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2017年10月23日 (月曜日)

タブレット用英会話教材「SMARTree」

つぎのような記事があります。

韓国ソウル市にあるe-future, Ltd.は20日、タブレットを使用した英会話習得ツール「SMARTree」の提供地域を拡大し、日本・中国・サウジアラビア・ベトナムなどアジアおよびアフリカでも利用できるようにしたと発表した。日本ではPep(ピーイーピー), Inc.がe-futureのオフィシャルパートナーとして、日本国内で提供している。

「SMARTree」は、タブレットPCのプラットフォームを利用した、英会話のデジタル教材。韓国で長年ELT教材を開発・研究・出版してきたe-futureがその知識を凝縮させ、韓国内最大のテレコム企業と共同開発した。英語専任講師を雇用するのが難しい地域でも水準の高い英語教育が実現できることをめざしている。

「SMARTree」は、国際標準として学校教育にも取り入れられつつあるCEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠)に基づいた内容と、英語を学ぶ上で重要な方法論を組み合わせている。実践的かつ実用的ながら、これからの英語教育の目標を十分満たす学習が可能という。

コンテンツ量も豊富(432レッスン)で、週1回のレッスンなら約10年分相当。継続して学べるため、知識・能力の定着にも繋がる。

日本では、2020年には小学校3年生から英語学習が取り入れられ、5年生からは英語を教科として学ぶことになるが、そのような英語学習制度や受験制度の変化への対応力も可能で、4技能をバランスよく習得することで身に付くという。

ぜひ参考にしてください。

2017年10月22日 (日曜日)

1冊で3度楽しめる英語絵本の使い方

廣津留 真理氏が次のような学習方法を書いております。

ステップ1:音読
絵本の醍醐味は2つ、美しく迫力のあるアートとしての絵と、韻を踏んだりリズミカルな短文を用いたり突拍子もないストーリー展開が繰り広げられたりする言葉の豊かさと面白さにあります。

後者を堪能するためには、まず音読します。

今回はネイティブスピーカーが読む音声を動画にしましたのでお聞きください 。
朗読は、私が主催しているサマースクール「Summer in JAPAN 2017」の講師陣のひとり、UTオースチンでバイオメディカル・エンジニアリング(医用生体工学)を学ぶテイラーさんです。
Marcus Pfisterさんの名作『The Rainbow Fish』をお送りします。

にじいろにかがやくうろこを全身にきらめかせた、世界でいちばん美しいさかなは、ちょっぴり自信家でいつもひとりぼっち。けれど、ほかのさかなたちとキラキラのうろこを1枚ずつシェアしていくことで、だんだんと友達の輪がひろがっていく、というシェアリングの話です。

どうでしょう、楽しんでいただけましたでしょうか。

いよいよ次は、お子さまが「シャドーイング」を行います。
「シャドーイング」とは、文字を見ないで、テイラーさんの声をよく聞いて、聞いたらすぐにマネて発声することです。

さらに、「オーバーラッピング」します。「オーバーラッピング」とは、文字を見ながら、テイラーさんの声を聞きながら一緒に音読することです。
その際、文字を指差しながら読んでください。

シャドーイングとオーバーラッピングをすることで、リスニング力もスピーキング力も高まります。
ネイティブスピーカーをマネると、発音もよくなります。

やり方は『英語で一流を育てる』に詳しく動画付きで説明がありますので、ぜひご参照ください。日本にいながらリスニング力とスピーキング力がみるみる向上しますよ。...

ステップ2:感想

 絵本の感想をできるだけたくさん述べましょう。
 形式にこだわらず、ランダムで結構です。
 日本語でも英語でもOKです。

ステップ3:ディスカッション

 ここからは、年齢やお子さまの個性、言語の習熟度に応じて保護者の方の腕の見せどころです。

 実は、この『The Rainbow Fish』ですが、アメリカでは議論の的です。
 賛成派は、シェアする心、他人とわかちあう幸せをほめたたえますが、反対派は、
1)どうして自分の大切なものを他人にタダで譲らないといじめられるんだ、おかしいじゃないか。
2)キラキラしたうろこを全員1枚ずつ持ちましょう、なんて、なぜみんなが同じ格好をしないといけないの? 個性は認められないの?

