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2012年2月29日 (水曜日)

人間は文型で判断していない

人間が英語理解している場合に文型で理解している訳でありません。

例えば、Time flies like an arrow.(光陰矢の如し)という文字列は以下のように様々に解釈できます。

1.典型的には、比喩として、「時間が矢のように素早く過ぎる」と解釈する。

2.「空を飛ぶ昆虫の速度を矢の速度を測るように測定せよ」つまり (You should) time flies as you would (time) an arrow. と解釈する。

3.「矢が空を飛ぶ昆虫の速度を測るように、あなたが空を飛ぶ昆虫の速度を測定せよ」つまり Time flies in the same way that an arrow would (time them). と解釈する。

4.「矢のように空を飛ぶ昆虫の速度を測定せよ」つまり Time those flies that are like arrows と解釈する。

5.「"time-flies"(時バエ)という種類の昆虫は1つの矢を好む」この解釈には集合的な解釈と個別的解釈がありうる。

6.「TIMEという雑誌は、投げると直線的な軌跡を描く」

文法的な文型で考えるならどの訳も正解です。これは網羅的に訳すものでコンピュータはこのような可能性を探す事できます。

日本語では音の数が少なく更に複雑で「にわにはにわにわとりがいる」は一定の制限を加えてどんなに絞り込んでも100個ぐらいの語の配列パターンができてしまうのです。それは、「にわ」だけでも「庭」「二羽」「丹羽」「二話」「二把」等複数の語が該当するからです。

ではこのような日本語は言語として不利かと言えば、そのような事はありません。

我々日本人が「にわにはにわにわとりがいる」と聞いた時に直観的に「庭には二羽ニワトリが居る。」と解釈しているからです。

人間の脳は可能性を全部洗い出しません。過去の知識や経験からその意味を先回りしながら判断しております。

その先回りができると言うのは多くの用例を知っているからです。自分の知っている記憶を使い判断しております。知らなければ文型から全部の可能性を判断せざるを得ないのです。文型を使った言語の理解はこのような弱点があります。

Time flies like an arrow.(光陰矢の如し)と覚えてしまえば他の5つの可能性を探す必要がありません。知らなければ他の5の可能性と言わなくても、いくつかの可能性を調べるとかなりの時間がかかります。

人間の脳であるニューラルネットワークは多くのデータから直観的に妥当な情報を検索するのが上手であり、横幅優先の網羅型のコンピュータではできない検索です。直観的ですから、検索ミスは大変に多く、英語のリスニングが難しいのは、直観的な深度優先検索の脳の特性です。

人の顔を見てその人がだれか判断するのは、最先端の現代のコンピュータのハードやソフトを駆使しても、人間が識別するような高いレベルの判定はできません。

2012年2月28日 (火曜日)

パターン・プラクティス

数十年前に一世を風靡した、学習方法がパターン・プラクティスです。私自身もやったことがあります。

パターンごとに言い換えて練習をする学習です。特に文型を身につけるために行われることが多く、語学においては基本的な学習法ではあります。

多くの人が中学の英文法の授業で経験していると思われるが、たとえば助動詞だったら、will, can, may, mustなどの各パターンごとに、疑問文にしたり、否定文にしたり、主語や動詞を換えてみたりして、何通りにも言い換えて練習します。

また、場面や目的ごとの表現練習をパターンプラクティスと呼ぶこともあります。たとえば、「感謝の気持ちを表わす」目的で使われる表現のパターンを何通りも言い換えて練習します。これはスピーキングの基礎練習で用いられます。

パターンプラクティスは、自分で英文を作る能動的な学習なので、一定の学習事項を確実に身につけることができます。基礎力をしっかり身につけるのに適しています。

しかし、現在ではやや単調な学習で継続が難しいので、文法事項を学ぶなどのある定められた範囲において採用される練習法だとされています。際限なくやり続けるタイプの学習法ではないのです。

私が音のストリームで教えている方法もパターン学習と言えるものです。しかし、同じパターンでも文法や構造的なパターンではなく、音の流れのパターンです。

言語音を連続的な音の変化として捉え、その音の変化のパターンを学習します。脳のニューラルネットワークは言語を文型で覚えているのではなく、音の流れとして覚えております。文字の無い時代の人類はその音の流れを記憶して言語や文化を継承してきました。

音のストリームの学習ではパターンを想定して、そのパターンに合わせた学習をするのでなく、多くの用例を自然な音で学習していきます。

一番大事な事は自然な言語の用例を覚える事により、その音のパターンを習得してもらいます。昔の文型タイプのパターンプラクティスは形のパターンであったため、その文型の中にいろいろ入れて練習するのものです。

使う使わないは別にして、文型で置き換える事ができる単語をどんどん入れていきます。そのため練習が単調になり、現実みのない表現が増えます。

音のストリーム・ベースでは音のパターンとは言うもののそれは脳が認識するものであり、用例を覚えた結果習得できるものです。それを分類することもしません。

そのために使われている英文しか練習しません。そのためにその一つずつが実際に使える英語であり、際限なくやり続ける事が可能です。

2012年2月27日 (月曜日)

英語の発音と記憶の関係

私は現在、英語の表現をどんどん音で覚える手法で教えており、大変効果を上げております。覚えれば覚える程、新しい表現が覚えやすくなります。

これは人間の脳がニューラルネットワークで構成されており、試行錯誤を繰り返し、フィードバックを得て繰り返し、報酬を得ながら学習をする必要があるからです。

英語の学習をする時に継続する事が最も難しく、極論を言えば学習を継続すればだれでも英語を話せますが、現実は英語話せるようになるのはほんの僅かです。 子供なら言語習得が100%成功するのに、大人の成功率が激減するのはモチベーションが下がるからです。

効果を実感できなければ、大人はやる気を無くすのです。 脳のニューラルネットワークにおける強化学習は報酬を必要とします。何かの満足感が必要となり、言語習得では上達の実感は最大の報酬です。

だからと言って目標を立てるとか、毎日何分の勉強とか、無理に英語勉強をするのは、やらないよりはましですが、そのような数字的なものはあまり効果的な報酬ではありません。北風と太陽の話のように、英語学習で学習者自ら湧き出るもので行動を起こす方が自然なのです。

脳科学の情報伝達物質でいえば、ドーパーミン等の気分を良くしてくれる物質を自ら作り抱くすことが理想の学習です。ランナーズハイもこの一種です。 英語学習が嫌になるのは、英語学習そのものが辛いのでなく、上達しないから辛く感じます。

逆に実感ができれば、学習する意欲が湧き、熱心な学習ができ、興味が湧きどんどん表現を覚え、その上達を実感できます。 ではどうすれば実感できるかと言えば、英語の資格試験で計る事はできません。情報量を計る試験では、単なる知識しか判断ができず、点数が増えたからと言って喜ぶべきものでありません。

大人はもっと高価な報酬を必要とします。 最も有効な報酬は学習者自身の”上達した実感”です。教育者の”褒め”はあまりあてになりません。教育者はやはり損得があってやっているので、教育者の”褒め”は上達の実感とは違うものです。これは大人にあまり効果的でありません。

どのような実感かと言えば、発音が上手くなった、聞き取りが上手くなった、英語がどんどん上手く言えると言う、英語力に関するものです。 英語を覚える手法でどんどん英語を覚えていける方は、英語の発音の上手な方です。正しい発音を習った方、または正しい発音を学習しようと思っている方です。

その理由は良い発音は英語が覚えやすい事、そして英語の発音の良い人は自信が持てるからではないかと思っています。 英語の発音に自信のある人は英語を聞かせる事に抵抗感がなく、ネットなどで発音の公開をしてもまったく気にならない、どちらかと言うとそれを自慢にしてしまう傾向があります。

