言葉でズバッと言える精錬された表現と言うのは、そのような絶対的な英語表現が存在するのではなく、多くの表現の蓄積により、脳が自分で知っている表現で最も的確な表現として選択してくれるのです。

言語には無駄な表現などはありません。それぞれが必要な表現なのです。そして英語で表現しようと思うと、記憶にある英語表現数が少ないと、出てこなかったり、冗長な表現となってしまいます。

多くの選択肢があると、その時に短い言葉でズバッと言える精錬された表現が多くの選択肢の中から選ばれてきます。英語の本などでは紹介されているコンパクトな表現はその少ない例に過ぎないのです。

2012年9月18日 (火曜日)

ブッ飛ぶ程の機関銃英語

”機関銃英語が聴き取れる”と言う英語本があります。そしてその”リスニングの鍵はシラブルとビート”だと言います。それは大きな間違いです。

http://www.sanshusha.co.jp/np/details.do?goods_id=3314

またある英語学習者は著者に次のような懇願をしております。

”日向清人先生にお願いです!クリアで明瞭なものと本場でビビらないくらいブッ飛んだ速くて不明瞭なもの両方お願いします!!”

この2つの大きな誤りはネイティブの英語音には機関銃のような速さで多くの音(音素)が飛び出しいると誤解している事です。

言語音は機関銃のようにたくさんの基本の音(弾)が並んでおりません。英語(言語)の音声は1発の弾の弾道のようなものです。クリアーな発音とはその弾道が遅い事もありますが、ところどころを強調しております。機関銃のように聞こえるのは弾道が速いだけでなく、所々の音の強調が少ないのです。

会話音では、所々の音の強調が少なくなるのは、モデル音のような話し方は発音がし難く面倒で、発音教材でくらいしかできない事です。発音が遅くても速くても、言語音はつながっているのです。

野球の投手が投げる球が時速90Kmでも150Kmでも、弾道のように連続的である事は変わりありません。150Kmの球を打てる打者はそれ以下の速度なら全部打てるかと言えばそれは別の話です。速い方が打ち難いのですが、それぞれの球速、球種の球を打つ練習が必要です。

英語でも”本場でビビらないくらいブッ飛んだ速い”英語を聞き取れてもそれよりも遅い英語が聞きとれる保証はありません。

人間はその弾道のような音をどう認識するかと言えば、その弾道の所々の音の特徴を自分の記憶にある音と照合しているのです。その連続的な音と照合すべき音の特徴を覚えなくては聞き取れません。そうすればどのような音声でも、訛りがあっても聞き取れます。
逆に言えば発音とはその連続的な音の中にどう共通の音の特徴を埋め込むかと言う事になります。

日本語で”掘った芋は穿るな。”と言う音声が英語文化圏の人には”What time is it now?”に聞こえるのは所々の音の特徴を照合しているに過ぎないからなのです。弾道が似ているからです。

その弾道のような英語の音を認識するためにはブッ飛んだ速くて不明瞭な音を聞いたから解決するものでありません。いろいろな話者の音を聞いてその弾道の共通の特徴を覚えるしかありません。

もっとも良い学習方法は著者に懇願する事でなく、自分で録音して作ってみる事です。遅くしたり、速くしたり、リズムを強調したり、いろいろな音を作る事ができます。そして会話や映画やロールプレイ等でいろいろな英語の音を聞く事です。これにより、いろいろな音の流れの共通な特徴を覚える事ができます。

母語の場合には最初からいろいろな音を聞いて習得しますから、自分で作らずにいろいろな音に対応できます。理想的な学習とも言えます。

2012年9月17日 (月曜日)

問題を解決しなければ永遠に英語学習難民

ある学習者のプロフィールにはこうなっています。このような事実を読むと、英語を教える者としては大変に胸が痛みます。

英語学習は28歳のとき独学で始めました。以降20年近く英語学習難民として彷徨ってきました。始めた頃よりは英語がわかるようになっているもののニセモノとホンモノについての疑問の答えを見つけたい願望がずっと消えずにいます。