 というわけです。

 はたしてどう考えるのか、お子さまに聞いてみたくありませんか?

日本語を学ぶ時はそのようなディスカッションはしておりません。また必要はありません。ディスカッション
はまた別の能力です。日常生活ではあまり必要なありません。

2017年10月21日 (土曜日)

必要なのは「いいかげん読み」 

英語上達の近道は「辞書を引かない」こと井津川倫子が言っております。

先日、会合で「カズオ・イシグロの『日の名残り』を英語で読み始めた」と話したところ、「え~、すごい!どうやったら英語で小説なんて読めるの!」と、派手に驚かれました。

   いやいや、驚いたのは私です。その場にいたのは、通訳資格保持者や留学経験者といった「英語の達人」ばかりだったからです。実力ではあきらかに劣る私が、なぜ英語で小説を読むことができるのか。違いは「辞書の使い方」にありました。

辞書は引かない!

最初に告白をすると、私はカズオ・イシグロの本を英語で読んではいますが、「100%理解」はしていません。知らない単語は飛ばし読みをして、大まかなストーリーを追っているだけです。

   それでも、イシグロ作品の醍醐味である「静謐な英語」の雰囲気はつかめますし、ストーリー展開に感動もします。もっと細部まで読み込みたくなったら、日本語の翻訳本を読み直せばいいや、と割り切っています。

   私が英語の小説や新聞、雑誌のような長文を読むことにあまり抵抗を感じないのは、「いいかげん読み」ができるからです。具体的にいうと、知らない単語を飛ばして読む「飛ばし読み」ができるからです。

   この点だけは、飛ばし読みをしても気にならない(罪の意識を感じない)いいかげんな性格のおかげだと思っています。

   意外なことに、英語が得意な「英語の達人」ほど、新聞や小説、雑誌といった「生きた英語」を読むのが苦手だったりします。

   超難関の通訳資格や英検1級を保有している人や海外の大学院を卒業するなど、難しい単語をたくさん知っている人たちです。

   彼らの話を聞いてみるといくつかの共通点に気がつきました。知らない単語が一つでもあったら必ず辞書を引きたくなる。知らない単語を放置したまま先に読み進むなんて、気持ち悪くてできない。教科書やテキストの英語を「丁寧に読み解く」ことに慣れていて、辞書を手放せない。「精読は得意だが速読はちょっと苦手」というのです。

   確かに、いちいち辞書を引きながら小説や新聞記事を読むと膨大な時間がかかりますし、手間を考えたらヤル気が起きません。私なら英語そのものがキライになりそうです。

辞書を引く、引かないの問題でありません。読んで楽しいか、楽しくないかの問題です。辞書を引く事により、新しい単語も覚える事ができます。

2017年10月20日 (金曜日)

英語を勉強しても実践で伝わらない理由

プレジデントオンラインに次のような記事があります。

英語を勉強しても実践で伝わらない理由

1対1ならOKだが相手が複数だとちんぷんかんぷん
英会話がある程度こなせるビジネスマンでも、「欧米人と1対1なら話ができるが、複数が相手だと、ついていけなくなってしまう」という悩みがよくある。

児童英語研究所社長の船津洋さんは「英国人や米国人は親和性が高くて、1対1だと相手の理解度に合わせてくれます。でも、集団になるとそうもいかず、そのギャップに日本人は戸惑うんですね」と分析する。

ネイティブの発音は、複数の単語のリエゾンなども入ってくるので、聞き取るのに苦労する。カリスマ英会話講師のニック・ウィリアムソンさんは「言葉の塊ごとの発音を、覚えておくと役立ちます」と助言する。ジーエルアカデミア代表取締役の塚本亮さんは、「ネイティブも正しい英語を話しているとは限らないので、開き直って気軽に話をしましょう」と助言する。

欧米にはパーティー文化が根づいているが、日本人は会話の輪に入っていけずに“壁の花”になりがちだ。元帝京平成大学教授の後藤秀機さんはその対策として「新聞などで、時事ネタの話題を仕込んでおくといいですね。どうしても話題がないときは、仕事の話でもかまいません」と勧める。

単語も文法もOKなのになぜメールが伝わらないのか?
海外の取引先に英文でメールを送ったところ、「全く通じていなくて、ショックを受けた」――。これも、英語力に自信を持っているビジネスマンが陥りがちな落とし穴だ。英語の文法が間違っているわけではないのだが、塚本さんいわく「日本人が書く英文は、欧米人にとって、わかりにくいケースが多いのです」とのことだ。

