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2017年11月19日 (日曜日)

英語4技能があっというまに身につく「シャドーイング」

廣津留 真理氏がシャドーイングについて次のように説明しています。

週1回・1日5分の「シャドーイング」成功の秘訣

成功の秘訣は2つ、
1)まちがいを気にしない「スルー力」
2)初心者は意味を考えずにまずは音だけを聞く
ことです。

 お子さまがシャドーイングの練習をする際は、日本のアニメ番組や子ども向けのYouTube、理科の授業や博物館の英語サイトやなど、年齢に合ったものを選ぶとよいでしょう。

 大人は、やはり英語ニュースがおすすめです。
 言葉を音にすることで、まったく違う世界が見えてきます。
 英語は、生きた言葉であると実感でき、英語を母国語や第二外国語として使っている人々の日常がビビッドに伝わります。

 1日5分、週に1回、シャドーイングをやってみませんか。

 詳しいやり方は、『英語で一流を育てる~小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める家庭学習法~』に動画と写真付きで詳しく解説しています。

 英語4技能をご家庭で、楽しみながら学んで実力をつけましょう。

シャドーイングは聞いた音を繰り返すだけです。英語は日本語のようにネイティブを真似る事です。シャドーイングではなく、聞いた音を真似る事です。そしてフィードバックで矯正する事です。いくらシャドーイングでも1日5分、週に1回ではほとんど効果は期待できないと思います。

2017年11月18日 (土曜日)

幼児英語教育に関して

茂木氏が次のように答えています。

kaori102さん

茂木さん、初めまして。
二歳になった息子を持つ働くママです。
三つ子の魂百まで。や、9歳までに本物を経験させる。
などなど 色々な話を聞きます。
また 今 Internationalに通ってますが 英語に関して今、幼少気に英語を教えるより 日本語できちんとした考え方を教えるほうが大事。 という意見を多く聞きます。 茂木さんにもし 今 2歳のお子さんがいたら どのような子育て、教育を脳科学の観点からしますか。
ぜひ お聞きしたいです。よろしくお願いします!!

ご回答。

まず、多言語環境は全く問題ありません。
ご両親の母語が違うカップルは当たり前にいますし、世界の地域によっては複数の言語が話されているところもあります。

ですので、幼少時に英語に触れることが日本語の思考能力をさまたげる云々は、島国日本ならではの「神話」です。

その上で、言語というものはあくまでも道具ですから、英語のための英語ではなく、それをつかって何をするかが大切です。

その意味で、インターナショナルスクールにいらっしゃることはすばらしく、なぜならば英語をつかって周囲の方々とコミュニケーションするという文脈化、身体化された環境で英語が身につくからです。

その後ですが、日本特有の試験英語(TOEIC含む)は、意味がないと思います。

これからのお子さんのことを考えれば、むしろ、英語で演劇表現をするdrama educationや、文章表現をするcreative writingのようなカリキュラムがある環境に向かう方が得で、それは日本の典型的な環境にはないですが、インターナショナルスクールや国際バカロレア準拠校ならば普通にあると思います。

すばらしい未来を、お祈りしています!

ぜひ、参考にしてください。

2017年11月16日 (木曜日)

30年続くNHKビジネス英語講座の学習法

「同時翻訳」で英字新聞の記事を書く
【三宅義和・イーオン社長】杉田敏さんはNHKラジオ「実践ビジネス英語」の講師で、ファンも大勢います。番組がスタートしたのは1987年、国鉄が民営化されてJRに名前を変えた年です。最初は「やさしいビジネス英語」というタイトルでした。私は、その2年前からイーオンに勤務していて、番組のスタートに合わせてテキストを購入し、聴き始めました。ところが、全然やさしくない(笑)。

けれども、会話のシーンを読むだけで、何となく知的レベルが上がったという感覚がありました。とても洗練された英文だったからだと思います。その理由として、杉田さんが英字新聞の記者だったということは大きいでしょうね。

【杉田敏・NHKラジオ「実践ビジネス英語」講師】青山学院大学ではESSに籍を置き、ディベートに力を入れていました。討論のために、いろいろな調査をして、英語にまとめていくというプロセスが面白いわけです。それは新聞の記事を書くのと同じなんです。

最初の職場は、大学の先輩に誘われた朝日新聞の英字版「朝日イブニングニュース」。就職が決まった4年生の時からほぼ毎日出社し、記者会見に出たりインタビューを行い、署名記事も書かせてもらっていました。4年生の夏ぐらいには正社員になって、その年の冬のボーナスももらいました。