ここで言う良い発音とはネイティブの会話調の発音であり、連続的に変化させる音を意味します。

2012年2月26日 (日曜日)

自分に合った指導者を見つけること

次のようなブログがあります。私の事なので恥ずかしい部分もありますが、非常に大事な事であるかと思いますので紹介します。

http://ameblo.jp/akochans-english/entry-11175577010.html

答えは決して一つではない?
そして発音に関して桜井さんがすごいと思うのは、もちろん自身の発音が素晴らしいこと
(桜井さんのような立場の方でさえ、英語のキャリアを積まれていながら、
自分の発音をもっとよくしようと努力をされたという。
これはなかなかできないことだと思う)もあるけれど、先日レッスンで私が
『自分の発音はちょっと微妙にズレてる』と私が言ったとき、

『個人の音には多少のぶれがあるからそれは個人差がある部分でいいと思う』
と言われたところ。

以前アメリカ発音を習ったときは、先生が厳しくて、とにかく同じ音になるまで何度も練習した。

ある程度そのおかげがあって発音に対する意識が上がっていったわけではあるけれど、
取組みとしては『正解は必ず一つ』という印象だった。

桜井さんのレッスンではそのところに多少の遊びがある。
その点気持ちが楽な感じがある。

Stephen Krashenによれば、語学を習得する際には不安はゼロであればあるほどいい
という。その点から行くとある程度のところでOKという感じはこれからもっと学習を積もうという際、精神的に意外に役立つのではと思う。

度胸がないだけ・・・??
発音に関して褒めてもらえるのは嬉しいけれど、(手前味噌をお許しください)かなり『英語ができるだろう』と思われることもある。
でも自分では実際運用能力が低いと認識している。

現に今の段階でアメリカの大学などに留学したら、自分の意見がろくに言えずもれなくノイローゼになるだろうと思う。言葉が発せられないのは精神的にとてもツライから。

桜井さんには今まで実践できる場を設けることができたかも知れないのに
それをしてこなかったのでは?と言われた。

それも当たっていると思う。

何を隠そう私はとてもいいカッコしーで、みっともないたどたどしい、対等にもなれないような場で英語を使うということを極力避けてきた。そのせいで磨けば光るかも知れないのに
その原石を磨いてこなかったと言えるかも知れない。

ただ発音に関しては意識があったので努力は何とか形にはなってきていたとは思う。
宝の持ち腐れと言えば聞こえはいいけれど、実際に使わなかったら役にも立たないよね…。

(もちろん仕事ではメールのみだとはいえ英語が役に立っているかな。
実用的なビジネスを進めるだけではなくて、心理的に相手とやり取りする必要がある場合でも何とかやれてきていると思う。反省点は多いけど)。

他力本願?
携帯でもなんでも、最初に使うときには自分の利き手と反対の手で操作しているような
もどかしさがある。

しばらくは苦しむけどそのうち操作に慣れていって最初のころがうそのように
素早く操作ができるようになる。

だから外国語もそうなのかも知れない。そうだとするとただ自分が応用させてこなかっただけなのが原因なのかも知れない。

桜井さんの方法に藁をもつかむ思いで頼っていることすらそもそも依頼心の表れなのかもとも思う。

いい指導者に導いてもらうことそれにしても、自分よりもよくわかっている人により効率的な方法を提示してもらうことは有効だと思う。

自分では自分を客観的に見られないこともあるし、課題を設けてもらうことでやらなくなってしまっても自分以外誰も困らない状態からかなり緊張感を持って生活が送れるから。

独学でもできないことはないし、それができる人が一番意志が強いだと思うものの、
適切なアドバイスをもらえる指導者を持つことはそれに比べられないくらい価値があることだと感じる。

発音や英語学習における以前の自分の考えは、桜井さんの方法を知ってからいろいろと変化してきてる。

まだ答えが見つからないことがあるにはあるが、それが楽しみでもあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英語教材を選んで学習が上手くいかないとその教材のせいにします。これは正しくありません。それを選んだ人の責任です。その教材を作った方はせめて自分くらいは効果があった方法を書いております。

その方法が身に付かなかったのは教材の作成者でなく、それを選んだ人にあります。選ぶのであれば自分の納得いく方法や教材を選ぶ必用があります。

聞き流すだけで英語が話せる教材を購入して英語が話せないとすれば、その教材を購入した人の責任です。聞き流すだけで英語が話せるようになるか、その判断ができなければ正しい情報の選択はできません。

2012年2月24日 (金曜日)

英語の聞き取り100%は大変に困難

英語耳の掲示板に次の質問がありました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

英語耳に続き、現在英語耳ボイトレと英語耳ドリルに励んでおります。
さて、質問が御座います。

Fly me to the moonの100回を聞き終わり、次のステップで、発音記号を見ながら、
歌を聴いています。

ここで、fill my heat with songの部分のfillが、feelに聞こえてしまいます。

また、and let me sing forevermoreの部分のsingが、seemに聞こえてしまいます。

さらに、all worship and adoreの部分のadoreが、a doorに聞こえてしまいます。

この歌手の方のこの歌の発音に着目して、意味を考えないとしても、上記の私のような聞き誤りは英語耳100%の方では、あり得ないことでしょうか?

もはや心配です。どの辺の私のリスニング力を鍛えると、上記のような聞き誤りを完全に防止できるでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このような事は頻繁にあります。英語耳100%なんて存在しません。自然な事ですから心配はいりません。

その理由は話している人の音声には正しい音素が並んでおりません。だから受け手が想像で聞き取りしている部分が多くあります。聞き手にとって理解が大きく違ってきます。

その結果、上記のような聞き間違いは頻繁に発生します。正しい音がないから当然の結果です。

これを避けるためには多くの英語の音を覚えるしかありません。英語の本を読んでも何の助けにもなりません。

多くの英語を覚えて、前後関係から修正できるようにするしかありません。用例を音でたくさん覚える事が唯一の解決方法です。

しかし、音素が並んでいなのですから、聞き取り100%などは無理な事です。日本語の会話でも聞き間違いは結構あると思います。気付かないだけの事です。

2012年2月23日 (木曜日)

『音のストリームで英語を学ぶ』モニター実践記録!

上記のようなブログが公開されました。

http://ameblo.jp/akochans-english/

はじめに☆英語を始めたきっかけ

ハローハローハロー!

これからこのブログを始めるにあたり、まず自分のことを少しお話しなくてはいけないと思います。

私はアメリカTシャツ村♪AKOCHAN`Sアコチャンズ。という輸入品を販売するネットショップ経営で生計を立てています。現在は仕事で英語を使うまでになりました。
自作の動画でご覧いただけます。

英語が大嫌いに自分の動画でも話していますが、私は実は学生時代、”with”、”without”が出てきた時点で英語がなぜかこんがらがり、それ以来大嫌いな科目になり
ほとんど勉強していませんでした。

それが28歳のある日(第3子を流産後落胆の気持ちを抱えながら)ぼーっと寝床であるETVの英語番組を観ていたとき、ふとしたことから英語を再び学んでみたいと思ったのです。

大きな理由の一つには、当時7歳と3歳の二人の娘を育てていて、まわりがあまりに幼児英語教育に躍起になっていたことに対する反発の気持ちがあって、へそ曲がりの私は、

子供に英語を習わせて満足するくらいなら自分が習うわ!という気持ちがどこかにあったこと。

でもやはり一番大きな理由としては、『自分のように学生時代に英語で挫折をしたような人間が再び学びなおしたら、果たして英語がわかるようになるものなのだろうか??』という素朴な好奇心からでした。