「日本人の英文の欠点は長すぎること。短い文章は稚拙と思い込んでいるのか、英文法をよく知っている人ほど長くなる傾向にあります。その結果、何がいいたいのか、相手に伝わりません」

塚本さんは、英文メールを作成する際の心得として、次の3つのポイントを押さえるべきだという。

「(1)メールの案件は1つに絞ること。他の案件があるときは、別のメールを送りましょう。(2)メールには一番伝えたい要点を最初に書くこと。メールの件名にも、キーワードを入れるといいでしょう。(3)文章は簡潔な表現を心がけること。文章はなるべく短く、もって回った表現は避けましょう」

英語でのプレゼン成功に導くポイントとは?
経済のグローバル化で、欧米人を相手にプレゼンテーションをする機会も増えた。しかし、「英語版の資料を入念に用意したのに、取引先の心を掴めない」と苦慮するケースが後を絶たないようだ。そうしたすれ違いが生じる要因について、船津さんは「日本語と英語の発想が全く違うからです」と明言する。

「日本人は、物事を日本語で考え、それを英語に置き換えようとします。和文は、『私は教師です』というように、主語と述語が同格のパターンが中心。そのため、たとえば『あなたの仕事は何ですか』という質問文の場合、『What's your occ upation?』といった具合に『be動詞』を使って英訳しがちです。ところが、英文は一般動詞が中心なので、『What do you do for living?』というように『do』を使うのがふつう。ネイティブにも通じる表現をするには、英語の発想に慣れるしかないでしょう」

自然科学研究機構生理学研究所教授の柿木隆介さんも「日本人は名詞主体の文章にする傾向があります。動詞を主体に考えましょう、たとえば『私はストレッチをしています』なら、『I'm doing a stretch』ではなく、『I'm stretching』でいいんです」と話す。

プレゼンの方法については、日本人は結論を最後に持っていきたがるが、塚本さんは「まず結論、次に説明、最後にダメ押しの結論という構成にしないと、欧米人は理解できません。間を空けて、ゆっくり話すのもコツです」とアドバイスする。

言語学習は真似るが基本です。作り上げると理解されない英語になる場合が多々あります。

2017年10月19日 (木曜日)

世界100以上の国と地域からのユーザー(英語学習者)アクセスを達成

Eigooo Inc.から次の報道があります。

チャット英会話を通じた英語学習体験を提供するエイゴーが
世界100以上の国と地域からのユーザー(英語学習者)アクセスを達成、更に真の[いつでもどこでも]体験を提供するためにサービス時間を24時間へ延長。
エイゴーは、直近120日間におけるユーザーの利用ロケーションが100以上の国と地域を達成いたしました。また、様々なタイムゾーンにいるユーザーに対応するため、サービス時間をいままでの日本時間8:30 ? 25:00から、24時間に延長いたしました。
これにより、日本国外で英語を勉強しているユーザーも時差に関係なく、いつでもどこでもテキストメッセージを通じたチャット英会話を体験可能になりました。

100以上の国と地域からアクセスがあるエイゴー
日本を除くアクセスの内訳では、サウジアラビアが最もアクセスの多い国となっています。ついでインド、タイが多くなっています。さらに、ベトナム、香港、フィリピンと上位にアジア系が並ぶ中、オーストラリア、アメリカ合衆国、イギリスなど英語を母国語とする国からのアクセスも多くシェアを取っています。
英語圏に留学中の学生や社会人がエイゴーをテキストメッセージングを通じた英語学習に活用されていることがわかります。

サービス時間をいままでの日本時間8:30 ? 25:00から、24時間に延長。
さまざまな国と地域からのユーザーにたいして、「いつでもどこでも」チャット英会話を提供するため、このたびエイゴーはサービス時間をいままでの日本時間8:30 ? 25:00から、24時間に延長いたしました。
これにより、世界中の英語学習者が予約無く、待ち時間なく英語講師との添削付きチャット英会話を利用可能になります。

