海外旅行の活用方法
次のようなメルマガをもらいました。
>先日、以下のご相談をいただいた。
>先日オーストラリアに行った際、
>XXXXXXXの成果が出ました。
>拙い英語が伝わり感動を覚え、
>ますますやる気になりました。
>また海外旅行に行くのですが、
>何か気をつける点はありますか?
まずは相談者におめでとうと言いたい。英語が成功してよかった。海外旅行はなによりの栄養剤である。そこで海外旅行に行くときに「こうやったら英語がうまくなるよ」というポイントをいくつか紹介したい。
まず旅行3日前ぐらいに、「海外旅行中に使えそうな英文」を、参考書から洗い出しておこう。20個ほどで結構だ。塾生ならば六単塾の講座テキストから取り出そう。足らない分は市販の参考書を使ってもいい。ポイントは「あなたが海外で実際に使いそうな言葉」であることだ。たとえば海外でお買い物をすることが多いなら、お買いもの時にあなたが使いたい言葉を探す。海外で使わない言葉は今回の場合不要である。そうして話したい英文20個のリストができたら、そのリストを旅行に持っていこう。この20個を旅行中にマスターするのである。
そしてここからが肝の部分だ。このリストから、初日に一番話したい言葉を「3つ」選ぼう。そしてその3つの英文の「発音カナ」と「日本語訳」を「左手の甲に」ボールペンで書いておくのだ。たとえば初日にお買いものをしにいくのであれば左手の甲には「ハウマッチイズイッ?これいくらですか?」「キャナイタッチディス?触ってもいいですか?」「エニシングレスウイクスペンシヴ?もっと安いのはないですか?」のように英文の発音カナと日本語訳が並ぶわけである。
3つの英文に限定したのは、1日に20個も使えるわけもないからである。3個ぐらいであれば使う機会も増えるし覚えられる。左手の甲に書くのは、いつでも「さっ」とみることができること。リストを見るのは遅すぎるし、恥ずかしい。左手であればすぐさま見ることができる。左手であればどこでも見ることができる。さぁあとは実践だ。
お買いものをする前に左手をみておいて、話したい言葉を1つでも覚えておこう。そしてネイティブを目にしたら、とにかく左手にある英文のカナを話すのだ。値段を聞きたいときにすぐさま「ハウマッチイズイッ?」というふうに・・・。
暗唱できれば最高だが、忘れたら左手をみればいい・・・。あとは左手の英文3つ完全に暗唱できるまで買い物を繰り返しするのである!((((((ノ゚⊿゚)ノヌオォォォ3つすべて言えるようになったならリストから別の英文を選んで左手の英文を更新しよう・・・・。
旅行中、買い物に「真面目に通えば」、滞在している間に英文20個はコンプリートできるはずである。また、どうせなら同じ店に毎日通うことをお勧めする。緊張感もなく英語を話せていけるはずだ。同じ顔ぶれなら店員も楽しいだろう。海外旅行もちょっとしたアイデアと準備で、ものすごい英会話の訓練ができるのである。
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この方法が悪いとは思わないが、決して良い方法であるとも思えません。まず手に書くのは邪道です。手が汚れるからでなく、本当なら全部記憶しておくべきです。3個くらいなら、何も手に書いていなくても覚える事ができるはずです。
また、せっかく海外に行くならそのような簡単な表現でなく、もう少し難しい表現を練習して覚えていくべきです。海外旅行とは言え、それほど機会はないと思います。
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