驚きは、その学習者の方がその後に、次のようなブログを書いております。

でも今回の場合は以下の点にポイントを絞って弱点を強化することにしました。

・ビジネスの世界で使う自然な表現のセンス
・こねくり回さずに短い言葉でズバッと言える精錬された表現
・交渉の時などに活かせる、英語的でかつ建設的な文章の組立方
・正確な英語の語感

だから今の段階で例えば映画で英語の語感を伸ばすという方法よりはビジネスで使う英語から派生させたほうがよいかなと考えました。

昨日ブログに書かせていただいた日向清人さんの2004年の(大変に評判がよかったらしい)NHKビジネス英会話のテキストをもとに作られたというこの本を使わせていただくことにしました。

即戦力がつくビジネス英会話―基本から応用まで/日向 清人

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この方は過去に何年か日向清人さんのNHKビジネス英語を学んでいたと書いてありますから、ある意味ではかなりのビジネスに使える英語表現に出会っているはずです。NHKの路線ですから、基本的な教え方としては日向清人氏と杉田氏で大きな違いありません。

どう考えても杉田氏がニセモノで日向氏がホンモノではないでしょう。ホンモノを探したいと言いながら、何がホンモノかその判断もできないのです。

英語教材で大事なことは、ある教材で失敗したらその理由を探す事です。もし、NHKの杉田氏の教材で話せるようにならなければ、何が問題であったかを探す事です。

NHKの杉田氏の教材が良くないとすれば、同じ種類の日向氏の教材が解決する可能はほとんどありません。中に何があるかのコンテンツの問題でなく、どう学習するかアプローチつまり学習方法の問題であるからです。

ではこの方の何が問題だったのでしょうか。上記書いてる精錬された表現、精錬された表現、建設的な文章の組立方、英語の語感を良くするためにどうするかを考えるべきです。杉田氏の教材がなぜ悪かったかを考えるべきです。それが正しい判断ができていれば、同じ種類の教材を再度選ぶ愚には至らなかったと思うのです。

多くの生徒を教えた、私が見たところでは英語を覚えていない事が大きな問題であると思っています。すると杉田氏の教材でも、日向市の教材でも昨日のネットレビューにあったように、それを覚えるためにはかなりの苦痛に耐える必要があります。20年も英語難民でいた方がその苦痛に耐えらる可能性はゼロと言って良いでしょう。

母語の習得はいかなる言語でも成功率は100%です。その理由はクラッシェンの言うanxietyつまり不安や苦痛が無い学習をしているからです。つまり20年間の英語学習難民でもできる方法なのです。

多くの英語学習難民の方は英語学習の教材の問題点、そして自分の基本的な問題を調べておりません。そして弱点を克服しようと、どんどん教材を試して、彷徨うのです。根本的な問題を解決していないのですから、これからも英語学習の難民で彷徨うことになります。

我々のような英語教材屋はこのような方のお蔭で飯が食えているのですから、あまり批判的に書くべきでないかも知れません。

2012年9月16日 (日曜日)

苦痛なのでやめた方がいい

上記は次の本に関するネットレビューの一部です。

即戦力がつくビジネス英会話(日向 清人著)
出版社/著者からの内容紹介

本書は、日向清人先生を講師として2004年4月から9月にかけて放送された NHKラジオ「ビジネス英会話」の番組用テキストを基に構成しています。ブログ「ビジネス英語雑記帳」などでも知られる日向清人先生が、その知識と経験をあますことなく注ぎ込んで書かれたビジネス英会話の基本書(CD2枚付)です。

全体は「基礎編」「実践編」合わせて6章、全52レッスンからなり、「基礎編」では業種を問わず必須のコミュニケーションスキルを、「実践編」では会議・交渉・プレゼンに関わる言い回しを学びます。興味あるレッスン、どこからでも取り組んでいただけます。