エイゴーとは
エイゴーは、チャットを用いた学習体験を提供しており、エイゴーアプリはチャット英会話レッスンを通じて英語初心者・中級者が英語でのコミュニケーションをトレーニングできるサービスとなっています。英会話はまだ難しいけれど、対人コミュニケーションに挑戦してみたいユーザーに多くご利用いただいております。
特に単語学習や、文法学習をアプリで学習しているユーザーにとって非常によいネクストステップとなっています。
受験英語からなかなか抜け出せない、とはいえ英会話も難しいというジレンマにあるユーザーに最適なサービスです。
今後も、「使って覚える英語」を標榜し、よりいつでもどこでもチャット英会話を体験できる環境を提供できるようサービス開発を進めてまいります。

英語は音声言語が基本です。文字で書くよりは音声で学ぶ方が効果的な学習ができます。

2017年10月18日 (水曜日)

脳波を利用することで無意識に英語のリスニング能力が向上

国立研究開発法人情報通信研究機構が次のような発表をしました。

日本語にない音の違いを学習できるニューロフィードバック技術の開発に成功
RとLの音の違いを学習しようと意識しなくても、英単語のリスニング能力向上が可能
日本人の苦手な発音の聞き分けに効果的な英語教育手法の開発にもつながる可能性

NICT 脳情報通信融合研究センター 常 明らの研究グループと国立大学法人大阪大学(大阪大学、総長: 西尾 章治郎)大学院情報科学研究科は、国立大学法人北海道大学(北海道大学、総長: 名和 豊春)と共同で、無意識に英単語のリスニング能力を向上できるニューロフィードバック技術の開発に成功しました。
これまでの英単語のリスニングの学習は、聞いた音(例えば、rightもしくはlight)に対してどちらの音であるかというテストを行い、それが正解か不正解かを学習者に伝えて学習を促す場合が多く、このような学習では成果が出るのに時間がかかることが一般的でした。それに対して、本手法では、rightとlightの音を聞いている時の脳波から音の聞き分けに関連する脳活動パターンを取り出し、その大きさを円としてフィードバックし、学習者にはその円を大きくするようにイメージしてもらいました。その結果、本人は、音の聞き分けの学習をしているつもりがなくても、無意識にrightとlightの音の聞き分けが5日間程度で出来るようになりました。これが実用化されれば、効率よくリスニング能力を向上できる教育手法となることが期待されます。
本研究の一部は、大阪大学COI(センター・オブ・イノベーションプログラム)の支援を受けて行います。

背景
社会のグローバル化に伴い、グローバルなコミュニケーション力を向上させるためには、英語能力の向上が重要な課題となっています。英語のリスニングにおいて、日本人の困難の一つが日本語にない音の聞き分け(例えば、rightとlightの違い)です。これまでの英単語のリスニングの学習は、聞いた音(例えば、rightもしくはlight)に対してどちらの音であるかテストを行い、それが正解か不正解かを学習者に伝えて学習を促す場合が多いのですが、このような学習では、時間がかかるという問題がありました。

フィードバックは出力を入力に戻す事を意味します。脳のフィードバックとは意図した出力ができたかどうかの判断で、正しいとか間違いとかを判断するものでありません。学習者に機械がフィードバックを与える事ができない。LとRの音素は物理的に取り出し、定義もされていないから、LとRが正しいかどうかの判断も不可能です。

脳は自己教示学習をしていますから、基本的には他の人や機械が助ける事はできません。私もLとRの音に繊細になると言うアドバイスくらいしかできません。

2017年10月17日 (火曜日)

瀬戸康史さんの英語の発音が完璧なワケ

AERA English (アエラ・イングリッシュ) の記事です。
14日に始まるドラマ「先に生まれただけの僕」(日本テレビ系)で、高校の英語教師を演じる瀬戸康史さん。英語の発音は「いつもほめられる」という瀬戸さんが、ユニークな勉強法や実践しているトレーニング方法を、「AERA English 2017 Autumn & Winter」(朝日新聞出版)のインタビューに語った。

* * *
 瀬戸さん演じる英語教師・島津智一は、一方的に教えるのではなく、生徒参加型のアクティブラーニングを得意とし、留学経験もあるという役柄だ。

「アクティブラーニングの授業中はすべて英語で話します。難しくないと言ったらウソになりますけど、撮影は楽しかったです。『英語は顔でしゃべる』と言われるくらいなので、表情が豊かになります。そのテンションに助けられました」