【三宅】それだけの実力があったからでしょうね。その時代の何かエピソードはありますか。

【杉田】夕刊紙なので、昼前後が記事の締め切りになります。そうすると、閣議後の官房長官の記者会見などで重要な発表があると、時間がありませんから、談話を耳で聞きながら、それをそのままタイプライターで英文の記事にしていきました。

この話を同時通訳者の國弘正雄さんにしたら「面白いね」と感心され、その頃はまだ、同時通訳も始まったばかりだったのですが、これは、いわば「同時翻訳」だという自負がありましたね。

【三宅】それはすごい。その後、アメリカに渡られて、オハイオ州立大学ジャーナリズム学部の大学院で勉強をされています。

【杉田】私を「朝日イブニングニュース」に誘ってくれた先輩が、AP通信社に転職し、米国の大学に留学したことに強い刺激を受けました。

【三宅】しかも、修士課程を1年間で終えられた。

【杉田】普通は2年間です。最初、本場アメリカのジャーナリズムスクールに集まって来る学生というのは、みんな英語が得意で「われこそは」と自信にもあふれているはずだと考えていました。その人たちに交じってマスターを取るには3年ぐらいかなと思っていたんです。

幸いなことに私の場合、学費が免除され、月に300ドルの奨学金がもらえました。その代わり週20時間、教授に代わって調査や講義をしたり採点などの手伝いをするということになっていました。

ですから、学費の苦労はしなくてすんだのですが、すでに結婚していて長女もいました。早く卒業して、仕事を探さなければという気持ちもありました。ところが、修士論文を書けば、1年で卒業できることがわかりました。そこで、必死になって論文を仕上げたわけです。

■NHKラジオ講座の講師に抜擢された理由
【三宅】その後はオハイオの地元紙「シンシナティ・ポスト」に就職されます。おそらく、同時翻訳の成果でしょうが、杉田さんが英文タイプを打っていると、アメリカ人記者が寄って来て「おー!」と驚きながら見つめていたそうですね。

【杉田】今はタイプライターも電動だし、ほとんどの記者はパソコンですから、もうかないませんが、当時は手動のタイプライターだったので、私より速くタイプを打つ人がいなかった。きっと「日本から来た日本人が、何でこんなに打てるんだ」とビックリしたのでしょう(笑)。

私はアメリカ人の同僚と2人で、経済面3ページを担当しました。シンシナティはP&Gの城下町でしたから、よく記者会見やインタビューに出かけたものです。自分で車を運転して取材に行くわけですが、そんなとき「俺もアメリカで新聞記者になれたな」という実感が湧いてきました。

ここでの経験が、後のキャリアにつながったと思っています。大学も経済学部でしたし、取材・編集の現場で実際の企業活動を目の当たりにし、「あらゆる現象はビジネスに通じている」と感じました。

【三宅】なるほど。「実践ビジネス英語」がビジネスマンに支持されているのは当然ですね。杉田さんは、ほどなくしてPRの世界に身を投じるのですが、記者として記事を書く側から記事を書いてもらう側になるわけです。コミュニケーションの取り方も変わると思うのですが。

【杉田】実際、私がいたジャーナリズム学部の卒業生は、半分が新聞や放送などのジャーナリズムに進み、残り半分が広告やPR関係に就職していました。

一方ではジャーナリストになり、片方ではPRマンになる。特にオハイオ州立大学の場合は、ジャーナリズム学部以外から卒業に必要な単位の3分の1を取ることになっていました。これはジャーナリストになるためには広い知識が求められるからですが、とてもいい経験でした。そんなこともあって、新聞社からPR会社に行っても、それほど大きな転身という感じはなかったのです。

【三宅】帰国後も、PRの分野でご活躍されている理由がわかりました。ところで、NHKのラジオ番組の講師になられたきっかけを教えてもらえますか。

【杉田】バーソン・マーステラというPR会社のニューヨーク本社に勤務し、85年からそこのクライアントである日本ゼネラルエレクトリック(GE)に取締役副社長として移籍したわけです。そこでは、人事と広報を担当しましたが、どちらもコミュニケーションは不可欠。日々の人間関係を通してスキルを磨きました。

その間、『戦略的ビジネス英会話』という本を書きました。私の2冊目の著作なのですが、まず「ビニェット」というミニドラマ的な会話シーンがあり、それに解説と単語・熟語の説明を加えるというものです。とにかく、クライアントが消費財や航空機のメーカーや保険会社、銀行と多種多様でした。彼らと一緒に仕事をしていたときの会話や職場での会話を臨場感があふれるように書いたつもりです。