英語くらいチョロイチョロイ??実際、その時に別のバラエティー番組で少しだけ流れた、街角インタビュー映像。

英語ネイティブらしき人に短いインタビューをしているものだったのですが、私はためしに音だけで理解してみようとしてみました。

驚くなかれ。字幕に『犬』という単語が入っていたのに、私は”dog”どころか一言も聞き取れ(理解でき)なかったんです。

学校英語から離れて10年以上。英語が嫌いだったのに、学校で英語を学んだという意識だけは、愚かにもそれまで自分の頭のどこかにあったと思います。

学校で英語をやったから多少は英語の何たるやくらいは知っているーーーと。

一体どこからそんな根拠のない自信のようなものがわいて来るのか知りませんが、その時確かにすべてが幻想だったのだと知ることになります。

でも実際は英語を聞き取ろうとかそんなことすらその時まで一度もしたことはありませんでした。

そのくらい英語や外国語というものは、それまでの自分の人生には一ミリすらも入るスキがなかったのです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この方はこのページの動画でも分かるように大変に発音の良い方です。そのために私ができるのは、英語を話せるようになる、聞き取れるようになってもらう、英語をどんどん覚えてもらう事です。

もう3日間で300の英文を覚えてしまうほどです。今までには速い人でも3週間か5週間を掛けております。

これからどのような学習経過を報告してくれるのか、大変に関心も興味もあります。

2012年2月22日 (水曜日)

英語の多くの類似表現も覚える

英語には多くの表現があります。それよりも日本語にも多くの表現があります。

同じような意味の表現も多いのです。 英語の教師の中には次のように言う人もおります。

”英語には数限りなく似た表現があので、すべての例は覚えきれないだろう・・・。だから基本的には「正解例を1つだけ完璧に覚える」ことだ。そもそも、「同じ意味の」英語表現をたくさん覚えても苦労するだけでちっとも英語力は伸びない。「異なる意味の」英語表現をたくさん覚えるから英語力をどんどん積んでいくことができるのである。

むろん、英語学習をしていくうえで、類似表現はいくらでも出てくるだろう。それらの類似表現を「無視する」必要はない。

類似表現が出てきたらその場その場できっちり覚えればいいのだ。ただ、類似表現を最初から覚える必要はないということである。考え方としては、まずは1つ、記憶の幹となるべき正解例を覚えよう!ということだ。枝葉は後でいい。記憶の幹になる正解例を完璧に使えるようになって、「暇ならば」他の正解例も覚えればいいのだ。”

この中で”正解例を1つだけ完璧に覚える”と言う考えはまったくナンセンスなのです。それは言語には絶対的な正解例などないのです。

それ以上に完璧に覚える事などできないのです。 これは答えのあるテスト用の学習であり、言語習得にはまったく誤りの学習方法です。

人間の脳の記憶はコンピュータと違い永遠のものでありません。シナップス間の情報伝達物質の量により決まります。その量によって記憶をしたり、想起したりします。

その結果、覚えた事を忘れたり、忘れた事を思い出したりします。さっき言えた事が言えない事もあります。毎日でも繰り返さなければ、100の単語も完璧に覚える事ができません。

言語にいろいろな表現があるのは、忘れた時に次の手段でいえる準備でもあるのです。しかし、言語表現で次に何が必要かはまったく予測はつきません。いろいろな表現に出会い必要があれば覚えれば良いし、覚えられなければそれでも構いません。

しかし、以前に聞いた単語がまた出てきたらそれは覚えるべきかも知れません。覚える努力も必要です。それは絶対的な表現もないし、絶対的に覚えられる方法もないからです。

言語は必要と思われる表現に出会ったら覚えようとする意識は必要です。必要な時にそれが使えるかも知れません。忘れる可能性は高いのですが、思い出して使えるかも知れません。

少なくとも正解例を一つとか、これは類似表現とかその仕訳するのは意味がありません。

また類似表現を知らないと、相手が使った時には分からない事になります。

2012年2月21日 (火曜日)

「覚えるスピード」>「忘れるスピード」

覚える速度と忘れる速度に関して次のようなブログがありました。

つまり「覚えるスピード」>「忘れるスピード」の時期は、とりあえず「英語が伸びているんだ」という安心感で頑張れました。「覚えるスピード」=「忘れるスピード」だと、点数にも何にも変化があらわれず現状維持で精一杯の状態。

自分の場合はこれが5~6年続きました。その英語の停滞期の時期は、専門知識・数学・そしてイメージつかって研究を「見える化」するなど、英語以外の分野で何とかしのぐしか方法がありません。

しかし「覚えるスピード」<「忘れるスピード」となると、「俺の人生って、、、」と少し宗教的になります。そしてまわりに八つ当たりし始めます。そして自分の行動を正当化するためにいろいろと言い訳を考え始めます。それが2010年の2月頃でした。

やることはやった。これが俺の英語の限界だなぁ、とほぼ折れかけていた時期。 多くの日本人は「自分の英語力の限界」を、英単語を「覚えるスピード」=「忘れるスピード」の時期に感じ始めているのではないでしょうか。

この時期には自分の成長を、英語検定やTOEICなどでの点数の面でも現れることがないので、英語を勉強し始めた頃の「希望」は時間に比例して薄れていきます。

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音のストリーム・ベースの学習方法は忘れるスピードを遅らせる事です。その方法は単純で録音してフィードバックを得ながら、矯正を繰り返します。

音を連続的な音の変化で覚えますから歌のように忘れ難い学習方法です。 そしてその忘れ難い方法でどんどん覚え事により、記憶が増えその記憶が次の記憶を呼ぶようにします。これがパターン学習であり、パターン認識です。これで加速度的に覚える事ができます。

人間の脳はニューラルネットワークであり、パターンをベースに覚えています。つまり音声のリズムやイントネーションを覚えています。これらのパターン学習はプライミング効果と言って、似たような音は覚えるのが楽になります。

音のストリーム・ベースの学習は「覚えるスピード」>「忘れるスピード」 を最大にできる学習方法だと思っています。

2012年2月20日 (月曜日)

フォルマント周波数の比率

昨日、私のココログのメルマガに次のようなコメントがありました。

投稿: ぬこ | 2012年2月19日 (日曜日) 21時15分

ちなみに「F2とF1の比率」(というか、この2つだけじゃなく、各フォルマント周波数の比率なのですが)の時間的変化を聞いていることを証明するのは簡単です。

ある音声をテープで早回し、または遅回しします。

テープを早回しすると、声の高さが高くなる(ピッチ周波数があがる)と同時に、フォルマント周波数も高くなります。例えば、2倍早回しすると、声の高さは2倍、各フォルマント周波数も2倍になります。しかし、言語として正しく知覚できます(甲高い声になりますが)

テープを遅回しすると、声の高さが低くなる(ピッチ周波数が下がる)と同時に、フォルマント周波数も低くなります。例えば、2倍遅回しすると、声の高さは半分、各フォルマント周波数も半分になります。しかし、やはり言語として正しく知覚できます(オカマっぽい声になりますが)

上記の2つの操作で変化していないのは「フォルマント周波数の比率」です。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このような説明は分かり易いかも知れません。人間は音素のような静的な音でなく変化を聞いております。

しかし、これは事実ですが、その説明が大変に難しそうな説明になります。こうやって具体的な例を上げて説明するとなるほど誰でも分かり易い説明になります。

どうもこの変化をベクトルのような形で感知しているのではないかと言われています。つまり人間の蝸牛が感知するのはその音の変化をベクトルの変化として感知して、脳がそれを感知するのではないかと言われています。

私の主張して事が分かり易く説明でき、うれしく思っています。

2012年2月19日 (日曜日)

大変劇的な出会い

フェースブックで次のようなメッセージをもらいました。

桜井様

先ほどはモニターの詳細をお送りくださりありがとうございました。
桜井先生(とお呼びしてもよいのでしょうか)と生徒さんの会話を聴かせていただき感動しました!日本人でもここまでできるんだ!と嬉しくなりました。この英語で自分の意見を持っていれば世界に胸を張って出られます!