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次がこの本に関する読者のネット・レビューの全体です。総合的には誉めているのかもしれません。

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私は日本で一番この本を使い込んだんじゃないか、という自負があるくらいこの本で勉強させてもらいました。ダイアログ、例文はほぼすべて暗記しています。

ということで僭越ながら、レビューというよりはこの本を買おうとしている方へのアドバイスをお送りさせて頂きます。この本の内容は多くの他のレビューにもある通り、非常に実践的で役に立ちます。私の場合、話すだけでなく英語を書くことがけっこうあるのですが、それに抜群の効果がありました。今、私が仕事で話し、書く英語のかなりの部分はこの本出てくる表現が若干形を変えたもの、もしくはまるまるそのままです。

しかし、正直に言ってこの本で英語を勉強している時間はものすごく苦痛でした。
仕事上、英語で切羽詰まっており、とにかくやばい、という状況の中でしたので何とかやりきることができましたが、もう本当にそれはそれは莫大な時間とエネルギーを費やしました。趣味とか片手間、もしくは仕事で英語を使っていてもとりあえず何とかなっているという状況だったら絶対に途中で投げ出して、結局ほとんど何も残らないということになっていたと思います。

これを覚えれば必ず役に立つとわかっていても、ひたすら複雑な表現を暗記するというのはかなりきつかったです。

私の使い方は間違ってるかもしれません。でもこの本に出てくるハイレベルな表現はうろ覚えではいざという時に口から出てこず使い物になりません。結局丸暗記するしかなかったんです。普通の日本人の方は多分そうだと思います。

そういう本です。それだけの時間とエネルギーを費やせる方にはこれ以上の本はありません。趣味で英語を勉強されてる方、苦痛なのでやめた方がいいと思います。
あまり切羽詰まっていない方、意志の弱い方も中途半端で時間の無駄になってしまうのでやめた方がいいと思います。

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このレビューはかなり本質的な事を言っているのかも知れません。内容は良いが実際に覚えるのは非常に苦痛だと言う事です。

ここに英語教材の難しさがあります。英語教材で必要な表現を網羅すればそれが事足りるかと言えば、絶対に十分でないのです。

英語学習で最も大事な事はどうやって楽しく英語を習得するか、苦痛なく英語を学ぶかと言うところにあります。それを学習方法を教えずに、多くのビジネス英語で多くの表現を教えようとするところに問題があるのです。

必要な表現を網羅するなら規模の大きな辞書はもうそれをやっております。極端な事を言えばネットで検索すれば覚えるべき表現など簡単に無料で入手できる時代です。

大事な事はどうやってそれを苦痛なく覚えるかと言う事です。その意味で、あまり切羽詰まっていない方、意志の弱い方に勧められない学習教材は良い教材と言う事はできません。
このレビューワーの方でさえも、莫大な時間とエネルギーを費やしまし、苦痛を感じて学習していたのですから、意欲ある方にもかなり危ない教材なのです。

脳科学者の茂木氏に言わせると脳は快楽主義ですから、苦痛を感じながらの学習は非効率的です。

言語学者のクラッシェンの理想的な言語習得は不安を極力ゼロにしろと言う学習理論からは、程遠い教材と言えるのです。

2012年9月13日 (木曜日)

日向清人氏の英語教育の矛盾

日向清人氏はネットで英語教育に関する多くの発言をされております。もちろん英語教育もされております。彼はNHKの英語教育を批判しておりますから、私が彼の英語教育の矛盾を指摘させてもらいます。

日向清人氏は単語とか文法とか表現集をネットで公開しております。そして英語習得には最低でも360時間かかると言うような事を発言されております。

そしてまず”基礎単語から押さえよう”と言っております。多分、その次に文法を覚え、表現を覚えろと言うのでしょう。そんな事をしていたら絶対に”ひとまずコミュニケーションをこなせるレベルの英語ができるようになるには 最短でも380時間はかかります”と言うのはありえない事になります。