 瀬戸さん演じる島津は、普段は声が小さく伏し目がちだが、授業で英語を話し始めると、生き生きと積極的になるという設定。英語の力を借りることで、その違いを自然に演じられたという。 

「英語のセリフはめっちゃ練習しました。口を慣らすために、家で何回も繰り返しました。僕の授業をきっかけに学校や先生の雰囲気が変わっていくという大事なシーンがあるので、しっかり演じさせていただきました」

 普段から撮影の合間に、英語が堪能なスタッフと遊び感覚で英語のかけ合いをしているという。よく使うフレーズをたずねると、

「What did you have for lunch today?(きょうのお昼ごはんは何を食べましたか?)」

 という答えが返ってきた。発音は完璧だ。

「発音だけは、いつもほめられるんです。母親が洋楽好きだったので、そのせいかもしれません。自宅ではマライア・キャリーやスティービー・ワンダー、エルトン・ジョンなどの曲が、ずっと流れていました」

 17歳で芸能界に入った瀬戸さんが英語に興味を持ったのは20 代前半のころ。映画を字幕なしで見たいと思ったのをきっかけに、英会話の個人レッスンに通い始めた。自宅では米ドラマ「フレンズ」のDVD を繰り返し見た。英語の字幕を出して、耳で英語を聞きながら目で追っていく。セリフが聞き取れるようになったら字幕を消し、お風呂で湯船につかりながら、ときどきセリフを反芻して、第1話を50回以上見た。

ディープラーニングは必然的にアクティブラーニングとなります。これからアクティブ・ディープラーニングが評価されると思っています。

2017年10月16日 (月曜日)

「英語が自然に身に付く子」がしている学習法

木原 竜平ラボ教育センター 教育事業局長の記事があります。

日本で生活している子が、英語を身に付けるにはどうすればいいでしょうか。

2020年度から全国の公立小学校で英語が教科化されるなど、子どもの英語教育を取り巻く環境が大きく変わろうとしています。小学生の子を持つ親御さんの中には、「国語や算数と同じように塾に行かせなきゃ」「私が苦労したから、早くから学ばせたい」「先生はやっぱりネイティブスピーカーがいいのか」と、考えている方もいるでしょう。

その背景には「学生時代にあんなに勉強したのに英語ができない」という日本人の大人が多いという現状がありそうです。中学校、高校と多くの日本人は最低でも6年間は英語を学んできました。けれども「英語は苦手」という人が多く、大人になってからも英語の習得に奮闘してはギブアップしている人が多いのも現実です。

英語を身に付ける3つの基本的な方法

さて、子どもが英語を身に付けるには、3つの形態があります。そして、英語を学習するうえで、この3つの違いを理解することは非常に重要です。

1.「母語」として身に付ける

これは生まれたときから英語に触れていて自然に身に付ける場合です。英語話者の親の元に生まれ育てられた場合は、母語が英語となります。この場合は本人が自覚することなく身に付けることができます。

2.「第2言語」として身に付ける

たとえば、日本で生まれて日本語を母語として育った子どもが、英語を話す土地に移り住み、現地の幼稚園や学校に通って身に付ける場合です。移り住んだ年齢によって差はありますが、本人は無意識的に英語を身に付けられます。

3.「外国語」として身に付ける

多くの日本人のように意図的に、意識的に英語を学ぶ場合です。学校などで学習対象として英語を学び、普段の生活環境には英語が存在しない場合です。

日本の親御さんの中には、海外赴任から帰国した家族の子どもが流暢に英語を話すのを見て、「やっぱり英語を学ぶには早いうちから始めないと」と考えがちです。が、それは早計。なぜなら、その子どもには英語環境が日常にあったからこそ、英語を身に付けることができたのです。

脳が言語を学ぶ仕組みは母語や第二言語や外国語にする3つの方法がある訳でありません。脳は一生成長しますから母語であっても第二言語であってもネイティブを真似るディープラーニングです。そのような環境が継続できるなら、いつ学習を始めても構いません。

2017年10月15日 (日曜日)