そうしたらNHKの担当者から連絡があったのです。彼は、ビジネスマン向けの英会話番組を制作したいと考えていたようです。本屋に行って、書棚を見てみたら、私の本が目にとまり、一読されて「やりませんか」と声をかけてくれました。

■リスナーが満足するユニークな番組づくり
【三宅】それが、毎回20分のテキストになった(現在は15分)。しかも、それが30年も続いているのですから、本当にすごい。長くひとつの仕事を継続する秘訣はなんでしょうか。

【杉田】2002年から04年に1年半中断しているんですが、再開の要望がたくさんあったと聞いています。またやるからには、よりいいものを作らなきゃいけない。リスナーが満足してくれるユニークな番組にしなければなりません。その姿勢がリスナーにも通じたということではないでしょうか。それに優秀なスタッフに恵まれたことも幸いでした。

【三宅】まさに、ビジネス最前線の情報が伝わってきます。しかも、オンビジネスとオフビジネスの場面があり、時代の動きとか米国の習慣まで理解できます。テキストに生かせる情報はどのようにして収集しているのですか。

【杉田】最近はアメリカのメディアをよく読んでいてUSA Today、The New York Times、The Wall Street Journalの3紙は欠かせません。今の時代に何がトレンドになっているかをつかみます。

一般の英語とまったく異なった形の「ビジネス英語」というものが存在するわけではありません。それに、この世の中にはビジネスにまったく関係のない事象はほとんどありません。教育、芸術、スポーツ、犯罪も、すべてお金がからんでいます。仕事の話(shoptalk)しかできない人は決して尊敬されません。広い意味での「ビジネス英語」は、社会の動きと密接な関係を持っています。

この番組を英語の世界への「窓」と考えて、それを開いて、ビジネスに関連したいろいろな場で起こっていることを吸収してみてください、とお願いしています。一見ビジネスとはあまり関連のなさそうなテーマも、知識として頭に入れておけばきっと役に立ちます。

【三宅】いずれにしても超長寿番組ですから、その間に何か面白いエピソードのようなものもあったと思います。杉田さんの印象に残っていることは何ですか。

【杉田】番組の初期の頃に、イギリスのある化粧品会社をモデルにストーリーを展開しました。1人のリスナーの女性が番組を通じて、その会社の考え方に非常に感銘し、その日本法人に就職したそうです。

その方から年賀状をもらったのですが、そこには「勤めてからも、ずっと番組を聴いています。職場でもう1人、先生のラジオを聴いている男性がいて、その人と職場結婚をし、子どもが生まれました。番組を聴いていなかったら、この子は生まれていません」とありました。小さなお子さんが写真に写っていましたが、その子ももう成人になってといると思います。

ビジネス英語を教えるのではなく、普通の英語をどう学ぶべきかを教えるべきです。習った英語をどう使うかは学習者が決めるべき事です。

2017年11月13日 (月曜日)

「かけ算九九」と同じように英語を簡単に覚えられる裏ワザ

Simple Englishの記事があります。

「来月、海外出張が入ってしまった、どうしたらいいんだろう…」
「海外旅行先でも英語に苦手意識があり、話しかけるのが恐い…」

など、自分の英語力の無さを痛感することはよくあることだ。

英語ができれば、仕事からプライベートまで世界が広がるだろう‥

そう思っていても、実際に学ぼうとするとお金と時間がたっぷり必要で、今から学ぶのはとても無理‥そう思っている方が大半ではないだろうか?

でも英語はなぜ「世界共通語」なのか?

それは、もともと英語が移民の国々で完成された言語で、日常会話までは「習得が簡単」だからである。

そこで今日は、元英検面接委員が20年以上かけて完成させた、英語を“かけ算”の九九のように簡単に身につけられる方法をご紹介したいと思う。
「英語の習得=難しい」は思いこみ?
これまで5,200人を直接指導してきた元英検面接委員がその理由を教えてくれた

英語は数ある言語の中でも「習得しやすい」と言われているにも関わらず、なぜ日本人は身につける前に挫折してしまうのだろうか?