私事で恐縮ですが、現在私は47歳なのですが28歳のころから独学で英語を再勉強し始めて紆余曲折参りました。最近は動画制作の趣味も持ち始めて、ずっと夢だった英語動画も制作しました。よかったら観てください。

発音はとても興味があったので一時期かなり集中して学びました。動画では英語のスクリプト(自分で制作したものをネイティブに添削してもらう)を使用しているので英語がかなりできるように一般の方に思われるかも知れませんが、アメリカとビジネスをしている割にはやり取りはすべてメールで、実際電話などで交渉したことなど一度もなく、自分の英語は実際使い物にならないレベルだと認識しています。

ブロークンな英語でも海外に出向いて買い付けをしている年配女性の話を聞いたときには、自分は間違いを恐れるあまり大胆になっていないというのも災いしているかもとも思いました。

自分では英語を流暢に使えるようになってどんどん世界に出たいというイメージがあるのですが、これ以上どうやって上達できるのか方向性を見いだせなくなっているというのもあります。

そんなときに今日桜井先生のHPを拝見して大変興味を持ちました。そして音声会話を聴かせていただいて、ぜひモニターをさせていただきたいと思いました。今動画を勉強している(ネットの)倶楽部で、同時にワードプレスを使って自分でHPを作成する学習もしていますので、そちらで自分の成長記録を詳細に記載することは可能です。

実はほんの数時間前まで、自分はワードプレスでHPを作っても、そこに載せるコンテンツがないなぁ・・と情けなく思っていました。そこでは英語関連の情報を載せたいとは思っていたのですが、他の方のように英語をある程度マスターしていたり、英語を仕事にしている人ほどの体験談もない。28歳から20年近くも英語やってますと言っているのに使える英語でもない。今まで何をして生きてきたんだろう・・・と唖然としてしまったのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この方とはもうスカイプでちょっと話をしておりますが、今日の午前10時から本格的なスカイプでの対話があります。

非常に発音のきれいな方ですので英語が話せないのが信じられないくらいですもし事実からお役に立てると思っています。

多くの方からコンタクトをもらいますが、このようなきれいな英語を発音できるかたは非常に珍しいものです。そして私のように、いろいろネット媒体で活動さえていることも、大変に興味を持っております。

2012年2月17日 (金曜日)

E-Taxの準備

今年はE-Taxをやろうと思い準備をしました。

私は現在すべてをネットやっております。英語教材の販売、宣伝、レッスン全てがネットです。もちろん回収もネットバンキングとかペイパルとウエブマネーを使っております。

この流れでいくと納税もE-Taxと言う事になります。そしてE-Taxを調べたら、E-Taxは大変に面倒で、年配の人には無理だろうと書いてありました。

私は自分では年配である自覚はありませんが、十分に年配の人です。それならやってみようと言う事で準備を完了しました。

確かに面倒です。単にサイトにアクセスするだけでなく、自分を自分である証明が必要になります。

それが住民基本台帳カードの申請と電子認証の登録です。これは市役所でやります。そのためには身分を証明するものを2つ提示する必要があります。これはそれぞれが500円ですから総額が1000円でした。

この電子認証カードがあれば済むものでなく、それを読ませるカードリーダーが必要です。これは2400円でした。

最高4000円の控除が可能ですから少なくともこの直接経費はカバーできる事になります。

そしてサイトに接続してやってみました。確かにソフトの説明が大変に分かり難いのです。多くの人がE-Taxでやれば税金の処理は大幅に経費が削減できるはずです。しかし、それならもっと楽にできるようにしないと普及はしないでしょう。

しかし、来年はそのデータを取り出し変更するだけですから、かなり時間の短縮ができそうです。

大きな利点はいろいろと読まなくても、勝手にやってくれる事です。自分が書き入れる時はいろいろな決まりや、計算がありますから、それを知る必要があります。しかし、E-Taxなら私の年齢まで知っていますから、それらの計算や判断は全部サイトのソフトがやってくれます。

私の事実だけを入れれば、計算が自動で済むのは大変に楽な事です。

取りあえず、終了しましたので、後はチェックするだけです。今になるとやってみてよかったと思っています。

2012年2月16日 (木曜日)

理研の研究の大きな間違い

次のようなニュースがあります。

理化学研究所(理研)とフランス国立科学研究センター(CNRS)の共同研究チームは10月12日、日本人は生後14カ月までに「abna」のような子音の連続が含まれる単語と「abuna」のような子音連続が含まれない単語の音を区別して聞き取れなくなっていることを発見したことを明らかにした。

http://news.mynavi.jp/news/2010/10/12/052/index.html

これは大きな間違いです。その理由は音声認識は母音とか子音で認識しておりません。言語音は音の動的変化を感じて認識しております。

「abna」のような子音の連続が含まれる単語と「abuna」のような子音連続が含まれない単語の音を区別させる事が意味がないのです。

人間は子音とか母音とかを聞いておりませんから、それをどのような実験をして結果を出してもそのアプローチがちがっていますから、答えは出ません。

”日本人は生後14カ月までに「abna」のような子音の連続が含まれる単語と「abuna」のような子音連続が含まれない単語の音を区別して聞き取れなくなっていることを発見した。”と言う結論も常識的には考えられません。

それでは新しい言語など生後4ヶ月以降は無理と言うことになります。しかし、10才以内なら環境次第では第二言語の習得は問題ありません。

臨界期は10才から12才くらいとされていますが、その臨界期を過ぎても訓練次第ではかなり克服できると言われています。

それらの言語活動が生後14カ月までに完成してしまうとすると、全ての言語は生後14カ月までと言う事になります。人間の脳はそれほど柔軟性が無いものでなく、かなりの柔軟性、そして可塑性がある事は分かっております。

このような間違った結論が出たのは研究のプロセスと言うより、研究の課題そのものです。言語が音素ベースの認識をされていると言う前提が間違っているのです。

2012年2月15日 (水曜日)

スカイプ・レッスンの全てを録音

先週から新しい試みでレッスンを全部録音する事にしました。もちろんこれは私と学習者の方だけが使うものです。そしてその一部を時々サイトでアップしていきます。

英語の発音を良くするためには、音素ベースの学習は良くありません。注意が音素に集中して、最も大事な音の連続性に注意がいかないからです。

録音して聞いてもらうアドバイスをしております。しかし、それでもなかなかその録音をうまく使う事ができないものです。

サイトにアップする方法は良いのですが、日常の学習にはあまり参考になりません。

そして、私も実験的に録音を聞いてみて、最も必要としているのは私であることも分かりました。

それならなぜ、今までそれをやらなかったと言えば、今まではソフト的、ハード的に難しかったのです。

私が使っていたノートパソコンでは音を取り込む時にはスカイプの回線が途切れてしまいました。音を編集するソフトでスカイプの音声を取り込んでいたので、CPUのパワー不足でした。