彼の文法の解説を見れば、かなり博識のようで詳細で具体的な説明があります。これだけで380時間が必要でしょう。

私が矛盾と言っているのは日向清人氏の英語教育には基本的な考えがないと言う事です。自分の言っている知識を自分流にまとめ、それを本にして販売しております。本にして売るのは構わないのですが、いくら本にしても英語教育する場合の基本的な考えが必要です。

私は言語は表現の集まりであり、基本となるのはその集まりの音の流れであると言っております。もちろんそのような私が文法書や単語集を売ることはできません。

驚く事に日向清人氏は表現集を勧めておりますが、この表現集と単語や文法の関係はどうなのでしょうか。語彙と文法が言語の基本なら明らかに表現を覚えるのは矛盾です。単語を文法で組み立てればどんな表現も可能だからです。

彼は”必修208パターンを理屈で覚える”と言う本を出しておりますが、英語のパターンは本当に208に分類できるのでしょうか。

私も実は英語のパターンを覚えろと言っていますが、そのパターンがいくつあるかは言っておりません。パターンで認識しており、パターンで学習するのは確かですが、それは脳のニューラルネットワークがアナログ・データの処理をしているだけであって、明確なパターンを区分したり、定義したり、説明できません。

我々は人を顔を識別できます。これもニューラルネットワークのパターン認識です。間違いなくパターン認識ですが、だからと言って顔をいくつかのパターンに分ける事できません。見た瞬間に顔が分かるのですが、そのためには多くの顔を見て覚えるしかありません。
仮に顔を208のパターンに分ける事も不可能ですし、その定義や説明も不可能です。

英語の表現の覚え方もパターンであることは間違いありませんが、多くの英語を覚え、脳が習得する事待つだけで、恣意的に分類などできないのです。

2012年9月12日 (水曜日)

英会話はじめました

以前に次のようなコンタクトの方を紹介しました。

http://ameblo.jp/sakuraikeizo/entry-11344001917.html

そして説明も終わり、ブログを公開してくれました。

http://123minmin123.seesaa.net/

2012年09月11日

英会話はじめました:

受験以降、英会話を習得したくて2度ほどトライしたものの、挫折しました。
リスニングと会話(発話)のコツが分からず、なかなか身に付かなかったことが原因でした。

再習得にあたり、世間に溢れる教材、教室をやみくもに調べましたがまったく決め手に欠け、途方に暮れていましたところに桜井恵三さんの〈最適性理論による英会話学習〉に出会いました。

非常に画期的なプログラムですし、なによりたいへん良心的です。
これが英会話学習の最後のチャンスと決め、自分のペースでしっかり学んでいこうと思っております。

次回より、講座の感想を綴ります。

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この方はパソコンも新しい物に買い替え、本格的に始動します。良い評価を得ましたので、引き続き良い結果がでるようなレッスンを進めたいと思っています。

15日から最初のレッスンが始まりますが、順調な説明が終わり大きな期待を持っておりますから、楽しみにしていてください。

2012年9月11日 (火曜日)

さらば発音記号

次のようなメルマガがあります。

> 英語初心者なので発音に困っています!発音記号とかみて
> 話せるように特訓していますけど、なかなか難しいですね。
> どうすればちゃんと発音できますか?