この理由について、英会話スクールWENSday(東京吉祥寺)で、1984年2月から現在まで、5,200人を超える受講生を直接指導、元英検面接委員の酒井一郎先生にお話を伺った。

「皆さんの中にも、実際に英会話教室に通ったり英語教材を使って勉強をしても会話するレベルになんてならなかった、という方も多いと思います。

なぜならそれは、英語の一番中心となる「850語」がほとんど身に付いていないからです。

1932年にオグデン(C.K.Ogden)というイギリス学者がたった「850語」で日常会話の大半が成立すると発表し、その後、ピットマンという人が700語で会話の7割が成立するということを発表しました。

しかし、日本人はこの「850語」の学習ではなく、応用レベルの「3000~4000語」ばかりを学習させられているため、基礎ができず日常会話すらできないのです。
(例えば、野球でも足腰が弱いのに応用的なことをやってもダメですよね)

広がるよう広がるように教えるのではなく、絞って絞って教えることが大切です。

つまり、この根源的な「850語+α」をマスターするだけで驚くほど英語力がアップするんです。」

さらに酒井先生は、オグデンとピットマンの研究を突き詰めていき、英語を話すために十分な語は「1772語」でいいという結論に達したのだそうだ。

しかし、「1772語も覚えられるか不安だ」という方もいるだろう。

実は、暗記力に自信がない方でもこの「1772語」を簡単に覚える方法があるのだ。
衝撃…実は「かけ算九九」と同じように簡単に英語は覚えられた

多くの人が「I Love you.」や「This is my book.」という文は、ほとんど日本語と同じように頭に入っているのではないだろうか。

酒井先生によれば、英語を話すために十分な1772語を含んだ英文を、
「I Love you. 」「This is my book.」と同じように「81文」頭に入れることができれば、短期間で英語習得に近づくことができるというのだ。

この1772語で中心になっているのが、「get、give、work、for、with、on、off」などの「動詞/前置詞」である。

例えば、

My house gets a lot of sunshine. (私の家は日がよくあたる)

などだ。

81程度の英文と言われれば、算数でいう「かけ算九九」にあたるだろう。

九九と同じように英文を覚えることが出来るようになれば、日常会話に最低限支障がなくなるということになる。
この学習法が英語の常識を変える!酒井先生が考案した「Simple English」
そんな重要な「81文」をマスターするために、酒井先生自らが考案したトレーニングメソッドが「Simple English」だ。

なんと2007年1月から本日までに7万人の方が購入。

独創性が評価され、特許庁から登録商標も取得している話題の教材なのだ。

暗記することが多いのではないか?と不安になる方もいるかと思うが、
「Simple English」は熟語や単語を無理に暗記する努力は一切いらない。

なんと、1日「20分」のトレーニングをたった3ヶ月続けるだけで英語を習得できるようになるという驚きの教材だ。

その理由は、今まで脳だけで覚えようとしていたやり方でなく、脳+耳+口+目と体全体で覚えるやり方だからである。

人間を根源的に理解して作られている点が、「Simple English」が他の教材と全く異なる点だ。

英語の単なる解説書でなく、心理学、脳科学、各種成功法などの研究から作られている。

教材はテキストとCDだが、CDプレーヤーを持っていない場合でも、スマートフォン、PCで音声が聞ける音源をネット上で送るため心配ない。

英語は繰り返す事だけが大事ではありません。最も大事な事はネイティブを真似る事です。繰り返すだけでは発音も良くなりません。何よりも単調な作業で脳が最も嫌いな仕事です。真似るためには毎回フィードバックを得た矯正や修正が必要です。

繰り返しだけなら悪い癖をつける危険もあります。

2017年11月12日 (日曜日)

語彙増強、音読、多読の正しいやり方はこうだ

courrierで安河内哲也氏が「純ジャパ・中学英語で世界に翔べ!」と言っております。

英語のカリスマ講師、安河内哲也による超・実践的連載。「純ジャパ」がいますぐ始めるべき正しい学習法をわかりやすく解説します!

前回は、純ジャパのビジネスパーソンが真に使える英語を身につけるには、「使うか」「必要か」を常に自分で判断しながら能動的に学習していくべきという話をしました。

今回は学習方法をさらに明確にするために、「語彙をパッシブとアクティブに分類し、違ったアプローチで語彙増強に励もう」「量ではなく質が大切な音読の正しいやり方」「多読は2段階レベルの低い読み物を選ぶべき理由」について説明したいと思います。

What are active vocabulary & passive vocabulary?