「パネル型レンタル英語教材」のサービス開始

ガジェット通信に次のような報道があります。

商品名パネル型レンタル英語教材は、英語の「正しい発音リズム」と「4種類」の音量がわかる「ジェット機式発音用カタカナ英語」を使った英語教材です。 
   
エイゴファームプラス株式会社は幼稚園や保育園向けの「パネル型レンタル英語教材」のサービスを開始いたしました。

ジェット機式発音用カタカナ英語は、英語の「音節」と「発音記号」にもとづいた精度100%のカタカナ英語です。
「発音リズムマーク」を使用することで英語の「正しい発音リズム」を表現し、4種類の文字を使いわけることで英語の4種類の音量を表現することに成功した日本で初めてのカタカナ英語です。

ジェット機式発音用カタカナ英語を見ると英語発音の原理が3秒でわかるため、アメリカ人のようなキレイな英語の発音ができるようになります!

他社の英語風のカタカナ英語は、著者の音感に頼って制作されたものがほとんどであり、発音リズムが異常に多いカタカナ英語しかありませんが、「ジェット機式発音用カタカナ英語」は、英語の「音節」と「発音記号」をもとに創作しています。

そのため、ジェット機式発音用カタカナ英語を見ることで、英語の正しい方法がカンタンにわかります。

現在の英語教材出版業界では、英語風のカタカナ英語を使うか、カタカナ英語は一切つかわず、英語と日本語の意味だけで構成されたテキストを販売しています。
しかしこれでは英会話で重要な「英語の正しい発音方法」を読者たちは知ることはできません。

日本人が英語を話せない理由は、英語の正しい発音方法がわからないからです。

しかしジェット機式発音用カタカナ英語で発音練習を続ければ、こどもから大人まで「世界で通じる英語発音」ができるようになります。

「パネル型レンタル英語教材」は、園児たちに最適な英語教材です。イラストを貼ることで園オリジナルの英語教材を作ることができ、英語を楽しく勉強することができます。

パネルはA2サイズの印刷物をラミネート加工したものです。

パネル型レンタル英語教材は、英語の正しい発音方法が学べ、日本語学習も行え、オリジナルの英語教材が作れる新しい英語教材です!

2020年に小学3年生の英語の必修化が完全実施される中、パネル型レンタル英語教材は幼稚園や保育園の園児たちにとって最適な英語教材になると考えています。

英語のの音声は「音節」や「発音記号」が規則正しく並んでおりません。連続的に変化する音のストリームです。その音のストリームを学習する方法は母語である日本語を覚えた時と同じです。それはネイティブの音を真似る、そしてフィードバックで矯正と修正をする事です。その学習方法はディープラーニングと呼ばれ、人工知能も真似ている学習方法です。

英語音には正しい音が並んでおりませんから、その正しい音を教える事ができません。調音音声学の音素は概念の音であり、実際の物理音でありません。日本ではウダ氏が30音、松澤氏が43音、音声学者の牧野武彦氏は45音、遠藤氏は51音で教えています。言語音が音のストリームであり、正しい音を取り出せないからです。

2017年10月14日 (土曜日)

僕の英語学習奮闘記 

臼井勲氏の英語学習が紹介されています。

日本人の英語力は、僕らが20代だった頃に比べてもさほど進歩したとは思えない。先日あるテレビ番組で、外国人が日本の高校生に近づき道を尋ねようとすると、逃げ出してしまったというシーンを見た。東京オリンピックを控えていて、大丈夫かなと思った。

数年前、台湾に行ったとき、台北の故宮博物館へ行こうと高校生に英語で道を尋ねると、片言の英語で懸命に教えてくれた。この一例だけで判断するのは早計ではあるが、日本の英語教育が相変わらずの文章、文法を中心とする目による教育に重点を置くのは昔と同じだ。
一部には聞くことを重視する耳からの教育にシフトしているとも聞いている。とにかく、相手の言っていることが分からなければ、会話は成り立たない。話していることの半分でも分かれば、話す力は片言でも会話は続けられる。

しかし、僕も今の若者のことをとやかく言う資格はなかった。平均的日本人の1人として、中高大学を通して10年間も学校で英語を勉強した。大学時代、前半の2年間は英文科で学んだ。少しは英語に自信があった自分が、まったく打ちのめされた体験をした。
それは、僕が家族持ちの30代中頃だったが、僕の属する教会にある日、米国から大学を出たばかりの美人の英語教師が派遣されて来た。そのリン嬢は、教会の青年会での英語によるバイブルクラスを担当してくれるという。