発音に苦労する人は、辞書で発音記号を調べる「愚行」にでる。しかし大半の人は、発音記号をうまく発音できないジレンマに陥る。当たり前である。発音記号は、発音できる人のための記号なのだ! w(゚o゚)w

だいたい、発音記号を調べたからといってどうするのか?発音記号どおりに言えてると思い込むのは危険すぎる。単なるあなたの思い込みかもしれないからだ。実際は全然発音なのかもしれない・・・。

だから発音記号調べて話すなんて回りくどいことしないでいい。英単語の発音そのまま聞けばいいのだ。今はネットで十分調べられる。おすすめはグーグル翻訳だ。

音声も出てくる。http://translate.google.co.jp/
英単語レベルならexcite辞書でもいい。英単語の詳しい解説も出てくる。
http://www.excite.co.jp/dictionary/

無料でできるツールがたくさんあるのだ。発音記号なんて調べる手間があれば、実際に聞いてみることが一番である。発音を確認できたら、英文を暗唱する作業に入ろう。

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私もこの考えには大賛成です。言語音は音のストリームですから、記号や文字で表現できません。

記号や文字で表現できない事は事実ですが、覚える場合に音で覚えた方が楽なのです。それは脳の記憶の仕組みは文字や数字の並びを覚えるのは大変です。電話番号の10ケタの番号を覚えるのはかなり大変です。しかし、歌ならかなり長い歌でも比較的楽に覚えられます。

そして何よりもリスニングはその音を聞く訳ですから、その連続する変化する音で覚えてなければリスニングはできません。

2012年9月10日 (月曜日)

英語通じた!喜びが第一歩 学習法、学校が工夫

電子日経で次のようなニュースがあります。

豪州の子とネット電話 外国人学校と交流
2012/3/16付 情報元 電子日本経済新聞 

国際社会で使える英語を身につけさせようと、学校が工夫を凝らしている。インターネットを使った映像付きの電話や近隣のインターナショナルスクールとの交流など様々。「英語を使ってコミュニケーションできる喜び」を感じることが、語学学習の第一歩と捉える取り組みは今後、広がっていきそうだ。…

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これはネット社会らしいニュースですが、この英語が会話でなく、一言二言であるなら大変に時間の無駄です。スカイプが無料だとは言え、双方の時間の無駄です。

江戸時代ならまだしも、どんな言語でもそれらしく話せば通じるものです。それを感じるためにわざわざ外国の学校とやりとりするなら意味の無い事です。

しかし、かなりの会話ができたとするとそれは快挙です。少なくとも1,000近くの英語表現を知らないと会話を続ける事ができません。そのために英語を学ぶのなら意味があると思います。

その学習の準備もしないで外国の人と話そうとするのはその興味は理解できますが、言語学習ではありません。もちろんこれが異文化交流でもありません。単なる瞬時の好奇心でしかありません。その好奇心をどう継続させるかが非常に難しいのです。

言語習得の目的は意志の疎通であり、一言二言の対話をする事でありません。相手が何を言うか分かりませんから、その範囲で話そうとするとかなりの準備期間が必要になります。外国人と話すのはそれからだと思います。

2012年9月 9日 (日曜日)

ファイナル・ステップ(サードステップ)の準備

英語教育で初級とか中級に分けて教えるのはかなり不合理です。日本語には初級用や中級用の日本語はありません。易しい表現と難しい表現があるくらいです。初級英語と中級英語の違いも易しいか多少難しいかの違いです。中級英語を学んでいる方は初級に関してはネイティブ並に近いように発音できるかと言えば、そうではありません。

初級と中級とか言うのは教える方の都合で、どんどん教えるためにそのクラスを勝手に作っているだけです。母語の言語習得は決して初級から中級へと進んでいきません。必要な表現をどんどん覚えるだけの事です。

私は英語をある程度話せるかどうかの区分が必要であると思っています。英語をある程度話せる人は英語を話したり、映画を見るだけでどんどん表現が増えていきます。英語の運用が即英語学習になっており、日本人の日本語も同じように使う事により学習しております。

私は英語を話すまでのプロセスとして3つのステップに分けております。現在、ファースト・ステップで音のストリームの学習、そしてセカンド・ステップで対話練習で多くの表現を覚えます、そしていよいよ最後のステップとして英語を話すファイナル・ステップ(サードステップ)のトライアルを始めます。