1月からはディスクトップの能力の高いハードを使っているからその問題は解消しました。しかし、スカイプの音声を音を編集するソフトではうまく取り込めないのです。

そこでスカイプで販売している録音ソフトを使い、単に音声を録音するだけのソフトを購入しました。その音を編集ソフトで加工すると、かなり問題なく録音も編集もできます。

ハードもソフトも全部換えてようやくできるようになりました。

実践者の方のブログも好評のようです。

http://ameblo.jp/surfie/entry-11165263471.html

「音のストリームによる英会話」29回目のレッスン。

今回から、桜井さんにレッスン中の様子をレコーディングしていただきその様子を後で聞き直し復習するという新しい試みを始めました。

今までのように「録音しますよ~」と言われると自分は少なからず構えてしまっていたのですが…。

今回のように常にレコーディングしていただくとリラックスした状態での自分の発音を確認できます。

練習不足の部分も確認でき、これを続ければ後々自分の成長も確認できてとても便利ですね~。

今回の発音を聞いていても、明らかに半年前の発音と変わっているのが分かります。

2012年2月14日 (火曜日)

英国在住のお客様へ

私の教材購入者が2回の決済をしており、その決済報告で明らかに間違いであると分かりましたので次のメールをだしました。

教材をご購入していただき、ありがとうございました。

XXXX様から2回の送金をいただいておるために勝手に男性用の音声と、女性の音声の、別々の教材を送りました。

もしご都合が悪ければ教えてください。

もしこの2回が間違いの送金であれば、余計にいただいた金額をスカイプのレッスンとしてやらせてもらうことは可能でしょうか。

私のスカイプ名は次のごとくです。
sakurai.keizo

ご返事お待ちしております。

次のような返事がきました。

桜井様
ご連絡ありがとうございます。

ぜひスカイプのレッスンを受けさせていただけますでしょうか。

私は今年の6月から英国に駐在員として派遣されているのですが、現在英語の壁にぶつかっており、音で学ぶことに非常に関心を持っております。

平日は仕事が忙しく、時差の関係もありもし土日のご都合がつくようでしたら教えていただけますと幸いです。

平日のみとなるようでしたらなんとか都合をつけたいと思います。

よろしくお願いいたします。
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この方とは昨日スカイプでのコンタクトでき、もうすでに1回目のレッスンを終えました。

もうすでに英国に行って半年近くになるそうです。やはり英語は覚えなくてはどうにもならないと分かってきたそうです。

このような方には英語を覚えてくれと安心して言えます。そして周りの人と同じような英語の音の特徴で覚えてくださいと言いました。

2012年2月13日 (月曜日)

ラジオ日経へ発音教育に関する質問

ラジオ日経と言うのがあります。

櫻井アナの番組後記ブログはこちら

http://mshn.jp/r/?id=07cid2903

スギーズの話が聴けるオンデマンド放送はこちら

http://mshn.jp/r/?id=07cie2903

この放送の中で多くの間違いがあり、質問をしてみました。

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この番組を聞かせてもらいました。しかし、この中で間違いがたくさんあります。
最大の間違いは、杉本氏は音素をベースに教えておりますが、人間の音声認識音素ベースでないと言う事です。当然に発音も音素ベースでありません。人間の音声認識は正しい音、つまり音素(発音記号)を認識する事でありません。

慶応の福田忠彦教授も子音の認識はフォルマント遷移だと言っています。
http://gc.sfc.keio.ac.jp/class/2006_14454/slides/12/114.html

下記のページでは母音の認識はフォルマント時間分析だと言っております。
http://www.oki.com/jp/rd/ss/speech.html

下記の8Pに、”音素に関しては実態との乖離も指摘される”と調音音声学の権威の牧野教授も現行の音素による発音教育の問題を指摘しております。
http://www.let.osaka-u.ac.jp/~kamiyama/ogk162_makino.pdf

ここで”実態との乖離”とは実際の音声には音素が並んでいない、そして発音を音素ベースでするとロボットのような音になると言う事です。

本日(12日)の日経新聞の15面になぞ科学で東京大学高齢社会総合研究所機構の伊福部達名誉教授が”九官鳥なぜ人の言葉が話せるのか”と言う記事を書いております。

真似した音の周波数と強さの関係を音声スペクトルを比べるとかなり違うそうです。

ではなぜにはっきりした言葉に聞こえるのでしょうか。

研究では”抑揚と音の高さの揺らぎ”が人間の耳には人がしゃべっているように聞こえるのだそうです。人間が音素ベースで話し、音素ベース聞いていないから、九官鳥の声が言葉のように聞こえるのです。

人間がフォルマント遷移を聞いているなら、発音は音をどう変化させるかと教えるべきです。連続的な音の変化を教えるべきです・

杉本氏は子供は真似る事ができるが、大人は理屈で覚えるしかないと言います。しかし、九官鳥でさえも聞いて真似ています。子供や大人にかかわらずに人間の言語は真似る以外に学習する方法はありません。

耳の不自由な方が言語を習得できないは、音を聞いてその音の作り方や調整方法が習得できないからです。文字で調音方法を教える事ができないのです。

http://www.youtube.com/watch?v=vh6Hy6El86Q

上記は世界的に有名な言語学者Stephen Krashenの講演です。彼は母語も第二言語も第三言語も、大人も子供も言語の習得は同じであると言っております。

言語の習得つまり発音も母語も第二言語も第三言語も、大人も子供も言語の習得は同じであると言っています。
大人だからと言って音の作り方を説明するのは意味がありません。
フリー百科事典『ウィキペディア』では音素を次のように定義しております。
”音素とは、言語学・音韻論において、客観的には異なる音であるが、ある個別言語のなかで同じと見なされる音の集まり。ロシアの言語学者ボードゥアン・ド・クルトネが初めてその概念を提唱した。”

言語の音素とは概念の音であり、物理音ではありませから、その概念の音の作り方を説明することはできません。

日本人の英語力が低いのはこのような間違った音素ベースの教育が主流からだと思っています。

2012年2月12日 (日曜日)

九官鳥なぜ言葉を話せるのか これは大変に難しい事です。その理由は九官鳥が事を理解しているかどうかは人間に分かりません。

常識的には九官鳥が言葉を話している意識はないと思います。 人間が九官鳥の声が聞くと、人間の言葉に聞こえるのです。これは間違いのない事実です。

では九官鳥の声はなぜ人間の言葉になるのでしょうか。

本日の日経新聞の15面になぞ科学で東京大学高齢社会総合研究所機構の伊福部達名誉教授が”九官鳥なぜ人の言葉が話せるのか”と言う記事を書いております。

九官鳥の発声方法は器官から気管支に分かれるところに鳴管が2個あり、2つの音源を持っているそうです。

一方は人間の声帯からくる音に似ており、他方は共鳴を使わずに直接出しているそうです。 真似した音の周波数と強さの関係を音声スペクトルを比べるとかなり違うそうです。 ではなぜにはっきりした言葉に聞こえるのでしょうか。

研究では”抑揚と音の高さの揺らぎ”が人間の耳には人がしゃべっているように聞こえるのだそうです。

では、くちばしを開けたままどうやって破裂音のパやバが出せるのでしょうか。伊福部達名誉教授は腹話術のイッコク堂氏に協力してもらい、口の動きを調べました。すると口を開いたまま”タ”の下の動きをして「パ」の母音の”あ”を発すると”パ”に聞こえる事が分かりました。

人間の音声認識はかなり錯覚を利用しております。 人間の音声認識は音素ベースではありません。音の動的変化を感知しおります。つまり発音では”抑揚と音の高さの揺らぎ”が重要になります。

英語発音でも音素を並べて学習するより、連続する音の変化の音のストリーム・ベースの方が効果的です。それは人間は発音する場合にも音素ベースでなく、”抑揚と音の高さの揺らぎ”をベースにしているからです。

だから小さい体の幼児も、大きな体の大人も同じ言語で会話ができます。

2012年2月11日 (土曜日)

からくりに気付けるか

次のメルマガをみました。

先日、以下のご相談をいただいた。

> いつもありがとうございます。質問ですが、
> 祐樹先生が仰った
> 「英語をリスニングする際に翻訳はしないこと」について
> 意味がよくわからないのですが…
> 日本語で意味を理解することは 翻訳ではないのですか?