彼女は宣教師ではないので日本語はまったく話せない。彼女は当然のように僕にも英語で話し掛けてくる。逃げるわけにもいかず、何とかあいさつぐらいはできたが、結局「ナイス・トゥ・ミーチュー、ハウ・ドゥ・ユー・ドゥ」(はじめまして、どうぞよろしく)と言ったきり、僕の英語は止まってしまった。
彼女がいろいろと質問してくることにまったく答えられなかった。われながら、何と情けない、と不甲斐なく思った。そして、僕は一念発起した。どうにかして、彼女と対等の会話をするようになりたい! じゃあ、どうやって? もうこの歳になってか? とにかく、英語能力向上のための「ノウハウ本」を読み漁(あさ)った。
当時でもお金をかければいろいろの手段があった。「リンガフォン」など高価なレコードやテープ付きの教則本で学ぶ方法があった。家族持ちの僕ではとても無理だった。

金のかからない方法を選んだ。中でも最も良いと思ったのは、同時通訳者で三木武夫首相のブレーンでもあった国弘正雄教授の提唱する方式であった。国弘氏は、戦時中旧制中学の生徒だった。戦中派は、英語は敵性語として禁じられていた中で、彼はひそかに英語のリーダーを朗読して英語を独習していたらしい。
ある時、関西の彼の近所にあった米兵の捕虜収容所に近づき、近くにいた黒人兵に「Where are you from?」(どこの出身ですか?)と聞いてみると、「オハイオ」と答えた。「俺の英語が通じた!」という感激が、その後の国弘青年の生き方を決定付けた。

彼は生の英語や教師もない中、学校で学んだ教科書を朗読するだけで、通じる英語を身に付けていたのだ。戦後は英語の達人になっていくのだが、その時、僕が読んだ彼の本の主旨は、リーダーや文法で学ぶ学校英語で育った人でも、中学2年生の英語のリーダーを無心にひたすら音読すること、望むらくは、そのリーダーをネイティブの人(生まれつき英語を話す外国人)に自然のスピードで読んでもらったものを録音し、それを聴いて、まねながら音読することで英語が身に付くという説。これを国弘氏は「只管(しかん)朗読」と名付けている。

これは、曹洞宗の祖道元が「禅の悟りは只管打座(ただひたすら座禅すること)にあり」と語ったことから作った造語である。彼はこう説明している。普通の英語学習法は、会話のパターン(型)を暗記すること、例えば、買い物、道を尋ねるなどの会話の型である。この記憶法は、その型に実際の場面がそっくり合えば有効だが、外れる展開になると(その方が多いが)対応できなくなってしまう。言葉が出てこないのである。

僕がリン嬢と話して、急に英語が出てこなくなり、うろたえ窮してしまったのもまさにこのことであった。普通、僕らは母国語(日本語)を話していて、突然質問や会話の内容が飛び、変わっても平気でそれに対応できる。
実は、会話しているときの言葉は、潜在意識の記憶層という脳の中の大きな袋から無限に、また自然に湧き出してくる。しかし、パターンを覚えた記憶は、小さな記憶の袋に小分けで収蔵されているようなもので、急に話題が変わった場合、次の小袋を探しているうちに、相手の話はどんどん進んでいってしまい、支離滅裂になってしまうのである。

考えないで覚えようとしないで、ただ朗読するとき、人は声を出す。その音は同時に、その人の耳に入る。これが潜在意識の袋にたまっていくのである。なぜ中2のリーダーがよいのか。国弘氏の説明では、中2のリーダーには会話に必要な基本的な語彙(ごい)は十分あり、文法の基本形もほとんど入っているし、読むだけで分かる文だからという。

僕は早速この方法を実行に移した。僕には20歳下の妹がいる。ちょうど中3になり、いらなくなった中2のリーダーをもらい、国弘氏の指定のごとく朝15分、寝る前15分朗読することにした。
ちょうどその頃、教会の信徒仲間のKさんが、中学校の教諭であったが、急に海外出張を命じられ、5年間ニューヨークに派遣されることになった。正直僕は、彼がとてもうらやましかった。自分の床屋という職業が籠の中の鳥、井伏鱒二の小説『山椒魚』のように思ったりした。