ある程度の表現が使えると英語が話せるようになります。しかし、使える表現はいつでも不足気味ですから、継続的な学習が必要です。

現在、ファースト・ステップとセカンド・ステップを終えると約4,500英文を覚える事になります。海外旅行に使う英語であれば数千の英語表現であれば十分です。しかし、ある程度豊富な話題と言う事になる、かなりの表現数が必要です。

現在、セカンド・ステップをほぼ終わりかけているモニター、つまり4,500英文を覚えて方にお願いする予定です。今月の末には最初の方が始められるように準備をしております。

このファイナル・ステップでは最初から最後まで英語で話します。ただし日本人同士ですからどうしても表現できない時は日本語で逃げる事も可能であり、日本語の分からない外人と話すよりは、かなり楽になります。

4,500くらの英語を知っていれば英語で話すのはそれほど苦労がないのではないかと思っています。

2012年9月 7日 (金曜日)

ステップメールの導入準備

新しいサイトでは音のストリーム・ベースに関心ある人、そして実践している人にステップメールを出すためにメーリングリストを準備しています。現在は教材の購入者と資料請求者のリストを作っております。

次のサイトでは支払はペイパルだけにするため、メールでも販売活動ができます。メールに決済のリンクがつけられるため、サイトに行く必要がありません。

ウエブマネーは販売しているサイトにしか決済ができません。しかし、ペイパルはペイパルに一度飛ばしてから決済をします。実際には簡単な仕組みになっており、インテグレーターが加工しやすい仕組みになっております。

そのためにペイパルを扱うソフトが多くあり、選択に迷うのも事実です。

もちろん、売り込むだけでなく、まったく何も買わなくてもいろいろな事ができます。無料の対訳ファイルをダウンロードして自分で練習ができるし、対話練習の広場に登録して他の学習者の人との練習もできます。

フェイスブックページでいろいろな情報を読む事もできます。

そのために、メーリングリストを作り、単に音のストリームに興味のある人から、教材を購入した人、あるいは独学で勉強する人も取り込んでいきたいと思っています。

2012年9月 6日 (木曜日)

音のストリームのサイトの改訂

いよいよサイトの改訂を開始しました。昨日見積もりをとり、発注しました。見かけ上はあまり大きな変化がありませんが、売れる商品を絞り、決済もペイパルに絞り、そしてステップメールを使い、フォローを大幅に改善する予定です。

売りべきものが明確でなかったので、フォローができておりませんでした。しかし、これから狙いを定めて、フォローをしていきます。

大きく変わったのは多くの人に参加してもらうサイトにする事です。特に英語対話練習の広場では全て無料で参加できます。私にとっては何も金をもらわなくても私のサイトで勉強してもらう事が私にとってメリットとなります。

私は現在多くの方にスカイプで教えております。そして多くのレッスンの対話音声を公開しており、大変に人気にあるコンテンツです。

私のプロフィールより人気があります。それならもっと多くの人を集めて、その学習者間の交流を促進しようとの考えです。

そのために多くのメーリングリスト作り、売り込みをするだけでなく、英語対話練習の広場への参加も働きかけていきます。

将来的にはその環境の使用に関して料金がもらえないかを模索しているところです。現在のような英語教材でCDを販売するとか、またはサーバーを相手にする学習と言うのは効果的であろ、りません。

では、どうすれば効果的に英語学習が可能と考えると、やはり言語習得は学習者間の交流をどう生かすかと言うことになると思うからです。すると学校形式よりはネット学習の方がより効果的な事ができると思っています。

2012年9月 5日 (水曜日)

CDなんて聞くのがめんどくさい

つぎのようなメルマガをもらいました。

先日、以下のご相談をいただいた。紹介しよう。

> 悩みどころは、英語の発音です。たとえばネイティブのような
> 話し方がなかなかできない、RとLの違いがよくわからない。
> 発音対策について教えて下さい。

初心者は発音はあまり気にすることはない。発音力は後で修正できる。
初心者は、まずは読みカナをたくさん覚えることを基本としていただきたい。
ただ、発音については実際にはCDを聞いてカナを振るのが一番だ。