英語のリスニングについての質問は多い。そこで今回はリスニングについて軽く説明しておこう。

多くの日本人は、英語を聞くときにどうするか?

1.英単語・英熟語の発音を聞き取り
2.頭の中で文法で日本語に文章を組み替えて
3.全体の文の意味を理解する

こういう流れをとるはずだ。では僕の場合は?

1.短文ごとに理解していく。これで終わりである。たった1ステップだ。

おわかりのように、「理解のスピード」が全然違うのである。普通の日本人が英語を聞くよりも僕のほうが3倍速いのだ。

しかも「精度」ときたら段違いである。

僕が理解した英文内容はほぼ100%正解である。
しかし多くの日本人は仮に聞き取れても英文の意味が理解できないことが圧倒的に多い。

これは文法力が弱いというより、「英文を文法で翻訳したから」そうなっただけである。
必然の結果というわけだ。
では僕の「祐樹式リスニング理論」は、どういう仕組みなのだろうか?

それは「超短文の発音をそのまま覚えること」に基づいている。

わかりやすくいえば「カナ」を覚えると言ってもいいかもしれない。ここでポイントは「短文そのものを覚える」ということであり、「翻訳はしない」ということだ。

ここが多くの日本人と違う。我々は文科省の指導を受けて教育されてきた。文科省の英語とは「文法で翻訳すること」だ。だから文法で翻訳することが当たり前の体になってしまっている。

しかし「こういうことをしては英会話はわからない」が僕の主張するところである。

極的に言えば、リスニングとは、英語であっても日本語であっても別の国の言語であっても、「言葉の音声と言葉の意味の組み合わせを覚えること。」になる。
このからくりに気付かないうちは。

英会話で苦労するだろう。からくりに気付けば、英会話で苦労することはない。
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このように英文を細分して覚えるのは得策でありません。英語の比較級+比較級のような構文は長い表現になりがちですが、短文の寄せ集めではなく、全体が意味を構成します。 全体を捉えなくてはどうにもなりません。

この場合には長くても全体を覚えなくてはなりません。そうでないと意味が取れません。長文で覚えるのは大きな問題が生じます。長い英文でもその音が保持できなれば、その意味を取ることはできません。

音はどんどん消えていきますから、短文で切ると全体の意味合いがとれないのです。

そしてわざわざ翻訳をしない事は正しいのですが、その英語を理解する必要があります。日本文に翻訳する必要はないのですが、その英文は意味を分からないと困ります。これは英語で考えると言うものでなく、思考言語で理解している事になります。和訳すると言うのはこの理解を日本語で記述します。

「カナ」を覚えると言うのも良い方法でありません。カナを順番で覚えるのは人間の脳のする得意な事でありません。覚えるのは音のストリームです。掛け算九九もカナで覚えているのではなく、連続的な音の変化で覚えています。つまり大事な事はカナの順序ではなく、音のリズムやイントネーションです。

2012年2月10日 (金曜日)

ブレイクスルーのようなこと

私のモニターとして教えている方が次のブログを公開してくれました。

http://englishsakura.blog.fc2.com/

タイトル:第9回目レッスン

Easy 10-12

ダイアログ1-12までを一気にロールプレイ。雑談もなしで集中する。あっと言う間の1時間だった。最後の台詞を言い終わったときにはもうへとへとだ(おそらく桜井さんも)。

11. Christmas is Coming では、 Emilyのまとまりのない説明もかわいい。結局、サンタもルドルフもほかのトナカイも、あげるものは同じなのねー。

桜井さんとの初コンタクトから今日で約1ヶ月が経った。これまでもずっと英語を勉強してきたので、私にはいまさらブレイクスルーのようなことは起きないと思っていた。それがどうも起こったらしい。

映画などを見ていて、だいたい話はわかると思っていても、ところどころにムニャムニャというあいまいな部分があったのだが、それがかなりクリアになってきたように感じる。 I'm not gonna give up. You shouldn't have said that.  など、頭の中で文字がタイプされていくように、はっきりと聞こえる。 もう一ヶ月経ったらどうなるのかを楽しみに、つぎの課題にとりくもう♪

課題:Easy 13-15を覚える 自然な流れにのって話す

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”私にはいまさらブレイクスルーのようなことは起きないと思っていた。それがどうも起こったらしい。”と感じてくれているのは大変に嬉しい事です。

言語習得は楽しい体験であり、このような体験もその楽しみの一つです。英語表現を音のストリームで覚えると、どんどん覚えるのが楽になります。 どうな英語でも聞いて話せるような感覚になります。

英語の初期の段階ではどのような音にすればよいかも分かりません。 これは脳がパターン学習をしているからで、覚える程に覚えるのが楽になります。

人間の3才から5才には急速に言葉を覚えます。これは3才から5才だけが持つ能力でなく、大人もそのような環境にすれば同じような体験ができると考えております。

このブレイクスルーがそのようなものであると大変うれしい事です。

2012年2月 9日 (木曜日)

3年目に入ったモニター制の同志

モニターの方は現在フェースブックで公開している方も入れ、20人近くおります。そのうちの3人は特別な存在です。

私の教育方法に長い事、協力をしてくれた方々で、教えている生徒と言うよりは、英語教育の革新を目指す同志ともいうべき方々です。

英語には基本の音がない、音の連続的な変化に過ぎない、と言うのは科学的に正しいのですが、それならどうその音を覚えるかは大変に難しい課題です。

その内の3人が今年で3年目を迎えます。そしてまもなく2年目を迎える方も2人おります。無料のモニターが長く続くのはこれは双方のかなりの努力あってなりたつものです。

1回1回のレッスンの継続ですから、学ぶ効果がない、教える甲斐がないと思えばいつでも止められる状況で続けています。無料ですから縛りがなく、簡単に終えてしまいますが、双方が正しい努力ができるなら、惰性に影響の受けない正しい教育が可能です。

最初は単にネットで知り合った仲間ですが、週に1回は1時間くらいの対話をするのですから、親せき以上の付き合いであり、存在でもあります。

現在最も人気のある対話レッスンで英語をまるっきり覚える学習方法のトライアルも去年の今頃からこの3人の方から始めてもらいました。

この方達であれば、ダメとか嫌とか、はっきりと言ってもらえるからです。そしてそれなりの社会経験をしておりますから、モニターとは言え、どこまでできるかはわきまえているからです。

今までにいろいろな方法や教育の進め方をトライしてくれ、良いものだけを次の世代に試しております。正直言えば、後のなるほど教え方が洗練されていきます。

この3人の方にも次のサイトを使ってもらいました。

http://www.esl-lab.com/

しかし、最初は聞いてもらい、理解する事だけでした。そしてサマリーを英語で話してもらうことをやってもらいました。そして去年の今ごろからあのサイトのdifficultのセクションの対話の話題を全部覚えてもらい、ロールプレーをしてもらいました。

私は英語を全部覚えてもらうのは、無理だ、大変だと思っており、実はこの3人でも難しいと思っていました。しかし、楽しい学習方法であると評価してくれたのは、この方達でした。

この丸覚えは大変に良いとの評価を受け、現在の大事なレッスンとなっており、大変に人気を集めております。

そして先月くらいからdifficultのセクションを全部終えてしまいました。しかし、継続を提案したところ、了解してもらえ、前のmediumの対話練習に入りました。