英語には、読んで・聞いてわかればいいパッシブなボキャブラリーと、読む・聞くに加え、言える・書けるようにもしておきたいアクティブなボキャブラリーがあります。英語で前者をpassive vocabulary 、後者をactive vocabulary と言います。

パッシブ・ボキャブラリーは、文字を目で追ったときに、音声が耳に入ってきたときに理解できればOK。アクティブ・ボキャブラリーは話したり書いたりと、使うことも前提にしています。

この2つのボキャブラリーは、はっきりと区別して勉強すべきです。 でないと、大きな無駄が出てきてしまいます。ところが残念なことに、まったく区別をせずに学習している純ジャパが非常に多いのが現状です。

アクティブ・ボキャブラリーは、汎用性が高く、仕事や日常生活でよく使う単語と考えてください。ただし、アクティブ・ボキャブラリーかそうでないかは、人によってある程度変わってきます。

たとえば、キャビンアテンダントを生業にしている人であれば、飛行機関連の用語や機上のアナウンスに使う単語は間違いなくアクティブ・ボキャブラリーになります。しかし、そうでない人にとっては、パッシブ・ボキャブラリーと考えてOKです。

単語だけでなく、 フレーズに関しても、聞いて読んでわかればいいパッシブなものと、話したり書いたりもできるようになりたいアクティブなものが出てきます。ですから、単語帳や例文を使って学習する場合は、なるべく自分の仕事や趣味とシンクロしたものを選ぶことが大事になります。

スピーキングの一環として、大統領の演説などを丸ごと覚えてそらんじて言えるようにするといった学習法があります。もちろん、とっかかりとしては素晴らしい勉強法です。

でも、どうせ丸ごと覚えるなら、自分の仕事関連のスピーチやプレゼンのトピックにより近い題材を選んだほうが得策とも言えるでしょう。

自分の英語の用途に合わせて、アクティブ・ボキャブラリーを選び、重点的に学習していくクセをぜひ身につけてください。

音読するときは、まず内容の吟味を!

音読をずっと推進してきた英語教師としては、音読がブームを通り越し、すっかり定着している状況はうれしい限り。でも実は、音読の仕方がデタラメな純ジャパが少なくありません。

音読が大事なのは間違いありません。ただ正しいやり方でやらないと、効果が薄れるばかりか、逆効果になってしまうことさえあります。

音読もまず、どんな英語をどのように読むかが重要になってきます。 大人の英語学習のご多分にもれず、音読についても何をどのように進めるかを、自分である程度意識してください。

パッシブなものに関しては、自分が聞く・読むことができる必要性の高い分野を音読の教材として選んでください。たとえば、100年前の文学を読めるようになる必要がある現代人はほとんどいませんから、生活と直接関係ない古い文章は音読教材としてはオススメできません。

仕事の文書が読めるようになりたいなら、オンラインでも書籍でもいいので、あなたの仕事と関連性の高い記事を選ぶとよいでしょう。

音読は回数や時間ではない! ダイエットと同じく“数値(理解度)測定”を!!

音読をするときに10回、20回と回数、または1時間読むといった時間ばかりを気にしていませんか? これはナンセンス。

音読の目的は、声を出して読んでいる英文を、左から右に聞いて理解できるようにすることです。そのためには、1回の音読で何パーセント理解できたかを毎回記録することが大切です。

しかし、純ジャパの音読のやり方は、体重計に乗らないダイエットのようになってしまうことがしばしば。どのくらい理解できるようになったかという数値を、まったく測っていないんですね。

100%わかるようになったら、もう音読しなくても理解できるようになったという証拠。つまり、すでにゴール地点に到達しているのです。こうなったらもう音読はストップしてOKです。

リスニングにも言えることですが、(聞いたとき、または読んだときにだけ理解できればいい)パッシブの場合は、100%聞こえるようになったら、いったんゴールは達成なのです。

初心者はサイトラからスタート!

音読しても英文の意味がほとんどわからないという初心者レベルの純ジャパのみなさんは、一文を意味のかたまりごとに訳していくサイトラ(サイトトランスレーション〈sight translation〉)から始めましょう。

音読は受験にのみ有効です。中学英語の音読で世界に翔ぶのは無理な事です。それ以上に日本の恥でもあります。点数を稼ぐ方法を教えるのが塾の先生の仕事、その先生が社会に翔ぶための英語を教えるのは絶対に無理な事なのです。

2017年11月10日 (金曜日)

英語シャワーは遠回り、効率的に第二言語習得メカニズムで学ぶ英語ジム

StudyHacker ENGLISH COMPANYの責任者、田畑翔子氏は次のように言っています。

教育系のスタートアップ企業、恵学社が運営する英語のパーソナルトレーニングジム「Study Hacker ENGLISH COMPANY(以下、ENGLISH COMPANY)」。トレーニングジムと銘打つだけあり、その英語学習法は一般的な英会話スクールのそれとは一線を画す。実際、わずか3ヵ月で500点台だったTOEICのスコアが800点前後までスコアアップすることも珍しくないというのだから驚きだ。