僕はフランス語会話を一か勉強しているが、発音もイントネーションも全くわからなかった。
わからないというか、調べようともしなかった。とにかく参考書のカナだけ覚えていた。しかし実際にCDを聞いたとき、参考書のカナと発音が全然違うことに気付いたのだ。
だから最初だけはCDを聞いて、カナふりをしていこう。

あとはCDを聞かずにカナを覚えればいい。なぜCDを聞かないでよいのか?
CDを聞く作業は「非効率」だからだ。CDを動かすだけでも「たるい」。テキストとCDと英文を探すだけでもたるい。そういう作業をやっても会話力があがるわけじゃないのだ。

会話力が伸びるのは「会話を覚えた作業をしたとき」だけだ。その他の時間はムダな時間である。何もやっていない時間なのである。

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CDなんて聞くのがめんどくさいと言うのはCDのプレヤーの操作が面倒なのか、それとも音を聞くのが面倒なのかです。CDのプレヤーの操作が面倒であるならICレコーダーやスマートフォン等にすれば操作も楽になり、携帯性も向上します。

音を聞くのが面倒であるあるならこれは大問題です。上記のようにカナを振るのは最悪です。言語音は日本語でも英語でも連続的に変化する音のストリームであり、文字や記号で表記できません。なるべく聞いた音を忠実に再現する事です。

発音が不自然になり、覚えるも大変で、言語習得を非常に難しくします。
音を聞いて学ぶ方法が最も効果的です。言語を文字や本を見て勉強するのが問題なのです。

母語の場合は英語も日本語もどんな言語も音だけで学習します。文字が読めなくても音声だけで勉強できるし、文字を使わない方が学習が楽なのです。

2012年9月 4日 (火曜日)

“北斗の拳”で英会話を学ぶ方法???????

次のようなメルマガをもらいました。

ちょっと面白い本を見つけましたのでご紹介したいと思います。こちらです。
http://amzn.to/Rz07Pp
なんと、あの“北斗の拳”の登場人物たちが勢ぞろい。彼らの有名なセリフが、英語で学べるんです(笑)
有名どころですが、こんなセリフが英訳されています(笑)

■ケンシロウ :「おまえは もう死んでいる!」
「おれの墓標に名はいらぬ!!死すならば戦いの荒野で!!」

■ラオウ:「回復を計る稽古台にもならぬわ!!」「わが生涯に一片の悔いなし!!」

■シン :「力こそが正義 いい時代になったものだ」 「おれさまを見下したようなセリフははかせん!!」

■サウザー :「敵はすべて下郎!!」 「ひ・・・退かぬ!!媚びぬ!!省みぬ!! 帝王に逃走はないのだー!!」

■ユダ :「そう おれはこの世でだれよりも強く・・・そして美しい!!」 「う・・・生まれて初めて他人を美しいと!!」

■雲のジュウザ :「雲ゆえの 気まぐれよ」 「おれは雲! おれはおれの意志で動く」

■ジャギ :「おいおまえ!おれの名をいってみろ!!」「今は悪魔がほほえむ時代なんだ!!」

■ユリア :「本当に・・本当に平和で・・ 夢のように幸せでした・・・」■マミヤ:「さあ みんな 戦いの準備よ!!」

■ハート様:「いてえよ~!いてえよ~!」

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これらの日本語表現を英語で覚えるナンセンスは何かと言えば、上記の表現を何故使うかと言うことです。「わが生涯に一片の悔いなし!!」の表現はその音の並びが良いから使う訳ですが、英語でも”一片の”を入れる必要があります。英語なら。「わが生涯に悔いなし」の方がずっと言い易いのです。

しかし、私は通訳をしているから分かりますが、話者の言った言葉のそれぞれを訳す必要があります。それが通訳や翻訳の役割です。するとその訳は冗長になり、言い難い英語となります。