もちろん、これが多分最後になりそうですから、特に発音に注意をしたレッスンをしております。もう何回かやってもらいました、内容がdifficultも短いと言うのもあり、かなり良いでき上がりとなっています。

最後のコースでは何回も繰り返し、多分7回から8回のレッスンで繰り返し、発音の向上を心掛けてます。もちろんこの3人は英語が話せる状態を遥かに超えており、いかに英語をきれいに、そして雄弁に話すかを目指しております。

2012年2月 8日 (水曜日)

赤ん坊は聞き流しているだけではない

今日の日経にはデエブリデイ・イングリシュの全面広告があります。これはスピードラーニングと同じ、英語を聞かせて言語を習得させるものです。

このデエブリデイ・イングリシュの広告には”赤ん坊は机やテキストで勉強しないで、毎日周りの人が話す言葉を耳で流して聞いているうちに自然話出します。”と書いてあります。だから長い時間、英語を聞いて話すのは、赤ん坊の言語習得と同じですと言うのです。

私も言語習得は母語も第二言語も同じだと思っています。しかし、”赤ん坊は、毎日周りの人が話す言葉を耳で流して聞いているうちに自然話出す”、と言うのは正しくありません。そのような事はあり得ません。

下記の動画は赤ん坊の言語習得を示すもので、生後4ヶ月でもう単母音の発音を始め、そして次に母音と子音の短い単語を話し、そして複雑な単語、2つの単語の文章へと成長していきます。周りの人が理解できまでにはかなりの発音努力をしております。

http://www.youtube.com/watch?v=wxtLhgzntg8&feature=related

赤ん坊自身はかなり早い時期から懸命に話そう、伝えようとしておりますが、周りの大人が理解できないだけです。赤ん坊の途中の努力が見えないのです。

決して、長いことを周りの人が話すのを聞いて、急に話す事は絶対にありません。人間の脳は繰り返しでしか学習できないため、赤ん坊と言えども、赤ん坊であるから大変な量の繰り返しが必要になります。

そして赤ん坊jは体が小さいため声帯も小さく、音程は周りの大人よりはかなり高い事になります。言語習得は単に大人の音を真似るような単純なものでありません。

音楽でいえば、移調して音程を上げながら言語を習得するのです。同じような赤ん坊から覚える方が理想的ですが、それは不可能な事です。

言語の習得は聞いた音を繰り返し、試す、そしてフェースブックを得て、また繰り返して覚えるしかありません。

もちろん、大人が英語を習うのも母語の習得と同じであり、聞いて発音する、フィードバック得て繰り返す、これしかありません。

2012年2月 7日 (火曜日)

録音をしてフィードバックを得る

スピーキングに関して次のような説明がありました。

スピーキングの練習は自分でもできると何回か書いています。

やり方は、いろいろありますが、例えば、ボイスレコーダーを使う方法が大変効果的です。

レコーダーはご自身がお持ちの何でもいいですが、例えば、私は速度調整が細かいなど多機能でリスニング練習にも使いやすいとの理由でこちらを持っています。

OLYMPUSICレコーダーVoiceTrekVN-8100PC

こういうレコーダーを使います。PCにも録音機能は標準装備されているはずです。何でも良いと思います。
使い方は、まず、ネイティブが話している例えば、ニュースの音源などを、イヤホンで聞きます。これをリピーティングやシャドーイングの方法で発話します。

そして、録音した自分の声を聞きます。自分の声と、ネイティブの音声のどこが違うか分析します。
異なるところを、矯正するようにして、何度か挑戦します。

これを繰り返すだけです。ネイティブの音源は何でも良いと思います。日常会話のようなスピードが速すぎるものは不適切でしょう。ニュースや、IELTSやTOEFLの講義の音源が向いているかもしれません。

自分の発話を聞くことは非常に重要です。客観的にネイティブとどこが違うかを認識しましょう。

ポイントは、カタカナを意識しないことです。聞こえたままが正解です。こんなふうに本当に発音するのかな、と考えてはいけません。聞こえたとおりに発音するのです。これで通じますから。

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発音は録音してフィードバックを得ることが大事です。

しかし、聞こえたままと言うのは大変に危険です。人間は錯覚を利用して音声を認識しております。ですからその錯覚を知った上できこえる音を再現することです。

犬の鳴き声は日本人にはワンワン、英語文化圏の人間にはバウワウと聞こえるそうです。我々日本人にはどう考えて犬はバウワウと言うより、ワンワンに聞こえます。

東大の峯松信明氏はこれを学習した錯覚と呼んでいます。バウワウやワンワンは学習した結果です。犬の鳴き声をまねる場合にワンワンとかワンワンとか聞こえたままの音では良い発音になりません。

言語の音声にも音素が規則正しく並んでおりません。

音素が並んだように聞こえるのは錯覚です。Catと言う単語を発音して録音してもも3つの音素(発音記号)を取り出す事ができません。それは連続的に音が変化しているだけで発音記号で表記された音が並んでいる訳でありません。

錯覚で3つの音が並んでいるように聞こえます。すると聞こえたように3つの音を並べて発音するとぎくしゃくとした音になります。

音を連続的に変化させて、3つの音素が聞こえるように発音します。それを録音して聞くのです。それがフィードバックの大事な使い方です。

2012年2月 6日 (月曜日)

スピードラーニングで英語がどんどん好きになる?????

日経の今日の新聞に全面広告で上記のコピーで英語教材を宣伝しています。「耳から覚える英会話」となっております。

もちろんこれはスピードラーニングの宣伝です。彼らの以前の最高の宣伝文句は”聞き流すだけで英語が話せる”という事でした。それはどうなったのでしょうか。本当に聞き流すだけで英語が話せるなら、英語が好きになるより何倍も魅力的です。

音声言語は聞いて覚えます。ですから、だれがどう教えても耳から学ばざるを得ないのです。言語音を耳から覚えるのは特に凄い事でなく、英会話は耳からでしか学べません。耳から学ぶのは常識とも言える事です。

多分、”聞き流すだけで英語が話せる”のは嘘だと言ったクレームが来て、殺し文句が使えなくなったのでしょうか。

また宣伝では、スピードラーニングを聞いて、英語のリスニングの能力がアップとしたと書いてあります。どんな教材でも、教材でない英語ニュースでも映画でも、聞かないよりは聞く方が勉強になります。

”聞き流すだけで英語が話せる”教材がなぜ聞き取りの事を述べる必要があるのでしょうか。リスニングならもっと良い教材はあるでしょう。

そして最後に”ネイティブ、バイリンガル・スタッフ、英語の達人があなたの英語を話せるまでお手伝いをします。”となっています。それは英会話学校がやっている当たり前の事です。

”聞き流すだけで英語が話せる”を使えなくなったスピードラーニングは英語学習では当たり前の事を言い始ました。もちろん異論はありません。

しかし、スピードラーニングの商品の差別化はどうするのでしょうか。ネイティブ、バイリンガル・スタッフ、英語の達人の手伝いが非常に良い事であるなら、無用とも思えるCDをどんどん送りつけるのはどうなんでしょうか。

英語学習でCDとネイティブ、バイリンガル・スタッフ、英語の達人とどちらが良いかと言えば、人間の方でしょう。これではCD学習のスピードラーニングよりは英会話学校の方が良いと言う解釈になってしまいます。

2012年2月 3日 (金曜日)