 なぜ、受講生の英語力を短期間でそこまで伸長させられるのか? 理由ははっきりしている。第二言語習得研究(SLA)と呼ばれる言語習得の科学に基づき、受講生に必要なカリキュラムを個別具体的にデザインした上で、その効果を最大化すべく、パーソナルトレーナーを付けてマンツーマンで英語を教えてくれるからだ。

 そこで注目したいのが、第二言語習得研究(SLA)だ。近年、徐々にではあるが、教育現場に広がりつつあるというこの言語習得の科学を、いち早く恵学社にもたらした人物がいる。現在、同社の取締役を務める田畑翔子氏だ。はたして従来の英語学習法とどう違うのだろう? 田畑氏に話を聞いた。

なぜ挫折する? 従来の英語学習法の限界とは?

 書店には、「画期的な」「奇跡の」「最強の」といった刺激的なコピーと共に、英語学習の指南書が所狭しと並んでいる。なかには、客観的・科学的な根拠をひとつも示すことなく、科学的な学習法を標榜するような指南書まである。

 そのひとつに、英文法の基礎知識や英語の音を聞き取るスキルがなくとも、とにかく英語の音源をまるでシャワーを浴びるように聞き流していれば、自然と英語が上達すると主張する学習法がある。

 「おそらく、幼児が言葉を覚えていくプロセスこそ自然との発想から、外国語であっても母語と同じように習得するのが理に適っているという理屈なのでしょう」(田畑氏)

 日本で英語を学ぶ。このような環境をEFL環境(English as a Foreign Language)と呼ぶ。英会話教室の中でどれほど英語漬けになろうと、一歩外に出れば母語である日本語が取り巻く環境のことだ。一方、日本人が英語圏に語学留学するような場合、語学学校のみならず、生活を営むために日常的に英語を使わざるを得なくなる。このような英語に取り囲まれた環境をESL環境(English as a Second Language)と呼ぶ。

 「1年間海外に語学留学できれば、英語のシャワー効果が期待できるかもしれません。しかし、日本に暮らしている大人が同じような環境を作れるとは思えません。大事なのはインプットの量を増やしにくいEFL環境で、いかに効率よく英語を習得していくか、その方法を考えることです」と、田畑さんは言う。

いきなり「ネイティブ講師」は非効率

 他にも英語学習について誤解されていることは多い。「講師はネイティブがよい」との思い込みもそのひとつだ。

 しかし、日本人の英語学習者といえば、英文法の知識が曖昧で、英語の音を聞き取るスキルもおぼつかない人が大半だろう。つまり、相手が何を話しているのか、ほとんど分からない状態だということだ。

 そんな状態でいきなりネイティブ相手に会話などできるはずもない。サッカーに例えるなら、ルールもボールの扱い方も知らないのに、いきなり試合に出場するようなもの。英語力を向上させる手段としては、著しく非効率だと言わざるを得ない。初心者にまず必要なのは試合出場より基礎練習に励むことだ。

 「そもそも英語について体系的な指導を日本人相手に、日本人に合った形で提供できるネイティブがどれだけいるかという問題があります。おそらく、ほとんどいないでしょう。英語教育を知らないネイティブなら、英語教育の知識を持ち、日本語との違いに自覚的な日本人講師の方がはるかによいことは言うまでもありません」(田畑氏)

 巷間に溢れている英語学習法を全否定するつもりはない。実際、これらの学習法で英語が身に付いたという人もいるはずだ。しかし、科学的に見れば、それらはいかにも効率が悪く、遠回りにすぎる。忙しいビジネスパーソンに回り道などしている余裕はない。誰しも可能な限り最短距離で、効率よく英語を身につけたいと望んでいるに違いない。

音声言語と文字言語は別の体系です。つまり聞く、話すが音声言語です。どの言語でも音声言語が基本であり、聞く話すが先に学びます。

大人もこの順番の方が効果的な学習ができます。脳は一生成長する器官であるから学習メカニズムは一生変わりません。つまり母語の第一言語も、臨界期後の第二言語も基本的には同じなのです。

その方法はネイティブを真似るディープラーニングです。大人の芸能もスポーツも基本的な学習方法は反復学習をして、フィードバックで矯正するディープラーニングです。

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