歌の歌詞などは英語を日本語に訳すと大変になりますから、日本語で英語の意味をくみ取り、日本語的な歌詞をつくっております。言葉の訳と言うのはそれほど大変です。

日本語の意味を重視する訳は英語ではあまり良い響きになりません。そのような英語は通訳英語であり、あまり覚えたり、使ったりするのは勧めません。

日本語をベースにした“北斗の拳”の英語はそのような英語ばかりなのです。漫画を読みながら英語勉強するのも無理があります。

2012年9月 3日 (月曜日)

チョムスキーの生成文法の誤り

チョムスキーはネットの百科事典では次のように説明されております。

チョムスキーの提唱する生成文法とは全ての人間の言語に普遍的な特性があるという仮説をもとにした言語学の一派である。その普遍的特性は人間が持って生まれた、すなわち生得的な、そして生物学的な特徴であるとする言語生得説を唱え、言語を人間の生物学的な器官と捉えた。初期の理論である変形生成文法に用いた演繹的な方法論により、チョムスキー以前の言語学に比べて飛躍的に言語研究の質と精密さを高めた。

一方で、生成文法の徹底した演繹的な手法や言語の自律性を強調する点に関して、いくつかの立場から批判がなされている。たとえば、認知言語学は言語を人間の認知体系から自律させて考えることに批判的な立場であり、人間の脳内に自律的に言語を司るモジュールが存在するとする生成文法の仮説を批判している。

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人間が生得的に持つとなればDNAが関連してきます。残念ながらDNAは膨大な情報を持っていますが、その生得文法を蓄積している証拠はありません。そのような文法的な情報を生物が遺伝的に引き継ぐ事ができないのです。

人間の脳は生まれた時にはまったく何もない状態と言って良いのです。しかし、チョムスキーは人間が短時間に言語習得できる能力の説明ができなかったのです。

しかし、脳のニューラルネットワークの強化学習の仕組みが分かれば生成文法を持ち出す必要はありません。脳のニューラルネットワークはパターン学習です。一つずつ学習していくのです。まず単語一つから短い表現を覚えます。そしてどんどん長い表現を覚えていきます。

脳はその情報が増えるとパターン認識、パターン学習ですから、記憶が増えるにつれ、認識度も高まり、覚えも良くなります。これが人間の子供が言語を加速度的に学習するメカニズムです。

チョムスキーの生成文法がなくても短期間で学習する事は可能です。チョムスキーの生成文法は誤りである事が分かると思います。

2012年9月 2日 (日曜日)

40才過ぎの方のモニター応募

桜井先生、はじめまして。

サイトを拝見し、ぜひモニター応募させて頂きたくご連絡申し上げました。

応募動機:過去に英語文法や英会話の教室に通うも挫折し、特に苦手なリスニングを克服できず、もう英語とは縁の無い生活を送るだろうと思っておりましたが、最近ライフワークとしたい趣味ができ、そこで知り合った先生がアイルランドの方でした。

その先生は日本語は少々お話しされますが、深い話まではできません。幅広い知識を得るためには英語での会話が必須です。私はまず、その先生との会話を目標に再度英語を学ぼうと決心しました。また毎回海外旅行でツアー参加をしている高齢の母を、個人旅行に連れ親孝行したいという希望があります。

私は現在、40才を過ぎてますので、暗記力には自信がありませんが最後のチャンスと思い真剣に取り組みたいと思っております。

モチベーションを保つため、ブログ公開も喜んで行います。何卒宜しくお願い申し上げます。

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多くの方を教えておりますが、12才くらいの臨界期を過ぎると年齢は大きな問題ではありません。音感に関しては違いはありますが、しかしそれは年齢に起因するものでありません。

後はどれだけ英語の学習に興味と関心を持って継続させるかと言うことになります。

海外旅行をしたいと言う願望は大きな英語習得の目的となると思います。

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