英語はピラミッドのような積み重ねではない

英語をつぎのように説明している先生が多くいますが、正しくありません。教える側の屁理屈に過ぎません。

英語で話せるようになるには、

1.本当の基礎からやる
英語は、ピラミッドのような積み重ねです。
一番最初の基礎から、順番に、必要なステップを踏んで行かなければ、 努力が水の泡になってしまいます。
2.知識を応用するトレーニングを行う
「英語を見たり聞いたりすること」と「自分が言いたいことを英文にすること」は別の話です。英文を作れるようになるには、「もう一歩踏み込んだ」その知識を応用するトレーニングが必要なのです。

「じっくりやりたい初心者」にも、「英会話ができるようになりたい中級者」にも、重要なポイントは、

1.「本当の基礎から順番にやる」
2.「知識を身に付ける+英文を作る応用トレーニングもする」そして、
3.「簡単な知識でできる英文を作るトレーニングに専念する」
この3つを行うことで、本当に英語が話せるようになります。
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英語を話すために言語の知識や文法は必要ありません。少なくとも日本人は日本語の文法や他の知識を習う前に上手に話せております。英語も同じです。

言語はピラミッドと言うよりは海のようなもので、膨大な情報は体系や基本のルールや無しで構成されております。言語ですからお互いが理解できる有限のパターンは存在します。
そのパターンの一部は文法とも呼ばれることあります。文法には例外が無数に存在するのはそのためです。かなり多くの類似のパターンがあるだけで、規則がベースになっておりません。

日本語も英語も、地球上の言語は全部同じで文法や音素をベースに作られたものでありません。音素と言う概念は60年程前にチョムスキーが音素線状理論を提唱してから人気を集め、音素ベースの教育が盛んになりました。

人間の言語の歴史は人類の歴史と同じであり、ほとんど音素と言う概念もないまま問題なく継承されてきました。

言語は連続的な音の変化が複雑になっただけで、基本の音がどんどん増えたのでありません。その言語を習うのに基本の音(音素、発音記号)をベースにすると発音が不自然になります。言語には音素が並んでいないからです。もちろん人間の音声認識は音素ベースでありません。

人間の脳であるニューラルネットワークは数字のようなデジタルの処理が不得意です。掛け算九九は単純な算数の足し算をわざわざ音にして、つまり連続的な音の変化にして覚えています。脳はそのような連続的な音の変化の記憶が得意です。

歴史の年号を語呂合わせで覚えています。わずか4桁の数字でも「いい国(1192)をつくるぜ鎌倉幕府。」連続的な音の変化にすると覚えやすくなります。

言語も同様に文法のような規則や音素のような要素をベースに記憶しておりません。日本人が音素も数も何も知らないで日本語が理解できるのはそのためです。

日本人も英米人も言語はたくさんの表現を知っているだけで、ピラミッド構造の情報を持っているのではありません。無数とも言える海のような情報から必要な情報を瞬時に検索できるのです。

それがアナログ処理の脳のニューラルネットワークの特性なのです。コンピュータとは大きく違うところです。

人間は多くの人の顔などの識別ができますが、これもパターン認識の能力です。コンピュータが不得意とするアナログ処理なのです。体系やルールによる処理ではありません。

日本語も英語も話すためには覚えるだけです。臨界期を過ぎても脳の処理はまったく同じであり、話すためには必要な事には臨界期前後で変化がありません。

2012年2月 2日 (木曜日)

38才、4人の父親からのコンタクト

次のようなメールをいただきました。

こんばんは、はじめましてxxxxと申します。
英語が話せるようになりたくて、インターネットを探していたら、桜井様のHPに辿り着きました。
現在、自分は38歳で結婚し子供が4人(全部男の子)で、子供の将来は、世界で活躍できる人になってもらいたいと思っていて、自分でもこれから海外で仕事をする機会も出てくると思うので、英語で話したいと思いメッセージを送らせていただきました。
英語については、海外ではなんとか英語で話しかけてくれた方の意味は、ちょっとわかるのですが、自分の口からは、英語が出てきません。
学校では、英語は得意ではなく、英語もただの言葉だから、必要になったら、自分でも話せるようになるだろうと漠然と思っていただけでした。
いろいろな英語教材を買っては、途中で挫折しています。
桜井様のHPや実践している方のブログを見て、自分でも習ってみたいと思い、ご連絡いたしました。よろしくお願いいたします。

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私は次のメールを出しました。
メールありがとうございます。
私も子供は4人(男2、女2)います。 現在は全員が社会人となっています。
英語は日本語と同じで、覚えなければ話せません。
どうすれば苦痛なく覚えらるか、そして理想的には楽しく覚えらえるかがカギです。
くわしいことはスカイプでお話ししましょう。
スカイプ用のメールも出しております。
桜井恵三

もし、モニターとなり、ブログを公開したらここで紹介させてもらいます。

2012年2月 1日 (水曜日)

絶対『英語の耳』になる!リスニング50のルール??????

三修社から上記の本がでました。 長尾和夫 著/ アンディ・バーガー 著/ テッド・リチャーズ 著 となっています。

宣伝文は次のようになっています。
大好評『英語の耳』になる!シリーズ第3弾!トータル1800超の<文例+設問>音声を3枚のCDに収録!

ネイティヴの英語が聞き取りにくい原因は、彼らの英語が日本人には想像もつかない音声に変化している事にあります。私たち日本人は、学校の授業のCDで学んだ美しい発音に慣れてしまって、ネイティヴ独特の音声が脱落したり、つながったり、混じり合ったりする極端に変化した英語の音に接する機会がほとんどなかったのです。そのような汚い英語、つまりネイティヴ流の音声変化の特徴を耳に馴染ませ、聴き取れるようになればさらに多くのネイティブ音声をドラマや、映画、ニュースなどから聴き取り学び続けていく基礎ができあがります。
あなたの英語耳を徹底的に鍛え上げる、究極のリスニングトレーニングブックです。
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”ネイティヴ独特の音声が脱落したり、つながったり、混じり合ったりする極端に変化した英語の音に接する機会がほとんどなかったのです。”と言いますが、それは教材を作る人間の問題でしょう。
私は最初から自然な音のストリームで教えており、生徒さん達も何の問題もなく学習しております。大変効果的な学習方法です。
しかし、聞き取りを難しくしているのは音の変化ではなく、自然に英語の音がつながるからです。全てが音がつながるから発生するのです。50のルールで説明できるものでありません。

音声には音素がありませんが、仮に一般的な音声学の音素がある言う前提で説明すると音の前後で音素が変わります。一般的には45音素とされていますから、単純な算数では45x45x45=91,125の組み合わせになります。

もし音素が存在するならこのような音の組み合わせを認識する必要があります。

音声学では音素には無数の異音があると言います。その音は前後の音で変化しますから”無数x無数x無数=無数の3乗”の数になります。

人間の脳と言ってもそのような数の音を聞き取れません。

人間の発する言語音は無数の音お流れとなります。それを認識するのが音のストリームのパターンです。一つ一つの音を聞いている訳でありません。音の変化を聞いているのですから、音が変化するから聞き難いと言うのは非科学的な説明です。

”掘った芋ほじるな。”が英語では”What time is it now?”に聞こえるのは、音素の並びが似ているからでなく、音の変化のパターンが似ているからです。その二つで特に似ているのがリズムやイントネーションです。

日本語でも次のような間違えが起きます。
「今日は急に曇ってきた。」
「今日は牛肉持ってきた。」

この二つの音は変化したのでなく、間違いなく「牛肉」と「急に」を言っているのです。それでも間違が起きるのです。その理由もパターンで認識しているからであり、音素を認識していないからです。

英語のリスニングに50のルールなど存在しません。大事な事は多くの音の流れを覚えて、パターンを認識する事です。日本語の聞き取りだって何のルールも存在しません。

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