けんかが嫌いで意気地のない僕だけど、変にひそかな競争心を燃やすところがある。Kさんはニューヨークに5年もいれば本場の英語をモノにして、さぞかし流ちょうになって戻って来るに違いない。そうだ、彼と競争してみようと心に決めた。

彼はニューヨークで、僕は平塚で、このハンディは巨大であった。少しでもこのハンディを埋めるには、どのようにすべきか。彼はネイティブの英語の洪水の中で暮らすのだ。僕は、少しでも多くの英語のシャワーを浴びようと思い、次のことをすることにした。

(1)テレビやラジオの英語番組をできるだけ聴く。NHKのラジオ英会話、教育テレビの英語番組、中級、上級のプログラム、これらは店を閉めてからでないと聴けない。

(2)昼間、床屋業をしながら耳を慣らす方法を考えた。関東には、関西にはない英語学習の恩典がある。米軍兵士向け放送のFEN(現在のAFN)である。たいがいは僕の趣味に合わない音楽番組がほとんどだが、1時間に5分必ず英語ニュースの時間があり、時にはスピーチやトークの番組もある。野球の放送なども耳を慣らすのによい。

録音した英語を小型レコーダーで聴く。来客があり、仕事中でもイヤホンを使い、小型ラジオやレコーダーをポケットに忍ばせて聴いていた。ある時、不審に思われたお客様が「マスターは耳が遠いの?」と聞かれた。まさか、英語を聴いていますとは言いづらく、あいまいに「ええ、まあ、少し」などと答え、自らを難聴者にした。

こんな僕の姿を小学生の息子がシビアに観察していて、学校の図画に描いてしまった。ある日、父兄のクラス参観に行ったとき、この絵が教室に掲げてあった。櫛(くし)と鋏(はさみ)を持って仕事をしている僕には、耳にイヤホンが付いていて、その線がポケットにのびている。実写的でドキッとした。

(3)そして、朝晩15分の只管朗読。

(4)実践活動として、毎日曜日夜の小田原クリスチャンセンター(リン嬢はそこから来ていた)での英語のバイブルクラスに出席し、米国宣教師や米国人青年たちとの英語での質疑応答。

(5)たまの休日には、鎌倉に出掛けて行き、外国人観光客に英語で話し掛ける「野戦」にも挑戦した。
そんなことを数カ月続けたある日、例のリン嬢と会話していると、彼女の英語に自然と応えている自分を発見した。会話内容が変更されても、意識せず思わぬ英語が瞬時に口から出てきていた。国弘方式の実験は、僕の中で成功が証明されたのである。

会話というものは、グレードが段々と上がってくるものである。日常会話からリン嬢の質問は「日本の文化について」「天皇とは何ぞや?」「仏教と神道の違いを説明して?」などなどエスカレートしていった。僕はまたもやお手上げになった。

日本語だってそうそう説明できるものではなかった。その時僕は、英語で答えるには、10倍の日本語の知識の蓄積がなければダメだと思った。答えられるのは、海面に出た氷山の一角のみ、膨大な海面下の氷塊に当たる知識が必要になる。

僕は英語を学び出して、その派生効果だろうか、語学以外にも、宗教、哲学、音楽、自然科学、政治、芸術など、あらゆる分野について貪欲に学ばねばならないことに気付いた。それで英語の他に夜11時からのNHK教育テレビの市民大学講座を聴講し出した。

知識が増すと好奇心が喚起され、いろいろな分野について芋づる式に知識のネットワークは広がっていく。英文を読む方もチャレンジした。「ニューズウィーク」や英字新聞は量が多く手に負えないので、月刊の「リーダーズ・ダイジェスト」を購読した。1カ月で1冊読み終えるのは、僕には適量だった。これにより、僕なりに読解力を養うことができた。

今でも只管朗読は続けている。「リーダーズ・ダイジェスト選書」から好きなところを毎日音読している。その時間は無心になれ、心のリラクゼーションにもなり、英語を忘れる速度を遅くさせてくれていると思う。

古いから悪い訳でありません。しかし、只管朗読は文字を英語音に変換するだけです。何の根拠もありません。

弘方式の実験は、僕の中で成功が証明されたのであると書いてありますが、英語は覚えるだけですからどんな方法でも継続すれば成功します。

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